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自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
帰って来た、青きオオカミ。
昨日に引き続き、自転車のお話し。
バイシクル メイクアップ デザイナー「H☆G☆B」チャリーモさんの
手により、愛車のビアンキが変身を遂げました。
変身前も撮っておけば良かったなぁ~。
とにかく前は微妙にお店に似合いませんでした。
なんと、遊び心でバーエンドにはワインコルクが!
『イタリアの青空を自転車で旅しながら、
畑で開けた地ワインのコルクをネ、記念にネ、詰めたんだヨ。』
な~んてネ、ストーリーが湧いてくるよな改造です。
流石デザイナー。型にとらわれない発想です。
ガチガチの自転車乗りからしてみれば機能的ではないものは
ナンセンスでしょうが、私にとってはナイスセンス!!
ハンドルバー、コレ革なんです。
編み上げの。
セクシーでしょ?
もう現行品は無いみたいです。
何ででしょ?復活させましょう。
乗り物はしばしば女性に例えられますが、
女性のドレスアップに編み上げはピッタリです。
ワイヤーカバーまでビンテージな茶色になっていて、
コーディネートもバッチシです。
おしりもパチリッ。
サドルは、実は私が染めました(笑)。黒いサドルでした。
どーしてもやりたかったので。
初めてにしては上手くいったかなぁ~、と思います。
この自転車、ビアンキは前の日記で書いたようにチェレステという独特のカラーが特徴。
でも、年ごとに微妙に色差があるあたり、適当なのがイタリアっぽくてステキです。
遠くからでも一目でメーカーが判るせいか、ビアンキ乗りは、奇妙な連帯感をもっていて
すれ違いざまに挨拶をされることもあります。
ビアンキオーナーは、ビアンキ二ストとかビアンキストなんて呼んだりもします。
車だと、ミニクーパーのオーナーにも同じような現象が見られるようです。
特徴的なものを共有すると、その愛着は人へも波及するようです。
図らずも、「ねじまき雲」のスタンスを共有する人をネジマキストと呼んでいますが、
コーヒーを縁に、初対面の人が親しくつながるのも自然なことなのかもしれません。
ネジマキストが創ってくれた、ひとつの形。型に囚われず人生を楽しめるビアンキ。
「H☆G☆B」のロゴもフレームに入れてもらいました。
貴方の彼女も、ドレスアップいかがですか?
ちなみにこの自転車、元は「ルポ」というモデルで、中途半端を地でいくような
日本企画台湾メイドのイタリア車です(笑)。
でも大切なのは、乗り手がどう乗るのか、です。中途半端を突きつめる私にはピッタリ。
イタリア語でlupoは「狼」。
メタボなビアンキ二ストの、決して噛みつかない、青きオオカミ。
これから、いろいろ自転車グッズをね、ネジマキストの方々と企画しようと
真鍮のベルをポクポク、チ~ンッと鳴らしながら画策中。
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