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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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私の知り合いの古道具屋さんはまっとうな人が多い。

だからいつも古道具屋は私にとって学びの場であり、歴史を知り、物の背景を知る

探求とアイデアと、イメージを膨らます宝庫なのだ。

しかし、古道具屋というと、どうも胡散臭くて、雑多で、人間臭いドラマがあるような

世間からはひとつズレたところに存在する、しょうもないものの吹き溜まりのような、

そんな気がしてならないのは

私だけだろうか?

そう、このイラストのように。


でも、こんな絵に描いたような古道具屋に、まだ私は会ったことがない。





さて、ねじまき雲は、そんな、古道具屋さんで集めたものや、私の感性で拾った

「護美」たちでできている。あ、ゴミです、ゴミ(笑)。


一見しょうもないようなものでも、見立てようでは、命を吹き込まれ、

独自の世界感をもってそこに甦ることがあったりします。


そう、ねじまき雲は、そんな愛すべきものたちで構成された

世間の時間軸とは、ひとつズレたところに存在する


刻の珈琲店。



国分寺店(陽)では、昨日から私が見立て組み合わされた物たち

小ビンにドライフラワー。あるいは、棒秤にアルミ器に草。

廃材と小ビン。小皿に実。などの小さきものたち。

あるいは、結構いい年代物の逸品。例えば喫煙具などなど。

を販売しております。


いずれも私が長年所蔵していたものたち。

時々、ねじまき雲では、私の中だけで「ねじまき珍品堂のネジの市」と称して

これまでもこっそり値段をつけてお店に置いてたりしたことはありましたが、

なんせ私の中だけでしたので、あまり売れたりしませんでした。
まぁ、あまり売る気がなかったってのもありますね(苦笑)。。

きちんと並べて、物に呼吸をさせて、こうして宣伝して放出するのは、今回が初めてです。


昨日さっそく目玉の子たちが貰われていきました。有難う御座いました。


またどの子か目玉の人を連れていかねばなるまいなぁ~。

という言い方をすると、なんだか人買いみたいで、ロクでもない感じですね(苦笑)。

いえいえ、それだけ愛おしく接しているということなのです。


どうか連れてかえって、しょうもなく可笑しな気分で、お話しの種に愛でてください。

お家の一角だけでも、時を止めて、刻の流れを変えてみませんか?



物語りのはじまる



ねじまき雲のように。。。




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書中御見舞い申し上げます。




なんだかんだ暑いです。



今日は迎え火。どこかしこでお盆様をお迎えする薫りが
郷愁を誘う夕刻でしょうね。


この季節は、ヨウジやマッチの足のついた
キュウリの馬と、ナスの牛が庭先に転がっている風景も
見られて、日本の夏の風情を感じてしまいます。


さて、世の中どのお店もお盆で静まり返っておりまして
当店にも「お盆は営業してますか?」とのお問い合わせがあります。

当店は罰当たりにも信心深くないので
定休以外休まず営業いたしております。

まぁ、体調不良やなんらかで、突然お休みすることはあるかもしれません。
その際は出来うる限りブログやHPでお知らせいたしますゆえ
ご了承ください。


暑い夏、節電の夏。節電し過ぎて暑さゆえに自分が体調を崩したり
天に召されては洒落になりませんので、
どうか日中は涼を求めて、カフェや図書館などに集えば、
一箇所で電気の使用は済みます。
ゆえに、ご先祖さまにご了解を得て
お出かけくださいませ。



あ、それと前回日記で書いた「霜柱」。運がよければ二杯分とれるみたいです。
いずれにしても、超限定数にかわりありませんけどね(苦笑)。









凍えるように寒い日の朝、

土を踏みしめると

クッキーを踏み潰したようにザクザクと音をたてて


押しあがった地面が崩れていく。




地中の水分が温度変化で土から吸い上げられ、

0度以下の地表で細かい氷の柱となって

土の粒子をともない現出する


「霜柱」





暑い夏。


皆さんカキ氷などで、涼を求められるかたが多いようですね。

当店にはカキ氷はありませんが、

エスプレッソ担当、くるぶしが、

それに代わる

特別なコールドドリンクを生み出しました。


くるぶし作

フローズンエスプレッソラテ


「霜柱」



オペレーションと、作れる範囲と時間が限定されてしまうため、

なんと・・・一回に作れる量は

一杯分。


なので、毎回一杯限定で売り切れという、これまたねじまき雲らしいというか、
毎度儲けを考えられないというか・・・。
バカをやって散るなら散るで、これまた本望と申しますか・・・。


