COFFEE & GALLERY SALON " you "
COFFEE ROASTER " in "
自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
暑い。いやむしろ、熱い。
最近天気予報で流れる言葉が「記録的」だけではなく
「千年に一度」「猛烈な」「いまだ経験したことのない」「殺人酷暑」と
なんだか映画の宣伝じみてきて、
皆いかに凄いかを表現するのにやっきになっているようにも
思えます。
こんなに暑いのはきっと
人間が地面からすっかり土を覆い隠してしまったせいではないかと
思います。
こんなお天気でも、
国分寺お鷹の道沿いの水辺や、武蔵国分寺公園の雑木林に足を踏み入れると、
ひんやりとした冷気が土から立ちのぼります。
土は地球の皮膚のようなもの。
ずっとアスファルトなんてもので厚着をさせられていたら
お天道様でズンズン熱くなってしまいますよね。
あぁ・・・だから地球は暑くて暑くて、服を脱ぎ捨てようとして
こんなにも身体を震わせて、もがいているのかもしれませんね。
さて、土があると冬の訪れには、
ザクッとしたちいさなギリシャ神殿がそこかしこに打ち建てられて
寒さをいっそう演出してくれます。
霜柱。
冬に霜柱は寒いけど、夏のねじまき雲にも霜柱は出現して
ヒートアップした心をもヒンヤリ涼しくしてくれるのです。
くるぶし作。夏限定裏メニュー 「しもばしら」¥700
毎年エスプレッソ担当くるぶしが、「暑い」と感じはじめた時に試作を勝手にはじめ
納得がいく出来になると、勝手にGOサインが出る
いつ建つかわからない霜柱。
そしてくるぶしが「寒い」と感じると勝手に姿を消す
夏のマボロシ。
かき氷みたいなフラッペみたいな
ねじまき雲特製フローズンエスプレッソラテ。
食感を出すため製作に恐ろしく手間がかかり能力的問題から
一日2〜3杯しかとれませんので、あったらラッキーくらいな品物です。
メニューには載っておりませんので
ブログを見て、ご注文いただけた方にのみのご提供となりますのでご了承ください。
いくら当店に涼があろうとも、たどり着くまでは
地獄の暑さです。
お盆でご近所のカフェも長いお休みに入っているところが多いので
是非、いくぶん暑さやわらぐ夕方以降にお越しいただけますと
お席も空いていてゆったり涼がとれるかと思います。
ひぐらしの鳴く時分
夕暮れのオレンジとともに、お会いできますように。
PR
この記事にコメントする