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自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
「ねじまき雲さんのためのページを空けて待っていてもよろしいでしょうか?」
「ねじまき雲」が、どん底でもがき
孤独の闇の中
本来ポットを持つ右手を、金槌と、コテに、
本来珈琲粉で黒く汚れるべき服を、木屑と漆喰粉に白くまみれ
まだ見えぬ希望だけを信じ、
ひたすらに、ひたすらに
光指すほうへ、
不確実の波間に舵をとっていた、
海のものとも山のものともつかぬ何者かだった時。
そんな時に届いた一通のメール。
胸に届いたのは
再起を誓う力をくれる、希望だった。
信じて待ってくれる人がいる。それは私たちにとって
光りの灯台。
その人はいつも、細心の注意と、砕身の気概と、最深の愛情と厳しさをもって
カフェとともに歩んでくれる。そんな、海のような人。
2012年12月12日、無事に「ねじまき雲」は
その方の御本に載せていただくことが出来た。
『東京カフェ散歩 観光と日常』
川口葉子氏著 http://homepage3.nifty.com/cafemania/
その始まりのページには
いかにして、氏がカフェを愛するひとつの海となったかを
読み取ることができるでしょう。
「ねじまき雲」は本の帯に。
「有り難うございます。」とお伝えすると
「あれは誰がなんとおっしゃろうとも、帯ではございません。
表紙帯、と勝手に呼びならわしているもので、デザイナーさんも私もあの状態を本の顔
、つまり表紙と考えているのです。」
とのお返事が。
「ねじまき雲」が、初の表紙!!を飾った書籍となりました。
表紙は、中表紙も合わせ何枚もの顔があります。
それだけ、
ミルフィーユのように、川口葉子氏の
カフェへの想いが重なりにじみ出た一冊なのです。
304ページ分の希望がつまった一冊を
ポケットに忍ばせて。
観光という日常に、日常のなかの観光に、
旅をしてみてはいかがでしょうか?
「ねじまき雲」は、陽の光と、闇の陰とを得ましたが、
いまだ、底。
まだひとつの珈琲店の新章も、
始まったばかり。
さぁ、今日も、
信じてくれる誰かの想いに恥じぬよう、
己の信じた道を、突き進もう。
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