メニューには載らぬ裏メニューゆえ、
このブログを見た方だけが、頼むことができるドリンクです。



暑さで溶けて散ってしまう華のように


夏に咲く霜柱。



毎回お一人様のみですが、ご堪能あれ。¥700




ちなみに近年霜柱は、ヒートアイランド現象でその発生地域が減っているそうな。

我々の次の世代にも、残せる神秘で

あってほしいものです。







はじめてのキスの味はレモンの味がした。

なぁんてホントでしょうか?(笑)

ホントかウソかはレモンを食べてみてください。


ひと夏の思い出に   レモンゼリーに恋してみては、  いかがですか?


チャイプリンに続き、寒天シリーズ第2弾。


こちらは固めに仕上げて食感も涼やかにしてございます。

また有機レモンも、輪切りをそのまま、サクッと食感を残すように煮てあります。



爽やかな酸味と、レモン本来の甘みを感じてみてください。



ただ。。。珈琲屋にあるまじきといえばあるまじき。

このゼリー。すこぶる珈琲のエグミを強調するので
特に苦めの珈琲との相性が最悪です。(苦笑)

オススメはラム酒。

それか百歩ゆずって酸味の珈琲かミルクと合わさった珈琲メニューです。
ジンジャーエールも、いいかもしれません。




ヒグラシ ゆかたに なつ れもん 


   ほてった オクチに  なつはなび 








チャイプリン??


いや・・・珈琲ゼリーじゃないんすか?そもそもお菓子作らないって言ってたじゃないすか?





と言われそうですが。


豆乳黒蜜チャイプリンを、少量ご用意しております。




お菓子作りは嫌いです。でもね、でも、暑いじゃないですか。

ツルッと入るものじゃないと、皆食べる気がしませんよね。

だから、ない知恵と感を振り絞り、ユルイ感じのスパイシープリンで
夏バテ気味の御身体を癒してくださいませ。
歯が無くても食べれる緩さです。

あまり量は作りませんのであったらラッキーです。



豆乳黒蜜チャイプリン ¥350
入っているもの
(寒天・有機豆乳・有機黒蜜・有機シナモン・ちょっとした勇気・スパイス類)





あ、ちなみに、珈琲ゼリーは何度かチャレンジしているんですが、納得いくものが
作れないので未だメニュー化されていません。
出来たら多分、超高額になるので誰も食べないでしょうなぁ・・・(遠い目)。









「ここはどこだろう?ムーミン谷からだいぶ離れてしまったなぁ。」

と、声が聞こえてきそうな、この子は




R1004105.JPG













ナズビ。



自然ってどうしてこうもイタズラなんでしょうね?(笑)




さてさて、あっという間にトラットリア企画「ネジ テンポ ボーラ」
明日です。

上のナスビのナーミンはボーラおばさんからいただきました。

とっても瑞々しいジューシーな茄子です。


前回ブログでお伝えしたカモネギピザに
加わることになったそうです。

カモナスネギピザ ですねっ。

あ、このナーミンは使いませんのでアシカラズ。




R1004098.JPG



















詳細は前回ブログ日記にて。

 





先月ご好評いただきまして、またやってほしいとのお声をうけ



出来る限りの毎月企画として


「ねじまき雲(陰)」の


ピザとコーヒーの日トラットリア「ネジ テンポ ボーラ」を開催することに
決定いたしました。

毎月旬の新鮮食材を使った天然酵母ピザを「イル テンポ ボーラ」さんが
作ってくださいます。

なにぶんイタリアの片田舎に住む、イイ塩梅の肝っ玉マンマのような方と、
うっかりネジベエのオッチョココンビなので
なにかしらのハプニングはつきものですが・・・・それもまた楽しんでいただけたらと
お客様の善意頼みの一日です(笑)。宜しく御願いいたします。


