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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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「えっ!!?なんだいこりゃ。
パンクの「ク」が抜けてるよっ」

看板だけを見ればそう思うでしょう。

修理とパンの文字が、一緒に同居する斬新さ。






そうです。

ガラスケースの奥には、



 
パンなんです。紛れもなく。




食パンです。
やはりパン屋さんです。





が、内装は、飛びきりセンスのはじける異空間。

POPなミュージックビデオに耐えうる世界感。
もちろん食通の舌にも耐えうるDEEPな調理パン。

そのパンを、極旨スープなどと一緒に
この空間でお召し上がりになることも出来るのです。
食後には、ねじまき雲の珈琲などはいかがでしょう。
(時々こちらに珈琲豆を卸させていただいております。)

もともとこのお店はオーナーのお父様が自転車屋さんを営んでおられたのです。
なので、看板には自転車マークと修理の文字があったというわけです。
地下にはどうやらその名残りがあるようなので
いつか覗かせていただきたいものです。





素材の香りをチーズで閉じ込め、スパイスとしゃっきりとした食感の
舞い踊るハーモニー。
きのこのフォカッチャが大変美味しいのです。

こちらのオーナーは塩っ気の扱いが絶妙です。
野菜の食感と香りを残す炒め止めの妙も、名人芸ときております。
きのこだけでなく、玉葱のシャクッときてジューシーな
野菜のフォカッチャも捨てがたい。
なるほど塩ッ気とオイルの効いたシンプルなプレーンもまた捨てがたい。
いやいやどうして、甘いのだってドーナッツがこれまた病み付きな。
シナモンのパンの、シナモンと砂糖の塩梅ときたら、これはもぅ・・・
といくら食べてもキリが無いのです。

いやぁ、それにしても、きのこのシーズンでもないのに
やたらときのこが美味しく感じられる今日この頃でございます。

きのこキノコ。

きのこと申しますれば、当店に限りましては
丁度良いキノコの季節になって参りました。

キノコと一口に申しましても、
食べられるものばかりではございません。
眺めて美味しい
キラリと光るキノコもあったりするわけです。

来月末24日あたりからは、
眺めて美味しいと、食べて美味しいの
二重のキノコの喜びが
当店にやってくる予定でございます。

どうか今しばらくお待ちください。


「シンボパン」さんhttp://www.shinbopan.com/










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犬が苦手だ。

むやみやたらと声が大きいものは、どきりとするので苦手だ。

昔、亡き祖母が隣家にいる猛犬に噛まれ数針縫ったことがある。
私は幼いながら、本気の犬に人間は敵わないと悟った。

その祖母筋の優しいおじさんおばさん宅に、たしかラックとドンマツという
スターウォーズに出てくるイウォーク族みたいな小型犬がいて
どちらか忘れたが、腹を撫でると手足をピクピクとして変に喜んで面白かった。

父の友人宅にもラッキーだかミッキーという名のチワワっぽい犬がいたが
いつも舌ベロがペロッと出ている愛嬌のある顔つきで
ごつごつと骨っぽかったけど、人馴れした可愛いヤツだった。

だから小型犬なら、大したことはなさそうなので大丈夫だ。
今は卸し先にニコと言う名の可愛いジャックラッセルテリアがいて、たぶんもう友達だ。



話しがだいぶズレてしまったが、前のブログでは

「土器っ!丸ごと貫頭衣!くるぶしだらけの遺跡大会」

の様子をご覧いただいたわけだが、その静岡旅の続きである。

実はこの旅、私ネジにも大きな目的があった。


それは「NOTOMO cafe」http://notomocafe.hamazo.tv/
である。


くるぶしの母の知り合いで、掛川にお住まいの若いご夫婦が開店したお店なのだが
このお二人、どうやら以前からねじまき雲をご存じ下さっていたようで、
母の娘であるくるぶしが、なんとあのねじまき雲なら、
是非とも珈琲をお願いしたいとのお話しをいただいた。
開店前にわざわざ東京にまでご挨拶にいらしてくださっていたのである。

というわけで、開店以来ずっと当店の珈琲豆を扱ってくださっていたわけなのだが、
忙しさと金の無さにかまけて、まったくお伺いもしていなかったのである。ごめんなさい。

ノトモカフェさんには

メキシコ マヤビニックの深煎りと

パプアニューギニア ゴロカの深煎りを卸させていただいている。

特殊な壁紙を巧みに使い、非常にお洒落で居心地のよいカフェなのである。
そしてこちらが他のカフェと一線を画すのは
一階がカフェ。二階がドッグサロンになっているというところなのだ。

犬が苦手な方への配慮として
カフェスペースとサロンは抵触しない作りとなっていた。

しかし10月からは一階の一部をドッグホテルとして改装し
2階にはプレイルームが設けられ
お犬さま寄りにはなったものの
珈琲はちゃんと飲める。

お泊りのわんこを眺めながら珈琲を飲んでリラックスすれば
犬が苦手な方も、少しはワンちゃんが好きになるかもしれない。

とにかくNOTOMOcafeさんはトイレの細部に至るまで
アーティスティックなインテリアで、さらに奥様のお作りになるスィーツも絶品絶景。
珈琲も旨いとなれば、この度はそれらを写すために重い一眼レフにレンズを数本担いで
掛川に降り立ったのであるが。

