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自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
秋は女性にとってオシャレが楽しくなる季節だ。
昨日の日記で、南瓜の話しをした。
南瓜と言えば、女性が好きなものの代名詞のひとつ。
芋栗南瓜(いもくりなんきん)なんて言う。
芋蛸南瓜(いもたこなんきん)なんてのも聞く。
だれがどうしてこう言い出したかは知らない。
芋栗南瓜。私は格別好きなわけではない。男子だからだろうか?
でも蛸は好きだ。男子だけど。
ねじまき雲で作っている、こしあん羊羹には南瓜の種が乗っている。
こしあん羊羹は定番なので通年見た目は変わらないが、
人知れずマイナーチェンジを繰り返し、
高級感あるチョコの風味と歯ごたえを追求している。
シンプルなものほどバランスが難しいものだ。
黒があるなら白もでしょ。ってなわけで、しろあん羊羹もある。
こちらは、季節ごと、アイデアが浮かぶごとに趣向をこらし中身を変えている。
柚子を練り込んだ、柚子羊羹
イチゴをごろっと入れた春限定の 練乳イチゴ羊羹
西京白みそを練り込んだ、白みそ羊羹
黒がプレタポルテ的こしあん羊羹なら、しろあんはオートクチュールな攻撃的白。
この、ねじまき雲の羊羹のことは、カフェライターの巨匠でありエッセイストの
川口葉子氏の新刊
「京都 カフェと洋館アパートメントの銀色物語」http://homepage3.nifty.com/cafemania/にも
一部紹介されている。
挿絵は、ねじまき雲ともゆかりの深い素描家
しゅんしゅん氏http://www.shunshunten.com/が手がけた、ヴィンテージ感たっぷりながら
エッジィな一冊だ。
洋館だけに羊羹・・・なのかどうかは定かではないが。
そして昨日から、
季節限定、秋の新作羊羹がねじまき雲にお目見えした。
贅沢だ。
マロンペーストを練り込んだ淡いピンクパープルな白あんのインナーに、
さらに食感をプラス。ボリュームのあるシルキーなクリームの
トップには、燦然と渋みを効かした有機甘栗が輝いている。
ねじまき雲しろあんコレクション史上、もっともブラックコーヒーに合う
ラグジュアリーで、かつプリミティブな感性を刺激する
密やかな甘みのスタイルに仕上がっている。
・・・たぶんファッション通信風に言うと、こうなるのであろう。
さて、とにもかくにも秋なので
モンブラン風ねじまき羊羹、作ってみました。
栗より蛸より、きっと秋のオリーブ少女は
芋服南瓜(いもふくなんきん)。
が、お好き?
なのかもしれないけどね。
オシャレも実りも、美味しい季節。
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