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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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砂漠をゆく、  悠久の旅人に

いっときの潤いを。   

枯れた心に、  恵みを  たたえ 


また、兆しをとらえ、 旅におもむける

ひと粒の 果実で


ありますように。





「ねじまき雲(陰)」昼の部では、


珈琲受けに、乾燥ナツメヤシ(デーツ)をひと粒

お付けしております。

すべての蒸留酒の原点として、古く錬金術師が酒を精製した実として知られ、
「生命の樹」のモデルとも言われ伝わるナツメヤシ。

万病を治癒する奇跡の実のその甘さは、
古く百薬の実として愛飲されたすべての珈琲の苦味と、
なによりもよく合うのではないかと私は思うのです。

貴方の人生の旅に、よい兆しがありますように、

一皿に

一粒の

幸福を、          添えさせていただきます。


また、昼の部では、お口直しの飲用水として
水道水ではなく
天然炭酸水をおつけいたしております。

私共、珈琲業をいとなむ者のなかには、
時に、舌へ無味なる炭酸で多少の刺激を与え
つぎに口に含む抽出液の
味の記憶を頭に鮮明に伝えるため、
炭酸水を飲むことがあります。

昼の部は、価格帯も高価で、
ものによりましては、
100g近い珈琲粉を段階を変え挽き分け、すべて点滴にて抽出するために
30分ちかいお時間を有してしまいます。
ですのでお客様にも、最良の時を過ごしていただきたく
余計なお世話をさせていただいております。

もし、普通の水がよろしければ、その場でおっしゃっていただければ
ご用意いたします。

また、水にご不安のあられます方は、
事前にお伝えいただければ、
ご自身でお持込の水(軟水で衛生上問題のないものに限ります)
にて珈琲も抽出いたしますので
おっしゃってください。


ねじまき雲の上が、一時のオアシスで

ありますように。


nejimakigumo in  you

*「ねじまき雲(陰)」nejimakigumo in 昼の部はお電話による予約制です。
お間違えなきよう、御願いいたします。詳細はHPなどをご覧の上
お問い合わせください。


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青梅店「ねじまき雲(陰)」nejimakigumo in ome の営業について




「ねじまき雲(陰)」は珈琲焙煎抽出研究の場とし、

毎週水曜日昼の部は、


13:00~20:00  LO18:30


を、お電話による前日火曜日ご予約のみにて承ります。


(陰)に関しましては、主にネルドリップを中心としたメニュー構成とし、

純粋に珈琲を楽しむ場とします。


価格帯は一杯約1000円以上とし、


30ccの苦めのデミタス 「掌(たなごころ)」

30ccの甘めのデミタス 「縁(えにし)」

40ccの点滴ドリップ「心色(こころいろ)」

50ccの酸味のデミタス「虹色架橋(にじいろかけはし)」

30ccの手回し焙煎マンデリンの「燻星(いぶしぼし)」

抹茶を使ったアレンジ珈琲「三毛猫(みけねこ)」

アイリッシュ珈琲「雨雲(あまぐも)」

などです。


フィルターなし天然水仕込み無ろ過水出しで抽出する水出し珈琲「層演(そうえん)」も
予定しておりますが、豆のラインナップが揃わないため延期いたします。
こちらは、一回で一杯分しか落とせず、仕込みに時間がかかるので
前々日月曜日までのご予約とし、価格も非常に高価なものとなる予定です。

なお、これから青梅(陰)昼の部では、特別な生豆をグラム数を決め、
その方のためだけに焙煎し当日お渡しとともに、珈琲をお点てする
カスタムオーダーメイドも
考えております。


なにぶん、とことん自滅的にバカなことをしているので、ひとつひとつのことを完成させるのに
カタツムリの歩みのごとく時間がかかってしまい

さらに、お客さまにはめんどくさいわかり難い思いをさせてしまいますことを
陳謝いたします。



なお、青梅(陰)昼の部は、

お子様の入店不可。
時間がかかるので、2名までで、3名以上でのご来店も不可。
追加オーダーなしの長居も不可。
大声も不可。
ご予約なしでの入店不可。

ふかふかづくしでは、ありますが、これらの規約は、以前休業前の「ねじまき雲」の
メニューに書いてあったこととほぼ同じです。


逆に夜の部は、規制を今までより緩くいたしますのでご容赦くださいませ(苦笑)。


青梅(陰)夜の部

お子様もベビーカーも入店可(煩くしたり破壊行為をしない子限定)。
8席しかないので、譲り合って座って可。
追加オーダーするひま無いくらい営業時間短いです。
皆で楽しく過ごすくらいのお話し声は可。
昼の部と違って予約は不可。


