当店御利用規約遵守のお願い
ご理解いただけない場合は、わざわざ面倒くさく煩い当店のご利用をなさらず
ご自身のスタイルにマッチする居心地のよい他店をご利用ください。
*イベント中はこの限りではございませんのでご了承ください。
● ー ねじまき憲章十カ条 -
1 当店は1ドリンクオーダー制です。
1時間半内で追加ドリンクオーダーをいただいております。
混雑時、長居の方にはお席をお譲りいただくことがあります。ご協力御願いいたします。
2 大変狭いお店です。ゆったりした椅子ですが極力椅子をひいて
通路の確保をお願いいたします。
3 自習、仕事書類作成目的のご利用、パソコン、タブレットご使用は
1時間までとさせていただき、
延長使用ご希望の場合は30分毎に1オーダーいただいております。
(文庫本などの読書に関しましては該当いたしませんのでご安心ください。)
4 店内禁煙にて御願いいたします。
5 写真撮影は他のお客様のご迷惑にならない範囲で御願いいたします。
店主、スタッフの撮影はご遠慮ください。
(展示期間など一部において撮影を制限させていただく場合もございます。)
6 店内で映画などの動画再生、プレイヤーの持ち込み視聴は
基本お断りさせていただいております。
7 ペットのお持込はお断りさせていただいております。
8 お土産や差し入れ以外のお持込は基本的にお断りしております。
乳幼児のいらっしゃる場合はこの限りではございませんのでご相談ください。
9 机や人を傷つけたり色をつけたりする恐れのある塗料、道具
空間に飛散するスプレーの許可なきご使用はご遠慮いただいております。
10 狭く席の配置の関係上のお願い
混雑時、三名さまからの御来店は、お断りする事がございます。
お一人かお二人でのご利用が最適です。
大声での大騒ぎはご遠慮ください。もし響くほど大きいお声の場合、
ご注意させていただくか退店をお願いさせていただくことがございます。
狭いためベビーカーは基本的にはお断りさせていただいております。
お子さんが寝ている、あるいは空いている場合は特例として一台ほどは
はいれますが、たたんで外置きしていただくか、
お子さんをお預けになってのご利用が望ましいです。
大声と同様、騒ぐお子さんや泣くお子さんは
他のお客様のお時間に干渉してしまう狭さゆえ
外に連れ出していただくことになります。
ゆえに、騒がず、場をわきまえた行動のできる教育の行き届いたお子さまの
当店御利用は、むしろ歓迎いたします。
以上10項をもって、当店御利用規約といたします。
*お問い合わせのお電話などは、営業時間内にお願いいたします。
営業時間外は基本的に出ません。
出かけておりましたり、トイレだったり、食事だったり、お風呂だったりで
プライベートな個人生活時間帯となっておりますのでご了承ください。
なお、営業時間内でありましても、抽出中やサービス提供中は出ることが出来ません。
再度おかけ直しいただくお手数をお許しください。
【 緊急告知 】
ゆらり
揺らぐ。
上泉氏は飄々として居、尚、ドシリと芯が座り、
それでいて捉え処無し。
上泉氏は常、一陣の疾風の如く現れ乱し、
「愉快」 と笑い、
旋風の如く去る。
自然の理の中にありながらも、
上泉然とし自由なる枠で遊び、動じず。
息づく。 産み出す。 食べる。 行く。 棲む。
全て「此方かしらん?」と嗅覚で生き、我なりとしている。
故、凄まじき凌ぎを削るるその焼き物の重み、
ドシリと掌に馴染み実に 愉快也。
上泉氏の描く世界は、自然とたなびく麦藁のようで、
十草のようにスッと芯を立てている。
総じて、揺らいでいる。
故に 心地良し。
◉ 本日3月1日、明日2日の二日間のみ
上泉秀人氏の持ち込んだ器を私が厳選し、
数点、ねじまき雲にて販売することとなった。
上泉氏とは、ねじまき雲の器を作製いただいている御方である。
昨日、突然に現れた上泉氏は、ガサゴソと器をテーブルに並べ始め
その場でゲリラ行商となった。
氏はいつもこうなのである。
予測不能の変幻自在。
上泉氏が来ると、場の空気が一度上がる。
良くも悪くも、何かが起きる(笑)。
上泉氏は青梅のねじまき雲の近くの、更に山奥
時代劇に出て来る長屋のような工房に居を構え、作陶している。
陶芸家と呼ばれるのを嫌い、飾るで無し、使って貰える器を作り続け、
あくまで器屋、焼き物屋と己を言う。
大八車で各地を引き売りするのが理想と言う。
上泉氏の長屋が、此度の大雪で一部が倒壊したと知人から知らされた。
これは一大事と連絡ととると、
「まぁ、古いですから。僕の素人仕事の屋根ですから、仕方ないよね。
大丈夫大丈夫。孤立してるわけじゃないからね。
どうせ僕は冬はいつも冬眠してますからね。ハハハ。」
と笑っている。
泰然自若。
まぁ、自然のすることだ。そうなったらそうなったで、仕方ない。
いやぁ〜参った参った。と口では言ったとしても全然参ってない。
それが上泉氏である。
上泉氏は、あまり器に把手を付けない。
「把手を付けるとさ、ほら。使い方が決まっちゃうじゃない?
