COFFEE & GALLERY SALON " you "
COFFEE ROASTER " in "
自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
「どちらからおいでですか?」
「青梅です。」
「もしかして青梅のねじまき雲さんですか?」
「えっ!!?」・・・・
(なんでわかったの????)
とは、ある珈琲屋さんを私が出る時交わされた会話。
どうやら私の珈琲を飲むたたずまいから珈琲屋だとバレたらしいのです。
それにしても「青梅」しか言ってないのに、その洞察力・・・・恐れ入りました。
お店は常連さんばかりでごったがえし
つぎからつぎへと
個性ゆたかな人たちがやって来るのです。
コーヒーを飲みに。
おばあちゃんやおじいちゃん
旅好きそうな中年男性
編みぐるみをつくってる女の子
カフェ本を読む女性
そうして、店内禁煙をキチンと守って
しずしずと寒空の下、たばこを吸いにいく人。
ソコにいるのは
一杯のコーヒーの価値の楽しみかたを知っている人たちでした。
そのコーヒーは
優しい香りと軽やかでクセのない真っ直ぐな味。
まるでオーナーさんの内面を表すように真っ直ぐな。
だから彼女はこんなにも愛されているのでしょう。
美味しいものは美味しい時間の中で
心地よい客と心地よいおもてなしで。
育まれていくのが、一杯にかける珈琲屋のカタチ。
いつもは重い屋台をひいて、
火鉢で鉄瓶を温め、丁寧に手挽きした豆を
円錐ドリッパーでほっこり膨らませている。
彼女のお店の名は「出茶屋」
先日、なんとウチにも来てくれました。
そんな「見抜く」力をもった彼女に
コーヒーを出すのは
なんだかとても緊張しました。
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