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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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金井一郎 個展 「10月の海 ー灯火の浜辺ー」

10/19(金)~30日(火)通常時間通り営業

*会期中の10月24日(水)は国分寺店営業となり、青梅はお休みです。
10月31日(水)は搬出休業となります。


金井一郎さんのランプ作品展がはじまっております。

お蔭さまで大変沢山の方にお越しいただいておりますが
無くなった分補充されるので続々違う作品が登場しております。




海モノ以外にも、金井ファンにはお馴染みの
植物ランプもございますよ。
ヘッドを付け替えられるので
ヘッドパーツを揃えれば、一台で楽しさ無限大。




気まぐれで登場するくるぶしクッキーも
ランプ展期間は販売しております。
珈琲と抜群に合いますよ。




普段とは違うほうじ茶を使った、
焙じ感強めのほうじ茶ラテ。
画像は穀物パフがのっておりますが
今は南瓜の種がのっております。
その方が南瓜フレークと色味の相性が良かったので
変更いたしました。




チョコの海に浮かぶ美しい巻貝をイメージした
チョコムースプリン。

ホイップに生ピスタチオとドライフランボワーズがのっております。





平日ですと比較的空いておりますので
金井さんと作品のことをお話ししながら
ゆったり作品で遊んだり、じっくり選ぶこともできますよ。

ちなみに金井さんのランプは高そうと思っている方がいらっしゃるようなのですが
金井さんは、出来る限り色んな皆さんに手にして遊んでほしいということで


「僕はさぁ、材料代だけなんとか出ればいいんだからさぁ(笑)
作るのぜんぜん苦じゃないしねっ
でもギャラリー泣かせだよね~、ハァ~可笑し、笑っちゃうヨしかし」


と仏のようなことをおっしゃって
いつも穏やかに笑っておわします。

作家ものですのに一万円を超えるものは稀。大作に限っておりますので
多くの作品は5,6~7000円で
替えのヘッド部分も1000円~くらいで手に入ってしまうのです。

まさに仏。

今週はいつもお休みの水曜日も国分寺店営業となります。
青梅の営業はありませんのでご注意くださいね。
















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季節外れの海の、どこか寂し気な雰囲気が好きだ。
宇宙の深淵から流れ着いたような成れの果てが
忘れられた波打ち際に辿りつく。





まるで小さな惑星のようなそれらが
珈琲店の闇に光を灯す。





金井一郎さんのランプ展が始まります。



金井一郎 個展 「10月の海 ー灯火の浜辺ー」

10/19(金)~30日(火)通常時間通り営業

*会期中の10月24日(水)は国分寺店営業となり、青梅はお休みです。
*10月16日(火)17(水)は準備休業
10月31日(水)は搬出休業となります。



ご購入は現金のみとなります。
購入作品はその場でお持ち帰りいただけます。

会期中は特別ベニューにて営業となりますので
通常メニューはございません。ご了承ください。






 

「あぁ、、、今日もヒマだな」

見飽きたくらいの店内に反射する窓の光を目で追う。
何かが少し閃いたような気がして
ノートを開き万年筆を手に取る。

珈琲店。それは「待ち」の仕事。

繁盛店や宣伝を上手く駆使するお店なら
目まぐるしく日々は過ぎるのかもしれない。

でも、ある種のコンセプトを持ち、あるいは古臭い信念だったり
不器用だったりする店主のいるお店は、大概ヒマだ。

その時間にも頭や手は動いていたりするのだから
ただヒマと言っては語弊がある。

そして、気づく人は少ないがそういう隙間というものをお客さんに提供している。

そう、「ヒマ」を作っているのだ。

ノートを閉じて手帳の予定蘭に、ヒマダと書いてマルで囲う。


 
微かに潮風香る見慣れた街の、見慣れないドアの前に私は立っていた。
この数ブロック離れた同じ町内に、
昔からお世話になっている姐御肌、大西麻子氏主宰、料理のお店
「昵懇」http://jiccon.com/index.htmlがある。

海開きにはまだ遠く、海の似合わない男No1の自信がある私が
海のあるこの街に行く理由は、ビーチコーミングと出張珈琲くらいなものだ。
でも今回の目的は、ここ。

「ツバメに注意!」という黒板が目をひく。
鳥を愛する人に悪い人はいない。というのが私の持論。

葉山の曲がりくねったバス通りは狭くてもメインストリート。
いつも高級車やサーファーやローディーたちで賑やかだ。

オープンカーに乗ったカップルの男がピンクのセーターを肩に背負って
女はドでかいサングラスをかけて髪をなびかせるという
嘘みないにバブリーな光景に出くわした時は失礼ながら笑ってしまった。