だから僕はあまり把手を付けないんですよ。何にでも使って貰えるのが
楽しいからね、ハハハ。」
と笑っている。
そんな上泉氏の器が好きで、私は色んな液体をそれへ満たしている。
しかし、どうにも我が腕、力みたち未熟。
いまだ容れ物に追いつかぬようでいて、
しっくりもくる。不思議である。
おそらく私も楽しんでいるからなのだろう。
のらり くらり
揺らぎを。
二日限り、上泉秀人展 「上泉流・無刀麦藁十草揺らぎ斬り」
キノコランプ展「バーバ・ヤガーの森」
大盛況のうち終了いたしました。
ランプも最終日を待たずして全て完売。
沢山の菌類好きの方にお越しいただけまして
有り難うございました。
展示中は、ラテもこのとおり、キノコでした。
キノコパンやキノコクッキー作りにも楽しんで取り組んでくださった
立川シンボパンさん、有り難うございました。
これでようやく国分寺ねじまき雲(陽)も
ただの珈琲屋ではない、ねじまき雲らしくなってきました。
今回は明るくオープンな前回の展示と180度変わり、
窓もコンパネで打って潰し、光を暗幕で極力遮断。
木を持ち込んでいただいて長さを調節しながら
怪しげな夜の森を店内に再現し、最高のキノコランプ展になったと思います。
外からはシャッターも閉まっているので、まるで差し押さえられた店。
やっているかどうかさえ分からず、一層場所も分かりにくくなってしまい
迷子を沢山出してしまいました。
珈琲を楽しみにお越し下さった方には、怪しすぎて入れなかった方も
いらっしゃる始末。
申し訳ありませんでした。
しかしながら、珈琲店としては大失格の店構えながら、大変楽しい。
この不可解などうしようもなさがねじまき雲。
単純にくくれないものほど、胸が騒ぐ。
変態珈琲屋でごめんなさい。
そして、どうなるかどうか分からない楽しいドキドキ感を
プレゼントしてくださった、
ザ・ネジマキスト
グレイト☆マッシュルーミング高野幸雄氏に
最高の感謝を!
