COFFEE & GALLERY SALON " you "
COFFEE ROASTER " in "
自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
ある街の
小さな 小さな 珈琲店が、
その街を去りました。
その街にとっては 小さなコトかもしれません。
しかし、 志しの高い芽が、古い体質の街でいかに芽吹くかを考える上で、
珈琲業界での、このお店の存在意義を考える上で、
大きな 大きな
出来事だったと思うのです。。。
この旅立ちは
とても喜ばしいことであると同時に、
非常なるタクサンの悔しさを
含んでいることを 知る人は
そうハ居ないかも
しれません。
だからこそ、 この喜びと この悔しさを いつの日か
多くの人に 伝えられたら イイナと 思うのです。
ユビサキから 生まれる すべての
血と 汗の 結晶が、
その精一杯の 1カップが 報われなければ
ならない。
それが仕事というものであり、対価であり、敬意であるような
日本に なるために。
そのお店は、 私の知る限り もっとも 完成された
珈琲店の カタチでした。
店主はいつも、 自分のお店をしげしげ眺め 微笑んでこう言いました。
「いいお店だなぁ~。」
お店とは、ひとつの イノチ。
そのイノチが 閉じるという意味を もう少し深く考えられる世の中に。
おとといは
その場所を想い、
珈琲と お酒と 涙とを 呑みました。
おつかれさまと、 ありがとうと、 新天地への旅立ちを祝って。
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