22:00~24:00くらい LO23:30




メニューは休業以前のものが中心で
こちらは、ペーパードリップが主となります。


ちなみに青梅(陰)にも、国分寺(陽)同様看板はありません。
営業時間などの情報もいっさい出ておりませんので
お越しの際は、インターホンを押していただくか、
開いていれば、ドアを開けて入ってきてくださいませ。


水曜日だけの、濃密な 秘密な マジックアワーと ともに。。。





プレオープン期間に諸々壊れ、応急処置を施し

なんとか持ちこたえていたレバーピストン式エスプレッソマシンでしたが、


やっとパーツが手配でき、一昨日大きな故障箇所の復旧が出来ました。


受難ではありましたが、普段バラさないところを分解し、得れた経験も大きいので

結果的にはプラスになりました。


原因はボイラータンク底部など各所パッキンの劣化から来る
蒸気や、空気圧もれ、
機械油の劣化、電気接点の不具合でしたが
パーツの清掃、研磨、ヒューズのリセットで
なんとか100%に近いパフォーマンスに戻せました。

シンプルな構造ゆえ、これからは何事が起きてもだいたいは直すことはできそうです。

楽しみにしてくださる皆様のため、
すぐに対処できるよう代替機が買えるくらい
頑張らねばなりませんね(苦笑)。



ちなみに、ちょっとマシンのこと。

当店で使用している「la Pavoni」

1905年ミラノで始まり、100年以上の歴史をほこるパボーニ社の
ほとんど当時から姿を変えず続くレバーピストン式のエスプレッソマシンです。


バールで置かれるような業務用エスプレッソマシンを最初に世に送り出したのも
このパボーニ社。
当店のは家庭用高級機の位置づけですけどネ。

ユーロピコラモデルは
ロジャー・ムーア主演の007「死ぬのは奴らだ」や
マイケル・ダグラス主演の映画「ダイヤル・M」でも登場し
MOMAで展示されているほど美しいフォルムです。


それもそのはず、パボーニ社は、
ジオ・ポンティやエンゾ・マリなど
いち早く自社のマシンデザインに有名デザイナーや建築家を起用した
先駆け的会社でもあるのです。

当店のストラディバリモデルは2005年、
バイオリンの曲線からインスピレーションを得て
誕生した、パボーニ社のレバーピストン式としては、一番新しいデザインのマシンです。
はじめて当店で使用したのが2008年ですから、もう4年あまりたったわけです。
当時は日本未発売でしたので変圧器を使って使用しておりますが、
今は日本でも買えるところがネットショップで何軒かあるようです。

でも、じつは私たちがレバーピストン式にはまるきっかけになったのは
ガジア社のレバーピストン式業務用エスプレッソマシンでした。

昔勤めていた珈琲会社の卸し先に、
このガジアのオールハンドレバーピストン式マシンで
エスプレッソを淹れていたコーヒースタンドがあったのですが、
それが、甘く力強くとても美味しかったのです。

なんと後で知ったことですが、このガジア社、
レバーピストン式エスプレッソマシンの原型を発明した会社だったそうです。

どうやら昔から私の焙煎は、原始的でアナログ気質のスピリットをもった
淹れ方と、相性がいいようです。

残念ながらこのガジア社、今はレバーピストン式は製造していないので
このマシンで抽出する夢は叶わなさそうです。


さて、当店のストラディバリ、いつまでも美しい琴線を奏でて欲しいものです。。。





外なる光、  内なる影。



どちらか一方ではなく、


陰陽、それぞれを補完し合い


ふたつ、巴となり廻りて


混然とし


はじめて   真なる  一体は  得られるのです。





数時間前、


無事、「ねじまき雲(陰)」青梅が始動し、
一日目を終えました。

まだ、夜の部だけにとどまっておりますが、

これで、国分寺と、青梅の二箇所、陰と陽に、それぞれ命が吹き込まれました。


ひさびさに、お客様にネル出しの珈琲を正式に出せたことは、
なんとも感無量であります。

珈琲を点てさせていただける幸せを噛み締めることが出来ました。

どうも、有難う御座いました。


来週は、昼の部、13:00~20:00 LO18:30 を

前日までのお電話か、国分寺ご来店時、口頭予約のみで承る予定です。
お問い合わせは国分寺「ねじまき雲(陽)」営業時間内にて受けたまわりますが、
抽出中はお電話に出れない場合もございますのでご了承ください。
出来る限り、折り返しお電話いたします。

夜の部は、22:00~24;00 LO23:00 で
予約なしで入店可とします。


昼の部のメニューは今後アップいたしますが、
手間のかかるネル出しが中心となります。
いずれも、「ねじまき雲(陰)」夜の部や、「ねじまき雲(陽)」と異なり、
抽出のお時間は一杯あたり約20~30分かかり
お値段も高価なものとなります。