キノコランプ展「バーバ・ヤガーの森」
あと残すところ本日を入れて二日です。
本日まで画像のように店内を暗くし、
最大限にランプとしての魅力をお届けして参りましたが、
じつは、このキノコランプ。
光っているところだけ以外にも楽しめる顔があります。
この画像は、上のランプと同じものです。
ご覧の通り、明るい場所で見ると、またひと味違う表情になります。
色も光源での発色が消える分、色味が変わり落ち着いた雰囲気できのこ然とします。
傘の作り込みのディティールがよくわかり
キノコマニアならずとも
その美しさと愛らしさ、流木とのバランスの妙に心奪われます。
さて、こちら。
一見おもちゃのような色と造形ですが、
実際にこのモデルとなった実物のキノコを見た事がある私など、
思わずうなってしまう出来映えの、
たまご茸の幼菌です。
升型タイプのキノコランプは
土台が自然を忠実に模したジオラマ仕立てになっており
キノコの生える環境までもを捉えた作りになっております。
そしてなんと、この升型タイプのキノコランプの土には
当店、ねじまき雲の珈琲粉が使われております。
使用して捨てる珈琲粉の再利用として提案し
採用していただきました。
残念ながら枡形のものは、今回すべて売れてしまいましたが
是非この機会にキノコランプ写真だけでも
撮影にお越しくださればと思います。
高野 幸雄http://www.geocities.jp/youkeepon/個展 「バーバ・ヤガーの森」
〜2月25日(火)まで
14:00〜22:00
飲食LO21:30
高野 幸雄 個展 「バーバ・ヤガーの森」
昨日から始まりました「バーバ・ヤガーの森」展、
ご好評につき、
キノコランプは予想以上の早さでsoldが続出しております。
ここにきて改めてキノコの破壊力に驚くばかりです。
キノコランプがどうしても欲しい方はsold-outにならぬ内に、
キノコ狩りにいらしていただければと思います。
さて、展示会の名前「バーバ・ヤガーの森」
バーバ・ヤガーとは、ロシア地方に伝わるスラヴ民話に登場する妖婆。
きのこの生えるようなジメジメとした森に住み人間を食らう魔女で、痩せこけ足は骨だけ。
細長い臼に乗り地面スレスレを滑空し、
馬術のように杵で臼を叩き操り、森に付いた臼跡をほうきで消して
移動します。
バーバ・ヤガーはクルクル回る巨大な雌鶏脚の上に建つ家に住み、
食らった人間の頭蓋骨を光らせ庭に沢山立てています。
大変凶悪ですが、清い魂をもった者を救ったり、
礼儀正しい主人公には助言を与えたりします。
節度ある行動と、礼節を忘れぬ清い心をもったものには神として現れる
神話の教訓の流れを汲んでいるようです。
展示期間中は、画像のようなバーバ・ヤガーの住まう森を再現しており
そこかしこに怪しく光るキノコが生えております。
ですので、店内は他の明かりを極力遮断し、
大変暗く、シャッターも日中は閉まったままになっておりますが、
勇気と節度をもった清い心の皆さんならば、
その扉を押し開け森に足を踏み入れたとしても、
バーバ・ヤガーに取って食われることはないでしょう。
*店内が暗いためメニューなどが読みづらくなっておりますが、
明るめのところでお読みください。
なお、PC,タブレット端末など強い光の出るもののご使用はご遠慮ください。
*展示期間中は飲食は通常とは違う特別メニューです。
*大変混雑する時間帯がございます。飲食が難しい場合、展示だけでもご覧下さい。
*お買い上げ頂いた商品は展示終了まで取り置きとなります。
後ほど引き取り、もしくはお届けとなりますのでご了承ください。
キノコランプ展「バーバ・ヤガーの森」
ついに明日からです。
これから作者、グレートマッシュルーミング高野氏による搬入。
私もただ今、ねじまき雲を魔女の森に仕立て上げる準備中です。
さて、魔女の森にエッセンスを添えてくれる
昨日ご紹介しましたシンボパンさん。
実はパンだけではなく、特別オリジナルキノコクッキーも
作成を依頼してあります。
画像は、試作してくださったキノコクッキー。
楽しくなってしまう出来映えです。
これでもキノコマニアは踊り出したくなる申し分なさですが、
本番は更にポップに楽しくなる予定です。
昨日お電話で本番作成中に打ち合わせすると、
沢山作っているうちに、幻覚症状が起こってクラクラしだしたとか。
「キノコが私に見えてきたんです。」
とリアルな中毒症状をお話しくださって
笑っておりました。
