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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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爪ではじいて 奏でれば

アフリカの 熱気もはじける メロディー

カリンバ、チリンバ、チクリンバ。


9・19(土)ねじまき雲貸切企画

講師にコイケリューイチ氏http://homepage2.nifty.com/ilimba/
お招きし、チクリンバ(カリンバ)作りワークショップを開きます。

なんと画像のアフリカン親指ピアノが、自分で一日で作れちゃうんです。
世界にイッコだけの簡単楽器。

定員5名

料金5000円(ドリンク、材料費、受講費込み)

15:00~17:00 カリンバ作りワークショップ

17:30~18:00 かんたんカリンバレクチャー&セッションタイム
(カリンバ貸し出し有り500円)


ご予約は当店にお電話もしくはメールにてお願いいたします。
定員になり次第終了いたします。
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自分の思う おいしいコーヒーを飲みたければ、

自分の家でこだわって淹れればイイわけでしょ?

でもネ、

他人に淹れてもらうコーヒーって
自分で淹れるより

なんでか、おいしいんですよね~。





フェアトレード メキシココーヒー「マヤビニック」。


もうちょっとしたら、当店にお目見えです。



このコーヒーの取り扱いをすすめてくださったグラウベルさんhttp://www.glaubell.net/
メキシココーヒーイベントが、代々木八幡のcafe shimaさんで行われました。

なんと大宅稔氏と
(前回ディモンシュトークショー記事http://nejimakigumo.blog.shinobi.jp/Date/20090624/
グラウベル狩野さんのメキシココーヒーの淹れくらべイベントでした。贅沢。

なんか立て続けに大宅さんのことを書いていますが、別にね、追っかけではないですヨ(笑)。


会場のお客さんのほとんどは、なんと同業者。人気有名店ばっかり。
お世話になっている方にもお会い出来て楽しかったですが、超緊張。
私みたいなマイナーなロクデナシが来ても良かったのかしらん?場違いな気がして恐縮でしたが

なんだか、大切なことに気づいた気がして良かったナ。

同じコーヒー豆でも、煎る人淹れる人で、こんなにも楽しみ方が膨らむんですネ。
あたりまえのことかもしれないですが。

カフェに出かけて行って、丁寧に淹れてもらうコーヒーには
「おいしくなぁれ」の気持ちやコンセプトが詰まっています。

大宅さんがおっしゃった言葉があります。
「技術だけじゃなくて、コイツが淹れるとコーヒー美味いって思わせることも、
大切ちゃうかと思うんですぅ。僕は(笑)。」

美味しい雰囲気。ってことかな。
味覚って、舌や鼻だけじゃなく、記憶や、相手の所作
淹れてもらった嬉しさからも感じとるものなのかもしれませんネ。


案外ね、


実家に帰ったとき、起きぬけに淹れてくれる親父の苦いコーヒーが

まぶしい朝陽とあいまって、最高に美味いのも、そういうことなのかもしれないナ。



狩野さん、大宅さん、美味しいコーヒーご馳走様でした。




くらしのmoto市参加のことをブログでご紹介しましたが

「ねじまき雲」はこんな感じでやろうと思います。


手動式エスプレッソマシンを使った特別メニューとなります。
 
 
リストレットドッピオ¥500
カフェラテ¥600
アイスコーヒー¥500
 
 
当日の状況をみて
 
アイス泡プレッソ¥550
アイスカフェラテ¥650
 
も出す予定です。
 
 
特別焙煎ペーパードリップ用「moto豆100g」限定数十袋¥700



いっぱいお客さんが来るとテンテコマイになってしまうかと思います。
しかも売り切り終了です。


こんなビックイベントははじめてなのでドキドキですが
いつもとはヒトアジ違ったスピーディーなコーヒースタイル

見せられるかな?

くらしのmoto市公式HP→http://kurashinomoto2009.blog45.fc2.com/



もしかしたら、私と同じ世代に多いのかもしれないです。



でもね、残された

こどもは

どうなるの?


同じ染まるなら、

コーヒーに染まればイイ。


と、思うのです。



ゆたかさって何かしら?


