COFFEE & GALLERY SALON " you "
COFFEE ROASTER " in "
自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
「なぜあなたは登るのか?」
「そこに山があるから。」
そんなことを言った登山家がいたと聞く。
よくわからないようであって、シンプルだ。
登りたいから登るんだ。
たまには、そういう純粋さで生きてもいいのではないだろうか?
もしかしたら、迷惑をかけるかもしれない。もしかしたら、意味などないのかもしれない。
でも、もしかしたら、楽しいかもしれない。
突き動かされるような衝動の連続が
起こったのなら、
たまには理屈は度外視で、やってみるといい。
どうせならプラスの、もしかしたら にかけてみる。
当然、礼節や、純度の高い探究心が必要だ。
見る人が見れば、それさえも、滑稽なのかもしれない。
ここに、一人の男がいる。
その男は、今日、青梅から国分寺まで
リアカーをひき歩きながら、
シフォンケーキを売りにやってくる。
歩きたいから、歩くんだ。
そこに道があるから。
そしてシフォンケーキを食べたい人たちが国分寺にいる。
食べたいから、彼を待つんだ。
歩きたい彼が、歩く姿を見たいから、応援するんだ。
ひとつひとつの純粋な連鎖が重なるとき、
何が起こるのだろう?
そもそもは、「地域通貨」という地域の試みが、思わぬ形で育んだ
ちょっとした道草なのかもしれない。
でもこれこそが、地域の枠をも越え、何かが動く瞬間。
人の純粋な繋がりの奇跡が産む
軌跡の瞬間なのだと思う。
知りたい。買いたい。食べたい。歩きたい。
だから彼は歩く。
彼の名は、青梅のシフォンケーキ屋「ちゃんちき堂」http://www.chanchikido.jp/
愛車のチキチキ5とともに、もう青梅の秘密工場を出たころだろうか?
私もこうして今、青梅の営業から戻り、ブログを書いている変人だ。
彼が国分寺に入る14時頃には合流し、道案内をする。
特に、私に利があるわけではない。眠いし。明日も早い。
でも、楽しそうだしワクワクする。
なにより、彼のシフォンも、心根も、とびきり、旨い。
それで充分だ。
関わりたくなること。支えたくなるもの。
そういうものは、理屈抜きだ。
一応、通過ポイントとしてご協力くださる
「カフェスロー」さんhttp://www.cafeslow.com/の前に14:30前後到着を目標に
「おたカフェ」さんhttp://www.ota-cafe.com/前を15:00前後
「クルミドコーヒー」さんhttp://kurumed.jp/前に16:00頃終着を予定し
リアカー移動いたします。
国分寺のカフェの懐の深さに感謝いたします。
そして、この企画実現のため動いてくださった
地域通貨「ぶんじ」http://bunji.me/メンバーの方々
積極的に動いてくださった
国分寺バードハウス振興会「空の家」http://www.soranoie.org/Sさま
有り難うございました。
*長距離移動の引き売りにつき、
数量限定のため、売り切れの場合もございます。ご了承ください。
*なお、ねじまき雲は定休日ですので、とくに珈琲を淹れたりはございません。
ただリアカーに付き添っているだけです。
*クルミドコーヒーさんも定休日ですので、ご注意ください。
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