沢山作り過ぎたからか、笑い茸が混ざっているのかは定かではありません(笑)。
ひとつひとつ違う手間のかかった、お味も美味しい
キノコクッキー。
沢山作っていただいてはおりますが、
無くなり次第終了。追加発注をかけます。
キノコ狩りは、お早めに〜。
一昨日の記事でご紹介したキノコランプ展「バーバ・ヤガーの森」
飲食メニューも期間限定となります。
画像のきのこは、ニセショウロやホコリタケ属の仲間や、マツオウジです。
・・・いえ、嘘つきました。パンです。
よく見ると、パンもなんとなくきのこに見えてくるから不思議です。
という訳で、この画像は、キノコランプ展期間中
特別にオリジナルキノコパンを作ってくださることになった
立川にあるシンボパンさんhttp://www.shinbopan.com/
作成の、試作品の数々です。
試食すると、非常に美味しいキノコパン。
マツオウジはワインにぴったりのキノコ感。
ニセショウロはビールを飲みたくなるキノコっぷりです。
シンボパンさんとは、以前ロバハウスでの出店でご一緒し
以来、時々ねじまき雲でもお世話になっている
おかっぱ店主のファンキーパン屋さんです。
おかっぱも、なんとなくきのこに見えてくるから不思議です。
当日は、更にブラッシュアップされたキノコパンが
限定数量並びます。
きのこしみに〜。あ、間違えた。お楽しみに〜。
平和な日常を取り戻しつつある国分寺とは雲泥の差の大混乱で、
雪害の深刻さを思い知らされます。
いまだお店の前の道路は交通規制が敷かれ、
どうにもならないレベルの大渋滞を引き起こしておりました。
青梅奥多摩間の電車も以前不通のまま
青梅駅前のバスも運休でした。
奥多摩方面在住のお客様の安否も気になるところです。
昨日はいった奥多摩の方の情報によると、雪崩で国道が寸断され
自宅から国道にすら出られない状態だそうです。
どうか火事にならぬようエアコン室外機周りの雪だけでも除けて
暖をおとりになって、寒さを凌いでいただければと思います。
国分寺と青梅でさえ、この差。
「こういうのは大した事は無い。
と大雪被害に対し発言なさった公人もいらっしゃるそうで
同じ東京と言えど、経済最優先都心部と比べますと、
さぞかし意識の寸断という温度差もありそうな気もいたします。
少数地域を切り離して考えてはほしくないものですね。
・・・あ、私的な感情で長くなってしまいました。
歳をとると意見がましくなっていけませんね。失礼いたしました。
本題ですが、明日19日(水)は
雪の影響により
夜の部の営業を
19:00〜22:00 LO21:00とし
雪の状況を見て、早仕舞いなどが予測されます。
なお、お車のご利用は、交通規制解除がされておりません場合
渋滞による緊急車両通行の妨げになる恐れや
凍結によるスリップなど危険が伴いますので極力お避けください。
では、なにとぞ身の回りにご注意してお過ごしいただけますよう
お願いいたします。
2月21日(金)〜25日(火)
展示中通常時間営業
高野幸雄 個展 「バーバ・ヤガーの森」
開催。
ねじまき雲といえば、きのこ。
きのこといえば、ねじまき雲。
この珈琲店とは思えぬ印象を
2008年、第一回キノコ展、ネジマキノコ展により
発信するに至った、
ねじまき雲きのこブームの火付け役こそ、ねじまき雲の常連客であり
キノコランプ作家、
グレイト☆マッシュルーミングhttp://www.geocities.jp/youkeepon/こと
高野幸雄氏その人である。
その後、氏は国内外問わず高い評価を得、
青山スパイラルSICF11th、オーディエンス賞受賞。
NYアートフェア選考展において三位入賞。
ファウンテンアートフェア2014出展決定。
など目覚ましい活躍をみせている。
この度、新生ねじまき雲、ねじまき雲(陽)でもついに
キノコファンの皆さんに待ちに待ち望まれる
高野氏の洗礼を受けることとなった。
いよいよもって、ねじまき雲らしくなってしまうのである(笑)。
楽しみだ。
年末年始にかけ
青梅からリアカー引き売りシフォンケーキ販売というゲリラパフォーマンスを皮切りに
青梅の常連客による秘密結社的ヒグラシドリ展を敢行。
そこに続く、
わけのわからない西多摩アート胞子をまき散らしつつ
国分寺のオシャレアートシーンを震撼とさせて
逆行サブカル化してしまおうという
生きるを楽しむ、ねじまき連続侵攻企画
キノコランプ展
「バーバ・ヤガーの森」
開催!!!