・・・ではあるが、
流石うっかりネジ兵衛と異名をとるほどの私である。
まんまとカメラを母の車に置き忘れてきてしまった。ごめんなさい。

というわけで、以下はくるぶしが自身のサイコアイフォン(最古)で撮影した画像である。





ケーキには大人なココア味ビスケット(犬型)が添えられている小にくい演出。
がしかしっ!せっかく撮った珈琲の画像はボケボケで載せられず。ごめんなさい。
しかしお味はキリッと苦味がきいてミルクとの相性抜群でした。

ご馳走様でした。

ノトモカフェさんのHPには、日々お美しいワンちゃんの写真がアップされ、
インテリアや美味しそうな珈琲がきちっと写っておりますので
ご確認ください。

では、遠方の方もご近所の方も犬好きの方もそうでない方も

レッツ NOTOMOcafe



余談ではあるが、幼い頃ラックとドンマツで動物との接し方を覚えた私は
大人になって猫を飼った。
猫も小型犬も大してサイズも見た目も変わりはない。
よし喜ばせてやろうとお腹を撫でてやったら
見事に嫌がられガブリと噛まれた。痛い。ごめんなさい。

生き物に思い込みで接するのは良くないのである。
一人一人一匹一羽、それぞれ性格というものがある。
育ってきた環境が違えば好き嫌いもしょうがないという歌もある。
セロリが好きな犬もいれば、パセリがダメだったりする猫もいるだろう。

ちなみに引っかかれると犬より猫のほうが痛い。

人も犬も、見た目や声のでかさや経験則だけで判断するのはよくない。

まずは接してみて如何に。である。



てなわけで、可笑しな二人の珈琲旅はこれからも続くのであった。













6年と8ヶ月

その店は生きた。

そしてこれからも誰かの心の中で息ずいてゆくのだと思うのです。



そのお店の名、Curaには最後に謎の2がついています。



もともと2004年に、焼き菓子通販のお店として誕生し
「Cura」という名前ではじまったお店。

そのお店のHP「ごあいさつ」というページには

「小さな2の数字には私の中でのCuraとしての
第二歩目の意味がこもっています。」

とオーナーさんの言葉があります。


経堂で2006年に歩み始めたその第二歩目が、
2013年4月30日をもって
歩みを止めることとなりました。



当店の珈琲を使っていただき、
困った時、苦しい時、
枠を越えて支えになってくれた大切なお店でした。
そして、嬉しい時を、一緒に過ごさせてもらいました。





ありがとう。


サヨナラ。




オーナーさんは、これまでの歩みを踏まえ

葉山でまた新しい試みをする予定のようです。

第二歩があったように、第三歩目がある。


サヨナラから生まれ始まる物語があるから、




その 3



で、また。











私はよく、同業者から差し入れをいただくのです。

いろいろな理由で私の腹にたどり着く

お裾分けたち。

そのどれもが、いつまでも深く記憶に残り続けるのです。

それだけの力が、その人たちの手を経ると、乗り移るのでしょう。





昨今どこへ行っても、田舎でも都心でも

同じ店、同じ選択が出来る時代となりました。

着るも、食べるも、買うも、巨大な複合コンビニエンスな世の中です。


それは、とても安心できることですし、
あれこれ考えずとも、大きなニーズに、大きな基準のもとに成り立っている世界ですので
ある意味、間違いがないのです。

ただ、裏を返すと、どこにも行く必要すらないほど
同じものに溢れ、味気ないものとも言えるのではないでしょうか?

最近ではそのような動きに、個性やナチュラル思考が加わり、
個人店のような企業の出店。
あるいは認知度の高い優秀な個人店を一堂に会した集客性の高いイベントなども
盛んにおこなわれているような気がします。

多くの目が個に向くというのはとてもいい機会のように思えます。
しかしそのため無理が生じたり、せっかくのものが、喜んでいただる状況になかったり
そのためにクオリティを変更せざるをえなかったり。

そんなお話しを聞くたびに、なにか残念な気持ちになってしまうのです。



特に認知度が高くなくとも、多くへの供給はできなくとも、
いつも同じ食材がなくとも、いつも同じ選択ができなくとも、
特に多くの人の賛同を得られなくとも、
そして、多少個性が強すぎて、面倒臭くとも。。。

私のまわりには、ズバ抜けて
特別な、そこへ行く意味のある、そこへまた行きたくなる
作り手が、います。
残念ながら、当店を含め、あまりおおっぴらに表へは出たがらぬ
確固たる控えめ達ばかりです。


だからこそ自分の好きを発見できたり、そのつながりの綱をわたってゆくことで
オンリーワンな美味しさや、
楽しさが人生に装備されていくのではないでしょうか?

ときに、ない野菜があることで今の季節を知り、
均質ではない不確かさや遊びが、実は長く物を活かす工夫だったりを学ぶ。


そういう場が、大きな力ではなく、小さく点と点でつながる星座のように
散りばめられ、大きな夜空を形成してゆく。

小さなお店たちは、毎日がイベントです。
毎日同じように見える昨日とは違う素材と向き合い、それぞれの方法で人と向き合います。


おおっぴらには言えないけれども、知ってもらいたい人には
知ってもらいたい。

運よくか、運悪くか、当店にたどり着いてしまったお客様には、
きっとそういうお店達をご紹介するでしょう。

あるいは尋ねられれば、そっとお教えするでしょう。


国分寺のお店の近くにも、そんなお店があるのです。

点には点の、ルールがあるのです。
そのルールをお守りいただけるように、お伝えいたします。

是非お心に留め置きながら、時代の奥に一閃と輝く星々を、
その輝きを消してしまうことなく
お楽しみいただければと思います。


しかし、なにかと「バランスが大事。」とも申します。
何かに傾倒しすぎず、
大きなものから小さなものまで、TPOで楽しんで
自分に合った暮らしぶりを、自分で探し心がける毎日でありましょう。



