忍者ブログ
COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
[21]  [22]  [23]  [24]  [25]  [26]  [27



2月14日(土)

12:00~18:00

イベント決定!!

「コーヒーとチョコレートの1日」

お菓子家 渡部いずみ 
    + 
焙煎士 ネジ & バリスタ くるぶし

メニュー~当日のみのスペシャルメニューとなります~

・ 金柑とチョコのテリーヌ×オリジナルコーヒーA
・ イチゴのショコラティラミス×オリジナルコーヒーB
・ ジンジャーナッツブラウニー×オリジナルコーヒーC
(※一部変更になる可能性もあります)



とっても胸おどっちゃう組み合わせでしょ?

コーヒーとチョコレートのお菓子って。

渡部いずみさんのワンデイ・イベントです。

期を逃さぬよう、是非、お越しくださいませ。
PR



ねじまき雲に器を常設してくれていた
pitchさんhttp://milkpitcher.petit.cc/
急遽、青梅からお引越しをされることになりました。

急なことだったので、DMなどはありませんが
明日から、pitchさんご夫妻が

土器みたいな小箱と鉢

「まんまるまる展」

を当店で開催されます。

2月2日(月)~2月8日(日)
詳細はpitchさんのHP参照のこと。

是非、足をお運びいただければと思います。


最近、青梅から去る面白い同世代や、若者が多いナァ~。

寂しいけれど、旅立ちは、去るものにとっても
残るものにとっても、新たな出会いと夢に満ちたものだと
いいですネ。


前回のお話しより、少し時間をさか戻る。

フーミンのバイク、チョッパーじいさんを
修理するために立ち寄った、子供ばかりの街で、
出会う少年「アルク」。

さらわれた母「ルナ」を助けるため
自転車レースに参加し、その優勝賞金で

飛び魚飛行艇「ボラボラ」のエンジンを完成させようと
奔走するアルク。

手をかすグスタコ一味。

そして、倉庫に隠れてボラボラを造る
ルナの恋人、凄腕エンジニアの「シュウ」と、自転車造りの天才「チャリモ」。


「よしっ!!チョッパーのエンジンを治してくれるなら、ボラボラの装甲はオレの
銅板でなんとかしよう!」と意気込むフーミン。


密かに、アルクに想いを寄せるみゆきは、造りかけのボラボラにソッと命を宿す。


飼い猫の「マツケン」は、グスタコをエサと間違え、つけ狙う。

アイは少しでも金を稼ぐため、クマの着ぐるみを着せたネジを連れ出し、今日も街はずれで
こっそりクレープを売りさばくのであった。

「まったく!男どもは、夢ばっかり追うんだから!お財布事情ってもんをもっと考えなさいよネ。」
と、カリカリしながらも、男どもの夢に付き合うのもまんざらでは無い様子のアイなのであった。


暑さでうすれゆく意識の中、ぼやく男が、ただ一人いた。

「着ぐるみって、何?僕の自転車をバラしてレース用にするって・・・・何?」
涙と汗と鼻水が入り混じる中身を、まったく想像させない

満面の笑みのネジグマの着ぐるみ。



と、またひとしきり空想をしたところで、


3月あたり、「ねじまき雲」自転車企画を考えております。
詳細は次号を待たれよ。


「カフェをする上で、一番大切にしていることは何ですか?」
先日、ステキなお客様から、こんなご質問をいただいたのです。


恥ずかしながら、即答することができませんでした。
ぜんぶ大切なことばっかりなんだよなぁ~・・・・と緊張して考え込んでしまいました。

で、出た言葉が
「特に、こだわっているものはないんですよね~、缶コーヒーもインスタントコーヒーも
好きですし。コーヒーの楽しい世界が広がればいいかなって、ハハハッ。」
最低ダ、答えになってないですし。

考えてみると、真剣に、カフェで「一番」大切なことを考えたことがなかったのです。

のちのち、冷静になって考えてみると

やはり、
インテリアも大切だし
飲み物のクオリティーも大切だし、
キレイなことも大切だし、
コーヒーの楽しさを発掘することも大切だし、
いい空間と時間を、皆が楽しくすごせることも、
時には、カフェのルールを守るために怒ることも、
お店を続けることも大切。
ぜんぶ大切なことばかり。

でも、それらは、ココに足を運んで、
飲んでくれる人がいればこそ、成り立たつことに気づきました。

何故、カフェのスタイルなのか?