そのメインストリートにしっかり面しているのに
まるで気配を消しているかのようにソレは確固たる沈黙をもって
佇んでいた。
見える人にははっきりと主張して浮き建って見える建物を見つけた時
胸が少し熱くなった。





「HIMADA COFFEE」

と窓に書いてある。

そう、ヒマな店をやっているのに結構ヒマな時間はない私がやって来たのは
こちらのヒマダさんの珈琲を飲むため。

ある日、慎重すぎるくらい丁寧な言葉遣いで年齢不詳の低く味わい深い声の男性が
電話をかけてきたのだ。

「あのぉ~、お忙しいところ申し訳ございません。
じつは珈琲のことでご相談がありまして・・・」

それがヒマダコーヒー、Sさんだった。

ヒマダさんとウチは定休日が丸被り。
なのに有難いことに、三顧の礼よろしく当店に足を運んでくださった。
彼がウチの珈琲豆を気に入って下さったのが幸いし
メキシコ・マヤビニックの深煎りを卸させていただくことになったのだ。

そして不義理な私はなかなか足が運べず仕舞いで
随分経った2018年4月某日、ようやく彼のお店を訪ねることが叶ったのである。
遅れてごめんなさい。

彼のお店のスタンスは当店のそれとよく似ている。
いくつかのルールがある。
しかしそのお願いごとは穏やかな時間のための決まり事だ。

ストリートに面した窓は開いているにも関わらず
不思議と外界と隔てらたように喧噪は侵入してこない。

そして訪れる1人客のほとんどは
静かに目の前の皿やカップに集中しつつ思い思いの時間を味わい
時おり常連客と交わされるSさんとの会話の端々に笑い声が漏れる。
決して沈黙のみを要求する店ではないのだ。

Sさんは芯はあれども物腰柔らかく、
どこか昭和初期の書生さんといった雰囲気の若者だ。

店内はアンティークなものたちが
Sさんの美意識で散りばめられ、そこにあるべき距離感を保って息づいている。

頼んだアイス珈琲はしっかりと濃厚でまろやかで
甘みの引き出された苦味。

ホットも、まろやかで優しく丁寧にネルドリップされた様子がわかる。
私なんぞの淹れる珈琲よりよっぽど美味しいのではと焦ってしまった。
それこそ焙煎士冥利に尽きるというもの。
このように扱っていただけるなんて有難いことです。




珈琲のお供に注文したチーズケーキ。
こちらも一筋縄ではいかぬ独特の美味しさ。
胡椒がきいていて、凝縮したチーズ感と甘すぎない味わいは
珈琲はもちろんラム酒やワインとも合いそうだ。


ヒマダさんでは軽食もご用意があるので店名にはコーヒーとついてはいるが
日本で言うところのカフェ寄りなのかもしれない。
しかしお店に漂う気配や気概は珈琲店と言っても差し支えないだろう。

そしてSさんは可能な限りソースやパスタも仕込み時間を惜しまず
手作りなさっている。

喫茶店には定番のナポリタンもある。
ソースが絡むよう成形された
歯ごたえのある自家製手打ち太麺には自家製ケチャップ。
ケチャップというより奥深いトマトソースに近い。
薫香ふくよかなベーコンも、これまた自家製。。。
ナポリタンとひとくくりにするのが申し訳なくなるような
上品かつオンリーワンな、ここに来たなら是非とも試していただきたい一皿だ。

カレーもカレーで言いたいことは山ほどあるのだが
長くなるのでこれくらいにしておこう。

食べるのに夢中で写真を撮るのもそこそこだったので
画像少な目で申し訳ない。
*きちんとヒマダさんに了解を得て撮らせていただきました。


いい時間を過ごせた。
ご馳走様でした。

ここにはこの先ずっと大切にしたい聖域のようなヒマがある。

ヒマを見つけて、ヒマを作って、ヒマダコーヒーで
その隙間を満喫する。

いつも時間が無くて忙しいことを自慢しているうちは
カッコイイ大人とは言えない。
忙しいは心を亡くすと書くからね。

ヒマを有効に過ごせる大人は、リフレッシュ上手。
心にも身体にも余裕ができる。
そうありたいものだ。

心を亡くしそうになったら、底抜けに心の籠った珈琲や一皿を堪能し
ぼんやりしたり、日々を見つめ直したり
姿勢を正したりするために、海のある街へ
ヒマを探しに出かけてみてはいかがでしょう?