では、今日も、きっと、そっと、お店を開けて


美味しい時間を、お裾分けいたします。






さて、24日から27日は「ねじまき雲」を期間限定で開放する旨
先の日記にてお伝えいたしましたが、

ご存知のかたはご存知のとおり、当店には食べ物がありません。
また、珈琲をお淹れするのにお時間を要し
席数も少ないという、ゆるいわりに非常にタイトなお店なのです。

ひさびさの開店で人の流れが読めませんゆえ
時として満席時や、お腹が減るかたも出てくるでしょう。

そんな時は、最近当店のご近所に開店された
上の画像のお店「ヴォラヴォラ」さんhttp://volavola.il-tempo.jp/へお越しください。

場所はかねてよりお世話になっている「イル・テンポ・ボーラ」さんの旧店地
当店より歩いて5分の清宝院のなかです。


実はこのお店、当店の内装を施工してくださった
パプアニューギニアダンサーAPO氏が開いたお店です。

ご店主はパプアニューギニアに詳しいだけではなく、
その昔は有名な火吹き男、あるときはお洒落内装大工、あるときはバックパッカーと
様々な経歴を経てきた豊富な人生経験を生かし
そのすべてをこのお店で表現しているのです。

なによりそうして出来たお料理は本場より本場らしく、そしてどこにもない
パラダイスな味に仕上がるのです。

開店時より試行錯誤を重ね、やっと今日完成形にたどり着いた
カレーを食させていただきました。


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最初のコンセプトは、ネパール人が南インドにあこがれて作る
南インド風ネパールカレーというストーリーのもと作られていましたが、
より洗練された2色カレー「パラダイスカレー」へ変貌を遂げました。


マサラチャイor珈琲がセットで¥1000 

濃い色はクローブのカレー、薄い色は豆カレーです。
真ん中のご飯の上にはピクルスが載っています。
バターは使用しているそうですが、お肉は一切入っていません。
私はマサラチャイとのセットがオススメです。




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ちょっと飲みたい方には
パクチーをふんだんに使用したオリエンタルでヘルシーな
風車餃子ビールセットなんかもオススメです。



より深く青梅を楽しみたい旅人は、是非ディープな安らぎスポットへお立ち寄りくださいネ。


「ねじまき雲」開店期間中12月24日~27日は下記営業時間にて営業なさっているとのこと。


12:00~21:00  LO20:30

*25日のみ20:00閉店。


だそうです。

詳しくは「ヴォラヴォラ」さんHP参照のこと。




12月8日、水曜日、「ねじまき雲」の最後の水曜日休みに

最期の大仕事が終わった。

あるお店が迎える記念的な瞬間のお手伝い。


オキテが 幸せに満ちて破られる時ってあるんだな、と思った。

それだけの5年という歳月。それを歩み続けた人たちには

もてなすがわも、もてなされるがわのクビキも無く、ただただ笑顔があった。

そこに立ち会えたことに、呼んでくださったことに

ありがとうございます。


これまでとこれからに、


             おめでとうございます。




きっとココロとココロが触れ合うカフェという空間は、どんなにデジタルな時代が訪れても

必要です。。。。  

そのために6年後、10年後も、

気持ちが点てられ続けられる場があることを願って。

以前の日記からのつづき


「抱」さんをあとにした我々は、雨の中 いすみ鉄道の東総元駅へと歩いた。


PM1:00  東総元駅


遠さにいくばく不安を覚えつつも辿り着いた駅は、
桜の花びらの形の窓がついた和テイストの建造物であった。

折れたヤジロベエが置かれた、謎の巨大おみくじクルクルが設置されている。

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カエルと蛾と蜘蛛の棲家と化しているが、
とりあえずおみくじを回してみる。

二人ともどっちつかずな位置で止まる・・・・。


「だよね・・・・。」と思う。



カエルを激写しつつも、いすみ鉄道を待つ。

くるぶしは、鉄子ちゃんよろしくホームの最前線でカメラを構えるも、
いっこうにムーミン列車の現れる気配がない。


「田舎だから遅れるのは当たり前ダヨ。」
などと言いつつ20分経過しても、姿は見えず。

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いかに田舎といえども、これはいささか遅すぎである。

携帯でいすみ鉄道のHPを見ると、

「本日雨のため、一時運休。」とある。

・・・・

マジか~~っ!!



道路をはさんだバス停にすかさず時刻を見に行くも、
一時間以上発着がない。 なに、この空白の一時間は・・・・。

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と、くるぶしが「運休のお知らせ、あった~!」と言う。

今更っ? どうやら、運休のお知らせの紙だけが掲示板からめくれて
分からなかったようだ。  ・・・・・お知らせの、意味がない。


2ec67a46.jpg

















「仕方ない・・・・歩くか。」




「かうひい堂さんが大多喜駅から歩いてきた。」という情報をハグさんから入手していた
我々は、そう遠くはないだろうとふんで、より運行の可能性の高い大多喜駅までの
移動を敢行した。

線路沿いを行くも、途中で道から線路がはなれてしまう。
サスガに運休といえども線路の上を歩いては行けない。

中学時代、映画「スタンドバイミー」に憧れて線路を歩いたら、ホントに電車が来て
駅員に怒られたことを思い出す。・・・・あれは鎌倉だったかな?

