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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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時間をさか戻り

去年の11・6から沖縄紀行を

記します。



旅の大きな目的

それは

珈琲の栽培を日本でやっている方の
お話しを聞く ということ。



ヒロコーヒーファームさんへ。


沖縄本島北部の山奥で


15年も前から農園を続けている
集大成を拝見させていただきました。

一日に数本しかないバスに乗り継いで
くねった山道の頂上あたりで降りると
何も無い道沿いにポッカリ
手書きで「HIRO COFFEE FARM」
とアメリカンな看板が姿を現します。

ココが日本だということを思わず忘れるたたずまい。

60歳を超えているけど
とってもダンディで、見た目ブラジリアンの親切なオーナーさんに
いろいろ質問をしてきました。

こちらでは
コーヒーゼリー、コーヒー、アイスコーヒー
ココアを飲みました。

しかし何より驚いたのはコーヒーの葉のお茶が
飲めたこと。

サスガ珈琲農園!
新鮮な柔かい葉がいっぱいあるからこそ
成せる技。
味はとってもクリアで爽やかなハーブティーのよう。

それに加え
ストロングコーヒーをご馳走になり
コーヒーの木までプレゼントしていただきました。

客席の脇においてあった雑誌を
開くと、青梅で仲良くさせていただいている
銅版作家さんの取材が大きく載っていて
笑ってしまう。
こんな沖縄の山ん中で青梅の人の顔を見るなんて(苦笑)。

農園では使っている皮むき機、発酵槽、カフェ、遠赤焙煎機まで
なんとすべて自作!! 頭が下がります。

珈琲豆の収穫は12~3月。
手づみで行うそうです。

6年ものから結実し収穫に耐えうる実が出来ます。

はじめて珈琲の実を食べさせていただきました。

ほんのり甘く青臭いけど、味わいはさくらんぼのソレにとても近い。
コーヒーチェリーと呼ばれるのも納得です。


山の斜面に作られた農園も見せてもらいました。

雨が降っていたせいもあり農園に入ると
地面からもぁっと、肥えた土の香りが鼻腔をくすぐる。

間隔を開けて植樹された木は、台風に備え添え木され
遮光カーテンが農園を覆っていました。

手厚いですネ。

蚊も多いですネ。


珈琲の木の実は、まだほとんどが青いものでしたが
中には色づいているものもチラホラあるようです。

赤い実もあれば黄色い実もあるので
アマレーロと混種で栽培してるのかな?


最後には

「なんでも気長にやりなさい。」

と、有り難いお言葉をいただきました。

帰りはバスがあまりにも無いため
ご親切にも娘さんに、宿まで車で
送っていただいてしまいました。


どこまでも優しい人たち。



気負いなく、しかし芯をもって 大地に根をはっている。

そんな、木のような人に出会えた一日でした。
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無題
コーヒーの実、面白いですね。
その種を、しかも焙煎して粉にして飲み物にしようとはじめて考えて人は、すごいですね。
19条 2008/08/26(Tue)16:41:51 編集
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