クオリティーだけなら豆売りだけでいいわけですし。
人見知りで口下手だから、対面じゃないほうが楽なはず。

そう、人間観察癖のある私は、
自分が出来るだけ手をかけて作った大好きなものに、
ヒトはどんな反応をしてくれるのか?
その笑顔を、
そのしかめっつらを、
見てみたかったのです。

人が愉しんでくれることで成り立つ世界、
日常の中の、非日常的な小旅行を
提供することが、カフェのスタイルなのであれば、

一番大切な思いは、

「おもてなし」

の心なのかもしれません。


それを気づかせてくれたのも、その場にいたカフェのオーナーさんたちでした。

彼らのカフェには、モノに対してもヒトに対しても、優しい
おもてなしの心が感じられるのでした。

彼らほど、美しくカフェを表現できていないかもしれないけど、
そのヒトカケラでも、自分のお店に似たものがあるのならば、

ついつい忘れてしまいがちな、
「おもてなし」の心を、一番大切なことに

していきたいものです。


ただただ、今、生きていることを
本気で楽しめる大人たちが

こんな世の中だからこそ
必要だと思うのです。


奏でる音や方法は違っても

音をだす喜びを知っているから、
皆、同じ世界を想像できる。

世界はひとつになって広がりを増していく。


1・17


平和に生きれるこの瞬間を
感謝するような音の洪水に、身を浸してきました。

何十もの魂のゆらめきのような、風船インスタレーションに囲まれて

珈琲を淹れる夜。


欲張らず、
自分の価値基準で喜びを創造できるならば、

距離も、損得勘定も

関係ない。

その場のだれもが、世界を分かち合うことが
できるのでしょう。

ブエノスアイレスから、30時間かけて帰ってきたバンドネオン奏者も、

それを聴くために、鹿児島からやってきた人たちも、

遅くまでご自宅の「蔵人」を温めて提供してくれた

歌うたい「しずく」のお二人も。

同じ音を聴き、同じ珈琲を飲み、夜を愉しめる幸せな時間。


今、生きていることに、ありがとう。



=前回からのつづき=

金持ちや政治家を乗せた「くじら艇」が、白い軍団に墜落させられる。
かれらは「白騎士会」なのであった。

白騎士会は、世界の果ての塔を占拠した、
ブブという男の率いる、世界正義統一協会の騎士たちであった。

そうとは知らず、乗客たちを平気で殺す白騎士たちを見過ごせないアイは
独り飛び出していく。

何故か白騎士と争い、瀕死の乗客たちを助けてしまう、
金めあてだったはずのグスタコ一味。

世界正義統一協会と、真っ向からぶつかることになってしまった
勝ち目の無い戦い。

勝ち目が無いとわかっていても、何故か”勝てる”と信じる一行。

正義という名の偽りを相手に、世界をまたにかけた冒険が進んでいく。


~~いろんな冒険の末~~たどりつく世界の果ての塔。~~

~~さらわれる、みゆき~~


塔にまちうけていたのは、塔の番人、ねじまき蜘蛛「ジャニス」。
ブブにあやつられたジャニスがグスタコ一味に襲いかかる。

そのブブの手にはグスタコそっくりの銅板ガエルが!!!

「これはいったい!!?」おどろくフーミン。

「この塔でオレが産まれた時、同時にもう一匹のオレが産まれたんだ・・・・」
グスタコは表情のない銅の顔を、青くしたり赤くしたりで
恐怖と憤りと決意を現わしているかのようだ。

『ひさしぶり、いや、ハジメマシテかな?グ・ス・タ・コ。』
グスタコとは対照的に、笑みさえ浮かべているように見える銅板ガエル。

「・・・・ドジャー・・・・。」
小さく、押しつぶすような金属声でグスタコがつぶやく。


囚われのみゆきはどうなるのか?

ドジャーとグスタコはいったい?

ブブとは何者なのか?

強敵ジャニスに、チョッパーじいさんを失ったボロボロのグスタコ一味は勝てるのか?

はたまた、ネジは珈琲で巨大な敵を相手にどうしようというのか??

