COFFEE & GALLERY SALON " you "
COFFEE ROASTER " in "
自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
過去に、こんな想いをブログで書いた時があります。(以下過去の日記)
『世界の動向に振り回されず、
茶の湯、懐石料理を代表とする
日本人ならではの味覚を追い求めると、
コーヒーはどうなっていくのでしょうネ?
器のデザインはどうなるのでしょうネ?
深く 艶っぽい ぽってりとした小さな漆器の中へ、
ネルドリップで淹れた、人肌の
コクをたたえた 極上の苦甘いデミタスに
和三盆を添えて。
な~んて、究極かもしれません!!
そんなコーヒーを創れる人が、センセーショナルに現れると、
コーヒーの地位は飛躍的にあがるかもしれませんね。
妄想は、いつか誰かが形にしてくれるといいなぁ。』
まさか自分が、そこに近づくとは思いませんでしたが。
想って口にしていれば、出逢いが不思議とやってくるものですね。
先日「in-kyo」さん企画アノニマスタジオキッチンで行われた
「漆の器でごはんのしたく」で出逢えた 宮下智吉 さんの器は、
まさに、私のイメージする、新しくも心に根ざしたスピリッツに
しっくりと溶け込むものでした。
画像は、購入した宮下さんの器「クレヨン」にコーヒーを淹れた図。
今回はイベントに間に合うよう銅版作家 持田史人氏にもご協力いただき
特製ネルドリッパーを創ってもらいました。
試行錯誤を重ねたデザインです。特注で販売予定です。
ネルも、何パターンも試して、くるぶしに縫ってもらいました。
このようにひとつのイベントには、
表面に出ない部分にも、数々の人や、想いが係わっているものです。
このイベントにお誘いいただき、本当に有難う御座いました。
雨の中お越しいただいたお客様にも、有難う御座いました。
「すみや」さんをはじめ、アノニマスタジオさんのスタッフさん
お手伝いくださった皆様、有難う御座いました。
係わり から産まれてくる、アイデアや展開は、イベントが終わっても続くものです。
それらを大切に、何気ない日々が特別なイベントでありますように。
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