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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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茶柱が立ったためしがない。

立ったからどうということはないのだけど、
縁起のいい気持ちにはなれるのかもしれない。

それと同じ類いで、長年追い求めていた現象というのがある。
なんて言うと大げさに聞こえるけど、
私にとっては毎回真剣勝負なのである。

自分で言うのもなんだが、あまり運のいい質ではない

もしその現象が起こったのならそれは、
茶柱どころではなくラッキーだと思っていた。
確率的にどちらが高いかは解らないけど、
数十年お目にかかったことがないので、どっこいどっこいなのだろう。


これである。

 

しらすのなかのたこ。


ついに。ついに!
ある日突然この、しらすたこ現象が私にももたらされた。
聞くには聞くがこれほど出逢わないと、もはや都市伝説かと思っていたが
どうやら本当だったらしい。
わざと感すら漂う桜色のたこ。
パッと目の前が明るくなった気がした。

右も左も同じような雑踏に紛れた異質のマイノリティは、
探し求めていた人にとっては、明かりになり得るのかもしれない。

とは言い過ぎだけど、
普段から幸が薄いと普通の人には下らないことでも
感動もひとしおでお得だ。

しらすのなかのたこのような我が店を
見つけてご愛顧くださる方々には、いつも感謝の念に堪えない。

国分寺のお店は青梅と違って
お客様との「会話」は極力抑えるスタンス。
珈琲と空間と文字、互いの佇まいから感じ取る「対話」のみが
コミュニケーション手段となっている。
別に心を閉ざしているわけではない。

もちろん会話を交わすお客様もいらっしゃるのだが、
こちらの間合いを越えて斬り込まれない限り
あまり詳しく何をしている何者なのか詮索することはない。

言葉を介在させない間柄にも関わらず
足しげく、あるいは数か月に一度くらい
通って下さるお気持ちが本当にあり難い。

最近、そういう方々が
別れのご挨拶にお越しくださることが多くなった。
春は別れのシーズンなのだ。
卒業や転勤に移住。
理由は様々だが、そこで初めて少しだけその方を知る。
切なくも嬉しい瞬間だ。

わざわざ一珈琲店を最後に訪ねて下さる。
そういう存在になれていたのだなぁという嬉しさと、
その方が次にどういう土地でどのように暮らすのかを知ると
ワクワクもする。

当店としてはただでさえ少ない来客の中の
さらに数少ない良いお客さんが減ってしまうので
ワクワクしてばかりいられないのだけれども
知れた方が世界中に散っていくと思うと、なんだか楽しい。

もしかしたら、最後まで言葉ではお伝えにならず
ひっそりと心の中で別れを告げにいらっしゃって下さる方も
いるのかもしれないな、とも思う。
見なくなったお客様の、珈琲を飲む後ろ姿をふと思い出し
あの人どうしているかな?と突然想うこともある。

皆さま、
行った先々の街でまた
しらすのたこのようなお店を
見つけられるといいですね。

たこだけに、どうかご多幸を。
お元気で・・・

声なき言葉を、ここに託します。




おまけ。
たこより確率は高いが、さらに近頃こんなのが・・・。



お分かりだろうか?
拡大してみよう。



うわっ!?なんだこりゃ?
エビの他に謎のエイリアンの子供が!!
ゾエアかしら?

まぁ探すと世の中いろんなヤツが紛れ込んでいるもんです。
いろいろあって楽しいと認めてさえいれば、争いは起こらない。

ラブ・アンド・ピース。

・・・それにしても
最近こんなことで運を使い果たしてしまっている気がするなぁ~トホホ。





















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前ブログ記事でお伝えしましたとおり、本日3月17日(金)18日(土)は

お隣「加藤けんぴ店」さんhttp://www.kato-kenpi.com/
「トコロカフェ」さんhttp://tocoro-cafe.com/がお越しになり
焼き菓子販売をなさっております。

当店では今季最後となる
「トコロブレンドウィンター」がドリンクメニューに追加となります。
ウィンター豆販売は
加藤けんぴ店さんにてトコロカフェさんが販売いたしております。

当店へは加藤けんぴ店さんの芋けんぴ並びに
トコロカフェさんの焼き菓子が持込み飲食可能となります。

昨日お伝えいたしました連休中期間限定スイーツは
上の画像にございます

「苺のしろあん羊羹」となっております。

ふんだんに「あまおう」を用い
しろあんにはコンデンスミルクを混ぜ込んでおりますので
苺との相性は抜群です。
ホイップクリームの上にはクラッシュアーモンドを散らして
風味と食感をプラス。

