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自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
前の日記からのつづき
宿の奥様の車に乗り込み、今宵の寝床へと向かう。
宿は、この旅最大の目的、自家焙煎珈琲店「抱 HUG」(ハグ)さんからのご紹介
「松下塾」(しょうかじゅく)さん
ハグさんから、「秘境」?「部落」?と聞いて
内心ビビッてはいたが、未開の地ではなく、ステキな秘境であった。
ただし、携帯の電波はまったく通じない。
山奥の部落への唯一の道は、戦時中、高射砲台を運ぶために出来たという
車一台がやっと通れるような曲がりくねった林道。
脱輪したら死にそうだが、時々野ウサギと並走できるという特典つきである。
唐突に車が止まると、そこには霧の緑にむせぶ赤黒い大屋根が
ひっそりとたたずんでいた。
宿の名物犬、「ぎん」がお出迎え。とっさに頭の中で「流れ星・・・・」と思うが、
額に傷もつ屈強な犬ではなく、おっとりとして、犬が苦手な私でも触れるくらい
目尻がさがった犬だ。まったく吠えない。
熊の赤カブトはいかにも出そうなトコではあるが。。。。
これまでの珍道中とは違い、ここからはイイコトしか無い!!
このために千葉に来たのだ!と言っても過言ではない。
宿のご主人かつ、モザイクタイルアーティストでもあらせられる松下さんが
築100年の母屋、はなれ、馬舎などを見事にリノベーション。
宿はこんなトコに二人だけで泊まってイインスカ・・・・ってくらいデカイ。
ヤドカリとヨシノボリ的なものしかいないマニアックな水槽があったり、
倒木の桜の木で作ったイスや、手作りのお風呂、トイレなど
興味の尽きることがない。
ごはん、お風呂など、奥様がいたれりつくせり面倒を見てくださる。
用があると、共有スペースまで「コン、コンッ」と口で言って来てくれるのだが、
なんともほんわかして和む。
「木漏れ陽の湯」と題されたお風呂は、晴れた日にはホントに木漏れ日が落ちるそうだ。
雨が晴れれば、宿から富士山も望めるらしい・・・・今日は雨だけど。
PM7:00
ご主人がお料理された、自家栽培のお野菜を使った身体に優しい晩御飯。
薪がまで炊いてくださる、摘みたてキノコの炊き込みごはん。
4合くらいはあるのではないかと思う・・・・。二人分なんだけど。
ご近所の湯葉屋さんのお豆腐。うっすら緑色。
旬の戻り鰹、千葉の恵みは、脂がのってまったく生臭くない。
お魚嫌いのくるぶしがパクパク食べる。
畑で採れるシソ、キュウリの塩もみが、なんともいい塩梅で旨い!
チンジャオロースみたいなナスの炒め物。
採れたての山椒が利いて、箸が止まらない。
冬瓜のあんかけ。こちらもお味が絶妙。
ジュワッと溶けるようにとろけてしまう。
くるぶし大好物のバナナのデザート付き。
エビスの大瓶も650円とお安いので、普段は飲まない高級ビールもいただく。
酵母の活きた美味しいどぶろくもご好意でいただく。
ほのかな酸味、深い味わい。いままで飲んだどぶろくで一番美味しい。
一日の疲れが吹っ飛ぶ。
PM9:00
葉がうけるやわらかな雨音を聴きながら、就寝。
いつもはAM3:00ころ寝ている二人には
異例の早寝である。
AM7:00 起床
寝すぎである。
AM8:00
奥様が「トン、トンッ」とやってくる。
「いま来るとサンマを焼いてるところが見れますヨォ。」
朝ごはんはどうやら松下さん宅で作るらしい。
主人、サンマを焼くの図。
薪ストーブを利用した豪快あぶり焼き。
おいしくない訳がない。説明要らずのサンマ。
手作り味噌で作る大根の味噌汁。
まるでお酒のような甘さがたって、食材が活きる。
自家製の梅干はこれぞいい塩梅!
