COFFEE & GALLERY SALON " you "
COFFEE ROASTER " in "
自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
サマータイム期間が終了し、9月9日(金)からは
通常営業となる。
サマータイム期間中、増えたメニューのひとつにワインがある。
ちょっとした出逢いから、オーストリアワインを扱うことにした。
私は元来フルボディーの、重厚でタンニン感のある
葉巻のようなワインが好みなのだが、
このツァント・ワイナリーのものは地場品種が使われているせいか
あまり飲んだことのない風味だ。
軽いがしっかりとしていて嫌味なクセがない余韻の残らなさが
かえって頭の片隅のトゲに引っかかって、印象として残る面白さがある。
絶滅危惧種のトカゲをブランドロゴとし、
太古からの自然に囲まれた伝統のもの作りと最新のトレーサビリティ技術の融合。
同じく珈琲界の絶滅危惧種である当店に相応しい。
オーストリアではポピュラーな飲み方である
ワインの炭酸割りのスプリッツァをお出ししていたが、
それも通常営業では終了する。
ベースの白「グリュナー・フェルトリーナー」は
在庫が無くなり次第来夏までお休みする。
継続して扱う「ツアント・ピンク」。
綺麗なピンク色の液体にはフローラルでカクテルのような甘みがあって、
まろみを感じる。それ単体でも充分な飲み応えがあり、
ナッツやチョコなど当店のおつまみやお菓子と合わせても
相性がよい。
珈琲の後のデザートドリンク感覚でお飲みいただければと思う。
このワイナリーの面白いところは
デザイン性の高さにもある。
ラベルはもちろんボトルキャップにはコルクではなく
オリジナルのガラス栓が使われている。
横にしても振っても漏れない信頼の作りで、
ちゃんとヘッド部分にはブランドロゴのトカゲが
印刷されている。
この栓を見たときにハタと閃いたのだが、
こちらは、通勤に、先日の輪行出張珈琲にと大活躍の
私の日々の足。
ピンと来た人もいるかもしれない。
このドロップハンドルのバーエンドには長らくワインのコルクが
キャップ代わりに突っ込まれていた。コルクや一升瓶の栓がエンドに合うのは
ロード乗りには知れたお洒落だ。
んっ?ならばガラス栓でも入るのでは?と思いやってみた。
見事!柔軟なシリコンゴムががっちり食い込みピッタシカンカン。
かっこいいリザード号の出来上がりである。
ガラスワイン栓のバーエンドキャップをしている人はそうは居るまい。
先日輸入元の社長さんがお見えくださったのでお見せすると
いたく喜んでくださった。良かった良かった。
お忙しいなかお越しくださり有難うございました。
珈琲との組み合わせに最適なワインを飲み終えたら、
自転車との組み合わせに最適なエンドキャップで、
ワイン畑へ旅にでるのもいいいかもしれませんよ?
一本飲み干した方にはボトルキャップをプレゼント致します。
タイミング良く栓の在庫があれば飲み干さずともお分けできるかもしれませんが
二個揃えるには時間がかかるかもしれません。
自転車乗りのかたはどうぞお試しあれ。
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