忍者ブログ
COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
[49]  [50]  [51]  [52]  [53]  [54]  [55]  [56]  [57



私が着いたとき、お客さんは

くるぶしとネジのふたりだけ。

店員さんはオーナーさんとお友達っぽい
スタッフの女性が一人。

オーナーさんは笑顔がチャーミングで
ちょっと可笑しい人。

開口一番
「ヤギ、可愛いでしょ~。
小さい子は今日鎖につないだの。
だから慣れなくて
騒がしくてごめんなさいね~。
ヤギ近くで見てみて~。」
(こちらのお庭にはヤギが数頭飼われています)

・・・・注文より先にヤギを売りこむとは(笑)。
ヤギが売りなカフェってなんかスゴイ。

ゴハンはお家で採れた野菜をつかった
健康的な味わい。
とうもろこしが時季なのかとうもろこしを使った料理が
多いです。

新鮮なものを心地いい空間でいただく贅沢。

私たちが来て10分もしないうちに
次から次へとお客さんがやってきました。

ほとんどの方が車でお越しのようで
「くじらぐも」さんのお庭がまたたく間に
車の整列で埋め尽くされていきます。

1時間たたないうちに満席超えになりました。

どなたも、明らかにご近所の農家のかたとかでは
ない、遠方からココを目指してくるような
お洒落な方ばかり。
ココだけ見てるとちょっと下北のカフェのよう。
根本キコさんのカフェ「coya」の賑わいに似ています。

何もないところに、これだけの人。

きっと皆、日常からはなれた、オトギバナシのような時を
過ごすために、こういう場所を求めるのかもしれませんネ。

デザートと飲み物を追加注文したかったのですが
あまり盛況なのでいったん出ることにしました。

とっても忙しそうなのに、最後に外まで見送ってくださった
オーナーさんの優しいお人柄もこのカフェの人気の秘訣かも。

でも、最後も
「ヤギ見てってくださいネ。
その内うさぎも飼いたいの~。」

面白い!!(笑)


その後しばらく経って
戻ってみても、人がひっきりなしにやってくるので
再訪は断念しました。

またいつか訪れよう。


森と青空にたたずむ「くじらぐも」へ。



古民家の味を活かして。
囲炉裏のようなのもありました。

広々としてると
気持ちも広々と風通しが良くなります。



う~む、どこを撮っても絵になるなぁ~!


うん、雑誌「天然生活」って感じ。

すごくイイ空気感です。




こんなかんじ。

ツボなサビ感。


8月某日


「くじらぐも」というカフェがある。


と聞いてから「雲」つながりで
ずっと気になっていたカフェ。

行きたいなぁと思ってるうち
あれよあれよという間に
超人気カフェになっていました。

あまり人気スポットの似合わない私ですが
行ってきました山梨「くじらぐも」。


車のない私は、韮崎という最寄の駅から
バスで田舎道をくじらぐもさんに向うことになったわけですが

ま~なんと、韮崎というトコも
青梅に負けじ劣らず閑散として何もない。
お茶をするにもこまるしまつ。
ホントにこんな場所で人が来るのかしら?
と思うような場所から、さらに自然いっぱいの(自然しかない)
最寄バス停へ。

何もなさ過ぎて迷う。

地元のおばちゃんに聞いて、やっとこさたどりつきましたのが
開店前の「くじらぐも」さん。

ぽっかりと、ずっしりと、たたずむ赤い屋根。


11月某日 那須

1988 CAFE SHOZO


こちらでは
偶然、知人の方に会い
ビックリ。

遠方だからといって
気はぬけませんなぁ~。


この旅は学ぶことの
多い旅となりました。

また、暇があれば
那須に赴いてみようと
思います。



11月某日 那須

旅を締めくくるのは

黒磯駅ほど近い 1988 CAFE SHOZO

一軒のアパートから
はじまったという
ショーゾーさんの原点のお店。

しかし今から20年近くも前から
この明確なコンセプトをもって
お店を展開しているショーゾーさんという方は
いったい何者なんでしょう。

自由人なのか、好きをカタチにする超努力家なのか
はたまた、鋭い事業展開センスをもったビジネスマンなのか。

すでにこの感覚で成されたお店作りの
価値観が、20年前に存在していたのかと
思うと
私が今やっていることは、20年以上遅れているのかも
しれない、と少し考えさせられます。


前日記で記したようにコチラへは
那須SHOZO CAFEの店長さんに
送っていただきました。

ありがとうございました。

さて、黒磯店は3店の中では
歴史があるというのもありますが
喫茶店色の強いお店です。

2階部分がカフェスペース。
落ち着いたインテリアと
暗めの店内、古い物が多く配置され
趣味趣向の一番強く現れた人間味
あふれる感じです。

客層も今までよりか幅広く
ご年配の方から若い人まで
趣向性の違う方々が
入り乱れてました。

ブースも区切られている箇所が多いので
自分の世界に没頭したいときは
うってつけのカフェかもしれません。

1階部分には焙煎室まであって
非常に気になりましたが、
焙煎は行われていなかったので
あまりジロジロは覗きませんでした。

リフォーム中なのか
また新たな楽しい作戦の途中なのか
ガランと大きく開いたスペースも
あったので、今後が楽しみですね。


11月某日 那須 MD

かわいいラテを作ってくれました。
フォームもきめ細やかで美しい。
ウサギちっちゃっ!