さて、今回は来週8・8(水)夜20:00~24:00ころまで LO23:30

・上の写真のカモのスモークとえんどう、ミニトマト、しゃきしゃきたまねぎのピザ(場合により一部変更あり)

・デザートピザ(たぶん桃のコンポート)


価格はフルサイズで1000円。ハーフサイズなどのご用意もありますが、
そんじょそこらのピザと違い、スッと身体に溶け込むように
女性でもペロリと入るので、お腹に余裕のあるかたは
是非フルサイズでいかがでしょう?


すべてが手作りのため少しだけお時間がかかります。

お席が青梅は8席しかございませんが、この企画ためにイスを増量してはおります。
しかしながら混雑の場合は
立食になるかもしれませんが、
譲り合ってお願いいたします。

お持ち帰りはございませんのでご了承ください。



短時間のため、売り切れ御免。
お早めに~。


*この日のご予約珈琲昼の部は16時をラストオーダーとし17時までとします。
 夜の部のピザ会は予約なしで大丈夫です。





先週からはじまってはいたのですが、UPが遅くなりましてすいません。

青梅「yard」さんhttp://yardvc.exblog.jp/18268458/で開かれております「可愛いと楽しいⅦ+美味しい」
に珈琲豆を卸させていただいております。

今回はエチオピアイルガチャフェの浅煎りを
オーナーさんが淹れてくださいます。

あまり私自身イベントでは使わないエチオピアの浅煎りのガッツリ酸味系ですが、
ヤードのオーナー北村さんの強いご希望により
普段あまりねじまき雲以外では飲めない酸味が楽しめますよっ。

今回は外間弘政氏のテディベアの展示に加え
経堂「cura」(クーラ)さんのジャムとフィナンシェ販売と
小石川「mignon」(ミニョン)さんのパンの出張販売つき!!!

超豪華5店コラボです。


本日からは豆売り用の豆も置いてくださることになりましたので、
あまり売らない焙煎度合いのお豆を、
是非またとないこの機会にお買い上げくださいませ~。

ちなみにミニョンさんの天然酵母食パンを先週食べたのですが、
酵母のスッパイ嫌味もなく、硬くなく、生地のもっちりどっしりとした折り重なりが
クセになる、噛めば噛むほど味のある超絶旨いパンでした。
きっと天然酵母が苦手、硬いパンは苦手、という方も
大好きになるはず!
売り切れる前に、こちらもお早めに~。






「あちゃ~!」



国分寺の店の隣りの物件がずっと空いていたのですが、

この度餃子屋さんになりました。


まるで香港映画に出てきそうなくらい解りやすい外装です。


しかも何故か看板が当店側についているため、ひっそりとしている当店は
まるで餃子屋の一部のようになってしまっております。



間違って入ってくる方もいれば、逆に当店を目指して来てくださる方には
餃子屋にしか見えないようで、道に迷う方が続出しております。


業者の車や餃子を買いにくる方が当店前にピッタリ車を置いていて
休業中に見えることもあるようなので
極力注意はしますが、もしかしたら隠れてしまっている場合もあります。


いろいろと、あちゃ~・・・ではありますが、

こう考えてみましょう。


『餃子屋の隣りに「ねじまき雲」はある。』  と。


派手な分、解りやすい道標ではありますので、注意深くなくても見つけられるはずです。




なんでも、生きるということは、



前向きに。

前向きに。




「マザーウォーター」という映画がある。

マザーウォーターとはウイスキーの仕込み水のことであり、
水の存在を日常に息づかせる京都を舞台にした映画だ。


ウイスキーバー、喫茶店、豆腐屋、銭湯、そこに交差する人々を
淡々と、しかし温かい視点で綴った物語である。

飲食業を営む人なら一度は見て損は無い。

それくらいスッとして穏やかな線の通った映画だ。

ここに昔ながらのお豆腐屋さんとして登場する役者に市川実日子さんがいる。


映画「めがね」などでも
繋がりを繋ぐような凛として存在感のある演技が魅力的で
どことなく現代的な空気をまとっている。
どっしりと、でもはっきりとしないものへふわりと問題を投げかける媒介のような
役どころが観る側の視点と重なるものがある、いい意味で親近感のある役者さんだ。