*行きたい方へのお願い。
ヒマダコーヒーさんは当店のルールを守れるような
紳士淑女の皆さまにおススメです。
くれぐれもお店に流れる良い空気を壊さないようにご注意くださいね。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「HIMADA COFFEE」https://himadacoffee.blogspot.com/

三浦郡葉山町堀内975

TEL:046-874-7211

営業時間:11時~18時

定休日:水・木曜日

情報が古くなっている場合がございますので
公式情報をご確認のうえお訪ねください。

AO

 

 


まっしろな暖簾布が気持ちよさそうに風に揺らいでいた。




 
もう去年の初夏のことだったろうか。
そこそこ汗をかいた記憶がある。

私は埼玉県飯能に至る山道を走っていた。
国分寺から青梅を中継して自転車で行くと、まあまあ距離がある。

東飯能、ひと気のない山間の町の外れに
その建物は遠くからでもポツリと青い絵具を落としたように
控えめな存在感を漂わせていた。



 
素敵な人間ドラマが展開する映画のセットみたいだ。




「そば舎 あお」

中からは仕込みにセッセと立ち動く人の気配がする。
随分開店前に着いたのだけど、次々車に乗った客がやって来る。

正直旅をしてまで行くほどの蕎麦狂いではないのだが、
それでもここへ来たかったのにはわけがある。

この「あお」の店主さんの女性には、
以前彼女が古道具屋で店長をしていた時代
ねじまき雲両店の什器などで世話になっていて、
青梅のお店にもよくお越しいただいていた。

さらには雪で壊れたねじまき雲青梅店の屋根修理をトタン屋に頼んだら
偶然そのトタン屋に、古道具屋を辞めた直後の彼女が働いており
修繕くださったという、ご縁深き恩人である。

2016年開業なさっているので、足を運ぶのに一年以上が経ってしまった。
ここ数年はお世話になった方々の開店祝いにもなかなか駆けつけられず
非常に不義理をしてしまっている。皆さんごめんなさい。


 
とてもシンプルなおしながき。





私が訪ねた2017年当時は蕎麦が売り切れたら、蕎麦はお終いだが、
カフェ営業もなさっていた。

お祝いにと遅ればせながらオリジナルでお作りしたパッケージデザインの
珈琲豆をプレゼントしたら飾ってくださった。
ありがとう。




付け合わせの品々も心づくしでとても旨い。
自転車なので、酒が呑めないのがなんとも悔しい。

店主Sさんは、さっぱりとした性格。
気はかなり利くけど、必要以上に神経質にはしない。
細やかさと同時に相手を畏まらせたり不安にさせないザックリ感も
持ち合わせている。
会話も、投げた球はすぐにど真ん中ストレートで打ち返してくれるのだ。

このお店の空気感にはSさんのそれがとても良く滲み出ているように
思う。隅々に気持ちが良い風が吹き抜けるような風通しの良さだ。
建物も厨房も、システムも飲食も、心地が良い。




辛味大根のお蕎麦。



 
蕎麦狂いではない私も狂えるくらい旨い蕎麦。
鼻腔から抜ける爽やかなあおい蕎麦の香り。
滑らかに歯ごたえのよいそばはSさんそのもの。

辛味大根を頼んだのだが、今まで食べていた辛味大根はなんだったんだと
思うほど、辛味だけではなく芳醇な甘みを感じる。
それが蕎麦を殺さないのだ。





おかわりしてしまいました。

透き通り風はらむ薄あおく光るそばを
しつこくない甘みとコク深いが濃くはなく厚みのある
そばつゆにチョッとつけていただく。

珈琲も、こんな汁でありたいものだ。


いい時間を得ました。



 
彼女のセンスが光る店内。



写真はお願いして撮らせていただいた。
一言あると互いの気持ちも通るものです。


 
ご馳走様でした。

私が一番好きな色、青。

いい名のお店だ。

そばにあれば、もっと蕎麦を食べにいけるのだが、
そばにないからこそ、苦労してでも食べに行きたくなる
そんなそばらしいお店。いや素晴らしいお店。

それが

あお

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「そば舎 あお」

〒375-0015
埼玉県飯能市小久保275-4

042-978-9759


午前11時~そばがなくなり次第終了。

定休日 火・水


*変更があるかもしれませんので、
詳細は充分ご確認のうえ足をお運びください。





サマータイム営業も終わり、いよいよ秋ですね。
青梅の山はキノコ盛り。











まぁ、ほとんど毒キノコなんですけどね。
あ、最後のはキノコではありません。

夏の塩キャラメルのしろあん羊羹は、サマータイムとともに姿を消し
秋の定番、栗のクルミのしろあん羊羹へシフトいたしております。

夕暮れからは虫の音が涼やかですね。

虫の音を聴きながら、
温かな珈琲としろあん羊羹なんて、いかがでしょう?