ものによっては、一杯の仕込みに一日かかるため
前々日にご予約いただかないと飲めない品物もございます。



どんどんメンドクサイお店になって申しわけございませんです(汗)。。。



やりたいほうだいで、 本当にご迷惑おかけいたしますが、

どうか宜しく御願いいたします。









「ねじまき雲(陽)」がはじまり数日、 やっとお店らしくなってきました。


これもいろいろな方々の下支えあってこそ。

皆様有難う御座いました。



上のイラストは、「ねじまき雲(陽)」の完成に貢献くださった方々の一部です。

お店自体は、私とエスプレッソ担当の二人で、デザイン、施工、改装しましたが
多くのネジマキストの存在なくしては、今の空間はなかったでしょう。


またおいおい、少しづつご紹介できればと思います。



さて、「ねじまき雲(陰)」青梅についてですが、

少なからずお問い合わせをいただいておりまして
有難い限りです。


今週の水曜日6日から試験的に再開店予定ですが、
はじめは、昼の部はなしで、

21:00~24:00 ラストオーダー23:00で

誰でもお越しいただけるよう開けようと思います。


こちらはプレオープンのような条件はなく、誰でも入れます。
ただし、お店には看板もなく、なんの説明書きもございません。
基本二階におりますのでインターホンを鳴らしてくだされば
出ます。

閉店前のドリップラインナップを少々のご用意です。


来週からは、昼の部はご予約いただき、時間のかかるメニューを

夜の部は今回のような形で行なっていく予定です。


正式な時間は改めてその時お伝えしようと思いますので

宜しく御願いいたします。










「ねじまき雲」が休眠に入り早一年半。


去年の一月ブログには復活に関し

「春なのか来年なのか、いつなのか、どこなのか、正直まだわかりません。」http://nejimakigumo.blog.shinobi.jp/Entry/380/

と記述があった。


それが、一年半後の、5月28日の、国分寺に決まった。


一年半、いろんなことが起こり、いろんな思いや挫折があり、
もう限界などとうに越えて、
これがリング上なら白いタオルもとっくに投げ込まれている
状態でした。

そして、それでも想いは曲げなかった。

肩を貸してくれた皆様の

信じて待っていてくれた方々の

厳しいお言葉をくれた人たちの

おかげです。





有難う御座いました。




そうして、何の因果か試練か、お店が決まってからも
トラブルの連続。
いまだこうして生きているのが不思議なくらいです。


故障はありつつ完璧ではないながらも
動線に体躯も慣れ
なんとか珈琲のクオリティも上がってきて
お店の工事も一段落しました。

まだ、進化し続けながら

前へ進もうと思います。  光さす方へ。。。





2012・5・28(月)
国分寺「ねじまき雲・陽(you)」を
始動します。



「待たせたなっ!!俺が来たからにゃぁもう大丈夫!」

と、言いたいところですが、、、

「大変お待たせして申し訳ございませんでした(汗)。相変わらずのノロサではありますが
皆様のお力をお借りし成長を続けたいと思っております。今後とも何卒宜しく御願いいたします。」


*「ねじまき雲・陰(in)」に関しましては
5・30(水)が、知人のホームパーティで珈琲を淹れることになっておりますので
2012・6・6(水)を始動日に定めようと思っております。
ご報告まで。。。



               nejimakigumo  in  you .








HPには記してありますが

5月20日(日)は、青梅でイベント打ち合わせのため
臨時休業とさせていただきます。


5月22日(火)も、食品衛生責任者資格講習のため
臨時休業とさせていただきます。


本オープンに向け歩みを進めて参りますので
なにかとバタバタとしてしまいますが、
宜しく御願いいたします。


じつは、今回はじめて知ったのですが、
1店舗にいち1食品衛生責任者というのがきまりだそうです。
青梅と兼任できるとばかり思っていた私は、
事情をお話しし、国分寺は特例的に一時兼務の状態でした。

22日をもって、やっと晴れて国分寺にも
エスプレッソ担当が正式に食品衛生責任者として登録されます。


客席側の手付かずだったアルミサッシの窓が、
やっと木枠の窓へと改装が終わりました。
昔ながらの手作りの気泡入りガラスが一枚と、歪んだガラスが
外の景色をねじまき世界にしてくれます。
窓を探してくださった古道具屋さんと、窓を提供してくださったカフェの店主に感謝。


青梅のミル問題も、
予期せぬ、ちょい悪足長おじさんの登場で
なんと新品のミルをご購入してくださいました。
有難う!足長おじさん!!!と、美人秘書さん。
もう・・・頭が上がりません。感謝。