ヤマ勘で歩いていくと、ようやく


PM2:40   大多喜駅 到着。

「けっこう、かかるじゃぁね~かぁ・・・・。」


疲れきった我々は、駅の売店でムーミングッズみやげを買いつつ運行状況を聞くも、
復旧の見込みはたっていない。

別に大雨降ってるわけじゃないんだケドさぁ。

待っていても仕方ないので、またタクシーに乗り込み5030円かけて(泣)


PM3:30  大原駅 到着。
この時点で、
「くらしのmoto市」の荷物を置きっぱなしの実家への到着時刻はPM6:00を
過ぎるようだ。

そういうわけで、泣く泣くくるぶしの調べた美味しいカレー屋、喫茶店巡り計画は
ことごとく断念されたのだった。

仕事を終えたサラリーマンに紛れた我々は、邪魔なバックパッカー気分で
帰宅の路に着いたのであった。


かかったタクシー代  1万円以上。
かかった珈琲代     3500円。
珍道中小話し      プライスレス・・・・。



  我々が千葉房総の旅で得た教訓は、


「旅と人生の計画はキチンとたてましょう。」


である。




飲食店には貢献できなかったが、
千葉のタクシー会社が少し潤ったことは、確かであろう。。。。
前の日記のつづき



AM10:00


宿を出て、「抱」さんへの道すがら、松下塾の奥様に田舎暮らしについて聞いてみる。

さぞかし面倒くさい付き合いや行事が多いだろうと思ったら、
地元民は昔、町に引っ越してしまい、
部落のほとんどは移り住んできた新しい人たちばかり。

お隣さんもオーガニック野菜を育てて商売している新村人で、
なんと自給率90%という驚異的な方々だそうだ。

一度過疎化し、逆転現象がおこっているらしく、
お祭りも、担ぎ手がいないため神輿は無く、神主さんのお払いのみ。
村人が10人も集まると、「今日はいっぱいいるなぁ~。」という印象だそうだ。

ここまで田舎だと、逆に干渉されることもなく自由なのか・・・・。
人付き合いが苦手な没頭系アーティストなんかには、
千葉の田舎は快適かもしれない。。。。


なんてことを話していると


AM10:30

自家焙煎珈琲店「抱 HUG」到着!!

車をおりると、なにやら焼いたような、こうばしい臭い。
焙煎・・・・いやなんか・・・・違うなぁ?・・・・。

ハグさんがニコニコしながら近づいて来ると、急に顔色が曇る。
「ん!?なんかコゲ臭くないっ?」

「確かに。」

「あっ、サイドブレーキ引きっぱなしで来ちゃったぁ、わぁわぁ、
なんか重いなぁとは思ってたんだけど、沢山乗ってるからかなぁっ?
って。ハハハッ。」と笑う奥様。

「いやいや!早くサイドはずさないとブレーキ利かなくなっちゃうから!」
とハグさんのほうが焦る。

ちょっと気づいてはいたけど、奥様は天然である。

思わぬハプニングで、すっかりオープンしたての喫茶スペースに
目がいくのが遅くなってしまったが、
ハグさんも、築100年はあろうかというお宅を焙煎室に、
はなれを喫茶スペースに改築し営業している。
これまた、知らないと来れないような場所ではあるが、
「松下塾」さん同様の素晴らしいリノベーション珈琲店だ。

abd8dd92.jpg














それもそのはず、松下さんが数ヶ月かけて手がけた物件であった。

そもそも今回の旅は、丁度良いタイミングで
この喫茶スペースオープンの知らせがハグさんから届いたことに始まる。

ハグさんとは以前、焙煎士の集いで、お隣りの席になったことがご縁で
知り合うことができた、珈琲界の先輩である。

ブレーキが冷えるまで松下さんの奥様とご一緒に珈琲をいただくことに。
お世話になったお礼に、珈琲をご馳走することにした。

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と、おもむろに口を開いたハグさんが、
「ネジさんたちお二人の分は、もうお代いただいてますから。」と
意味深な笑みを浮かべる。

!!!?? なにそれっ?

私たちが呆けた顔をしていると、察したハグさんが説明してくれた。
数日前にフラッとやってきたスナフキンみたいな御人が、
「ネジさんたちも来ますから。」と、お代を置いていかれたらしい。

カッコヨすぎっスヨ~先輩!!

そう、そのお代を置いて行かれた方も、非常にお世話になっている
「かうひい堂」さんという珈琲界の先輩なのであった。

いっけん商売敵に見える珈琲屋どうしも、
脈々と受け継ぐ珈琲魂を持つものどうしとして繋がる、
静かなる「絆」のようなものがあるようなのだ。

このように、懐の広い学ぶべき方々に恵まれたことは、
一駆け出しの珈琲屋として本当に幸せなことだ。

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いただいた珈琲は、どれもがカップに柔らかな優しさが満たされていた。
その包みこまれるような安心感の苦味は、まさに「抱」さんそのものであった。

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さらに、珈琲のお供にベストマッチなスコーン、ラスクを
ハグさんにご馳走になってしまう。
お知り合いが作られているようで、どれも美味い。

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しばらくすると、
「主人がサンマ焼いて、遅いなぁと思ってるだろーから、そろそろ帰りまぁす。」と
ブレーキの冷えた松下さんの奥様はお帰りになられた。