どなたさまも寝冷えにはご注意を。









 

一台一台ハンドメイドで生みだされる
Neji COFFEE ROASTER 1000g対応手回し焙煎機。
当店にて販売、オーダー受けつけ中です。

現在店内展示中ですので実機を触ることも出来ますよ。

さて、こちらを用い焙煎しました
エチオピアモカ深煎りのネルドリップデミタスコーヒー。

本日9月18日(火)
サマータイム期間最終日15:30~23:00 LO22:00まで
サマータイムメニューとして
ねじまき雲(陽)にて味わうことができます。

この機会に是非。


金曜日からは長かったサマータイムも終了し
通常営業となります。

私がもっとも苦手とする季節、夏。
一年の半分近く暑いだなんて。
今年の夏は酷く長かった・・・
寒ければ着こめばなんとかなるけど、
暑いと人間死んでしまいますからね。

毎年こんな異常気象が通例化したら、異常も異常じゃなくなるのかしら?

どうせなら秋を長くしてほしいものです。

もうしばらくは、熱中症に油断せずご注意を。




 

サマータイム期間中は
平日営業時間帯を

15:30~23:00 LO22:00に変更しております。

土日祝の営業時間は通常通りとなっております。


暑いですね~。
バイクは相変わらず直しておりませんが
明日15日水曜日は青梅夜営業を通常通りいたします。

さて、サマータイム期間の第二弾のお知らせです。

17日金曜日からサマータイム第二弾といたしまして

オリジナル水出し珈琲ゼリーを開始いたします。
(現在は終了しております)

全部乗せバージョンの大納言入りグリッシーニは
ホイップをすくったり、そのまま食べたりと
珈琲の相性もとても良い焼き菓子です。

第一弾のチーズケーキは、器の関係上終了となります。

ラム酒を使ったカクテルも例年どおり始まります。




そして、現在店内展示中のこちら、Neji COFFEE ROASTER 1000g対応
を用いて煎りあげましたるエチオピアモカ深煎りの
ネルドリップも開始いたします。

極厚鉄板高火力ネジ手回しロースターによる
ネルドリップならではの深いお味をご堪能ください。




実際に煎った豆を使っての珈琲をお飲みになりつつ
こちらの焙煎機はお手に取って回すこともできます。

販売に関しましてご質問なども受けつけておりますので
お尋ねください。



=仕様=
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3.2mmの鉄鋼板(軟鉄製)から出来上がった一重構造のドラム。
鉄のドラムは、市販されている手回し焙煎機に多いステンレス構造に比べて
数値からみても熱伝導率が高くドラム内にムラのない熱を伝えることが出来ます。

*鉄(0.79W/m℃)ステンレス(SUS304/クロムステンレス0.16W/m℃)
 W/m℃・・・熱伝導率を計る単位
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

●専用漏斗・専用テストスプーン・専用コンロ付き

●ねじまき雲監修案内書付き(焙煎機説明書、焙煎指南書)






7月16日(月)海の日より


サマータイム期間として
平日営業時間帯を

15:30~23:00 LO22:00に変更。

土日祝の営業時間は通常通りといたします。

海の日は祝日ですので、通常時間にて営業となります。

昨年はサマータイム第二弾より時間変更をいたしておりましたが
今年は異常なほどの暑さですので繰り上げました。


第一弾として、一部の方にはお待ちかねの

・レアチーズケーキの復活

・霜柱(少量のみしか仕込めぬためメニューにはございません。
    ご注文はお声かけください)

・水出し珈琲

が登場いたします。

じつは水出し珈琲に関しましても
もう前倒しで解禁しております。


8月に第二弾の変更がございます。

サマータイムは変則的営業となりますので
お気を付けください。
何卒よろしくお願いいたします。







ひさびさにお菓子づくりのプロにカップケーキを作って頂きました。
今回はポピーシードのプチプチした食感が楽しい
爽やかレモンの風味が優しいレモンカップケーキもございます。
夏向きです。




定番の杏仁カップケーキもございます。

お持ち帰りも出来ますが、
夏ですので、店内飲食の場合
ねじまき流のご提案として
冷やしてお出ししております。

暑いとどうしても粉物を敬遠しがちですが
冷やしカップケーキですと、ひんやりとしてしっとり。
粉物らしい適度なほろっと感もございますので
アイスでもホットでも、珈琲のお供におすすめです。

いずれも昨日からのご提供となっております。
数量少なめですのでご了承ください。




開店当初の定番メニュー。オリジナルレアチーズケーキ。
こちらも冷えておりますし滑らかなのど越しでございますよ。

珈琲を飲まずこちらだけを食べにいらっしゃる方が
多数いらっしゃったためと
(故に現在はワンドリンク制となっておりますため
ケーキのみのご注文は受けておりません)
原材料の高騰、希少化によって
常時作るのは辞めてしまいましたが