これで青梅も開けることができそうです。


依然として、エスプレッソマシンの調整は続いておりますが、
あとちょっとで正式オープンの日が近いです。


ねじまき雲の冒険の幕開けは、もうすぐです。





先日ブログにて書きましたとおり、エスプレッソマシンが壊れました。

申し訳御座いません。

沢山の激励をいただきまして有難う御座います。

かなりご心配をおかけしているようなので、詳細を記しておきます。


当店で使用しているマシンは、
レバーピストン式のパヴォーニ・ストラディバリ、プロフェッショナルタイプという
購入当時、日本未発売モデルのイタリア家庭用高級機の位置づけのものです。

6年前、イタリア製業務用レバーピストン式マシンで試作をさせていただいたことがあり
イタリアの豆と当店の豆で出し比べをしたことがあったのですが、
当店の豆が、いままでどこでも飲んだこともないほどの衝撃的美味しさだったため
高価で購入できなかったこのマシンに代わり選んだのがパヴォーニだったのです。


昨今は味の安定やスピードを優先し、
ほとんどの業務用機械がボタンによる電子制御で
粉に圧力をかけるオート・セミオートが主流です。
本国イタリアでもナポリなど一部地域を除いてはほぼ自動化の波が
来ているようです。

それに対しレバーピストン式は、文字通り、レバーを押し込み人間が粉に圧力をかけ
抽出する機械です。
ブレが大きいというデメリットがあるかわりに
豆の状態を見て、かける圧や湯量を調整でき、
ストレスを粉にかけ過ぎず抽出できるので
「ねじまき雲」の狙う味に近づけやすいのです。
体躯に染みこんだその人ならではの作業ができるので、
当店のエスプレッソ担当にしか出せない味作りになります。


もう3年あまり家庭用を業務用として使用しているため、
ついに新店試作を繰り返すうち圧がうまくかからず抽出できなくなりました。

お店の閉店、移転、ミル問題とつづいて起きたエスプレッソ故障の難題に
打ちひしがれましたが、なんとかできることをしてみようと、
イタリアでしか出回っていないマシン情報をエスプレッソ担当が収集し、設計図を基に、
日本で似た機種の扱いのあるお店にパーツを問い合わせたり
(適合パーツは結局日本ではなかったですけどネ)
分解できるところまで内部を分解し、原因を探りました。

結果、抽出部分内部への粉の固着や、グリスの劣化、ボイラーなど各部パッキンの劣化が原因とわかり
電子回路も一度リセットし、それぞれ処置を施しました。

一応昨日で、組み付けが終わり様子見で回路を出した状態で抽出をしてみましたが、
水漏れや圧漏れも直り、クオリティーも以前より数%あがりました。
あとは数日テストを繰り返し、問題が起きなければ合格とします。

このような状況にあるため

「ねじまき雲」完全復活まで、またしばしお待ちください・・・!


重ね重ね・・・申し訳ございません。。。


いまだプレオープン期間ではありますが、
エスプレッソマシンが不調のためしばらく
エスプレッソ関連メニューをご提供することが
できなくなりました。

修理や工事をしながらの不安定な営業となってしまいます。
大変申し訳ございません。





私は、いろいろ足りません。

想いをカタチにすることが下手くそです。

だから同じ想いや志しをもつ人たちに助けられながらそれをカタチにしています。


珈琲豆の売り方も、
頭のなかではこうしたいああしたいと想いはいろいろあったのだけど
いいカタチにできずにいたトコロ、
それを共に作り上げてくださり、カタチにしてくれたカフェがあります。

それが三軒茶屋のカフェ「トコロカフェ」さんhttp://www.tocoro-cafe.com/index.htmlです。


昨年からスタートしたこの企画。
春夏秋冬とある日本の四季に合わせ珈琲も表現できないかという想い。
ミルがない人には極力売らないというワガママ。
お家に持ち帰り「淹れる」という作業を通してはじめて完成する珈琲というものを
伝えるためのリーフレット。

ワガママ放題を盛り込んでいただき、更には私ひとりでは思いつきもしない仕掛けを
いろいろ施してくださいました。

昨年は2店に合わせ、
リーフレットを四季ごとに描いてくれた、「しゅんしゅん」さんhttp://www.shunshunten.com/
グラフィックをデザインしてくれた、「葉田いづみ」さんhttp://www.ne.jp/asahi/mame/niwa/
秋の珈琲に合わせるお菓子として、「flipflopと」さんhttp://flipflop-to.blogspot.jp/

いったい何人関わるのだろうというくらいの沢山の想いとともにモノづくりが出来ました。


さて、「ねじまき雲」の復活に時間と言葉を割いてしまいましたため
ねじまき雲サイドでの発表が遅れてしまいましたが、
今年も、トコロブレンドスプリング、トコロカフェさんにて発売中です。