そんな好きな女優さんでもある市川さんが雑誌「エココロ」の
連載企画、「珈琲時間」のページの取材で
「ねじまき雲」にお越しくださいました。

暑さも手伝い、ド緊張で脇汗出まくりましたが、
スタッフの皆様のよどみ無いプロの動きや
編集さんの進行の組み立て、
市川さんのもつ屈託のない晴れ晴れと、それでいて凛としたオーラが、
場の空気をほぐし、まるで映画の一幕のように
流れるような仕事やお話しを引き出してくださったように思います。

さて、7月20日絶賛発売中「エココロ」(CAMPING LIFE 軽やかな生活)

は今号からリニューアルされ一回り小さくしかし内容が濃く、
暮らしのエッセンスが水のように溢れ出すほど詰まった内容です。
編集の方々の意気込みの伝わる、シンプルな表紙も好感がもてます。
このようなステキの一言で言い表せない誌上に取り上げていただけるのは
光栄の極みです。

「珈琲時間」の項では、毎回、珈琲に特別な想いを抱く市川さんが珈琲のプロをめぐり
焙煎や、豆、抽出などを通して珈琲を学び、体験していくという内容。
当店では色々なドリッパーや抽出法の違いによる楽しみ方を味わっていただきました。

市川さんご本人は、役どころよりも、様々なことに興味深々で、笑いの絶えない少年のような快活さと、
ズバ抜けた鋭い感覚感性の持ち主で、感覚的に珈琲を淹れている私には
とてもお話しし易い方でした。

いずれにせよ、はっきりとしないどっしりとしたものを解きほぐし、繋げる特殊な能力や
オーラのようなものを感じずにはいられないひと時でした。

はやくも次の号の珈琲時間が楽しみな内容です。


他のページも、

澄んだ水のように日常を仕込んで

深みを増していけるような


そんな味わい深い内容です。


ココロニ ミズヲ 。



是非お買い求めくださいネ。



44d62a5c.jpeg


















やさいよろこぶ


からだよろこぶ





さて、告知いたしましたる

明日7・18(水)夜20:00~24:00くらいまで LO23:30

「ネジ・テンポ・ボーラ」


青梅の「イル・テンポ・ボーラ」さんに出張していただき

・旬の野菜のピザ


・モツァレラと桃のコンポートのデザートピザ

の2種類を、珈琲とともにお食べいただくことができます。



価格はフルサイズで1000円。ハーフサイズなどのご用意もありますが、
そんじょそこらのピザと違い、スッと身体に溶け込むように
女性でもペロリと入るので、お腹に余裕のあるかたは
是非フルサイズでいかがでしょう?


すべてが手作りのため少しだけお時間がかかります。

お席が青梅は8席しかございませんので混雑の場合は
立食になるかもしれませんが、
譲り合ってお願いいたします。

お持ち帰りはございませんのでご了承ください。



短時間のため、売り切れ御免。
お早めに~。









皮まで柔らかくジューシーな茄子。

ホクホクの歯ごたえのズッキーニの青い夏の味。

しゃきっと甘いたまねぎの密かな辛み。

お豆腐のチーズのような深みと大豆の嫌味のない爽やかさ。

天然酵母のパリッとした小気味良い生地。



先日ひさびさに食べたピザは確信にも似た感覚で、
季節の野菜を美味しく食べる喜びを教えてくれました。


この方のお店に行くと、時々
外のイスに青々としたブロッコリーやら
子供の腕ほどもある泥つきネギにうずもれてお茶をする店主に出会います。
緑にうもれる食材の王のように見える彼女は
「いま行って採ってきたのよ。」と、いかにその農家が真摯に野菜を育てているかを
語ってくれるのです。
旨いものの作り手すべてが、彼女と見えないパイプでつながっているかのように
ここには、忘れさられた本来の新鮮さをもったモノたちが吸い寄せられてくるのだなぁと
驚いてしまいます。