サマータイム期間は
私どもで作っておりますのでお試しください。

あくまで珈琲のお供として作っておりますので
珈琲にも合うかと思いますよ。


世間さまの夏の鉄板定番品に飽きましたら
粉物や珈琲で息抜きに、
飲食界のイレギュラー店の定番品を味わいに
いらしてみてくださいまし。







青梅で行われる「のこいちば」出店のため

7月6(金)・7(土)・8(日)・9(月)

ねじまき雲実店舗はお休みとさせて頂きます。

お間違いないよう。



さて前回ブログにてご紹介させていただきました
「のこいちば」

昨日は武蔵野寄りの飲食参加者を偵察してまいりました。

小平の和カフェ「いずん堂」さんhttp://izundou.com/
当店の卸し先様でもあります。
ちょうどお腹が減っていたのでランチのパスタを食べました。

画像の、目の覚めるような赤いトマトパスタ。
このトマトを使ったお料理をイベントでは出すようですよ。
彼らは普段から国分寺の清水農園さんの地野菜をお使いなのですが
旬のトマトは炒めても煮ても自然な甘みと梅のような上品な酸味が
損なわれず鼻から抜けるフレッシュな香りは桃のよう。

このイベントのために青梅の野菜も探す旅に出たようですので
国分寺野菜とどんな青梅の食材がコラボするのか楽しみですね。




お伺いしたとき真っ先に目に飛び込んできた鮮やかな梅。
まるで赤ちゃんのほっぺたのように張りのある優しい桃色。
スモモにみえてしまう赤さです。

この果物みたいに芳香を放つ珍しい品種の梅もお取り寄せを追熟中でした。
さて、どんな風に化けるのかこちらも楽しみですね。

いつもながら落ち着くお店。
イベントで彼らの優しい味とチャーミングな人柄に触れたなら
適度に自然に囲まれた鷹の台にある路地裏のオアシス
「いずん堂」さんに足を運んでみてくださいね。




当店お隣りの「加藤けんぴ店」さんhttp://www.kato-kenpi.com/

彼らも同じイベント参加です。

なんと、のこいちばで今季の芋けんぴ販売は一旦終了だそう。
再開は秋くらいからですので、
気になっていてまだお召し上がりでない方、大ファンの方は
この期を逃せませんね。
季節の甘夏&レモンや珈琲にも抜群の相性のスモークけんぴなど
変わりだねも安定の旨さです。




なにかと芋けんぴばかりフィーチャーされがちですが
加藤さんのおにぎりは、具や米の素材選びから炊き方、握りにいたるまで
細やかかつ丁寧。

おにぎりというシンプルで馴染み深いジャンルながら
その素朴さを壊さず最大限に持ち味を活かし
新鮮味と懐かしい安心感と滋味深い感動をも与えてくれます。

ふとまた食べたくなる中毒性も持ち合わせていますので
その個性の有り様は作り手の加藤さんそのものです。

当日は画像の玄米とうもろこしごはんも出るようです。
玄米なのにもっちもち。玄米感が変わりますのでオススメですよ。

彼はパッケージやそこに何をセットするかに至るまで
最良のマリアージュを計算し妥協のない作戦を練るのですが

今回はとてもいいセットが出来たとはにかみつつ自信を滲ませておりました。
彼のそういう前向きな姿勢が人の心を掴んでいくのです。
見習わないといけませんね~。

大人気店ですが、このイベントでしばらく休暇を取るようですので
上半期、加藤さんを味わう最後のチャンスでもあります。
お食べ逃しなく。




そうそう飲食といえば忘れてはいけません。
会場の「noco」さんhttp://noco.wpblog.jp/

こちらも当店の卸し先様ですが、
普段からベーカリーカフェとして
青梅奥多摩にはなくてはならないマストな存在として
地元はもちろん遠方からわざわざお越しになる方々にも愛されております。

食べやすさを心掛けた天然酵母パンは毎日でも食べたくなる
逸品揃い。加藤さんやいずん堂さんと共通する優しい味わいがあります。

やっぱりこういう人柄が出て個性を感じる物作りや審美眼をもって選ばれた
ものを提供できる人たちは尊敬します。
何より面白いのです。

物販参加で当店がお店作りで長年お世話になっている
「マルポー」さんhttps://ja-jp.facebook.com/furudougu.marupo/
しかり

