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自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
最近雨の日が多いです。
私は車の運転が下手くそ(一度の運転で5人は轢けます)なので
自転車(下の記事で、イラストの緑のチャリみたいなヤツ)しか持っておりませんが
さすがに雨の日は乗れません。
荷物も積めないしなぁ~。
バックパックで買出しに行きますが
はじめて会う人は必ず
「これから山ですか?」と聞きます。
バックパックにはミルクとお砂糖、シナモンなどが入っております。
そこで思いついたのが、ピザ屋の原付「ジャイロ キャノピー」!!
屋根ついてるし、荷物もいっぱい積めるし、
出張できるし、こがなくても走るし、
便利よね~。
でも、こうして絵で見ると、かなりな圧迫感・・・・。
でも、欲しいなぁ。
初春の青梅街道を
自転車で、サイクリングして
エコのサイクルを楽しむ企画。
カーボンニュートラルな、燃料ペレットを製造している
沢井の「東京ペレット」さんにお邪魔し、
ペレットストーブなどを見学させていただきます。
ペレットバーベキュー器「きりん君」をお借りし
バーベキューもいたしますので
各自、お野菜など、食べたいモノをお持ちよりください。
ねじまき雲のコーヒーも工場で淹れます。
3 / 21 (土)
集合場所 * ねじまき雲 12:10
出発 * 12:20
東京ペレット到着予定 * 13:00
参加人数 * 8名で〆切(自転車ではなく現地合流希望の方は含みません)
参加費 * ¥1500
非常にゆっくりしたスピード(12~5km)を想定して、約3~40分です。
小径自転車や、ママチャリでも参加いただけます。
緩やかな坂があるので、変速ギアがついているものが最適です。
参加資格は自転車を持っていて、事故など起こさない
自己責任の取れる方です。
* 工場見学のみご希望の方
JR青梅線 「青梅」駅12:36溌 奥多摩方面「軍畑」駅12:47下車。
駅の前の坂を下り、青梅街道を渡ったところにある軍畑大橋の前で
お待ちいただき、合流いたします。
* 雨天は自転車は中止で、電車で工場へ行きます。
*お申し込みは店主に直接か、またはメール、お電話ください。
0428-85-9228
偉大なる馬鹿者たちは
1杯に数百円、100gにたった数百円を得ることに
命を削ることを、惜しまない。
1釜、30分の、無限なる世界の果てに、富は無い。
それでも、彼らを惹きつけて止まない赤黒い宝石の中には
魔物が潜んでいる。
その尻尾を
ムンズとつかんで、してやったりと思えば、
次にはスルリと
手の平からこぼれ落ちる。
その、いたちごっこが楽しくて、苦しくて
しようがないから
今日もまた、珈琲を煎る。
『美味しかった。』の、ため息を聴くために。
いや、
結局のところ、他人が何と言おうと、己が納得しない限り
馬鹿者は、追求の手を休めることは無い、
ひとりよがりで、厄介な生き物なのだ。
でも、
「美味しかったヨ。」の一言に心底救われる、
ピュアでナーバスな、
幸せな生き物でもあるのだと思う。
今回は、前回につづき、
解体したネジのチャリンコを、チャリーモが改造し
完璧に仕上げたレース用自転車「レッドバード号」。
転倒しつつもあきらめず、優勝めざし
自転車レースに復帰するアルク、の図。
さて、
ねじまき企画「エコ・サイクル」ですが、
3月中旬を予定しております。
青梅の「ねじまき雲」を自転車で出発し、奥多摩方面へ。
沢井の「東京ペレット」さんまでの道のりです。
参加者は、8名までの予約制。
大勢過ぎると、邪魔だし危険ですからネ。
参加資格は、身の安全に自己責任を持てる人で
そこそこの持久力と自転車をもってる人。
自転車であればママチャリでも小径チャリでも構いません。
ゆっくりポタポタ行くので、女性でも安心してください。
初春の風を感じながら、カーボンニュートラルを知るべく
東京ペレットさんの工場を見学させていただき
コーヒーを飲みます。
工場見学だけしたい方は、別途ご連絡いただければ
沢井で現地集合にします。
キリン君という機材で、ペレットバーベキューをしようかと
企画中ですので
食材も持ってきてもらうかもです。
雨天中止ですが、電車で沢井まで行き
東京ペレットさんを見学させてもらいます。
詳細、日時、参加費はおってお知らせいたします。
前回からのつづき
さて、エスプレッソよろしく微粉ゆえ、どうしたものかと
思案しましたが、プレスじゃ粉っぽいのでペーパードリップしてみました。
粉はまったく湯を受けつけません。
製造してから時間が経っているのでしょう。
残念ながら、お味も香りも、お酢のような劣化した強い酸の質ですが
飲めないほどではありません。
かすかに、エチオピアにみられるハーブのような特徴的酸味や
近年のブラジルの一部にあるような、厚みのあるユニークな甘い酸を
感じなくもない・・・・パッケージに表記が全然無いので
何の豆なのかはわからないですが、ようは美味しければ良いのです。
冷めると幾分、甘みへ落ち着くようです。
こんなに時間が経っていなければ
もしかしたら、とっても美味しいかもしれないな、
と予感させてくれるものでした。
トコロ変われば、好む飲食文化も違うことを
おみやげタチが教えてくれました。
世界の動向に振り回されず、
茶の湯、懐石料理を代表とする
日本人ならではの味覚を追い求めると、
コーヒーはどうなっていくのでしょうネ?