今年はエスプレッソでも使える豆を意識し、昨年ご好評いただきましたスプリングに改良を加え
春プレッソと題して豆作りをいたしました。

ほのかな苦味と安定した飲み易い甘さを意識し、飽きのこない珈琲感に仕上げてあります。



ペルー カフェオルキデア無農薬栽培フェアトレード 中煎り40%
パプアニューギニア ゴロカAA無農薬栽培 深煎り30%
コロンビア スプレモ ラバテカ ティピカ やや中煎り30%

150g¥1300での販売です。


ご購入は「トコロカフェ」さん店頭で。。。




*最近お電話による問い合わせ、ネットや、当店ご来店の方々から
「トコロカフェさんで飲むラテはネジさんのだから美味しい。」
「ねじまき雲さんの珈琲豆がトコロカフェさんで使われている」
など非常に多くの勘違いが寄せられておりますことに、
勘違いさせ易い企画になってしまいましたことを
深くお詫びいたします。

「トコロブレンド」は私の意志を汲んでいただくカタチで特別に豆のみ販売していただいておりますゆえ、
「トコロカフェ」さんでは当店の豆をご使用いただいておりません。
まったく別の焙煎士の焙煎豆ですのであらかじめご了承ください。


当店の焙煎豆は、三軒茶屋のご近所では
駒沢、スローフードイタリアンカフェ「SMILE」さんhttp://sfc-smile.com/
単品焙煎品のエスプレッソを。
経堂、カフェ「Cura」さんhttp://www.cafe-cura.com/
パプアニューギニアゴロカのプレスを。
それぞれお楽しみいただくことが出来ます。

宜しければ、三店をまわってそれぞれ違う味を楽しむというカフェめぐりも
楽しいかもしれませんよっ?




フライング  スカイハイ


飛ぶための準備をしています。




さて、かねてより連休明けにはグランドオープンしたいと
思っておりましたが、
なかなか工事や試作が進まずまだ時間がかかっております。


もう少しオープンには時間がかかりそうです。


本日も外壁を塗りつつエスプレッソマシンの調整をしつつの営業です。
ペンキ臭いかと思いますが、ご了承ください。


プレオープン期間中は、常連さんやお世話になっている方、お知り合いに限りの営業で、
これまでお世話になった感謝の意として、
経堂「cura」さんhttp://cafe-cura.com/の美味しいフィナンシェと
立川「シンボパン」さんhttp://www.shinbopan.com/の美味しいクッキーを
お配りしておりましたが
そろそろ、あるカフェのかたと試作開発を続けていたオリジナルお菓子第一弾が
完成しそうなので、ご愛顧感謝期間は終了させていただきます。
これから続々と、時間はかかりますが、いろいろなかたとのコラボお菓子で
皆様に喜んでいただけるよう取り組んでいく予定です。


ひとつ、ここで残念なお知らせをしなければなりません。

私が解りずらいプレオープン期間を設け、さらにお会いした人の顔を覚えないという
サービス業には致命的欠陥人間であることに端を発してはいるのですが、

HPや貼紙を見た上で、何も言わず入って来てしまうかたが少なからずいらっしゃるのです。
これまで数人に、お菓子をあげ試作中の珈琲をお飲みいただいてしまいました。
一度もお会いしたことのない方に感謝のお菓子をあげ、不完全な空間を晒してしまい
それこそ当店の規定に満たず入店を控えていらっしゃる心ある方にも
申し訳がたちません。

「スミマセン・・・実は・・・」と事後報告されましても、
お互いに微妙な空気になってしまい、必ずしも晴れやかな気持ちで
ご飲食を楽しむことが出来なくなってしまうはずです。

何故来てしまうんだろう・・・?とエスプレッソ担当と頭をかしげるばかりです。

こんなにも初めてのお客さまにお越しいただけることは本当に有難いことなので
来るなと言うのはそれ自体おかしな話しなんですけどネ(苦笑)。

仕方がないので今は大変心苦しく失礼ながら、入店時当店をご利用されたことのあるか無しかを
最初に問うてから、ご注文をお伺いしております。
もし万が一、何度かお越しの方がいらっしゃいましたら、
非常に失礼な話しとなってしまいますが、
このような事情がありますゆえ、どうかお気を悪くなさいませんよう
御願い申し上げます。