どうりで旨いはずです。



さて、そんなわけで、かねてからお世話になっている
「イル テンポ ボーラ」さんhttp://www.il-tempo.jp/index.phpに、是非にと御願いすると、

今週の水曜日7月18日に「ねじまき雲」(陰)に出張してもらえることとなりました。


なので今週の昼の部は16時をラストオーダーとし17時までとし、
20時ころから、夜の部でデザートピザと旬の野菜のピザの二種で
ピザと珈琲が楽しめるようにいたします。

昼の部は短くなりますが、
ご予約予定の方はなにとぞご了承のほど宜しく御願いいたします。


*夜の部は予約なしで誰でもお入りいただけます。



詳細はまた近日。



oz




7月12日発売「オズマガジン」湘南大特集


いえ、・・・当店湘南に移店したわけではございませんが(笑)、

後半のNEWSページに

移店後雑誌初掲載いただきました!


オズマガジンさまには、これまでも何かとお世話になり

休業中もワークショップを取り上げていただいたりと、

有難い限りです。



なによりいつも感心するのは


取材依頼の丁寧さです。



どなたも密にご連絡くださったり、


ネットで気軽に店舗情報が手に入り
電話ひとつで取材依頼できる時代になっても

事前に実際一度、珈琲を味わいにお越しになってから
お名刺をくださったりと、

カワイイ雑誌のわりに、骨太で、
前段階から真摯で礼節を重んじる誌面作りには
頭の下がる思いです。


だからこそきっと、
たった9人なれど精鋭で作る「オズマガジン」は、
全国で愛読され25年も続いてきたのでしょうねぇ。


どんな時代になっても、
人に、物に、日々に、寄り添うものが、愛され続ける秘訣なのかも、しれませんね。






たいへん急で申し訳ありませんが


7月9日(月)は所用につき、臨時休業とさせていただきます。

7月10日(火)は、エスプレッソ担当が不在となりますので、
ドリップメニューのみのご提供となります。



よろしく御願いいたします。








あつい夏

あつい想い出

そして、冷たい珈琲




もう、毎日なついですねぇ~。

さて、今年の夏も、トコロブレンドサマーな季節がやってまいりました。

三軒茶屋のはずれにあるけど、あたりのカフェと言えばで有名な

「トコロカフェ」さんhttp://www.tocoro-cafe.com/nikki.htmlとの共同企画、四季の珈琲豆トコロブレンドも
春バージョンが終わり、いよいよ七夕な今日から夏バージョン。

去年と同じ、マンデリンを使った少しクセのある
飲みごたえが、アイスコーヒーやミルクとの相性ピッタリな一品です。

今年の春バージョンで使用したコロンビアを引き継ぎ
焙煎方法と焙煎度合いを変えて少し深煎りにしてあります。
逆に去年よりマンデリンは飲み易く焙煎度合いを解らない程度少し下げてありますので
去年より飲み易く、ホットでも充分楽しめるマイルド感を残しました。


「トコロカフェ」さん店頭売りのみでの販売ですので、
詳しくは上記アドレスをクリック!
詳細をご確認くださいね~。




七夕に~ うまい 棚ボタ ないかしら~



        こおり うたかた トコロブレンド~





   