詳細は近日発表。
大雪より一夜明け、
国分寺もすっかり雪に埋もれております。
バス電車各線も運休、遅れが相次いでいるようです。
本日は、雪の影響も考え、
先週と同じく
16:00オープンに変更いたします。
皆様なにとぞ、安全を心がけ
滑らない装備でのお出かけをお願いいたします。
北国出身なので、ここで雪道の歩き方などをお教えいたします。
● ビブラムソールなどの登山靴は溝が深いので安全と思い込むと
かえって滑りやすい素材ですのでお避けください。
● 粘度の高い長靴や雪道用の靴をご着用ください。
● 踵から歩く普段の歩き方は転倒の危険が高まります。
すり足で歩くのも、柔らかい雪が氷の層の上にのっている場合はかえって滑りますので
スキーやスケートで滑る感覚が身に付いてない方は危険が伴う場合がございます。
極力体重を前に掛け、ややつま先に力を入れ、靴底全体で雪を踏みしめるイメージで
歩きますと、そこそこ素早い動きで歩くことができます。
● 寒くても手はポケットに入れず、手袋などをして外に出しバランスをとれるようにして
歩きましょう。
● 雪かきに関しても、軒先の通路部分を必要最低限かくようにしましょう。
慣れないと今回のような水分を多く含む雪の場合腰を痛めてしまいます。
親切心で中途半端に広範囲に雪かきをしてしまううと
夜に水分が固まり、氷が張りアイスバーンになってしまい、かえって危険な範囲を
増してしまう原因にもなります。
明日日中は晴れの予報ですので、今日無理せず、
雪の溶けやすく固まりにくい明日、広範囲の雪かきはするように
しましょう。
● 誰かが靴下をはくみたいに「手袋をはく」と言っても笑わず聞き流してあげましょう。
それは北の方言で、なかなか抜けない方言です。
手袋をはく。→手袋をはめる。手袋をする。
しばれる。→めっちゃ寒くて感覚が無くなるみたいだ。
手がかじかむ。→寒くて手がうまく動かなくなる。
雪道を歩くと足がこわくなる。→雪道は歩くのが疲れる。
なんまらだな!→「超」にあたる方言「なまら」一語の変化形で、
雪がすごくてひどい状況だな。と言う意味を表している。
などなどを話している人がいたら、その人は雪のエキスパートの可能性があります。
雪の時には頼りにしていいかもしれません。
● 雪がたんまり積もっているところに、みかんを数時間入れておきましょう。
果肉がシャーベット状になり、美味しい冬の味覚、冷凍みかんになります。
● 出来るだけ猫と過ごしましょう。猫は体温が高いので猫たんぽになります。
猫がいない場合は、湯たんぽでしもやけになるのを予防しましょう。
雪の状況と、帰宅困難者を出さぬようを考え、
本日14日の営業は
14:00〜17:00 LO16:00
に変更させていただきます。
大変短い営業時間となりますが、
ご近隣にお住まいの方のみご来店ください。
お車も路面が不安定です。
遠方からのお越しも、交通機関の乱れが生じておりますので
お避けくださいますようお願いいたします。
では、皆様オケガのないよう、ご自宅にて珈琲時間をお楽しみください。
最近雪のことでしかブログを更新していない気がいたしますが、
また今週末も明日から大雪の恐れありとのことで、
様子を見つつ明日14日(金)は休業もしくは早仕舞いの可能性が
ございます。
予想どおりの大雪でありましたら、今回は早い段階で休業する構えです。
15日も積もりや電車のダイヤ、路面状況によっては
営業時間の変更や休業を考えております。
なにとぞご無理なきようお願いいたします。
今朝、青梅に焙煎に参りますと、
お店の前の道路が、凍結のため一部通行どめになっておりました。