まだもうしばらく、グランドオープンまでお待たせしてしまっている方には
申し訳ありませんが、気長にお待ちいただけますよう御願いいたします。


フライング 


しないようにしてくださいネッ(笑)。。。



4月24日火曜日は
食品営業許可更新手続き講習のため
休業させていただきます。

*プレオープン期間中は、工事とメニュー開発も同時進行になりますゆえ
ときどきご迷惑おかけしてしまいます。

申し訳ありません。


青梅についても、いつがオープンか尋ねられることが多くなってまいりましたが、
じつはいま青梅に業務用ミルがありません。。。
ミルが揃い次第開店させていただきます。


よろしく御願いいたします。






さて、ねじまき雲(陽)では現在

プレオープン期間(条件つき入店。HPご確認下さい)、常連様感謝週間として

ご来店初回のみ経堂「cura」さんの美味しい
プレーンタイプのフィナンシェか
立川「シンボパン」さんの美味しいクッキーを
お配りしておりましたが、

curaさんの温かいご厚意により
本日からプレーンタイプに加え
色んな味のフィナンシェが追加になりました。

お客さまのご要望につき
二回目からはご購入いただけるようにも致します。

期間限定につきなくなり次第終了とさせていただきます。

おはやめに~。


072cc602.jpeg



















野川の桜が、   満開です。





夕暮れ時の花びらの かたまり かたまりは、

ぼうと白く浮き上がり、なんだか怖いくらい美しくて、

たましいを しろく しろく 燃やしているようにも

見えるのです。





古くは、
春、里に降りる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)に
語源があるとも言われる花。

芳醇な実りをもたらし、散り去っていく神のように

夕暮れ時の桜には、日本の、もののあわれ
がある気がするのです。



野川の沿い、お鷹の道を歩きながら、

一里塚の夕桜を愛で、


橋の傍の珈琲屋で  窓いっぱいの真っ白を眺めながら


ラテに浮かぶ

ひとひらの桜を

飲み干すのも、

いいかもしれませんね。



春の時期、ねじまき雲の
ほうじ茶ラテ。



春ノモノノアハレヲ 飲ミ 干シテ

白爛漫ノ 揺レクル心 イトオカシケレ。




お会計のとき、財布からとり出す小銭の表を見て

花咲か気分で  お帰りください。



枯れ気に  花を  咲かせましょう  。





先週、3月31日
東京には少し遅めの開花宣言。

偶然にもその日は、国分寺「ねじまき雲」の


プレオープン日と重なった。


そして、門出を祝うは、桜の花道ならぬ


嵐だった。



嵐の開花宣言で幕をあげた「ねじまき雲」。


カフェの神様は、そうそう甘くはないようだ。



今週火曜日は、遅れ咲きはじめた桜に追い討ちを
かけるように、



猛嵐だった。



プレオープン4日目にして



臨時休業、、、してしまいました。


大変、申し訳ありませんでした。


しかし、こんな波乱が、「らしい」と思うのです。

ずっと6年波乱だったので、いきなり順風満帆なんて
雲の流れには、無いのです。
これからも波乱含みの当店ですが、
皆様の温かいご支援と、「美味しい」というお声が
私たちの心に


花を そえてくれるのです。



昨日、お店の窓から見える薄紅色の風景は

風に吹かれ、それでも強く咲き誇ろうとしていました。

まだ、野川の桜は7分咲きでした。


私たちはまだまだ蕾ですが、
桜の散るころ、花をつけようと思います。


初日、嵐のなか、ご来店いただいた常連さんたち

有難う御座いました。

火曜日、嵐なのに、来ようとしていただいた方々も

有難う御座いました。


今日は3月の寒さとういうことですが、
どうやらお店は開けられそうです。

どうぞ、どちらへも油断なさらず暖かくして
お出かけください。


昨年、地震、停電、休業と、どん底の嵐を乗り越えるべく手を繋ぎ
共に歩んでくれた男気あふれるカフェが経堂にあります。
甘いけど、甘くない大人のお洒落カフェ「cura」http://www.cafe-cura.com/


数は少ないですが、当店にはいま
「cura」さんのフィナンシェの花が咲いています。

珈琲にフィナンシェ。苦めにも甘めにも酸味にも最高です。

運がよければ、お世話になった方々や常連さん方には
初回のみ、おひとつその花を摘んで楽しんでいただこうと
思っております。

花は散るもの。
フィナンシェもずっと有るわけではございませんので
お早めに。

またこの味が恋しくなりましたら、是非
経堂まで足をお運びいただければと、思います。






突然ではございますが、本日4月3日(火)の営業を急遽休業いたします。


朝起きるとニュースが夕方から明日にかけて
風速25~30Mの嵐が東京に吹き荒れると伝えておりました。



プレオープン初日も交通機関が一時麻痺する嵐のなか
お越しくださったお客さまがたが有難くもいらっしゃいました。
本当に嬉しく思います。


しかしその初日より強風と事前にわかっている以上、
わざわざ帰宅途中、あるいは当店を目指して来られて
ご帰宅できなくなると申し訳ないと、
エスプレッソ担当と話し合いました結果