器のデザインはどうなるのでしょうネ?
深く 艶っぽい ぽってりとした小さな漆器の中へ、
ネルドリップで淹れた、人肌の
コクをたたえた 極上の苦甘いデミタスに
和三盆を添えて。
な~んて、究極かもしれません!!
そんなコーヒーを創れる人が、センセーショナルに現れると、
コーヒーの地位は飛躍的にあがるかもしれませんね。
妄想は、いつか誰かが形にしてくれるといいなぁ。
よく海外に行くお客さんが
フィンランドみやげに
世界一まずいと評判の
サルミアッキというお菓子を
持ってきてくれました。
いろんなタイプを
ご馳走してくれましたが
どれもパッケージのデザインが
かわいいんですよネ。
真っ黒いグミのような飴で、子供たちに大人気!だそうです。
味は、うがい薬にケシゴム混ぜた感じ・・・・わかりませんよね(笑)。
平たく言うと、苦いんですね。
しょっぱいのもあれば、アブサンっぽいのやメントールが利いてるのもあります。
どうやら甘草系のものが主成分らしいです。
写真は一番ましで、素直に科学的に甘い、スティックタイプの飴ちゃんです。
真っ黒の筒の中にストロベリー色の甘いのがつまっていました。
フィンランドの子供の味覚ってどうなってんのかしら?
ムーミンもサルミアッキが好きなのかなぁ。
2月15日、急遽11:30~15:00
貸切となりましたので
お越しのご予定の方がいらっしゃいましたら
ご注意ください。
申し訳ございません。
貸切となりましたので
お越しのご予定の方がいらっしゃいましたら
ご注意ください。
申し訳ございません。
明日いよいよ「コーヒーとチョコレートのイベント」です。
ひとつ、ケーキが追加になりましたので
当日のコーヒーとあわせてお知らせ。
(A)サイフォン=春香(haruka)×金柑とチョコのテリーヌ
―酸味がすっきり系の、サイフォンコーヒー
―粉を使わず低温でしっとり焼いたテリーヌ
(B)エスプレッソ=漆光(sikkou)×苺のショコラティラミス
―特製コンデンスミルク&手動で淹れる苦いエスプレッソ
―コンポートと生、イチゴ2種使いのチョコティラミス
(C)水出し=清水(shouzu)×チョコバナナシフォン
―無ろ過天然水出し生は、苦甘。少量をアイスで
―チョコといったらバナナ。ジューシーなシフォンケーキ
(D)ペーパー=煎り味(iriaji)×ジンジャーナッツブラウニー
― 中庸なドリップに、煎りゴマを浮かべた香りのよい1杯
―生姜をたっぷり加えた、スパイシーな大人ブラウニー
(別々のオーダーも出来ますが、上記が一番おすすめの組み合わせです)
いろいろ試行錯誤した中で生まれたメニューです。どうぞどうぞ、お楽しみに!