「お気をつけて~。」(マジにネ。)と心の中で思う。楽しい思い出をありがとう。

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珈琲の表現はさまざまであるが、
自分の好みの芯にズドンとハマル珈琲は、なんとなく創り手も尊敬できる人格者が
つくっている場合が多い。
そういう珈琲には、必ず創り手の人柄が表れている。

豆の採れる標高、降水量、種類なども、味を決める重要な要因ではあるのかもしれない。
しかし、なによりも最終的には、
それをチョイスし、仕上げる人物の信念が味に現れているものが、
何より理由関係なく心に響く、「楽しい一杯」を作り出すのではなかろうか。

そういう珈琲が、そういうヒトが、そういうモノが、わたしは好きだ。


不思議と、くるぶしが「旨い!」という珈琲もそういう珈琲だ。
珈琲の好みにうるさい人だが、ある意味の選択においては「鼻が利く」天才である。


ハグさんの珈琲との出逢いによって、
最近腑に落ちていなかったものが、

晴れた思いがした。


PM12:30


「東総元駅はTVチャンピオンの職人が作った駅だから面白いヨッ。」と
ハグさんに教えてもらい、ムーミン列車の最寄駅まで歩いていくことに。


豆を売ってもらい、途中まで送ってくださったハグさんに別れをつげる。

雨の田舎道を、駅へと歩く 

麦わらポンチョと、ウィンドブレーカーの珈琲屋が ふたり。



サイドブレーキの一件から、また滑稽なネジが巻かれ始めていることに
珈琲に満ち満ちた二人の背中は、まだ知らない・・・・。




つづく
前の日記からのつづき


宿の奥様の車に乗り込み、今宵の寝床へと向かう。
宿は、この旅最大の目的、自家焙煎珈琲店「抱 HUG」(ハグ)さんからのご紹介

「松下塾」(しょうかじゅく)さん


ハグさんから、「秘境」?「部落」?と聞いて
内心ビビッてはいたが、未開の地ではなく、ステキな秘境であった。
ただし、携帯の電波はまったく通じない。

山奥の部落への唯一の道は、戦時中、高射砲台を運ぶために出来たという
車一台がやっと通れるような曲がりくねった林道。
脱輪したら死にそうだが、時々野ウサギと並走できるという特典つきである。

唐突に車が止まると、そこには霧の緑にむせぶ赤黒い大屋根が
ひっそりとたたずんでいた。

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宿の名物犬、「ぎん」がお出迎え。とっさに頭の中で「流れ星・・・・」と思うが、
額に傷もつ屈強な犬ではなく、おっとりとして、犬が苦手な私でも触れるくらい
目尻がさがった犬だ。まったく吠えない。

熊の赤カブトはいかにも出そうなトコではあるが。。。。


これまでの珍道中とは違い、ここからはイイコトしか無い!!
このために千葉に来たのだ!と言っても過言ではない。

宿のご主人かつ、モザイクタイルアーティストでもあらせられる松下さんが
築100年の母屋、はなれ、馬舎などを見事にリノベーション。

宿はこんなトコに二人だけで泊まってイインスカ・・・・ってくらいデカイ。

ヤドカリとヨシノボリ的なものしかいないマニアックな水槽があったり、
倒木の桜の木で作ったイスや、手作りのお風呂、トイレなど
興味の尽きることがない。

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ごはん、お風呂など、奥様がいたれりつくせり面倒を見てくださる。

用があると、共有スペースまで「コン、コンッ」と口で言って来てくれるのだが、
なんともほんわかして和む。

「木漏れ陽の湯」と題されたお風呂は、晴れた日にはホントに木漏れ日が落ちるそうだ。
雨が晴れれば、宿から富士山も望めるらしい・・・・今日は雨だけど。



PM7:00


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ご主人がお料理された、自家栽培のお野菜を使った身体に優しい晩御飯。





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薪がまで炊いてくださる、摘みたてキノコの炊き込みごはん。
4合くらいはあるのではないかと思う・・・・。二人分なんだけど。


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ご近所の湯葉屋さんのお豆腐。うっすら緑色。
旬の戻り鰹、千葉の恵みは、脂がのってまったく生臭くない。
お魚嫌いのくるぶしがパクパク食べる。
畑で採れるシソ、キュウリの塩もみが、なんともいい塩梅で旨い!



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チンジャオロースみたいなナスの炒め物。
採れたての山椒が利いて、箸が止まらない。




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冬瓜のあんかけ。こちらもお味が絶妙。
ジュワッと溶けるようにとろけてしまう。




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くるぶし大好物のバナナのデザート付き。


エビスの大瓶も650円とお安いので、普段は飲まない高級ビールもいただく。
酵母の活きた美味しいどぶろくもご好意でいただく。
ほのかな酸味、深い味わい。いままで飲んだどぶろくで一番美味しい。

一日の疲れが吹っ飛ぶ。


PM9:00


葉がうけるやわらかな雨音を聴きながら、就寝。

いつもはAM3:00ころ寝ている二人には
異例の早寝である。






AM7:00 起床

寝すぎである。

AM8:00

奥様が「トン、トンッ」とやってくる。

「いま来るとサンマを焼いてるところが見れますヨォ。」
朝ごはんはどうやら松下さん宅で作るらしい。


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主人、サンマを焼くの図。
薪ストーブを利用した豪快あぶり焼き。




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おいしくない訳がない。説明要らずのサンマ。



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手作り味噌で作る大根の味噌汁。
まるでお酒のような甘さがたって、食材が活きる。