仕事を終え、国分寺の駅のホームで


深夜の電車を待つとき、


向かいのホームの人間模様が目にとまります。



遊び帰りの女の子。
数十年同じように本に目を落とす中年。
酔いつぶれて電車を逃すサラリーマン。

あるいは、仕込みを終えてメールを打つラーメン屋も、いるかもしれません。


そうして皆、一日の疲れを引きずり、家路につくのです。


それを見つめる珈琲屋も。。。



そしてこんなことを思うのです。


水曜日の夜の部は、
疲れた身体を引きずったまま、家に直行せず
わざわざ「ねじまき雲」まで来てくれている方もいるのだなぁ、と思います。


そう、水曜日の夜の部は夜更けに幕を開けるのです。

そのわりに、珈琲以外たいしたメニューもなく、
そんなに疲れを癒す食べ物もありません。


なので、青梅の夜の部は、デザート類の持ち込みを
OKにしようと思うのです。
珈琲に合わせるお好きなお菓子を、どうぞ御もちよりください。


また、月に一度くらいは、夜のお供に小腹を満たせるよう
ある方に出張していただけるよう交渉もいたしております。


なんせ2時間しかない青梅(陰)夜の部。


わずかな今日と明日への架け橋に、

楽しい一日を締めくくる珈琲タイムで


あってほしいと、



思うのです。












今年もまた、

庭にいくつもの紫陽花が花をつけ

雨露をいっぱいに受けて、紗のかかったような梅雨空に、

緑や、紫や、赤や、青の水の器を

一身に

たたえているのです。



そんな紫陽花の咲き誇る6年前の先月6月に


「ねじまき雲」は咲きしました。


もうおかげさまで、7年目となりました。



紫陽花の花言葉は 「移り気」


だからか解りませんが、「ねじまき雲」は


国分寺に移店しました。


プレオープンも嵐、グランドオープンも嵐。

世もまた移りゆく、嵐。

嵐のなかをゆく雲となりました。


紫陽花にはいくつか花言葉があります。


「辛抱強い愛情」



だからか解りませんが「ねじまき雲」は



移りゆきながらも、辛抱強い皆様の愛情に支えられております。

有難う御座います。

そしてなお、辛抱強く来年も再来年も咲き誇れたらと思うのです。


器には、しっとりとした数滴の露をたたえながら。。。



ありがとう。


ありがとうございます。


ありがとうございました。


これからも


ありがとうを。






「カップケーキ、カップケーキ、カップケーキ、カップケーキ
                  カップケーキ、カップケーキ、パップッ・・・・」

カップケーキって意外と言いにくいので、ときどき
質問されると、かんでしまいます。




さて、当店ではいま、私のわがままをお菓子作りのプロフェッショナルたちのお力をかりて
形にしていただいております。

カップケーキも。
カタチを見ているうちにカップケーキがシュウマイに見えてきて
なんだかそれが、杏仁豆腐の味だったらステキだなと思い
「杏仁豆腐の味のするカップケーキを作ってください。」と無茶なお願いをしましたら、

流石は、お菓子の妖精を味方につけた職人さん。

見事、杏仁豆腐の味のするカップケーキを作ってくださいました!(笑)


いま、店頭にて、販売しております。
店内でお召しあがりでも、テイクアウトでも、大丈夫です。


もちろん、珈琲にも、カフェオレにも、カフェラテにも、合うこと間違いなし。

お家にお持ち帰りの方は、やっぱりジャスミンティーなんかと
合わせてみては、いかがでしょうか?

TPOで食べ合わせ。楽しんで召し上がれ。



さぁて!続々と、むくむくと湧きあがる、珈琲に合うお菓子のアイデア。

でも、お菓子づくりは嫌いです。。。

次はどんな御菓子屋さんに
作ってもらえるかしら?



楽しみ。楽しみ。お楽しみに。



砂漠をゆく、  悠久の旅人に

いっときの潤いを。   

枯れた心に、  恵みを  たたえ 


また、兆しをとらえ、 旅におもむける

ひと粒の 果実で


ありますように。





「ねじまき雲(陰)」昼の部では、


珈琲受けに、乾燥ナツメヤシ(デーツ)をひと粒

お付けしております。

すべての蒸留酒の原点として、古く錬金術師が酒を精製した実として知られ、
「生命の樹」のモデルとも言われ伝わるナツメヤシ。

万病を治癒する奇跡の実のその甘さは、
古く百薬の実として愛飲されたすべての珈琲の苦味と、
なによりもよく合うのではないかと私は思うのです。

貴方の人生の旅に、よい兆しがありますように、

一皿に

一粒の

幸福を、          添えさせていただきます。


また、昼の部では、お口直しの飲用水として
水道水ではなく
天然炭酸水をおつけいたしております。

私共、珈琲業をいとなむ者のなかには、
時に、舌へ無味なる炭酸で多少の刺激を与え
つぎに口に含む抽出液の
味の記憶を頭に鮮明に伝えるため、
炭酸水を飲むことがあります。