贅沢な仕様になっておりますが、なにぶん
高級な材料を使用した時期ものでありますため、
この期間の限定とさせていただきます。


 
トコロカフェさんは定番品やスコーンに加え
「桜と桜蓬のパウンドケーキ」がお目見え。




トコロカフェさん考案オリジナルのビスクッキィも
数種ございます。




加藤けんぴ店さんでは
超絶美味しいと噂の干し芋の販売がございましたよ。




そして春らしく
「サクラ塩」けんぴもございました。
¥350というお求め易い価格も
卒業入学入社シーズンのちょっとしたお土産、プレゼントなどには嬉しいですね。



いちごにさくらに春爛漫の品ぞろえ。
お楽しみください。

各店営業時間が異なりますのでお手数ですが、
それぞれのHPで詳細ご確認のうえ
お間違いなきようお越し下さいませ。

*当店は通常営業時間にて営業となっております。
















































































水菜の花を
見たことがありますか?


キッチングリーンというにはあまりに貧弱ですが、
根っからの貧乏性なもので、
切り落とした大根の頭などは窓辺に置いてまた葉を生やし
チリメンジャコと一緒に炒めて食べたりしております。
これはこれでなかなか美味しかったりするのです。

水菜もタイミングがよければ腐らず水栽培できますが、
今回はうっかり愛おしくなってしまったものですから、
日々料理をしながら愛でておりましたら食べる時期を逸してしまいました。

まさに菜の花という具合の黄色い花が咲きました。
花も日差しに春の訪れを感じているということでしょう。
鼻も日増しに春の訪れを感じて私は花粉症に華盛りです。

花咲く春ではありますが、寒の戻りか今日明日はグッとウィンター。
明日は雪の予報も出ております。
雪次第では明日の青梅営業にも支障が出ますので
とりあえず昼の営業を見送ります。
夜は明日の天候次第で、中止の場合は当ブログにて発表させていただきます。


さて、タイトルの3月17日(金)18日(土)でございますが

お隣「加藤けんぴ店」さんhttp://www.kato-kenpi.com/
「トコロカフェ」さんhttp://tocoro-cafe.com/がお越しになり
焼き菓子販売をなさるそうです。

当店も
「トコロブレンドウィンター」で参戦。
ウィンター豆販売は今季最後。
加藤けんぴ店さんにてトコロカフェさんが販売いたします。

当店では二日間特別にウィンターの珈琲を飲むことができます。
深煎りメインですので、珈琲然とした苦味を楽しめますよ。

加藤けんぴ店さんは春らしく「芋けんぴ桜塩味」の販売があるそうです。
18日は「いなり寿司」が春仕様で登場とのこと。
どちらも買い逃せませんね。


当店も何かしら特別なスイーツを模索中です。
やっぱり春は・・・

何はともあれ、17・18は春の一期一会をお楽しみください。











窓辺に輝くピンク色のキノコランプ。
・・・


 
間違えました。こちらが本物のピンクのキノコランプですね。
最初の画像は作者の頭でした。


 
青や




黒や




白に




黄色。




今回は初、LEDに色付きを用い
実在する光るキノコに忠実な表現を目指したものも。
白いキノコが発光すると緑色に輝く、真に迫る作品です。


 
空間には、水蒸気で霧を発生させる装置を導入。
深林室という架空の部屋を作りだすファンタジックな演出を
お考えくださいました。

昨日の最終日は霧多めにしてくださいましたので
鳥の声のBGMと相まって、朝靄の森林で珈琲を淹れているような気分でした。
毎回訪れる人たちを楽しませてくださる仕掛けまで込みで
作り込んでくださる姿勢には脱帽です。

「深林室」
いかがでしたでしょう?
お越し下さった皆様、美味しいキノコパンでご協力下さったシンボパンさん
そしてキノコランプ作家 高野幸雄氏
どうも有難うございました。





 

開催中のキノコランプ展も本日で4日目を迎えます。

窓辺には、ひと昔前のゲーム画面の色味を彷彿とさせるような
色とりどりの瓶型ランプが並び、見る者を魅惑の世界へいざないます。



 

ぼんやりと光彩を放つキノコの傘は、光ることで
その繊細な造形美を余すところなく堪能することができます。




 

日が暮れますと外を流れる光の波と交差し
分裂して無限に現れては消えてゆく光りの菌糸のよう。



 