自家製の梅干はこれぞいい塩梅!
自家製らっきょう、にんにくの漬物も奥深い。
かぼちゃの煮付、粘度のあるおくら、どれもが素材の良さが滲み出ている。

これまた薪で炊いた白米、4合くらい。さすがに朝は多いから残す。
っしかし、旨い!こんなに甘くて弾力のあるお米は久々に食べた。
と感動していると、ジュウネンド米という千葉の新米で、ご近所にわけていただいていることを
教えてくれた。納得。


ご夫婦と、生き方についてアレコレ話し、有意義な時を過ごす。




これだけ充実の一泊2食付、おどろきの1人7800円である。

ハグさんのご紹介もあって、特別良くしてくださったのかもしれないが、
にしても・・・・安い。


AM10:00

奥様に車で「抱」さんまで連れて行ってもらうことに。

ふたたび珍道中が幕を上げる。





つづく




前の日記からのつづき


疲れきった我々は、一路宿への道を急いだ。


しかし、そのどんよりした空気をうちはらうように目前に現れたるは

なんとも、やっつけ感満載のムーミン?だった。

大原駅から、なんとムーミン列車が出ているのだ!


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いすみ鉄道という超ローカルかつトラックみたいなエンジンの列車(一両しかないけどネ)に乗り込み、
ニッコニコで千葉の更なる奥地へと足を向けた。



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切符売りのお姉さんがあまりに元気なので
「オネーさん、元気ですね~。」と言うと、

「これっくらい明るくないと、やってらんないんスよネッ!!」と声をはりあげる、
声とは裏腹に物悲しいお姉さんの瞳が印象的であった。

どうやら廃線の危機にあるらしく、廃線反対Tシャツなんかも売られていた。



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PM4:30

大多喜駅のホームに設置された旅スタンプを、夢中で押しまくる くるぶし。

気づけば、遅いなぁと心配した宿のオーナー夫人が、笑いながらホームに顔を出していた。




つづく









くらしのmoto市を終え

すぐさま房総へ。

くるぶしと私は、毎年各地の珈琲文化を学ぶ旅に出る。

今年は縁あっての千葉。おおきな目的が3件と、その他もろもろ。


これがとんだ珍道中になろうとは、このときの二人には知る由もなかった。。。

9月27日
AM7:00

東京駅八重洲口前 高速バスのりば

ねむい。


AM9:30

前日の疲れもあってか、すぐ深い眠りに落ちる。
気づけば車窓には房総の荒波が。海沿い出身のくるぶし、ミョーにテンションが上がる。

大雨の御宿でバスを降り、駅へ行こうとするも、くるぶしは迷わず海へ。
ポンチョはくるぶしに奪われ、私は折りたたみ傘を差すハメに。

海辺にはラクダに乗った人の謎の像。

「ここは砂丘か?」と、思わず突っ込みをいれたくなる。

天候はもはや嵐である。
そこらじゅうに『伊勢エビまつり』の旗がたなびいているも、まつりの気配はなく
荒れた海にはサーファーしかいない。

傘は真横に差すしかないくらい。
聞いたこともない音で悲鳴をあげる傘を見て、ゲラゲラ笑うくるぶし。

「アナタも相当ポンチョがおかしいことになってますけどネッ!」

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嵐の中を大笑いでビーチコーミングする怪しげな二人。
さぞかし不審者であったことだろう。

そして、酷使された華奢な傘は、

見事天に召されたのであった。。。。。。


AM11:15

御宿駅

もう上から下までビショビショの二人。
電車は行ったばかり。30分以上は来ないうえ、20分の遅れ。

くるぶしはおもむろに出力したマップを広げると作戦会議をはじめた。
「当初予定の駅で降りるよりも、目的の店へは別の駅で降りたほうが距離が短い。」というのである。

遅れてきた電車に乗り込み、


PM1:30

八積駅


駅には『長生村結婚相談所』の札のかかった商工会議所?がドッキング。
中にはオバチャンがたむろしている。この人たちも相談中なのかしら・・・・?

何も無い駅。タクシー情報もゼロ。バスも無い。

「どーすんだよぉ~・・・・。」と立ち尽くすも、天の導きで何とかタクシーゲット。

コレで安心と思ったのもつかの間、運ちゃん、目的地周辺で迷う。
「おかしいなぁ~」と言いながら迷うタクシー、上がるメーター。

3千円近くで、「もうイイッス。」と、雨のなか降りて探すことに。


PM2:15

さんざ迷った挙句たどりついたお店にはclosedの文字。

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「開店まえから行列するから、すぐ行かないと終わりますよ。」
と、忠告されていたにもかかわらず、

海ではしゃいだ報いが・・・・。


気を取り直し再びタクシーを呼び、大きな目的である珈琲店へ向かう。


PM3:00

こちらは大丈夫・・・・と思いきや、なにやら貼紙が。嫌な予感。

『9月29日までお休みします。』


!!!!・・・・。

そう、いつも、くるぶしにまかせっきりの旅は、ハプニングがつきもの。
マップはぐるなびで出力しても、HPの確認を二人とも怠っていたのだった。

ここに身体も心もズブ濡れのアホが二人。



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タクシーの運ちゃんに「あ~ぁ、タクシーも呼んでなければ500円くらい安かったのにねぇ。」と、
余計な情報をもらい、3千円かけ外房線の駅へ。

この段階でスッカリ戦意喪失した私たちの旅は、ほぼ終了したのだった。


こうして宿へと向かう電車に乗ったPM3:30。



つづく








ならぶ、       みっつの         世界。


つなげる       ひとつの         想い。



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楽しむこと。    



手と手を  握り合うための  



めいっぱいの好奇心があれば



楽しむ気持ちは     



ブレない。



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喜んでほしい。    自分自身も。    それを口にする人も。




だから  こんなにも   美味しい笑顔が  溢れ出す。






昼下がりの商店街、   




日暮れ時まで小さな街角リトルコで、




コーヒーとラムレーズンシフォンケーキを溶かし合わせてみませんか?