昼の部は、価格帯も高価で、
ものによりましては、
100g近い珈琲粉を段階を変え挽き分け、すべて点滴にて抽出するために
30分ちかいお時間を有してしまいます。
ですのでお客様にも、最良の時を過ごしていただきたく
余計なお世話をさせていただいております。

もし、普通の水がよろしければ、その場でおっしゃっていただければ
ご用意いたします。

また、水にご不安のあられます方は、
事前にお伝えいただければ、
ご自身でお持込の水(軟水で衛生上問題のないものに限ります)
にて珈琲も抽出いたしますので
おっしゃってください。


ねじまき雲の上が、一時のオアシスで

ありますように。


nejimakigumo in  you

*「ねじまき雲(陰)」nejimakigumo in 昼の部はお電話による予約制です。
お間違えなきよう、御願いいたします。詳細はHPなどをご覧の上
お問い合わせください。







青梅店「ねじまき雲(陰)」nejimakigumo in ome の営業について




「ねじまき雲(陰)」は珈琲焙煎抽出研究の場とし、

毎週水曜日昼の部は、


13:00~20:00  LO18:30


を、お電話による前日火曜日ご予約のみにて承ります。


(陰)に関しましては、主にネルドリップを中心としたメニュー構成とし、

純粋に珈琲を楽しむ場とします。


価格帯は一杯約1000円以上とし、


30ccの苦めのデミタス 「掌(たなごころ)」

30ccの甘めのデミタス 「縁(えにし)」

40ccの点滴ドリップ「心色(こころいろ)」

50ccの酸味のデミタス「虹色架橋(にじいろかけはし)」

30ccの手回し焙煎マンデリンの「燻星(いぶしぼし)」

抹茶を使ったアレンジ珈琲「三毛猫(みけねこ)」

アイリッシュ珈琲「雨雲(あまぐも)」

などです。


フィルターなし天然水仕込み無ろ過水出しで抽出する水出し珈琲「層演(そうえん)」も
予定しておりますが、豆のラインナップが揃わないため延期いたします。
こちらは、一回で一杯分しか落とせず、仕込みに時間がかかるので
前々日月曜日までのご予約とし、価格も非常に高価なものとなる予定です。

なお、これから青梅(陰)昼の部では、特別な生豆をグラム数を決め、
その方のためだけに焙煎し当日お渡しとともに、珈琲をお点てする
カスタムオーダーメイドも
考えております。


なにぶん、とことん自滅的にバカなことをしているので、ひとつひとつのことを完成させるのに
カタツムリの歩みのごとく時間がかかってしまい

さらに、お客さまにはめんどくさいわかり難い思いをさせてしまいますことを
陳謝いたします。



なお、青梅(陰)昼の部は、

お子様の入店不可。
時間がかかるので、2名までで、3名以上でのご来店も不可。
追加オーダーなしの長居も不可。
大声も不可。
ご予約なしでの入店不可。

ふかふかづくしでは、ありますが、これらの規約は、以前休業前の「ねじまき雲」の
メニューに書いてあったこととほぼ同じです。


逆に夜の部は、規制を今までより緩くいたしますのでご容赦くださいませ(苦笑)。


青梅(陰)夜の部

お子様もベビーカーも入店可(煩くしたり破壊行為をしない子限定)。
8席しかないので、譲り合って座って可。
追加オーダーするひま無いくらい営業時間短いです。
皆で楽しく過ごすくらいのお話し声は可。
昼の部と違って予約は不可。


22:00~24:00くらい LO23:30




メニューは休業以前のものが中心で
こちらは、ペーパードリップが主となります。


ちなみに青梅(陰)にも、国分寺(陽)同様看板はありません。
営業時間などの情報もいっさい出ておりませんので
お越しの際は、インターホンを押していただくか、
開いていれば、ドアを開けて入ってきてくださいませ。


水曜日だけの、濃密な 秘密な マジックアワーと ともに。。。
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