白いランプは他より明るく感じますが、
それが流木や地面の濡れたような質感を艶めかしく映し出します。






10年を迎えます作り手の、匠の域に達した流木の見立て。
直感的にかつ揺るぎなく正確にそこに配されるキノコの傘の間隔。映える色彩。
もはや様式美と言っていい完璧なまでのキノコランプ美です。






「シンボパン」さんのパンは
本日入荷はありません(明日最終日はございます)が、
キノコクッキーは本日も沢山ご用意がございます。

キノコランプはほとんどが売約済みでございますが、
まだ少数販売がございます。
個人的に一押し作品で、猫のような立ち姿が可愛い
ノボリリュウタケも奇跡的に残っております(前回ブログの画像、白色瓶型)。

今回はタイミングさえ合えばちょっとしたマイナスイオンな仕掛けも
ご堪能いただけますし、その幻想的な深林室で撮るキノコランプは
格別です。


Great Mushroominghttp://mushooming.exblog.jp/

高野幸雄 個展

「深林室」


2月24日(金)~28日(火)

*3月1日(水)は
準備と搬出休業させていただきます。

場所 ねじまき雲(陽)にて


キノコランプ作家、高野幸雄氏が作成10周年を迎えられました。

今回は、10周年を祝し、立川の

「シンボパン」さんhttp://www.shinbopan.com/

キノコクッキーやキノコパンなどで参戦くださいます。


見て美味しい、食べて美味しい キノコの展示です。


*キノコランプは売約済みのものも基本最終日まで展示となります。
キノコランプの撮影は可能です。

*展示期間中は混雑が予想され、またイベント性質上雰囲気も変わり
静かに珈琲を愉しむに不向きな騒がしさにもなりますが、
この期間でしか味わえないアトラクション的雰囲気を
お楽しみくださいますよう、お願いいたします。









さあ!ついにはじまりました!!
キノコランプ展でございます。


初日は大勢お越しいただき、
入れない方々もおりましたが、皆々様のお蔭さまで大きな混乱もなく
終えることができました。どうも有難うございました。

ご好評いただいておりますシンボパンさんのキノコパンも完売!
本日追加納品がございます。
数に限りがございますので宜しくお願いいたします。

当店オリジナルポストカード付き珈琲豆もめでたく初回完売いたしました。
明日急遽製作し店頭に並べますので少々お待ちください。


キノコランプも流石、大半が売約済となりましたが、
まだ、まだまだ少量ではございますが、ご購入なれます作品がございます!

上の画像は珍しい壁掛けタイプ。場所をとりません。






そしてこちらはDMにも写っております
「ノボリリュウタケ」がモデルのキノコランプ。
私の書いた変な「深林室」物語にも登場いたしました。
今回のメインキノコです。


もう、あとは早い者勝ちではございますが、
売れてしまっても、キノコ狩りならぬ、キノコ撮りは
行っていただけますので、どなたさまもカメラ持参で
楽しみにいらしてくださいね。


Great Mushroominghttp://mushooming.exblog.jp/

高野幸雄 個展

「深林室」


2月24日(金)~28日(火)

*3月1日(水)は
準備と搬出休業させていただきます。

場所 ねじまき雲(陽)にて


キノコランプ作家、高野幸雄氏が作成10周年を迎えられました。

今回は、10周年を祝し、立川の

「シンボパン」さんhttp://www.shinbopan.com/

キノコクッキーやキノコパンなどで参戦くださいます。


見て美味しい、食べて美味しい キノコの展示です。


*キノコランプは売約済みのものも基本最終日まで展示となります。
キノコランプの撮影は可能です。

*展示期間中は混雑が予想され、またイベント性質上雰囲気も変わり
静かに珈琲を愉しむに不向きな騒がしさにもなりますが、
この期間でしか味わえないアトラクション的雰囲気を
お楽しみくださいますよう、お願いいたします。


















































 



いよいよ。

2月24日が明日へと迫りました。
キノコランプ作家、高野氏もラストスパート。
ギリギリまで粘り鋭意製作中でございます。

やはり、そうそう生易しいものではなかったらしく
「量より質」を重視する作戦へ変更なさったそうですので、
数よりクオリティーに期待しましょう!!

それでも、全国200万人のキノコランプファンのため
少しでも多くの方にランプが行き渡るよう
最後の最後まで、爪に菌糸が生えるまで頑張られる所存だそうなので
皆様どうか、温かい目で我々のことを見守ってくださいますよう
お願いいたします。

画像は、頼んでびっくりの(もう画像あげちゃったからびっくりもなにも)
タマゴタケラテ!!どうですか~このクオリティー!
どこからどう見てもタマゴ茸でしょう?
よく思いついたなと思いますよ私。もうこれは天才ですね。
謙遜し過ぎで有名な私ですが、こればっかりは自画自賛しちゃいましたね。
いつもは絵をラテに描くことは重視せず味重視のねじまき雲でございますが
ここぞとばかり、キノコランプ展の時は見てくれ勝負でございます!

