COFFEE & GALLERY SALON " you "
COFFEE ROASTER " in "
自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
私の知り合いの古道具屋さんはまっとうな人が多い。
だからいつも古道具屋は私にとって学びの場であり、歴史を知り、物の背景を知る
探求とアイデアと、イメージを膨らます宝庫なのだ。
しかし、古道具屋というと、どうも胡散臭くて、雑多で、人間臭いドラマがあるような
世間からはひとつズレたところに存在する、しょうもないものの吹き溜まりのような、
そんな気がしてならないのは
私だけだろうか?
そう、このイラストのように。
でも、こんな絵に描いたような古道具屋に、まだ私は会ったことがない。
さて、ねじまき雲は、そんな、古道具屋さんで集めたものや、私の感性で拾った
「護美」たちでできている。あ、ゴミです、ゴミ(笑)。
一見しょうもないようなものでも、見立てようでは、命を吹き込まれ、
独自の世界感をもってそこに甦ることがあったりします。
そう、ねじまき雲は、そんな愛すべきものたちで構成された
世間の時間軸とは、ひとつズレたところに存在する
刻の珈琲店。
国分寺店(陽)では、昨日から私が見立て組み合わされた物たち
小ビンにドライフラワー。あるいは、棒秤にアルミ器に草。
廃材と小ビン。小皿に実。などの小さきものたち。
あるいは、結構いい年代物の逸品。例えば喫煙具などなど。
を販売しております。
いずれも私が長年所蔵していたものたち。
時々、ねじまき雲では、私の中だけで「ねじまき珍品堂のネジの市」と称して
これまでもこっそり値段をつけてお店に置いてたりしたことはありましたが、
なんせ私の中だけでしたので、あまり売れたりしませんでした。
まぁ、あまり売る気がなかったってのもありますね(苦笑)。。
きちんと並べて、物に呼吸をさせて、こうして宣伝して放出するのは、今回が初めてです。
昨日さっそく目玉の子たちが貰われていきました。有難う御座いました。
またどの子か目玉の人を連れていかねばなるまいなぁ~。
という言い方をすると、なんだか人買いみたいで、ロクでもない感じですね(苦笑)。
いえいえ、それだけ愛おしく接しているということなのです。
どうか連れてかえって、しょうもなく可笑しな気分で、お話しの種に愛でてください。
お家の一角だけでも、時を止めて、刻の流れを変えてみませんか?
物語りのはじまる
ねじまき雲のように。。。
PR