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自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
ものごころつく前は、私はマンガショーなるものになりたがっていたと
大人になってから母が教えてくれた。
このことは前にもブログで書いた気がする。
漫画商だろうか?漫画Showなのだろうか?
いずれにしても、タイムマシンで過去の自分に問うしか
正解を知る方法はあるまい。
私はその夢のマンガショーにはならなかったのだが、
国分寺にお店を開いてからは、土地柄
どうやら漫画家やアシスタントの方、アニメーターの方も
お越しいただいているようだ。
国分寺店ではいちいちお客様に話しかけないので
どんな方がお越しなのかはわからないのだが
たまたま会話からお仕事の内容を知れることもある。
その中の一人に「栗原まもる」さんとおっしゃる方がいる。
少女漫画家だそうで、活動歴も当店なんかよりずっと長い。
いろいろお話しを伺うと漫画家業というのは
華やかならず、非常に地道で大変なものなのだということが分かる。
アノ漫画家やアノ作品など、漫画家ならではの裏話しも伺えるので、
へ~!!ほぉ~!!と非常に興味深い。
珈琲屋もファッション業界もおおむね同じで、
一見表は華やかに見えても、本当に華やかなのはごく一部。
裏方や大多数は、細かい作業の繰り返しや
予算との折り合いをつけたり、段ボールまみれだったりと
大変地道かつ地味なものなのだ。
さて、その栗原さん。
この度、発売された画像の新刊を当店に御寄贈くださった。
このような丁寧なサイン本をいただくことはそうそうないので
嬉しい。
有難うございました。
こちらはノンフィクションである。
「お前らの可愛いところなんていくらでも」
というタイトル。
長いので略して
「おまかわ」
と言うらしい。
この題名だけ見てもなんの漫画かはわからない。
最近はこの「なんたらかんたらのなんとかをまだ知らない」
略して「〇〇△▢」というような
漫画やアニメが多くなった気がする。
かくして栗原さんの新刊は猫漫画である。
美人漫画家の日常、私生活が赤裸々に語られており
そこに家族の一員としてやってきた猫たちとの
猫ライフがつづられている。
お前らとは猫のことである。
猫好きなら、うんうん!そうそう!と頷くほっこりだったり
失笑なエピソードも満載である。
是非、書店などにてお買い求めください。
と、漫画を見ながら書いていたら我が家の愛猫に会いたくなってきたので
明日実家に帰ろう。そうしよう。
マンガショーが何なのかは分からないのだが、
漫画をやっている人やアニメをやっている人ともっと知り合えたら
いつか、なんらかのマンガショーが開けるといいなと思う。
たぶん、かつて4~5歳くらいだったであろう私の夢も、いつか叶えよう。
集英社(マーガレットコミックス)「おまかわ」
栗原まもるブログhttp://ameblo.jp/kurimamo/
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