あと数量限定、天才ネジ画伯描き下ろしキノコ画ポストカード付き珈琲豆も
販売いたしますよ~。

ポストカードは要らないっつっても、付いちゃってるからね~もう。
缶コーヒーに付いてくるオマケのミニカーみたいなもんですね。
要らない人には全く要らないゴミになっちゃうパターンですけども。
私はU〇Cさんほど心が広くないですからね~。捨てたら祟りますよ~。
ビック〇マンチョコみたいに逆もやっちゃダメですからね~。
シール欲しさにチョコ捨てるみたいに
キノコ画ほしさに珈琲豆捨てたらね、私、泣きますよ。

さて、泣いても笑っても明日から始まります
キノコランプ展でございます。
どなたさまも、年に一度のキノコの祭典をお楽しみに~!!



Great Mushroominghttp://mushooming.exblog.jp/

高野幸雄 個展

「深林室」


2月24日(金)~28日(火)

*3月1日(水)は
準備と搬出休業させていただきます。

場所 ねじまき雲(陽)にて


キノコランプ作家、高野幸雄氏が作成10周年を迎えられました。

今回は、10周年を祝し、立川の

「シンボパン」さんhttp://www.shinbopan.com/

キノコクッキーやキノコパンなどで参戦くださいます。


見て美味しい、食べて美味しい キノコの展示です。


*キノコランプは売約済みのものも基本最終日まで展示となります。
キノコランプの撮影は可能です。

*展示期間中は混雑が予想され、またイベント性質上雰囲気も変わり
静かに珈琲を愉しむに不向きな騒がしさにもなりますが、
この期間でしか味わえないアトラクション的雰囲気を
お楽しみくださいますよう、お願いいたします。






 

*2月17日(金)は臨時休業とさせていただきます。


先日、わかりにくい物語つきでブログにてご紹介させていただきました
キノコランプ展がいよいよ来週はじまります。

ご恒例となりました本展示でございますが、
毎回その都度、作家高野氏が趣向を凝らしたシカケで皆様を異世界へと誘い
喜ばせてくださいます。

今回は作品点数も多めとのこと。気合いが入っておりますね。
楽しみです。

Great Mushroominghttp://mushooming.exblog.jp/

高野幸雄 個展

「深林室」


2月24日(金)~28日(火)

*2月22日(水)3月1日(水)は
準備と搬出休業させていただきます。

場所 ねじまき雲(陽)にて


キノコランプ作家、高野幸雄氏が作成10周年を迎えられました。

今回は、10周年を祝し、立川の

「シンボパン」さんhttp://www.shinbopan.com/

キノコクッキーやキノコパンなどで参戦くださいます。


見て美味しい、食べて美味しい キノコの展示です。


*キノコランプは売約済みのものも基本最終日まで展示となります。
キノコランプの撮影は可能です。

*展示期間中は混雑が予想され、またイベント性質上雰囲気も変わり
静かに珈琲を愉しむに不向きな騒がしさにもなりますが、
この期間でしか味わえないアトラクション的雰囲気を
お楽しみくださいますよう、お願いいたします。



 


 



「クロモリ」と言いますと自転車好きにはお馴染みの用語でございます。
フレームなどの鉄素材を短縮した呼称でして

クロムとモリブデン鋼のことでございます。

とてもしなりがあって疲れにくく、見た目に細く美しく、
強く長持ちする素材です。

黒蜜の成分にも、
血糖コントロールにかかせぬインスリンの分泌ミネラルとして、クロムが。
銅、糖、脂質分解のデトックス効果と、貧血予防にはかかせぬ、モリブデンが。
美肌美髪に作用するビタミン類も含まれていたりいたします。

いっぽうきなこには

大豆イソフラボンが含まれておりまして
骨粗しょう症や老化防止、更年期障害予防のポリフェノールとして機能し
女性ホルモンと似た働きをしてくれるようです。
ビタミンミネラル群も含み不溶性食物繊維やサポニンを多く含みますので
美肌便秘高血圧予防にもつながります。


黒蜜ときなこ。

いいことずくしではありませんか!