サスガ、バリスタチャンピオンシップ
出場者の作りだす世界はレベルが高いですネ~。

エスプレッソもバランスが取れて
とても美味しい。

普段はあまりバールを褒めない相棒のくるぶしも
ご満足のご様子。

【補足*くるぶしは元バリスタでイタリア好き、クレマにウルサイ、
「ゴジラみたいな味」「納豆くさい」とか珈琲の表現がおかしい妄想家】

適度な爽やかさのある、重過ぎないボディの感じからすると
シアトル系の豆なのかな?
不思議とSHOZOさんで煎ってるような気は
しませんでした。(混ぜてたり、煎ってた、らごめんなさい)

1年近く前のことで記憶が定かではありませんが
使用マシンは確かラマゾッコ。
カッコ良かった印象があるので。

気持ちよくニコニコでMD店を後に
さぁっ!最後は黒磯店ダ!!
と、いささか珈琲の飲みすぎで「ゲップぅ」

と、先ほどMD店で、スタイリッシュなスーツで
カッコよくバンコしてた紳士が車で近づいてきて
「貴方たち、駅に行くなら僕の車に乗って行きますか?
ココ、バス少ないから時間かかりますヨ。」
と、ステキな笑顔。

「なんて良い人だぁ~、きっと東京あたりから来てる
クール&ダンディーなロハスビジネスマンなのだろう。」

と勝手な想像を膨らませながら、「申し訳ないから・・・・」と
しぶっていると

「僕、SHOZOのスタッフで駅のほうに行く途中だから
無理しないでください。」と爽やかな笑顔

「じゃ、・・・・じゃあ遠慮なく!!」

なんと気持ちの良い気配りなのでしょう。
後々「自分たちだったら声かけなかったかもしれないネ」
と、SHOZOファミリーの器の広さに感動。
MD店で私たちのことをちゃんと見てたんでしょうネ。

車内で聞けば、なんと先ほどお邪魔したSHOZO CAFEの
店長さんと言うではありませんか!!
素晴らしい!!!この人の下でだったら働きたい!
あのスタッフの動きとクイオリティーも納得です。

しかし、MD店のチェックなのか、好きなのかは分かりませんが
ちゃんと他の自分たちのお店で珈琲タイムとるんですネ。

車内では、いろいろとSHOZO CAFEについて
お話しを伺うことが出来、この時間はとても贅沢で
この旅の一番の収穫だったかもしれません。

という訳で黒磯のCAFE SHOZOまで送っていただきました。


11月某日 那須

続いては

SHOZO CAFEより
数キロ黒磯駅側に下り

マウンテンドライブ店へ。

こちらはコンセプトがイタリアンバール。

SHOZO CAFEより小ぶりなお店です。

バンコカウンターがあり、

イタリアのお店を意識した、ゴージャスなシャンデリア。

気取らずザックばらんな雰囲気で
お客様とスタッフの距離感がグッと近づきます。

3店舗まわった中では
一番好みで、居心地の良いお店でした。

しかしながら、SHOZOとしてのブランドイメージを
崩しておらず、お店の形態は変わっても
常に、統一された美意識の基でインテリアがまとめられて
いるようです。

若いバリスタの方は(おそらく店長)非常に柔かい物腰で
バリスタにありがちなナルシストっぽさも全くありません。

私が持っていたカメラをネタに、お話しを膨らませてくれて
大変楽しい時間が過ごせました。

エスプレッソについてもお話しをしてみると
非常に日々研究されているようで、
いろんなお店を巡っているお話しや
話題はバリスタチャンピオンシップにまで及びました。

つくづく、お店とは人がカタチ作るものなんだな
と意識させてくれる、とっても良いバールでした。


11月某日 那須

ウチの常連さんが那須に住んでいた時
毎日通っていたカフェ

知人の珈琲屋さんも尊敬しているカフェ

一度行っておきたかったSHOZOカフェめぐりに
行きました。

まずは一番、駅から離れたところにある

SHOZO CAFEへ。

並木道沿いの広い敷地に、陽の良くあたるテラス。

自然豊かな別荘地のカフェにふさわしい
ゆとりのある店内。

色調が抑えられシンプルながらも、配置や
色使いに気配りのあるインテリアや窓の作り。

新旧織り交ぜた物にも統一感が感じられ
オリジナルのカップ&ソーサーも、デザイン性が高く可愛いらしい。

大きな水出し器具が整然と並び
コーヒーがメインであることの主張も忘れてはいない。

トイレもモチロン綺麗です。

そして、何よりも

働いているスタッフさんの接客が素晴らしいのです。

プロとしての自覚を持ちながらも
嬉々として仕事を楽しでいるかのように
笑顔でお客様と対する姿勢には
微塵もいやらしさを感じません。

皆、ここを心から愛しているからこその
動きに見えます。

非常に勉強にはなりますが
大いに、この土地柄にお店がマッチしているため
お客様自体も、礼儀の無い方が見受けられません。

お店側とお客様が一体となっている感が
オーナーさんの才覚によるものなのだろうなぁと
感心しきりでした。

こちらでは

コーヒーを2杯

チョコの焼き菓子を2つ

いただきました。


コーヒーは優しい味わいで
無駄な主張の一切ない飲み易いものでした。

お菓子はとってももっちりとして好みのお味。
コーヒーとの相性も抜群でした。
<< 前のページ 次のページ >>
c a l e n d a r
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
p r o f i l e
HN:
ネジ
HP:
性別:
非公開
職業:
自家焙煎珈琲店
趣味:
写真・自転車
自己紹介:
ブログ内検索
c o u n t
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]