モノクロームな日々よりも

色とりどりが彩れば、笑顔が世界を照らせれば
くらしはきっと楽しくなる。

くらしのmoto。

笑顔があふれるエッセンス。



ほっぺたなんか落ちればイイね。

欲しいモノを欲ばっちゃえ。

リズムに合わせて足音鳴らせば、


きっと楽しい市がたつ。



9・6(日) 11時~17時

会場: 町田市 りょうでん寺


楽しいお寺イベントにお誘いいただきましたので


「ねじまき雲」バリスタくるぶしとともに手動式エスプレッソマシンで出張いたします。


参加店:

チクテベーカリーさん
いとのわさん
tatinさん
ひなた焼き菓子店さん
牧野さん家の野菜
みつこじさん

Brassさん
LaManoさん
PEDLARさん
poppy seedさん
saitocnoさん
サルビア工房さん
ハルカゼ舎さん
ももふくさん

青木隼人さんライブ
coinnさんライブ


豪華でしょっ?キンチョーしちゃいます。



なので、準備のため9・5(土)お休みいたします。






「The Dandelion Press Bear」さんが

急遽「ねじまき雲」猫町展にご参加してくださいました。


テディーベアならぬテディーネコ(ダンディネコ)?が

ユーモラスにチョコっとひそんでおります。


キジ猫も黒猫もおります。

ご覧になりたい方、猫グッズマニアな方は是非ご覧になってくださいませ。



9月からは、「銅版工房フマイン」さんも猫町ご参画いただけることになりました。



ありがとうございます。





「ネムとクロ」

 

 

 

 クロは死んだ。

 

 

 

 

車に轢かれて死んだ。

 

クロは筋骨隆々とした、たくましいオスの黒猫だった。

 

昔住んでいたアパートの庭。よく赤い首輪の黒猫が遊びに来ていた。

 

真っ赤なミニトマトの向こうから、石像のようにピタッと止まっては、

薄黄色の大きな目で、コチラをうかがっていた。

 

部屋の中のネムも、彼が来ると同じようにピタッと止まって、

 

耳をアンテナのようにピンと張り、

ミンミンとセミの鳴く中しばらく静寂のにらみ合いが続くのだった。

 

黒猫はだんだん大胆になり、
のっしのし縁側の網戸ごしまで近づいて来るようになった。

 

網戸というバリアがある限り、
ネムは余裕の表情で相手の匂いをクンクンやっているのだが、
意地悪な私は、網戸をガラっと開けてやるのだ。

 

黒猫が我が家よろしく入って来ると彼女はもう大パニック。

 


ひとしきり部屋をバタバタ飛びまわると、

「シャーッシャー、ウ~ッ」と威嚇の声をあげながらソロリ黒猫に近づいていく。

この時点でもう耳がピタリと後ろに寝ているので、戦わずしてネムの負けである。

ネムは赤ちゃん猫の時もらって来て以来、外に出したことの無い、箱入り内弁慶娘。

物心?ついてから他の猫と触れ合ったことなど無いのだ。

 

黒猫は、その内、当然のように遊びに来ては、「中に入れろ」と

 

網戸をワシャワシャ「ニャーニャー」。のそりと入りこんでは、彼女の

エサをバリボリと食べるようになった。かわいそうなネム。

 

彼女もときどき堪忍袋の緒がきれて、自分のエサを食む黒猫に向かって

 

のろのろネムパンチを繰り出すのだが、

5倍速のクロパンチが彼女の鼻面にヒットするのがオチだった。

 

黒猫は私にも擦り寄って慣れるようになった。

 

オスだけあってゴツゴツしてザラッとした固い体毛。

 

近くでよく観察すると、黒いと思っていた毛はやや焦げ茶が混じり、

 

舌は真っ赤にチロチロとしている。

薄黄色の目は、瞳の周辺にエメラルドグリーンの網が走っている。

「わぁ、ターコイズみたい。」と思った。

家の中で黒目がまんまるになると、顔つきはネムにソックリだ。

 

エサ争奪戦以外では、ネムと黒猫はだいぶん仲良くなってきた。

 

おしりの匂いを嗅ぎあったりしているが、依然として上下関係は黒猫優位のようだ。

 

ある日、家賃を納めに大家の家に行くと、大きな庭に赤い首輪の黒猫がいた。

 


 

「あれっ?あの子、家の庭によく来る子だ。」

 


 

「あぁ、クロね。あなたのトコの猫ちゃんと兄弟なのよ。

 

ホラ、何匹かいたけど余っちゃったからウチで飼ってるの。

そう、どうりで最近散歩が遅いと思ったらお宅にお邪魔してたのねぇ。」


 

ネムはこの大家に紹介されて、もらった子猫だった。

 

その時、一番活きのいいのをもらってきたのだが、

鼻水を垂らして弱弱しく「ミーミー」鳴く黒猫がいた。

宮崎アニメの影響もあって黒猫がほしかったのだが、

すぐ死んじゃうと嫌だから辞めたのだ。

 

こんな立派になるんだったらクロをもらえば良かったなぁと

 

ウチのキジ猫に失礼なことを思いながらも、

まぁ、遊びに来てくれるんだからキジもクロも楽しめて嬉しいナ。

と人間様の身勝手な傲慢さに、我ながら罪悪感。

 