9月3日~9月7日まで。





常識にとらわれていては、



常識は    つくれない。



新しいスタンダードを築くものは

常に  異端児  と呼ばれるものだ。


ココは     異端児の     巣窟  。




そして、    未来の   スタンダード。



世の中が、他人が、 何と言おうが、

突き通すことでしか、得られないものがあることを  彼の船は知っている。


もはや、何があっても、彼は進路を変えはしないだろう。



たとえそれで何かを失ったとしても。




男たちの背中は、彼が机に置いた 一脚の船出の祝杯に  想いを馳せる。




英雄の覇気を載せて、新たな伝説の幕開けが 



静かに珈琲道を 突き進む。




ある街にはじまった    deep で dark な 


     お店の 御話し 。



日本人は、  何でも   つつむのが  好き。。




ちょっとしたものは 風呂敷で。

お金なんかは   ご祝儀袋。

気持ちは、   言葉のなかに      包みます。



だからきっと、 楽しい や、 美味しいを 詰め込んだ


クレープ は   日本人にも 受け入れられる   衣  。



お世話になっている


河辺の、クレープ屋「coromo」さんhttp://x59.peps.jp/crepecoromoが  3周年です。


本日まで  3周年記念イベントをしているそうです。

あと数時間、温かな気持ちに包まれに いらっしゃっては


いかがでしょ?



3周年、おめでとうございます!!!



「ロバロバカフェ」http://www15.ocn.ne.jp/~robaroba/が閉まります。




カフェギャラリーの  天才   だと


勝手に私がもっとも尊敬してる お店。





いろいろ書こうと思ったケド、


まとまらないから まぁ、  イイヤ。


なんで募る想いを書かないかって? 



閉店もネ、  悲壮感がないんです。


期待感  ダケ。



このオーナーさんは、 楽しいコトだけ掘り下げる  天才  。


だから  新しいこと見つけた楽しさに溢れてる。



カウンターの中、ちびたエンピツを前に、腕まくりしながら微笑む彼女の目は、


いつも 時代の3手先を   見つめてる。




その いのまたさんの未来と、  これまでに係われたことに


有難うございます  と、 お疲れ様。


PM5:30

今年さいしょのお店訪問は、昨年仲良しになった
祐天寺、やさしさを煎り込む女性焙煎士 芦川さんのお店 「コーヒー キャラウェイ」

なんと、お慕いしている さすらいの凄腕焙煎士 「かうひい堂」牧さんと待ち合わせ。


ふたりで、芦川さんの努力の賜物に舌鼓。
年始めの美味しいお店コーヒーは、身体に染み渡りますなぁ~。

PM6:30

そのままお店を出て、3人は青森の金魚ねぶた人形がインテリアの沖縄風焼き鳥屋さんへ。
コーヒー好きにはお酒好きも多いのです。

焙煎談義に華が咲き、話しは何故か恋愛関係について、にまで至りました(笑)。
尊敬できる同業者と新年会をもてるだなんて贅沢なことです。


なんとなくネ、   和やかに ゆるやかに かつ にこやかに    時は過ぎたのです・・・・。


ふと、芦川さんが時計に目をやり、「あ~っネジさん、帰れないですよっ。」「12時・・・過ぎです。もう。」

「えっ?またまたぁ、そんなこと言っちゃってぇ~。」私もヘラヘラしながら携帯の時計を確認しようとしましたが
電源がおちて真っ暗。

牧さんと芦川さんの「時間気にしてくださいネ」という忠告をうけてアラームを設定しておいたのですが不発。
私の案外正確な体内時計によると、10時くらい な ハズ!!

牧さんも携帯を確認して、冷静な顔つきで「あぁ、ほんとですね。」「どうしましょうか。」みたいな。

「ほぉ~んとですかぁ?」
『もぉ~!ふたりとも冗談ばっかりぃ♪』と内心まったく信じてなかったのですが

携帯を見せてもらうと。


AM12:17


・・・・『マジッ!?』



あぁ、やっちまった。




たぶんね、お酒で赤らんだ顔が、一瞬青くなっておったことでしょう。


ここは東京の中心 祐天寺。 私のお家は東京の端っこ 青梅。。。歩いちゃ帰れねぇ。


でもね、真夜中のひとり散歩は結構好きなので、楽天的だったのですが
心配してくれた牧さんが、私に朝まで付き合ってくれることとなりました。

『先輩っ、優しいッス。優しすぎます。あなたの大きな器に比べれば、オイラなんてミトコンドリアっす。』
と、心の中で叫んだ 

真冬真夜中東急祐天寺駅  AM12:40

その後、渋谷方面にむかい、散歩番組よろしくお寺巡りをしながら
緑色マウンテンパーカーの珈琲屋ふたりは、コンクリートジャングルをうろついたのでした。

道端に放置された、謎のオフィス家具などを楽しみながら、
なんだかんだで

渋谷道玄坂  AM2:30



牧さんオススメの時間つぶしカフェMへ。あぁ、こんなところに小イタリアが。ありがとうM。
私はとっても珈琲が飲みたかったので、あえて不味いと解っているコーヒーを注文。