大変勝手ではございますが、プレオープン期間ということもあり、
お休みの判断をさせていただきました。

お越しのご予定の方々には急な予定変更を、
大変申し訳御座いません。

どうか本日は夕方以降、全国的になるべく外出は


お避けになって、  お家で家族と一緒に美味しいものなどを食べ当店で珈琲ではなく
お酒になって、


ください。



非常に   スイマセン。。。




今週水曜日4日は

国分寺「House」さんhttp://house-jp.org/企画「ハウスのハウス展」にて行われます
青木隼人さんhttp://grainfield.net/のライブ(満席につき予約締め切り)に出張珈琲いたします。
青梅店での営業はございません。


ハウスさんは当店で革スリッパ作りのワークショップをしてくださったり
青梅店のシンボルである牛のオブジェや
国分寺店のシンボルのバードのモビールを
作製なされた作家さんです。

現在国分寺店では青木隼人さんの音楽をかけて営業しております。
当日のライブは締め切りですが、
4日も18時まではハウスさんの
革靴や、アクセサリー、造形物の展示販売がございますので
お近くにお越しのかたはお立ち寄りください。

ハウス展自体は8日(日)まで開催中ですので
ハウスさんHPご確認の上、足をお運びください。

当店常連さんに限りましては国分寺店とハウス展の両方を
期間中にお楽しみいただけると思います。

国分寺店より徒歩20秒に位置するカフェスローさんhttp://www.cafeslow.com/におきましても
現在ハウスさんのバードが飛んでいるようですので
こちらで美味しいご飯を食べて、当店で珈琲を飲み
ハウスさんで作品を堪能することができるまたとない機会でも
ありますので、あわせてお楽しみください。


*青梅店の営業につきましては
開始日が決まりましたら発表いたしますので
少々お待ちください。




国分寺「ねじまき雲(陽)」は
3月28日おおむね工事が終わり
営業許可がおりました。

しかし、いまだメニューなど中身は開発途中のため
一般オープンまで少々お時間をいただくことになります。
大変申し訳ございません。

当店は3月31日(土)より
5月ゴールデンウィーク明けまで

ウォーミングアップ期間を兼ねて
国分寺「ねじまき雲(陽)」を
プレオープンといたしますが、
混雑を避けるため、いくつかの注意点がございますので

よくよく 以下をご理解のうえ、ご来店いただけると有難く思います。

プレオープン期間にご来店いただけるのは

1・当店(青梅)に2回以上お越しの方

2・屋外イベント以外の出張珈琲イベントを含め3回以上お越しの方

3・上記にあてはまらなくとも個人的に店主がお世話になっている方

4・店主の知人


に限らせていただきます。



お席は青梅よりも増えましたが、
非常に他のお客さまと密接な創りの空間となっておりますので
他者へのご配慮や礼節のほど宜しく御願いいたします。

相変わらず注文の多い珈琲店でスイマセン。

加えて、相変わらず珈琲をお点てするのも時間がかかる進歩の無さで
ございますので
ゆったり心静かにお待ちいただけますと幸いです。

さらに、ネット環境もことごとく整える予定はございませんので
残念ながらそのような長居には向かない飲食店となっております。
あらかじめご了承いただけますよう御願いいたします。

なお、大変狭い空間ゆえ、ベビーカーの持込みなどはお控えくださいますよう
御願いいたします。

しかも、狭い割に実に反響の良い空間ゆえ、大声、泣き声なども大変不向きな
作りとなっております。ご理解のほど御願いいたします。

なぜか、街道をトラックが通りますと少々揺れますが、
地震ではございません。耐震補強工事済みゆえご安心ください。
本当の地震の際にはご飲食の途中でありましても速やかに外へ誘導いたしますので
ご協力のほど御願いいたします。


その他、場所、営業時間などはHPhttp://nejimakigumo.bitter.jp/
ご覧いただきますよう御願いいたします。



では、このような面倒くさいお店を、また皆々さまがたと
ご一緒に楽しめますことを、心より感謝し、ほんわかとお待ち申し上げておりますので
今後とも宜しく御願いいたします。
なお、明日は荒れ模様とのことです。
天候によりましてはご無理などなさらず、
プレオープンのひと月のうちにお越しいただければ嬉しく思います。


