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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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匙屋さんによるエキシビジョン
「Tales of the branch」
先日終了いたしました。

昨日は通常モードにお店のインテリアを戻しつつ
お取り置きのカトラリーの梱包作業をいたしました。

匙屋、さかいかよさん特製のオリーブ匙専用リネン袋に
一本一本オリーブのカトラリーをしまってゆく。

袋に至るまで。
この辺りの気遣いが細やかで流石だなぁと思いながら
つめる袋を選びながら楽しくなる。

終わりは始まり。

展は終わったけど、この子たちにとっては
これからが始まり。
数年後どんな色になって愛用されているのかと思うと
また嬉しくなる。




展示最終日は、匙屋さんたちが居ないのを分かっているにも関わらず
彼らと親交の深い人たちが店内に溢れかえった。
あらかた作品も売れ、正直もうそれほど人は来ないだろうと
高を括っていたので、面喰ってしまうほどであった。

入って来る人と人が
「あ、こんにちは」「お~っ!どうも」
ニコヤカに挨拶を交わす。
まるで国立(くにたち)にあった匙屋のよう。

そこに匙屋さんが居ようが居まいが、最終日に来た彼らには関係ないのだ。
最後に見たい。
なかなか来る時間がなかったけどなんとか見たい、
匙屋さんの二年ぶりの作品展を味わいたい。
そういう想いなのだろう。

東京に来た数日間、匙屋さんは思う存分旧知のご友人と
飲み歩いたようだ。
きっとウチのこともそれとなく話してくれただろう。
そういう何気ない彼らの優しさとスタンスに、人は惹かれるのだ。

エキシビジョンでありライフワークというものを
感じる今展であった。

匙屋さんは本当に、愛されている。
いや、そんな一方的でおしつけがましいものではないかもしれないな。
もっとスマートに
「慕われている」というのが合うかもしれない。
慕い慕われる人たちと匙たち。
なかなかなろうと思ってなれる立ち位置ではない。
とても素敵で羨ましくさえある。

一昨日匙屋かよさんから電話がかかってきた。
展のお礼と問題はなかったかの確認である。
この辺も、細やかで緩やかで穏やか。

「立川国立国分寺とかさ、あの辺り、ホント良い人材?メンバーが多いよねぇ~」

と言っていた。

きっとそうなんだろうけど、でもそれは

「匙屋」

という存在があっての部分も大きいだろうなと
そう思うのでした。


さて、ご足労おかけいたしますが、
カトラリーをお買い上げの皆さま
当店のお休みをご確認のうえ
匙たちをお引き取りにいらしてくださいませ。

何卒よろしくお願いいたします。


匙屋あつしさんかよさん
良き時間と空気を、本当に有難うございました。


 

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