それはまた、いつの日か、お話しいたしましょう。



妄想はとりあえず、ここまで。

1月2日は、お正月早々COROMOさんに沢山の方にお越しいただき
有難うございました!!

常連さんの温かさを知った、年はじめとなりました。

アイさん、フーミンさん、ありがとうでした。

そして、珈琲を飲めなかったネジマキストの皆様、本当に申し訳ありませんでした。

今後も、楽しいイベントを、楽しい人たちと
創りあげていきたいものです。

そうそう、フーミンさんがなんと、ねじまき雲のyoutube動画を作ってくださいました。
詳しくはHPにenterしてみてください。



大人にはサンタさんは来ない。

なんて、

そんなことはありません。

良い大人にしていれば、きっと。

夢と、信じる思いさえあれば、届きます。


24日の夜、私にもクリスマスがきました。


とってもシャイなサンタさんなので、一般的には
顔を見せたがらないのですが
シャイな私には顔を見せてくれました。

笑ってプレゼントを渡し、
風のように去っていきました。


サンタさんのプレゼントは

もちろん私の大好きな味。


私だけのプレゼントなので
今は、


ひみつの味。



ありがとう、サンタさん。

そして、お菓子づくりの妖精さん。

世界中に甘い幸せが届きますように。


お店にイタリアの

手動式エスプレッソマシンと

最強グラインダー、マッザーミニが

入りました。


バリスタくるぶし専用機です。


体ぜんぶでレバーを押し込み

コーヒーエキスを搾り出します。

チンチンに熱くなった

ボイラーむき出しのボディーから

真っ白い蒸気が

シューシューあがるさまは

蒸気機関車のよう。


たとえマシンであっても、

人の想いがダイレクトに

こめられるのは

アナログですね。


展示でお店が混むとき

さっそうと登場する

チーフバリスタと

銀色の蒸気機関車。

頼りになるヤツラです。



今月は昨日を含め

12・13と20と23日に

登場予定です。


グスタコ一味の旅は

はじまったばかり。

今日も、世界の果ての塔を目指し、道をゆく。

フーミンの乗るチョッパーじいさんには、
銅板でつくられたサイドカーがふたつ。

みゆきは、こんなステキな冒険ははじめて。
ヘルメットも被らず、風を体ぜんぶで感じて走る。

アイは、空をゆっくりと進む今日のエモノを見つける。

「くじら艇ヨ。金持ちがわんさか載ってるはず!
今夜はクレープ売りまくるわよ~っ!!」

ネジはチョッパーじいさんの後ろに自転車をつながれ、
すごい勢いでペダルをこがされている。

「なんで僕だけ~っ!?」

「オマエはちょっと運動でもして痩せろ。」
フーミンのヘルメットにしがみつく
グスタコが言い放つ。

(オレはボスなのに席すらないんだゾ!!)
と心の中でつぶやくグスタコであった。

定員オーバーで、エンジンがバクバクの
チョッパーじいさんも辛そうだ。

『でも、これってホントに道、合ってんのかナァ?・・・・』
グスタコの描いた、ヘタクソな地図だけが頼りの
フーミンにとっては最悪な、世界を救う旅。


てな、空想は置いといて


2009 1・2


「コロモスタイル」さんで「ねじまき雲」がコーヒーを淹れます!!

内容: 11:30~

特製コロモブレンド。ラム酒がネ、入ってます。
入ってない甘いコーヒーもご用意。

調子にのって焙煎もしちゃいます!!たぶん。


1・2限定クレープメニュー!!