もともと会場のノコさんはバネ工場だったのですが
そこをノコさんの出来る前に木工アトリエとして借りていた、
やはり一癖ありつつシンプルで使いやい道具を生みだし続ける
「椿堂」さんhttp://www.tsubakidou.com/
しかり

青梅に移住されたニューフェース
「kannotextile」さんhttp://www.kannotextile.com/
しかり。

カンノさんはお若いながら、諸国を旅し豊富な布の知識を兼ね備え、
そして一日12時間もミシン仕事に向かわれているという
モノ作りの情熱、比類なきセンスをお持ちです。

もともとは私がテキトーに思いつきで
のこいちばを仮名でノコ・デ・バザールと名づけていたのですが
このイベントの肝心要の異国情緒あふれるバザール感を
見事に演出し統一感を持たせてくれたのが
カンノさんです。


そんな中で流れるノコさんお知り合いのミュージシャンの音楽。
なんと異国的に投げ銭ライブが二日間に渡ってございます。

7日(土)は「fla-fula」さんhttp://fla-fula.crayonsite.com/
HP内動画で視聴可能です。か、かっこいい・・・

8日(日)は「カラトユカリ×平方茜」さんhttp://www.karatoyukari.com/
youtubehttps://www.youtube.com/watch?v=OO_sO0FZomA
でちょこっと聴けますよ。癒される~~

こんな素敵な曲に満たされたならきっと、
外は雨でもノコは晴れ。


個と個が溶け合ってひとつの統合された空間に。
どこかにありそうでどこにもないような世界がそこに溢れだす。

訪れる人たちの気持ちとお腹と感性が満たされるような
持続する幸せがそこにはありますように。
星に願いを。。。

*イベント詳細は前ページのブログ画像および各出店者公式情報を。
お越しになりかたは「noco」さんのアクセスをご覧ください。







イベント参加のお知らせです。
卸し先様であります青梅のパンカフェ
nocoさんhttp://noco.wpblog.jp/にて行われます、
個性輝く星々集う七夕の祭典


「のこいちば」


に出店させて頂く事になりました。

それに伴いまして

7月2(月)・6(金)・7(土)・8(日)・9(月)

ねじまき雲実店舗はお休みとさせて頂きます。

おいしいもの、たのしいもの、やさしいものに囲まれた
はちゃめちゃで一体感のある個人店たちの創意工夫を
楽しみにいらいしてくださいませ。






詳しくは各出店者の公式情報をご確認のうえ
お気をつけてお越し下さいませ。

*駐車場はございますが少ないので
できるだけ公共交通機関のご利用をオススメいたします。








お客さんに、秩父に畑を持ってらっしゃるKサキさんという方がいます。
無農薬栽培(ほったらかし)の梅の木が今年は大豊作だったようです。

あまりに沢山採れたそうでして
急遽、当店にて本日から無くなるまで(15kgもあるのだとか!!)

青梅のお裾分け会を開催いたします。
あ、青梅(オウメ)ではないですよ。国分寺店で行いますからね。
アオウメ。
欲しい方は何らかの袋を持参くださいまし。
お好きなだけどうぞ。

もちろん無料です。タダは申し訳ないと言う方は
Kサキさんに100円でも、交換品でもいいので
置いていって頂いても大丈夫です。

少し小ぶりで梅干しを漬けるにいいかもしれませんね。

私は前回頂いた梅は梅酒に漬けましたよ。
梅干しも、シロップも作り中です。





丁寧に一粒一粒手摘みしているのですが
なにぶん売り物ではないので、以下のように
少し見た目は悪いですし、傷や痛みがあるものもございます。
ご了承くださいね。


 


今日明日の営業日、開催です。

梅の香り漂うねじまき雲なんて、ちょっといいでしょ?

ではでは、どなたさまも熱中症にはお気をつけながら
ふるってお越し下さいまし。



*6月27日(水)青梅店は休業となります。




6月は不定休にちかいほどお休み多めとなる予定です。


直近では6月8日(金)が新規卸打ち合わせのため臨時休業となります。

●6月13日(水)青梅営業はございません。


なお、お店のメニューシステム及び価格の大幅改定を予定しており
通常営業の席数も減らす予定でございます。
正直、いままで通りが良いのですが、
ここ数か月で加速度的に
公式情報や張り紙、ルール、メニューすら読まれない事態が
多発して参りました。

このブログ、HP当店公式情報をご覧の方はまったく問題なく
いままで通りご利用くださっているお客様方にまで
肩身の狭い思いをさせてしまうシステム変更となってしまう部分があり、
心苦しく思います。申し訳ございません。