当日は、皮小物も販売します。kasin tehtyのものです。
http://www.ne.jp/asahi/kasin-tehty/home/index.html
お菓子も、テイクアウト用にラッピングしてご用意します。プレゼントとしてもどうぞ
ねじまき雲に器を常設してくれていた
pitchさんhttp://milkpitcher.petit.cc/が
急遽、青梅からお引越しをされることになりました。
急なことだったので、DMなどはありませんが
明日から、pitchさんご夫妻が
土器みたいな小箱と鉢
「まんまるまる展」
を当店で開催されます。
2月2日(月)~2月8日(日)
詳細はpitchさんのHP参照のこと。
是非、足をお運びいただければと思います。
最近、青梅から去る面白い同世代や、若者が多いナァ~。
寂しいけれど、旅立ちは、去るものにとっても
残るものにとっても、新たな出会いと夢に満ちたものだと
いいですネ。
前回のお話しより、少し時間をさか戻る。
フーミンのバイク、チョッパーじいさんを
修理するために立ち寄った、子供ばかりの街で、
出会う少年「アルク」。
さらわれた母「ルナ」を助けるため
自転車レースに参加し、その優勝賞金で
飛び魚飛行艇「ボラボラ」のエンジンを完成させようと
奔走するアルク。
手をかすグスタコ一味。
そして、倉庫に隠れてボラボラを造る
ルナの恋人、凄腕エンジニアの「シュウ」と、自転車造りの天才「チャリモ」。
「よしっ!!チョッパーのエンジンを治してくれるなら、ボラボラの装甲はオレの
銅板でなんとかしよう!」と意気込むフーミン。
密かに、アルクに想いを寄せるみゆきは、造りかけのボラボラにソッと命を宿す。
飼い猫の「マツケン」は、グスタコをエサと間違え、つけ狙う。
アイは少しでも金を稼ぐため、クマの着ぐるみを着せたネジを連れ出し、今日も街はずれで
こっそりクレープを売りさばくのであった。
「まったく!男どもは、夢ばっかり追うんだから!お財布事情ってもんをもっと考えなさいよネ。」
と、カリカリしながらも、男どもの夢に付き合うのもまんざらでは無い様子のアイなのであった。
暑さでうすれゆく意識の中、ぼやく男が、ただ一人いた。
「着ぐるみって、何?僕の自転車をバラしてレース用にするって・・・・何?」
涙と汗と鼻水が入り混じる中身を、まったく想像させない
満面の笑みのネジグマの着ぐるみ。
と、またひとしきり空想をしたところで、
3月あたり、「ねじまき雲」自転車企画を考えております。
詳細は次号を待たれよ。
「カフェをする上で、一番大切にしていることは何ですか?」
先日、ステキなお客様から、こんなご質問をいただいたのです。
恥ずかしながら、即答することができませんでした。
ぜんぶ大切なことばっかりなんだよなぁ~・・・・と緊張して考え込んでしまいました。
で、出た言葉が
「特に、こだわっているものはないんですよね~、缶コーヒーもインスタントコーヒーも
好きですし。コーヒーの楽しい世界が広がればいいかなって、ハハハッ。」
最低ダ、答えになってないですし。
考えてみると、真剣に、カフェで「一番」大切なことを考えたことがなかったのです。
のちのち、冷静になって考えてみると
やはり、
インテリアも大切だし
飲み物のクオリティーも大切だし、
キレイなことも大切だし、
コーヒーの楽しさを発掘することも大切だし、
いい空間と時間を、皆が楽しくすごせることも、
時には、カフェのルールを守るために怒ることも、
お店を続けることも大切。
ぜんぶ大切なことばかり。
でも、それらは、ココに足を運んで、
飲んでくれる人がいればこそ、成り立たつことに気づきました。
何故、カフェのスタイルなのか?
クオリティーだけなら豆売りだけでいいわけですし。
人見知りで口下手だから、対面じゃないほうが楽なはず。
そう、人間観察癖のある私は、
自分が出来るだけ手をかけて作った大好きなものに、
ヒトはどんな反応をしてくれるのか?
その笑顔を、
そのしかめっつらを、
見てみたかったのです。
人が愉しんでくれることで成り立つ世界、
日常の中の、非日常的な小旅行を
提供することが、カフェのスタイルなのであれば、
一番大切な思いは、
「おもてなし」
の心なのかもしれません。
それを気づかせてくれたのも、その場にいたカフェのオーナーさんたちでした。
彼らのカフェには、モノに対してもヒトに対しても、優しい
おもてなしの心が感じられるのでした。
彼らほど、美しくカフェを表現できていないかもしれないけど、
そのヒトカケラでも、自分のお店に似たものがあるのならば、
ついつい忘れてしまいがちな、
「おもてなし」の心を、一番大切なことに
していきたいものです。