・くるみとラムレーズンチョコ
・裏ワザピーナッツ生クリーム
・バターシュガーデラックス


同時開催

「おしどり良品店」さんの展示
「森のいいこと」さんの展示


フーミンの「フマインズバー」へ
20:00~からバトンタッチ!!
バーボンと美味しいおつまみが食べれるので
私は呑んだくれます。


正月早々、お待ち申し上げております。


ブログにて告知していた

イベント詳細が決まりましたので

ご連絡。


「ムームーパーティー」

12・7 日曜日

場所: 釜の淵公園内 多摩川河原

集合:ねじまき雲から歩いて5分の
    清宝院内「イルテンポボーラ」 
    に13:00

開始:13:30~

定員20名までの予約受付¥1500


日本唯一のマッドマン アポ ファニゥファ氏による

パプアニューニギア伝統料理ムームーの披露。 

ねじまき雲がアポ氏の秘蔵ゴロカコーヒーを
淹れます。


青梅は寒いので厚着をしてきてください。

雨天の場合はイルテンポボーラでの開催。


チケットご予約は0428-85-9228ねじまき雲まで。


お店での個展「bosco」が
無事終了。
per cucireさん

どうもありがとうございました。

展示期間中に

しばらくお越しじゃなかった常連さんが

赤ちゃんを連れてきてくれました。

幼顔(失礼ですネ)の彼女もすっかり
お母さんの顔になっていました。

まだ、2年ちょいのお店ですが

もう、何組かの新しい命の誕生に


めぐり合えました。


命の誕生や赤ちゃんの成長を
目の当たりにすると

あぁ、月日は確実にながれているのだなぁと

感じます。


自分は良い店主の顔になれているのだろうか?
お店は2本足でしっかり立てているのだろうか?

子とともに親も成長しなければなりませんネ。


そうそう、

「ふたば」

とか

「ののか」

とか


最近の赤ちゃんには植物の名前が
多い気がします。

私も、いつか新しい命を授かったら
植物の名前をつけたいナ。


出演:グスタコ一味

キャラクター

・ ケンカの強いナイーブ娘、キャラバンクレープ屋の「あい」
・ 金属でなんでも創ってしまう「フーミン」(グスタコの創り手)
・ コーヒーを淹れるしか能の無い美食家「ネジ」
・ 折り紙に命を宿す不思議な力をもった少女「みゆき」
・ みゆきによって命を吹き込まれた銅板ガエル「グスタコ」

お話しのあらすじ

世界の果てに、世の「ことわり」を正す塔があると言う。
フーミンが創ったカエルの置き物に
ひょんなことから、みゆきの手によって命が宿る。

カエルは自分を「グスタコ」と名乗り
『自分は世界の果ての「ことわりの塔」から産まれた。
その塔の螺子を巻かなければ世界が崩壊してしまう。』
と告げ、
集った仲間たち「グスタコ一味」と共に、
塔の螺子を巻くため
老バイク「チョッパーじいさん」に乗って旅に出るのだ。


な~んて、ステキな物語と思いません?
スタジオジブリさんかなんかでつくってくんないかな~
こんなアニメ。


・・・・それはこんな物語りの序章。

フィクションだけどフィクションじゃない。
想いさえあればなんでも叶うと信じる
クレープ屋と銅板作家、それとコーヒー屋の共演。

2009 1・2金曜日
河辺のクレープ屋「コロモスタイル」さんに
「ねじまき雲」が出張します。

詳細は次号を待たれよ!



大義名分や理由なんていらない。


男は言った。


「家族に逢いに、帰るだけ。」と。


毎年

パプアニューギニアの家族のもとへ。

それが、自然な理由。

彼はそうして日本人で唯一
精霊の仮面をまとうことを
ゆるされた

『マッドマン』となった。


その、家族と積み重ねた記憶の記録

写真展 『HAMAMAS?』


が「イル テンポ ボーラ」さんで
12月9日まで
行われている。

千の本を読みあさるより
彼の記録には真実がある。


精霊のコトバを見たい人は

「ねじまき雲」にお電話ください。
詳細をお知らせします。

12・7
パプアイベントが完全予約制で
あるので
おって、お知らせいたします。



ペレットストーブがお店にやってきた。

2~30年前の代物で、現存品は
コイツくらいだろうとの話し。


生きものみたいに、ガチャガチャ動くストーブ。

釜飯だってつくれちゃう。

近くの鍛鉄職人KUMAさんに直してもらって
東京ペレットさんが提供してくれた。

まっ赤に燃えて、カチカチに熱い。


ペレットは東京の森再生への糸口http://www.tokyopellet.jp/

間伐材や製材おがくずで作られる
粘着材を使わない圧縮燃料。

木のイイ香りで、お店がいっぱいになる。


薪ストーブがブームの昨今。


ひとつ先をいきたい人は

ペレットストーブなんて いかが?




筆不精なものでなんと一年もブログを放置
してしまいました(苦笑)。


想いのたけや、書きたいことは
たくさんあるのに

いざ、筆をとると、
喉に物がつかえたみたいに
書けなくなることって

ありませんか?