こんなに身体に染みいる、有り難い不味いコーヒー、はじめてかも。


その後、贅沢にも珈琲のお話しを牧さんにおねだりし、幸せのうちに夜は明けたのでした。



AM7:40   JR青梅駅

一段と息の白む青梅は、斜めに照らされた山々が

黄金色に輝いておりました。



ありがとう2010。 ありがとう芦川さん、ありがとう牧さん ありがとう私の初日の出。


ビバ 朝帰り 。。。。



あるときは、掃除のおばちゃん


あるときは、絵のセンセ


またあるときは、カウガールのキャサリン



しかして、その正体は!!!・・・・・





光陰矢のごとし



と言う名のカフェが あります。





ダイレクトメールにはこんな一節。

「エスプレッソ、ドルチェ、ときどきピッツァ」


ときどき、じゃなくピザを食べてみてください。




旬なお野菜、ロックなメンツが、サクサク生地で飛び跳ねます。

踊るライブ感を、お口の中で召し上がれ。


ミンナのマンマ、ピザ職人のボーラおばさんが

「あら、どーぞ。」とお出迎え。



お寺の中の「il  tempo  vola」という名のトンボマークのいっけんや。


美味しさの正体を   

アナタの舌で確かめてみてください。


「イル テンポ ボーラ」さんのHP http://www.il-tempo.jp/アンドyoutube http://www.youtube.com/watch?v=Nso7vIt4_kAができました。



ある晴れたお休みの日、デザインディレクターさんが企画されているお店
「つくし文具店」さんとゆーところにに行ってきました。



国立にあります。


不安になるほど住宅街なのが、マニアックで良いのです。
良いお店は不安になるよな所にあったりします。



小説の中、水色エンピツで淡く描かれたようにぽっかりと出てくるような、
よく風の通る不思議なお店でした。

普通にご近所のおばちゃんが、ちっちゃい男の子を乗せた自転車でやってきて
「画仙紙のハガキ、あるかしら?ここには無いみたいね~、ごめんなさい。」

「ポケットの中にネ!小石がこ~んなに入ってたよぉ、見て見てっ!」
と男の子。


お店の中の黒板には、チョークで書かれた『本日の日直』の文字。
その横には、甥っ子さんだか姪っ子さんが描いた、げーじつ的なピカチュウらしき落書き。
「今日はコレくらいにしといてやらぁ~っ!」って描いて行ったんだそう。


ココは、普通の文具店では、ありません。

とても丁寧に選び抜かれた、センスとアイデアのつまったデザイン文具のお店。

でもね、街の風景に溶け込んだこんな何気ない日常が、お店と混在できているのが
羨ましくも、ステキなことだと思いました。


自然木の定規と、油紙のファイル、手ぬぐいを買いました。

サッシの窓のむこうに見える国立の空は、淡い水色でした。


そうそう、あんまりネ、デザインって言葉、安易に使わない方がイイらしいです。
意匠って言うほうが、イイみたい。安易には使えなさ気でイイ感じです。






シュッとした青い葉に    


白い筋を走らせて


サラサラすずしげ、風に波うつ風知草。


fuchiso というお店があります。



彼女は、いつもお店にならぶ道具たちのことを

「この子はね、」とか、「この人は~」 「この子たち」     と呼ぶのです。


そこには、足を棒にして世界中から集めて来た、物たちに対する愛が感じとれます。


だから、いっぱいの物語が、その子たちには、つまっているのです。

雑然と道具が置かれているのではなく、たたずむようにソコに居る、そんなお店。

そうするとネ

生き生きと、物たちのヒソヒソ話しが始まります。


凛としたざわめきの空間が、彼女のお店には広がっているのです。


ねじまき雲は、生まれる前から、fuchisoさんのお世話になっているお店です。


だからネ、いつも私は彼女のお店をリスペクトしています。 
物たちのヒソヒソ話しが聞こえるように。


6月18日、e-mook宝島社さんから発売の、
springムック本

「カフェに教わるおいしいごはん」に

「ねじまき雲」を載せていただきました。


だからネ、ここで紹介されている私のオリジナルドリンクレシピに、
fuchisoさんが、このために見立ててくださったガラスの器を使わせていただきました。


是非、ご覧になってみてください。



ねじまき雲の庭にはネ、風知草(別名、ウラハグサ)が生えています。


日本固有のこの草を、探してみてください。



泡つかいのマサ     はぐれ雲のネジ      イルカ変化のキヨ




本来、敵同士なのかもしれない一匹オオカミたち。 



しかし 同じ孤独を知る者たちは、  未来への意志を共に、


いつしか 一緒に歩みを進めていたのだった。



三人は  旅の途中     また一人

意志を同じとする、仲間と呼べるかもしれない 誇り高き戦士に出逢うことができた。


術伝道師のカズ に。



皆、同じ武器を使うけど

それぞれ違う術を操る。


いつの日か、4人の術が合わさって  誰も見たことの無い未来を 描ける日が


来るかもしれない。



6月の、ステキなある日の出来事を、 ちょっと 某忍者漫画風にネ、書いてみました(笑)。


ホント、漫画みたいな毎日デス。
c a l e n d a r
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p r o f i l e
HN:
ネジ
年齢:
40
HP:
性別:
男性
誕生日:
1977/03/05
職業:
自家焙煎珈琲店
趣味:
写真・自転車
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