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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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前記事も自転車だったのでついでに、もひとつ。
常連さんが当店のイメージで組んで下さったネジチャリ。
2009~10年頃のことだったでしょうか。

「この店には何かが足りない。そうだ自転車だ!」

と何故か閃いたようで、このネジチャリをご提供くださり、
ずっと当店の壁にかかってシンボルとなっておりました。

当時は見てもチンプンカンプンで、
ただカッコイイなということ位しか分かりませんでしたが、
最近ようやく自転車を自分で弄るようになり、
すごい変態チャリンコだったんだなと分かるようになりました。




シフターはフランス、サンプレックスのデルリンWレバー。
貴重なビンテージですね。
昔のパーツのデザインはバリエーションに富んでユニークです。





クイックリリースも昔のシマノのもので
ヌルッとした流線形のラインが、現代の攻撃的流線形ラインと違って
女性的な美しさを醸し出していますね。




サドルはカシマの古い革サドル。年季が入っていますね。
サドルバックをぶら下げたくなります。





何といってもキモはこの革編みハンドル。
子供用自転車のハンドルを逆さに取りつけてあります。
shimano600ブレーキレバーをつけると
ミニドロップハンドルのように見えますね。

ヘッドラグも綺麗なフレームは
古いイギリスの婦人車の塗装を剥離して
バーナーで焼きを入れたと聞いていましたが、
いわゆるミキストというモデルですね。
男女共用として生まれたヨーロッパ発祥のフレームで
最近にわかに流行ってるみたいですね。




バーエンドにはワインコルクが詰めてあります。




ディレイラーやクランク周りは、自転車作成を聞いた別の常連さんが
ご自身の自転車コンポーネント乗せ換えに伴い
要らなくなったものをお譲りくださいました。

フロントは105のダブル。5600系でしょうか。




リアはアルテグラssですね。こちらは6600系でしょうか。
スプロケット7s(7段)を動いてます。
ホントは10段動かせるパフォーマンスがあるんですけどね。
この10s時代までがギリギリ、フォルムやシルバーパーツが目に優しい時代で
この後11s時代に突入するとデザインが激変してゆき、
ブラックパーツが多用されアグレッシブルな近未来的デザインになっていきます。
性能は各段に向上しているんでしょうけどね。




懐かしきデッかいジリリンベルのトップには
なんかの虫のマークがついてます。どこのメーカーのでしょ?

世界に唯一、私のものでも誰のものでもない
ねじまき雲という場が生んだ所有なき無二の自転車、ネジチャリ。
動かさないと可哀想なので、
今は時々乗ってあげたり遊びで知人に乗ってもらったりしています。

本当は当時、青梅に来たお客さんにレンタサイクルとして貸し出そう!
という企画も立ち上がって、パーツもオリジナルを作って売りだそう!
なんていって盛り上がったんですけどね。

大きな地震が起きた後、地方へ中心人物が移住したり
作家活動が忙しくて暇が無くなった人もいれば、作家を辞めちゃう人もいたり、
当店は喫茶営業を移転しちゃったりで
実現はしませんでしたねぇ。

それにしても、皆さんお元気かなぁ~。

時を経て、革細工や金属加工も少しなら出来るようになったので
アイテム製作は諦めておりませんけどね。
独りでもコツコツやっていこうと思っております。
いつか・・・と思い続けることが大切です。

数年前から青梅奥多摩の自転車屋さんたちが連携して
本当にレンタサイクル事業は始まり盛り上がってるみたいです。
広範囲にある提携店のどこでも乗り降りが出来るシステムを
構築できているのは素晴らしいと思います。

少し寒いですが、自転車で温まるにはいい季節ですね。








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