小生、己にプレッシャーをかけるのが得意なもので・・・・。
ついつい、書けなくなる、が溜まって物事が滞るのです。

この一年たくさんの

よいことも

よくないことも

ありました。

人間、そうそう順風満帆にはいかないもんですネ。



日本で開かれた世界バリスタチャンピオンシップを観にいったり

六ヶ所村の映画上映会を知り合いと
企画して200人を超える人たちに
観に来てもらったり

お店のサッシのドアと窓を
わざわざ地元の古い材に代えてみたり

ひと月お休みをいただいて沖縄と那須にコーヒーの旅に出たり


望ましくない事情でお店が3ヶ月くらい開店休業状態におちいったり


暖かい常連さんたちに支えられて復活を遂げたりと


そのほかにも

志しを共とするお店と知り合えたり

素晴らしい出版物に掲載していただいたり

多くの新たな出逢いにめぐまれました。



どれもが刺激的で、初めてのことだらけで
辛いこともあったけど楽しいことも多い一年でした。

新しく何かを一から始めることは
それだけで大航海なのです。


これからも

予定どおり、とはいかない道のりでしょうけど

だからこそ、やりがいもあるってもんです。

どこで何をしていようとも

珈琲と共にあれ。


写真は今年も咲いた「ホテイソウ」


くりたかよ個展Subtleより


くりたかよ個展Subtleより


3月末、くりたかよさんの個展がお店で開かれました。
もう、随分と時が経ったなぁ。

そして、いまだに、お客様に
「あれは、すごかったね~。いい展示だったよ。」
とおっしゃっていただけるのはとても嬉しい。

ウチのインテリアともピッタリマッチしていて
ハイレベルな電気回路を組んでいながら
アナログなモノゴトを表現しているあたりが
非常に良いのです。

正直田舎のウチなんかでやるのはもったいないくらいで。
メディアアート理解してくれる感性もった人は非常にすくない土地だから
ニューヨークとか都心のギャラリーでやれば、きっと凄い反響があっただろうにと思います。

でも、それでもウチを展示の場に選んで頂けたことが
また嬉しい。

そんなお客さんに支えられ気に入ってもらえてるから
私も頑張れるんですよね。

動作を読みとるセンサーが風鈴についていて
人の手の動きを感知して
額ぶちの装置を動かし、中の草が風でゆれる

とか

ハンカチを台の上からどけると
窓の光をセンサーが読み取り
蝶の模型がはばたく

とか

扉を開けると
冷陰極管がしこまれた薄暗い灯りが
敷き詰められたコンペイトウごしに光る
寝室向けに考えられたインテリア小物。

とか

卓上スタンドを点けると光を読み取るセンサーが働いて
離れた相手の家のスタンドの下に置かれたお家の模型が
光る、恋人たちのための
システム。

とか

展示じゃないけど
沢山の小ビンの中にコンペイトウをつめて
展示に来てくれた人たちが
ひとつづつ持ち帰る
減るアート。

だとか

コンセプトがね、どれもステキなんです。
高度なシステムを
いい意味でアホなくらいもったいなくアナログに
人の気持ちを動かすために使ってる。

でも、いろんなことを学べ、気付かせてくれる作品たちです。

人のつながりを希薄で無機質にしていく
便利ってなんなのか?

システムってゆーものは
ホントはどう使われるべきなのか?

高度な不便で、人のつながりを
楽しく、明るく、ほがらかに
クスッと笑えるものにしてみるのもいいかもしれません。

それがアートであり、

ハイレベルな電気回路の使い方であり、

鉄腕アトムのよーに、
不合理な人型である必要もないのに
未来を
人の形に夢として詰め込んだ

日本人の目指すべき
コンピュータ社会のような気がします。


この展示をしてくれた
くりたかよさんと
お手伝いをしてくださったKIVAの皆様と
ご家族の皆様

そして、くりたさんのお父さまへ

感謝と敬意の念を捧げます。
c a l e n d a r
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
p r o f i l e
HN:
ネジ
HP:
性別:
非公開
職業:
自家焙煎珈琲店
趣味:
写真・自転車
自己紹介:
ブログ内検索
c o u n t
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]