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自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
いくつになっても、おとなはこどもだ。
それが素敵だと
思うのです。
12月12日(金)からの企画展「オトナコドモ展」
今回は参加協力してくださる中のおひとり
古道具「マルポー」笹本 邦好さんを
をご紹介いたします。
実は今回このオトナコドモ展を企画しようと思い立ったのは
国分寺店にあるミニカーがきっかけでした。
それが笹本さんから購入したミニカーだったのです。
そのミニカーを私の適当なセンスでディスプレイしたジオラマが
案外と大人の気を惹くようなのです。
写真を撮る人。手に取って持ち上げる人。皆さん様々に見入っておられるのです。
「これはどちらか作家さんのお作りになったものなのですか?」
「いえいえ、古道具屋さんで買った昔のミニカーなんですよ」
「え?へ~・・・いいですね」
といった具合です。
ただのこどものおもちゃが、いいおとなの気を惹く力を持っているのです。
はたと気づきました。
おもちゃも、私たちと同じように歳をとったのだということを。
歳を経て、サビ、くたれ、アカがつき、哀愁の漂った昔懐かしいおもちゃは
どうやら急に目の前に出されると、懐かしいより新しいと
感じられるものなのかもしれませんね。
「マルポーさん、おもちゃを集めてください。おとなのおもちゃを」
「えっ!?」
「いえいえ、ひわいなヤツじゃなくて。
私たちがこどもだったころの、おとなも喜ぶおもちゃたち」
「イイネ!イイ(笑)!いいっすね!ぅわかりました!やりましょお!!」
マルポーさんの審美眼は個性的で、ほとんどの人の目には止まらない美に
スポットを当て、それを独特の切り口で掘り出してくる
アンテナをお持ちの方です。
たいへん信頼のおける発掘アーティストとでも言いましょうか。
そのマルポーさんの選んだミニカーを私が選んだ。
だからそのおもちゃを欲しいと思う人がいても不思議はないのでしょう。
それにしてもマルポー。http://marupo.biz/
マルポー マルポー マルマルポー
意味もなく口ずさみたくなる小気味良さ。
フランスの探偵のようなお洒落な響きでもあるし、
たばこのマルボロっぽい渋さもある。
でもどこか抜けていてかわいらしい。
名前にも、そのセンスが光っているように思えます。
本当は笹本邦好の「邦」を連邦のポウと読ませ、それをマルで囲っただけなのに
なんという意味深げなネーミングに感じることでしょう。
先日、最終打合せにマルポーさんを訪ねると、
そこには人形をはじめ、マルポーさんのセンスで集められた
おもちゃと言えば・・・おもちゃと言えなくないものまで含め
ところ狭しと、おとなのトイ・ストーリーが展開されていました。
ガヤガヤとひしめき合うにぎやかな声が耳に届くよう。
そんな不思議なピンク色のマジックアワー。
こども靴を手に取る古道具の魔法使い、笹本さんのお姿。
これぞおとなのおもちゃ箱。
オトナコドモが、世界を優しくするヒントを持っているのです。
もし運よくご本人在廊の際には、
何かわからないものなどはお話しを聞いてみてくださいね。
では、これでオトナコドモ展ご参加の
お三方のご紹介はおしまいです。
明後日12日金曜日から開幕。
こどものこころをさがしに来ませんか?
12・12(金)~12・16(火)
場所 ねじまき雲(陽)
参加協力
古道具 マルポー
銅版造形 赤楽
陶磁器 上泉秀人
*12月17日(水)
搬出のため青梅店営業はございません。
何卒宜しくお願いいたします。
場所 ねじまき雲(陽)
参加協力
古道具 マルポー
銅版造形 赤楽
陶磁器 上泉秀人
*12月17日(水)
搬出のため青梅店営業はございません。
何卒宜しくお願いいたします。
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