*3月31日は通常営業時間14時開店を予定しております。






橋のたもとにかかった桜の蕾が、

ひとつづつ弾けるようなリズムで

時はまた、ポツポツと刻まれ始めた。



ねじまき雲には、でたらめに時を刻むふたつのねじまき時計がかかっていた。
お客さんから「20分ずれてますけど・・・。」と指摘されることもあった。

それで、いいのだ。

古い時計の中に巻かれたコイルは、
その時その場所の湿気や温度で呼吸し、微妙にメトロノームがずれてゆく。

世界と符合しない時の流れの中に、
その場だけの濃密な刻の流れの真実はあるような気がするのだ。

だからねじまき雲の時間には、正確さを欠いた性格さがある。

そしてその時計のネジは、2011年1月末をもって巻かれることなく時を止め
2012年3月28日に至った。


3月28日水曜日、国分寺新生ねじまき雲の営業許可がおりた日。
くしくも私が勝手に戦友と呼ぶ珈琲店店主の定休日と重なった。

その尊敬する店主の方をお招きし、
進水式をしていただいた。

定休ではあるものの、お店で仕込みをしている最中
駆けつけてくださった。

船を出すときはこの人にと決めていた。

かつて彼から貰ったウイスキーを二人だけで開ける。

今は無いというその蒸留所のウイスキーは
春の桜の薫りを纏ったかのように、とても芳醇で甘かった。


乾杯。


そして珈琲を淹れ、
国分寺にかかる時計のネジを巻いた。
初めて刻む時の流れは、
何故か「合っているか解らない。」という彼の携帯電話の時刻に合わせた。
この場には、それが合っていると思う。
貴重な定休日のお時間をお割きいただけたことに、心より感謝。


この夜、青梅に帰り、止まったままの時計のねじをふたつ巻き、
時を刻む時計はみっつになった。



明日、
2006年はじめてお店を始めたとき、やはり彼からもらったコーヒーポットを
国分寺に持ってゆこう。
6年ともに過ごしてきたポットで
明後日からまた、新たな気持ちで歩もうと思う。


そしてまた数十年後、珈琲の香りに暮れなずむ時の中で、
彼と残りのウイスキーを飲んでいたいものだ。

R1004066.JPG
 




ふつう飲食店や珈琲店をパートナーとはじめる場合、
1人が珈琲に特化し、
1人がパンやケーキ、料理に従事することが多い。

ストライカーとゴールキーパー
司令塔とエース

そんな関係のほうが、
効率がいいし、攻守そろって
やれることも広がる。

しかし、ねじまき雲は、
二人とも珈琲に特化する。

ツートップ。というよりツーアンダーグラウンド。

1人はドリップと焙煎担当。1人はエスプレッソ担当。
とくに分ける必要のない、意味のないことと
思われてしまうかもしれないが、
そのほうが、そこにかける集中力を高めクオリティをあげていくことが出来る。

お店も
国分寺を広く珈琲の楽しさを伝える場や、
珈琲が媒介する楽しいことが広がる場として、
青梅を焙煎、ネルの抽出に特化し、時間のかかるものを研究していく
場として分けた。

・・・と説明すれば聞こえはいいが、
実は不器用で、
それしか出来なくて、
そうにしかならなかったから
そうなったというだけ。
ようは非効率の塊なのである。

きっとなんでも出来る器用な人なら
こんなに分ける必要もなく、すんなり色々出来てしまうのだろうケド
たとえかっこ悪くても、
器用な人の何倍も時間をかけて
非効率な苦労を楽しさにかえていく作業を、

コツコツと続けていこうと思うのです。


昨日、工事をやり直すというアクシデントを乗り越え
ようやく保健所から営業許可がおり
明日には許可証が発行される見込みとなりました。

やっと、やっと完成です。新・ねじまき雲。


ずっと、粉は粉でも木の粉と石膏の粉まみれの毎日でしたが
珈琲の粉にまみれた生活に戻ろうと思います。

そんなこんなで、頭の中にあるやりたいことリストの
半分もメニューは完成していないのですが、それを
完璧にするまで待っていると、またここから半年かかってしまいそうなので



今週末からプレオープン、ウォーミングアップ期間として
3月31日(土)から
国分寺ねじまき雲のイカリをあげ、
帆をはります。

お世話になっている方、
知り合いの方、
青梅のお店に2回以上お越しの方、
あるいは出張珈琲含め3回以上当店の珈琲を
お飲みになられている方に
かぎり入店いただけることとします。

まだまだ形にはなったものの
中身が追いついておりませんので、
一般オープンは5月のゴールデンウィーク明けを予定しております。
もう少々お待ちください。

場所、営業時間など詳しくは本日HPhttp://nejimakigumo.bitter.jp/をリニューアルいたしましたので
合わせてご確認ください。




また少しづつ皆様のお力をお借りしながらも、
成長していけますことを、有難く
心よりお待ち申し上げます。
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