さきほどは国分寺でも雪がちらついておりましたが、
明日も場合によっては一時雪または雨が降るかもしれないということで、
原付での遠乗りは危険と判断し
明日2月12日(水)は
青梅、夜の部の営業を繰り上げ
19:00〜22:00 LO21:00といたします。
お間違いなきよう
よろしくお願いいたします。
昨日に引き続き時間を短縮し営業とさせていただきます。
確認してわかったのですが、
ブログ障害で、昨日アップした記事が、アップされているのにも関わらず
正常にサイトに反映されていなかったことが判明いたしました。
非常にご迷惑おかけいたしました。
大変申し訳ございません。
本日も大雪の影響で電車各線に遅れや運休が出ております。
当店は開店時間をずらし
16:00オープンと致します。
夜は更なる路面凍結などが予想されます。
雪もまだ多く、ご無理は怪我や事故などに繋がる可能性がございますので
充分ご注意ください。
本日は大雪のためJR各線もダイヤが乱れ、
大変お足下が危険な状況となります。
遠方の方は外出をお控えください。
これから雪のピークを迎え、夜は路面が凍結する恐れがありますので
当店は時間を短縮し、
14:00〜17:30 LO17:00
として営業させていただきます。
明日も状況を見て、開店時間を遅らせる等の営業を検討しておりますので
明日ブログをご確認頂ければと思います。
当店の扉の前は多少の雪が積もり、坂になっておりますので
何卒ご注意ください。
なにぶん東京の交通網は雪に弱く、雪に慣れぬ方も多いと思いますので
ご無理してお越しになりませんよう
お願いいたします。
明日2月8日と明後日9日は、東京多摩地方大雪予報につき
雪の状況を見て、お店にわざわざお越しくださることが危険と判断致しました場合、
休業あるいは、早仕舞いとさせていただく予定でございます。
明日12:30の段階で、もう一度ブログをアップし
とりあえずの決定を下します。
大雪となりましたら、皆様も極力遠出なさらず
ご自宅にて珈琲をお楽しみくださいますよう、お願いいたします。
「18××年 *月*日
ついに私は一枚の葉を透過させる実験に成功した!
更なる研究の余地はあるものの
この「石花植物・ガラス化蒸散器システム」の発明によって
発生したアントシアニンガスと、蒸留されたガラス質の植物液を
胞子の乳化作用により再構成し、一枚の葉に結晶することに成功したのだ!!
これは画期的かつ歴史的偉業である。
しかしながら、我が国の革命はついに激化し
続けてきた研究費用は底をついてしまった。
あぁ!近年普及しつつある蒸気機関を用いれば
おそらくは飛躍的な透過葉技術の向上がみられるであろう。
戦火が及ぶ前に、この研究室も閉鎖せねばなるまい。
外が騒がしい!なんとしたことか。ここもついに憲兵に嗅ぎ付けられてしまったようだ!
もはやここまでか!!!
この手記だけでもなんとしても後世に残さねばなら・・・」
ここで博士の日記は途切れている。
その後戦火を逃れ、奇跡的に伝承された透過葉技術は海を渡り
世紀を越えてこの日本の地で、架空工房ヒグラシドリに受け継がれたと言われている。
写真は博士が開発し、ただ一基現存する世界初の透過葉装置
「ベイビーズブレス」であるとされる。
・・・という嘘んこストーリーまで作れてしまうような道具が
ヒグラシドリ展では売られておりました(笑)。
写真の器具は、昨日売れ残った古道具を購入し組み合わせて
透過葉やドライフラワーを入れこみ作成した作品です。
皆さんもご購入くださった道具やパーツで
何か面白いものは作れたでしょうか?
