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自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
お正月もあとわずか。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
節目に英気を養い気持ちを新年に向けシフトしている方。
正月関係なしに働かれていらっしゃる方。
今日から仕事初めの方。
様々な節目の過ごし方がございます。
当店は毎年恒例のネ神社バージョンで営業しておりますが、
それも明日6日まで。
ネ神社といっても信心深くない私共の
罰あたりな遊び心でしていることゆえ
何のご利益もございませんが。
そもそも鳥居としめ縄は厨房に設けられておりますので
参道すらございません。
鳥居もしめ縄も起源は諸説さまざまですが、
日本においては古来より結界や、神域を示すものです。
鳥居が、通る門であり入口。
続く参道は、産道。
奥の空間や社殿は、子宮。
ソコへ御参るというのは、産まれ出でたる処へ還る行為である
という説も何かの書物で読んだ覚えがあります。
皆様が知るわらべ歌「とおりゃんせ」で手をつなぐのも
ある意味、鳥居を作っているのでしょうね。
「天神様の細道じゃ」
古くは古事記、日本書紀まで遡り、天照大御神の日本神話
天岩戸の一節に鳥居やしめ縄は登場します。
と、文化人類学的に読み解くと
なかなか正月飾りやオセチひとつとっても
興味深く奥深いものがございます。
珈琲店にとってキッチンは、結界内であり神聖な箇所。
節目としてそこに鳥居やしめ縄があるというのも
こじつけではありますが、筋は通っているかもしれません。
その中で生み出された珈琲という妙薬が、
抜け難い結界を抜け、お正月に皆様の御口に入るわけです。
そして皆様から頂戴いたします懐から出たものだけが
等価交換として結界内に入ります。お賽銭のようなものですね。
と考えますと、なんだかネ神社も有難いような気になってもくるわけですが、
皆様にご利益があるかどうかは定かではございません。
定かではございませんが、
珈琲を飲んで気持ちを新たにリセットするということは
福を呼び込む善き節目過ごし。
本年が良い年でありますように、珈琲をお点ていたしますね。
当店は新年の通常営業は明日6日(火)まで。
何卒宜しくお願いいたします。
1月7日は、
出張珈琲の仕込み焙煎のため
青梅店営業はございません。
9日(金)~15日(木)までは
あきる野は武蔵五日市の
「真木テキスタイルスタジオ」さんhttp://www.itoito.jp/
で行われます「ハギレ市」に出張珈琲いたしますので
自店舗にての営業はございません。
ご注意ください。
通常営業スタイルで皆様のお目にかかれますのは
17日(土)からとなります。
常連さんからもらったミニ鏡餅に金柑を乗せました。
穀物神である年神さまへのお供え物を頂けるというのは有難いことです。
いつも有難うございます。
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