このままいきますと、電子機器の非常時以外の閲覧禁止や撮影禁止
すべてが予約制になる可能性もございます。
すぐにそうはしませんけどね。
ごく一部の方々のためにそうせざるを得ない状況は
あまり好ましくありませんが、これも時代の流れでしょうね。。。

イベント情報やお休みや営業時間変更以外の
季節メニューの画像つき紹介などは
少なめにしていくつもりです。ご了承のほどお願いいたします。






 

ゴールデンウイークも昨日から後半に突入です。

各地でイベントなどあるようですが、
当店はゴールデンウイーク中は休まず通し通常営業しております。

インスタグラムでは先行お知らせしておりましたが
レアチーズケーキをGW限定復活させております。
その日分は無くなり次第終了となりますのでご了承ください。
















 



現在決まっている休業は

4月20日(金)
4月21日(土)
4月25日(水)


5月7日(月)


となっております。ご注意ください。



GW営業についてでございますが、

5月2日(水)は通常青梅営業ですが、
2日3日は青梅大祭のため、営業が困難となります。

それゆえ、

2日(水)は国分寺営業とし、
3日(木)も通常お休みのところ特別に国分寺にて営業といたします。

GW休まず営業となりますが、仕入先はお休みのため
豆が切れ次第、出せないメニューも出て参ります。
ご了承ください。



ちなみに長らく続きましたネルドリップ特別営業形態でございますが
エスプレッソマシンがどうやら復活につき
明日で終了。

通常形態の営業に移行となります。
大変長らくお待たせいたしました。

が、案外ネルドリップのみ営業も珈琲店の佇まいとしましては
非常に精神衛生上良いものでしたので、またやるかもしれません。

さて、画像の雑誌はいろいろあってご紹介が遅れてしまった
当店をご掲載いただいたご本の数々でございます。
インスタグラムでは詳しい内容を記しました。

このような気難しいお店を気にかけてくださり
ライター皆さまには感謝、有難い限りです。

皆様も書店などでご購入くださいますと幸いです。

宜しくお願いいたします。






先月火を噴き撃沈した当店のエスプレッソマシン続報です。

流石に今回はもうエスプレッソ担当引退かと思ったのですが
なんと直しました。
変圧器や基盤を疑ったのですがどうやら最悪の事態は
避けられたようです。

スパークや火はどうやら断線部のコードの中に入っていた紙
によるものでした。
理系のお客さまからお教え頂いたところによると
構造的に紙が噛ませてあるものがあるそうなのです。
ビックリです。




各部メンテナンスをして
摩耗箇所のパッキンや部品なども交換しました。

一度替えているのですが、
オーバーワークですぐスチーマーの軸もパッキンも摩耗します。
上が古いもの、下が取り寄せた新しいものですが
流石イタリア製精度、軸のハンドル穴が小さくて金属棒が通りません。
仕方がないので自作加工したりで取りつけました。


店前の張り紙はしばらく魔除けのため
至極恐ろしい頑固親父仕様のままにいたしますが、

明日14日(土)より
エスプレッソマシンの一部メニューをならし運転として復活。
二杯目からオーダー可能といたします。
メニューは相変わらず特別メニューのネルドリップのみバージョンです。
詳しくは前回ブログ記事ご参照ください。




スイーツもございます。
しろあん羊羹は桜からかわりまして
新緑のしろあん。
緑茶パウダーの上にホワイトチョコを練り込んだ
しろあん羊羹が鎮座します。


週末のお天気は生憎の荒れ模様ですが
どなたさまもお足元にお気をつけて
春のおでかけを楽しんでくださいませ。




 

昨年から続いた怒涛の展示月間も
くまのさんの個展という素晴らしいフィナーレで
幕を閉じることができました。

毎月のように楽しんでお越し下さった皆さまも
有難うございました。

さて、明後日からのねじまき雲(陽)の営業についてでございますが
エスプレッソマシン故障ならびに
エスプレッソ担当の帰郷に伴いまして
しばらくドリップ担当、ネジのみでの営業となります。

よって、メニュー内容、席数を大幅に変更し
(陽)にて(陰)営業となります。


●お席は、8席のみ。

●ラテ系メニューが一切なし。

●ネルドリップで濃いめ、高額の珈琲と
ラム酒のみのご提供となります。

●ソフトドリンクもございません。

●また、三名以上のご入店はオペレーションならびに席数の関係で
特別な場合を除き基本禁止(これは通常時も変わりませんが
徹底させていただきます)。


*甘いものや見た目が華やかなものをお求めの方
お喋りメインでのご利用
大勢様でのご利用
など御所望の方は他店をご利用くださいますと幸いです。

通常メニュー再開時期などはまたブログでお知らせさせていただきます。

何卒ご了承ください。




店内から見上げる窓には幽玄なる色が満開です。








展示イベントの途中ではございますが、
残念なご報告です。
昨日、相方の操るエスプレッソマシン
パヴォーニ ストラディバリが
突如火を噴きました。

毎回マシントラブルに見舞われますが
今回はお釈迦に近いかもしれないかなりの重症です。
ですので昨日はほぼ私のドリップで対処させていただきました。

すぐに直せるレベルではないので
イベント中は代替え案を考えて営業後準備していたのですが、
突然同業者の知人から
「今車で向かっている」とのご連絡をいただきました。