喜んでくださったら幸いです。
もう、今日でスッカラカンと、架空工房は煙のように消え失せて
静かな蒼き海のごとき、いつものねじまき雲に戻りました。
また来年、ヒグラシの鳴く冬にお会いできればイイですね〜。
お越し下さった皆様、ありがとうございました。
その日も雨だった。ひどい雷の鳴る嵐の日だった。
どんよりとして、客足も鈍い。いや、もともと客の多い店ではないのだけど。
雨は大学の頃から嫌いだった。
暗いし、だいいち天然パーマが湿気を吸って髪がチリチリになる。女の子には会いたくない。
だからよく雨の日は通学途中に挫折した。
誰も自分を知らない街におりて、一段と暗い映画館に行った。
久しぶりのジブリ映画を独りで見に行ったこともある。
前情報を調べなかったので「耳をすませば」が少女コミック原作とは知らなかった。
女子とカップルに囲まれて、男独りパンフレットを読みふけった。
まだ見ぬ武蔵野の街を舞台に起こる、少女の不思議な出来事に胸トキメかせながら。
話しがそれた。
実は今、雨の日はそれほど嫌いではない。
いつも混むカフェや、お気に入りの雑貨屋が空いているからだ。
雨の音を聴きながら、しっとり珈琲や酒を利くのも良い。
国分寺の店の開店日も嵐だった。
嵐の日には何か起こる。
その日、雨の降りしきる中、重い扉を開け入ってきたワタナベナオコ氏も、
雨が嫌いではないようだ。
何かに行き詰まった雨の日は、ねじまき雲に行けばいいことを知っている。
お店が空いていて、
なおかつマスターが、妄想狂からくる突発的アイデア放出型変人だということを知っている。
彼女は青梅だけで営業している時からのお客さんで、
その頃は作家活動はしていなかった。
国分寺店を再開してから来てくれたその女性は、
なんとも不思議な物を創る作家になっていた。
パイオニアだけに悩みを共有する同業もいないのだ。
彼女はある意味、森の記憶をガラスに定着させる仕事をしている。
その日、彼女はギボウシの葉を特殊な技法で透過させたランプを、
ねじまき雲に寄贈しに来てくれた。
はじめて見る透過葉のランプは、雨で沈む空を、森の時間で優しく照らし始めたように思えた。
そうしてランプを見た瞬間、私の中には別の時間軸が流れ始めていた。
「あぁ、音が聞こえる・・・自分の中にも這う、葉脈の鳴く声が。」
彼女は普段、zum Beispielという名で活動している。
ズム バイ・・・
ツム ビーシュ・・・
何度聞いても覚えられない。
「例えば~」という訳が当てはまるドイツ語だが、
極力何も意味を持たせたくなかったからこの名前にしたそうだ。
そんな葉脈女と変態マスターが、ココ、ねじまき雲で展示をしたいとお互いに思うまで、
そう時間はかからなかった。
私には、総てのものには理由があって存在するように思えてならない。
もともと意味などないのだけれど、存在するうちに生きてきた証が刻みこまれ、
その人、その物、その葉だけの物語が育つのだ。
だからこそ思い入れが生まれ、愛着が育まれ、時には憎しみの脈筋も育つだろう。
この世に同じものは二つとしてない。
ワタナベナオコ氏も、ソロではなく誰かと一緒に活動するならば、
意味を持たないzum Beispielとは別に、意味が欲しいと考えていたようだ。
少しダサイようでステキな名前がいいと言う。
ストーリーが欲しいと言う。
難しい注文だ。
だけど、動き出す、時計の歯車が一致した。
さて、私がランプを見た瞬間、もうひとつ浮かんだ顔があった。
温和な髭面で槇原敬之のように笑うマルポー、笹本邦好さんの顔だ。
古道具屋マルポーに関しては前ブログに書いた。
笹本氏にも不思議な能力がある。
物と物とを引き合わせ、考えもつかない組み合わせで新たな価値観を産み出せる、
見立てアーティストだ。
そのセンスと、この透過葉があれば…。
早速ワタナベナオコ氏にマルポーさんのことを伝えると、なんと2人はすでに知り合いであった。
話しが早い。
こうして、透過葉職人と古道具屋と珈琲屋は、
それぞれ本業とは少し離れた次元に成立する、
架空の工房を立ち上げることとなった。
見える人にしか見えない、
あちらこちらに工具の散乱した道具屋のような工房には、
見えるようになった人にしか見えない葉脈が、
色々な時を歩んだ道具や部品に生えている。
それを見えやすくするように、
特殊な術で切り取ってガラスに挟み、
永遠に光るランプや作品を創る工房。