それからしばらく夏のあいだ、クロは頻繁に家に姿を見せるようになった。

 

まったく警戒心のないクロはいつも威風堂々として

「ご機嫌いかが?」と黒服紳士のように美しい。

 

人の足に体重を乗せて体当たりしては、ゴロンとひっくり返って腹を見せ

 

ウネウネと変テコな挨拶をする。

 

ネムも同類との触れ合いで、少しは猫社会のルールや

 

外の出来事を知ってくれるといいナ、と思う。


「あそこのブロック塀は一回壁を蹴らなきゃ登れないにゃ。」

「あの隙間の椿の枝はスリスリすると気持ちいけど、
トゲがあるから気をつけるにゃ。」

「白猫曜日の月の晩には家の庭で集会があるにゃ。」


とか言っているのかしらん。

 

秋口にさしかかり、庭のミニトマトはすっかり無くなり、

 

トクサばかりが青々と目立つようになると、クロは突然姿を見せなくなった。


ネムにとっては平穏な日々が帰ってきたように思われるが、

時々、誰もいない庭に向かって「ニャッ」と滅多にあげない声を寂しげに出している。

ジャイアンみたいな兄弟でも、遊びに来ないと物足りないのかな?

 

気まぐれな猫のこと、お散歩ルートを変更したのかもと

 

さして気にも留めていなかったのだが、クロが現れなくなって2週間ばかりして

家賃を納めに行くと、クロが亡くなったことを知った。


 

「クロ、最近姿を見ませんねぇ。」

 


 

「あの子、死んじゃったのヨ。連雀通りで車に轢かれてね。

 

朝、道端で冷たくなったのを見つけた人がいて・・・・。」


 

家の前には大きな車道が走っている。

 

堂々としたクロは、堂々と車に跳ねられてしまったに違いない。

 

 

 

ネムはクロが死んだことを知っていたのかもしれないな、と思う。

 

それか、死んだ後もクロは、家の庭に遊びに来てくれていたのかもしれない。

 

 

 

それから5年、すっかり猫らしさを無くした

 

でぶっちょぐうたら猫のネム。

 

今は電話台の上、受話器をはずしたり、おなかの肉をはみ出しながら

 

ダランとしっぽを伸ばして寝ることが彼女の日課だ。

 

 

 

時々、ネムが私の足に体当たりして、ひっくり返って

 

ウネウネするたび、クロを思い出す。

 

ふわふわ漂う紋黄蝶を、一心不乱に追いかけるクロの姿は

 

まだ鮮やかに私の記憶の中にある。

 

ネムとクロ。どちらが幸せな人生なのか私にはわからない。

 

 

彼女の記憶の中にクロは生きているのだろうか?

 




 

 

 

 

 

おわり

 





青梅、

今度は「猫」で売り出すみたいです。



ウチも猫を飼っているので、と言うわけでは
ございませんが、

このイベントに組み込まれております。

  

  昭和の猫街おうめ 「おうめ猫街一丁目」


7・28プレオープン

8・1~9・27


で、ねじまき雲は「猫ギャラリー」とチラシに書いてありましたので


急遽、猫ギャラリーになりますにゃぁ。


明日7・28は、なんと!!プレオープンらしいので


バリスタくるぶし登場。猫ラテアート、やります。

そして、くるぶし撮影の秘蔵猫写真が、メニューアルバムにちりばめられます。
我が家のねむり猫、ネムの寝姿ショットも入っております。



R0011375.JPG














そして、謎のイラストレーターによる

廃材とハンドピック豆、廃棄コーヒー豆を使ったネコイラスト展示もします。
エコジャンクアートってことにしといてください。




あ、ラテアートはね、28日だけです。



この青梅イベント
発端はね、赤塚不二夫会館6周年記念の菊池代展から派生したようです。



これでいいのにゃ。




「キノコノココロ 2009」のため
作家が集ってキノコサミットを行います関係で


7月26日日曜日は16:30までの営業です。
ご注意ください。


7月25日土曜日、臨時休業いたします。
よろしくお願いいたします。



写真は以前ヒトヨダケの生えたプランターに
またまた生えたヒトヨダケ。

前回より大きめです。






コケの中には、こんなキノコが生えます。

こちらも本物ソックリ。



ネジマキノコ展。青梅キノコアート計画の序章です。



スペシャルサンクス!!グレートマッシュルーミング。




ダンスパーティーがはじまりそうです。




きのこさんのキノコ作りは

いい流木を探すところからはじまります。


多摩川の流木を使用した

青梅に根ざしたアートです。




ツチグリ。

こんなキノコ本当に有るの?


実物ソックリです。
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