自家製らっきょう、にんにくの漬物も奥深い。
かぼちゃの煮付、粘度のあるおくら、どれもが素材の良さが滲み出ている。
これまた薪で炊いた白米、4合くらい。さすがに朝は多いから残す。
っしかし、旨い!こんなに甘くて弾力のあるお米は久々に食べた。
と感動していると、ジュウネンド米という千葉の新米で、ご近所にわけていただいていることを
教えてくれた。納得。
ご夫婦と、生き方についてアレコレ話し、有意義な時を過ごす。
これだけ充実の一泊2食付、おどろきの1人7800円である。
ハグさんのご紹介もあって、特別良くしてくださったのかもしれないが、
にしても・・・・安い。
AM10:00
奥様に車で「抱」さんまで連れて行ってもらうことに。
ふたたび珍道中が幕を上げる。
つづく
宿の奥様の車に乗り込み、今宵の寝床へと向かう。
宿は、この旅最大の目的、自家焙煎珈琲店「抱 HUG」(ハグ)さんからのご紹介
「松下塾」(しょうかじゅく)さん
ハグさんから、「秘境」?「部落」?と聞いて
内心ビビッてはいたが、未開の地ではなく、ステキな秘境であった。
ただし、携帯の電波はまったく通じない。
山奥の部落への唯一の道は、戦時中、高射砲台を運ぶために出来たという
車一台がやっと通れるような曲がりくねった林道。
脱輪したら死にそうだが、時々野ウサギと並走できるという特典つきである。
唐突に車が止まると、そこには霧の緑にむせぶ赤黒い大屋根が
ひっそりとたたずんでいた。
宿の名物犬、「ぎん」がお出迎え。とっさに頭の中で「流れ星・・・・」と思うが、
額に傷もつ屈強な犬ではなく、おっとりとして、犬が苦手な私でも触れるくらい
目尻がさがった犬だ。まったく吠えない。
熊の赤カブトはいかにも出そうなトコではあるが。。。。
これまでの珍道中とは違い、ここからはイイコトしか無い!!
このために千葉に来たのだ!と言っても過言ではない。
宿のご主人かつ、モザイクタイルアーティストでもあらせられる松下さんが
築100年の母屋、はなれ、馬舎などを見事にリノベーション。
宿はこんなトコに二人だけで泊まってイインスカ・・・・ってくらいデカイ。
ヤドカリとヨシノボリ的なものしかいないマニアックな水槽があったり、
倒木の桜の木で作ったイスや、手作りのお風呂、トイレなど
興味の尽きることがない。
ごはん、お風呂など、奥様がいたれりつくせり面倒を見てくださる。
用があると、共有スペースまで「コン、コンッ」と口で言って来てくれるのだが、
なんともほんわかして和む。
「木漏れ陽の湯」と題されたお風呂は、晴れた日にはホントに木漏れ日が落ちるそうだ。
雨が晴れれば、宿から富士山も望めるらしい・・・・今日は雨だけど。
PM7:00
ご主人がお料理された、自家栽培のお野菜を使った身体に優しい晩御飯。
薪がまで炊いてくださる、摘みたてキノコの炊き込みごはん。
4合くらいはあるのではないかと思う・・・・。二人分なんだけど。
ご近所の湯葉屋さんのお豆腐。うっすら緑色。
旬の戻り鰹、千葉の恵みは、脂がのってまったく生臭くない。
お魚嫌いのくるぶしがパクパク食べる。
畑で採れるシソ、キュウリの塩もみが、なんともいい塩梅で旨い!
チンジャオロースみたいなナスの炒め物。
採れたての山椒が利いて、箸が止まらない。
冬瓜のあんかけ。こちらもお味が絶妙。
ジュワッと溶けるようにとろけてしまう。
くるぶし大好物のバナナのデザート付き。
エビスの大瓶も650円とお安いので、普段は飲まない高級ビールもいただく。
酵母の活きた美味しいどぶろくもご好意でいただく。
ほのかな酸味、深い味わい。いままで飲んだどぶろくで一番美味しい。
一日の疲れが吹っ飛ぶ。
PM9:00
葉がうけるやわらかな雨音を聴きながら、就寝。
いつもはAM3:00ころ寝ている二人には
異例の早寝である。
AM7:00 起床
寝すぎである。
AM8:00
奥様が「トン、トンッ」とやってくる。
「いま来るとサンマを焼いてるところが見れますヨォ。」
朝ごはんはどうやら松下さん宅で作るらしい。
主人、サンマを焼くの図。
薪ストーブを利用した豪快あぶり焼き。
おいしくない訳がない。説明要らずのサンマ。
手作り味噌で作る大根の味噌汁。
まるでお酒のような甘さがたって、食材が活きる。
自家製の梅干はこれぞいい塩梅!
自家製らっきょう、にんにくの漬物も奥深い。
かぼちゃの煮付、粘度のあるおくら、どれもが素材の良さが滲み出ている。
これまた薪で炊いた白米、4合くらい。さすがに朝は多いから残す。
っしかし、旨い!こんなに甘くて弾力のあるお米は久々に食べた。
と感動していると、ジュウネンド米という千葉の新米で、ご近所にわけていただいていることを
教えてくれた。納得。
ご夫婦と、生き方についてアレコレ話し、有意義な時を過ごす。
これだけ充実の一泊2食付、おどろきの1人7800円である。
ハグさんのご紹介もあって、特別良くしてくださったのかもしれないが、
にしても・・・・安い。
AM10:00
奥様に車で「抱」さんまで連れて行ってもらうことに。
ふたたび珍道中が幕を上げる。
つづく
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