その工房に居る一羽のキジバトには
蝉の心が宿っていて、
一層深い意識で「透視る(みる)」ことの出来る者には、
その鳩の羽は、
美しく透けるヒグラシのそれに写るのである。
鳩と決めつけるのは人の心。
純粋に視れば、
それは鳥ですらないかもしれない。
ミミをスマセバ、あなたにも聴こえるかもしれない。
ヒグラシの声が。
これが、企画展、架空工房ヒグラシドリのコンセプトであり、全容である。
分かりにくいことこの上なしのストーリーである(笑)。
これからも架空工房ヒグラシドリは
活動の形態を変えながら、コラボ作品をおいおい作ってゆく予定だ。
とりあえず、
企画展ヒグラシドリは今日でおしまい。
ヒグラシドリとして飾っていたランプたちは、
zum Beispielhttp://zbwas.jugem.jp/?cid=2さんで展示後も購入することが出来ます。
では、本日で見えなくなってしまう
ヒグラシドリのネジ。
武蔵野の街で、皆様をお待ち致しております。
2012年1月。
そこはまだ、ただのガランドウの箱だった。
ねじまき雲(陽)誕生以前のことである。
お店を移転再開させるため、一時休業。
また一から総てやり直しだった。
何もない。
しかし、ねじまき雲を始めたことで、人の縁が出来ていた。
ある常連さんからは椅子を貰い
ある同業者からは棚を貰い
ある古道具屋さんからはエッセンスを調達して貰った。
この話しは長い。だからはしょる。
私の珈琲屋稼業物語は
また何か別の機会があれば、書きたいと思う。
ようは、その古道具屋こそが、表題の「マルポー」http://marupo967.blog27.fc2.com/
である。
変な名前である。ちょっとフランスの探偵風でもある。
ねじまき雲が青梅のみで営業しているころ開業した笹本氏の古道具屋「マルポー」は
瞬く間に当店の常連さん達の心を鷲掴みにしていった。
ジュエルリングをご存知だろうか?
私が幼いころ流行った飴で、どでかいダイヤモンドカットの飴ちゃんが指輪についていて
それを指にはめてペロペロするのである。
私がある日彼のお店を訪ねた時、そこそこチマタの評価が高い黒琺瑯のヤカンのトップが
まさしくその飴ちゃんのような、安っちいプラスチックの宝石になっているのを見つけた。
普通やらない。笑うしかない。斬新なそのアンバランスが、かえって絶妙に全体とマッチして、
二マリと笑えるのである。
彼の「直し」である。
彼は普通の古道具屋ではない。
もはや一人のアーティストである。
仕入れも、他の業者なら手を出さないであろう
得体の知れないものや、決して古くないリサイクル品。果ては海外のお土産品まで
扱っている。
しかしそのどれもが、グッとくる何か共通する芯がある。
仕事を聞かれれば「古道具屋」と答えるかもしれない。
しかし枠に収まらず、彼独自のセンスという枠で生きている。
見ているほうも、古い新しい、高い安いは、もうどうでもよくなる。
彼のセンスを買いに行くのである。
それを楽しめるか否か。だけである。
私も問われれば「珈琲屋」と答えるが、おそらく普通の珈琲屋ではないのだろう。
何か同じ匂いのするマルポーさんがとても好きになった。
そのマルポーさんの仕入れがあったお陰で、ねじまき雲(陽)は
他に類を見ない、どこか別の次元に存在する空間に仕上げることが出来た気がする。
今回のヒグラシドリ展。
架空の工房をでっちあげ、さも実在するかのように「ヒグラシドリ」のタグまでこしらえ
工房で作品創りに使う道具や何か訳のわからないパーツをも
皆様に売ってしまおうという試みである。
やってみると、作品の他に置かれた古道具や、パーツや、訳の分からないものたちが
空間に一体感と楽しさを産み出してくれた。
もうお分かりだろう。
工房、ヒグラシドリ工員(クルー)の一人は、「マルポー」の笹本氏である。
キリンの革型抜き。栓抜き。円のケガキ。
今週に一度追加搬入してもらったヒグラシアイテム。
相変わらずステキセンスだ。
それを私の見立てで、ディスプレイしてゆく。
売り切れご免。
かつてガランドウだった箱は
2014年の2月5日まで、
おもちゃ箱のように賑やかになる。
架空工房「ヒグラシドリ」
ねじまき雲(陽)にて絶賛展示中。
あ、ちなみに「マルポー」
店主、笹本邦好さんのお名前の「邦」が「ポウ」とも読むから
それを◯で囲って屋号にして
「マルポー」だそうだ。
やっぱり、愉快だネ(笑)。