その方もパヴォーニをお持ちで、
たまたま私のSNSの呟きを見てすぐに
わざわざ遠方から深夜に駆けつけてくださいました。

友というレベルでも卸し先というわけでもないのに
勝手に瞬時として身体がうごいていたというのですから・・・
なんというハートフルな優しいヒーローなのでしょう。
普段マシンはお使いでなく物置で眠っていたとしても
なかなか出来る行動ではありません。

世の中捨てたもんじゃないと、
時々こうした人たちの思いがけない行動に
人間のもつ駆け引きなしの優しさを感じ救われます。

今朝方も代替え案にて試作を重ねていたのですが、
最終的に彼の持って来て下さった
画像のパヴォーニを使わせていただくことにいたしました。

幸いマシンのグレードは当店のものと同等の
プロフェッショナルという機種で
細部の仕様も近いものでした。
自分たちのマシンは少々改造してあるので
全く同じコーヒーというわけにはいきませんが
お蔭でかなり近いクオリティのものが作れるようになりました。

しばらくはこちらをお借りしての営業となります。


カフェs、Sさん、有難うございました!!







「風のささやき、はばたきの詩」


本日より後半戦突入です。

昨日夜中青梅営業から戻り国分寺店に辿りつきますと
お店の中は幸せの余韻で満たされていました。

いつも水曜日の深夜あるいは明け方の戻りは
お店の中の張りつめた冷気とシンとした暗さに
一気に眠気が襲いうら寂しくなるのですが、
昨日は、ドアを開けると温かな笑い声が聞こえるような
そんな黄色い香りが鼻をくすぐりました。

ふと、スピッツのこんな曲が頭に浮かびました。



『君がいるのは ステキなことだ

優しくなる何もかも


カレーの匂いに誘われるよに

夕闇を駆け出す生き物が

ジュテーム これからも


君がいるのはイケナいことだ

悩み疲れた 今日もまた』


そこに絵画があり、香りがあり、集う人がいた。
きっとそれでこの展は完成されるのだな、と思ったのです。

絵画の、カレーの、むこうがわにある、もとめるもの。

カレーライスって、幸せで、そしてそれだけじゃない
いろいろをピリッと癒してくれるフォークソングみたいな響きの
食べ物なんですよね。国分寺にはピッタリだな。

ちなみに私はお冷のコップにスプーンが立ってるような
真っ赤な福神漬けの添えられたカレーも
けっこう好きです。
なんだか、きむくまさんのカレーにも
そんなニュアンスをちょっと感じるんですよね。


きむくまカレーのお二人、ありがとうございました。
そしてお疲れ様です。

お足元の悪い悪天候にもかかわりませず
お越し下さった皆さまも、ありがとうございました。

まだあと本日をいれて5日間ございます。
どうぞ優しい色と線の波を味わいにいらしてください。






さて、展示期間中ではございますが、
21日水曜日
ねじまき雲は青梅営業いたします。
*予約営業はございません。

しかし祝日ということで、
夜の営業時間を変更し、

16:00~21:00 LO20:30

とします。

また、珈琲は画像のオリジナル手回し1Kロースター

Neji COFFEE ROASTER

にて数種焙煎したものを
特別メニューにてネルドリップさせていただきます。

無くなり次第終了です。






国分寺では

くまのさんのカレーユニット「きむくまカレー」が
開催されます。

完全なる箱貸しでございます。

くまのさんから最近は
「まがりカレー」なるものが流行っていると
教えてもらいました。

初めて聞く響きに最初
「えっ!?曲りカレー???」
どんなカレーだそりゃ!!と思ってしまいましたが
「間借りカレー」だそうです。

彼らは普段も様々なお店の休み時間を利用し
そこを借りてご自身のカレー屋活動をしているのですが
それが間借りカレーということです。
東京ではあまり馴染みが薄いように思いますが
関西圏では結構多いんだそうですよ。

今回は作品展連動ということもありまして
作家自らが総ての一日を執り行うという
特別な機会ですので、皆さまもどうぞ
彼の想いや伝えたいモノゴトと繋がり、お楽しみください。








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