しかし、なんでも良いからといって過剰に撮り過ぎますと逆効果でございます。

黒蜜は糖ですので、それ相応のカロリーがございます。
きなこも、もとは大豆。タンパク質を含みますし、
一日あたりの大豆イソフラボン摂取量には70~75gの上限目安がございます。
長期を通し相当摂らない限りは健康に害はない量らしいですけどもね。

自転車の素材のクロモリも鉄ですので重量がございますし、
濡れれば錆ます。

何事もバランスをとって加減と適切なお手入れを欠かさず行なってこそ
健康的美しさである錆ない身体は持続するのでしょうね。

さて、当店の季節のしろあん羊羹。

先週から画像の新作、

「きなこと黒蜜のしろあん羊羹」に変わっております。

健康的かつ適量で、美味しい。

美味しいという字は美しい味。美しさも含まれておりますね。


珈琲にも良質のポリフェノールとデトックス効果がございます。
当店ですとスタンダード品で使用珈琲豆量で
他店比約三倍の摂取量になってしまいますが(苦笑)
健康とお財布の中身を害するほどの量ではございませんのでご安心ください。

しろあん羊羹と珈琲で、
乾燥しやすい現代の
心と体に潤いと安らぎを。


当店の美味しさは常に

致死量を

目指しておりますので

ねじまき雲中毒にはご注意ください。




 



「スチームアイロンあてられたブラウスって、きっとこんな気分ね」

「男だからブラウスなんて着ない」

足をとられないよう歩を進めながら、
冗談を言う気にはとてもなれなかった。

照子はワカメみたいにウェーブしておでこへ張りついた前髪を、
左手の甲でそっと後ろへ流しながらフフッと力なく笑うと

「・・お兄ちゃんは・真面目ね」
と周囲の樹木に融け込みそうなほっそりした声で呟いた。

それきり僕らは一言も発せず2時間と24分もの間、霧雨の森を歩き続けた。

雨だか靄だか分からない息苦しいほどの水滴の密集で
そこらじゅうが甘く懐かしいような土の芳香に満たされ
僕はまだ母さんが生きていた頃の、
朝のマンデリンの柔らかな香りの記憶を辿っていた。

「縁星瑠、起きなさい。ご飯冷めちゃうわよ。もう、起きなさい・・・」

嫌だ。学校には行きたくない。
僕はもうミンナよりずっと大人なんだ。
ミンナはまだガキだから、くだらないことでも面白がって
しつこくソレを弄りまわす涎を垂らした犬と同じなんだよ。
呉 縁星瑠。なんで僕はこんなキラキラネームなんだ!?
星で『エンゼル』だなんて!キラキラ過ぎて尚更いじめられるんだよ。

「ママ、僕行かないよ・・・」

「えっ!ママ?どこに??」

「小学校・・・」

「えっ?小学校!?お兄ちゃん、大丈夫?」

「あっ、いやなんでもないんだゴメン」
夢うつつから急に引き戻された僕は、
バツの悪さの欠片もない気の抜けた自分の口調に驚きながら、
ずっと転ばず意識を集中して歩いていたもう一人の僕にも驚いていた。

「うぅん、いいの。なんだか私も今、ママの珈琲の香りがした気がしたから」
哀しいような嬉しいような表情を貼りつけた照子の唇は
可哀想なスミレ色になっていた。

「えっ?」と言おうとした僕の声は
葉の緑をもぎ取ろうとする突然の驟雨に掻き消されて、
灰色の地面とともにどこかへ行ってしまった。

「走ろう!」

「何処へよ!?」
それはそうだ。
僕らは昨日からこの見も知らぬ森の呪縛に嵌りきっているのだから。

「とにかく走ろう!何処かあるはずだ!」
直感的にこの雨はすぐ止むと思えたし、何処か近くに身を寄せられる場所が
あると感じた。
何より僕らにずっと纏わりついていた靄は
より強い水の襲来で、そこらじゅうから追いやられていた。

僕らは走った。
まるで天国の回廊のように木々はザザッと規則正しく僕らの両肩に避けて
黒光りする一本の道を正確に示していた。
そういう時にはこうあるべきと、
森のプロトコルが発動したとしか思えない。
2分と24秒くらい走った。たぶん。
そしてそれは紛れもなく2月24日だったのだ。

唐突に空が開けたところに出ると、目の前に
拍子抜けするほど人の匂いのする家がポツンと待っていた。
瀟洒なカフェ風でもあり、味気のない倉庫風にも見えた。
でも確かにその建物の内部には、ぼんやり薄明りが灯っているのだ。

それになんだかとってもお腹の空く・・・そうだこれはボスカイオーラ。
母さんがよく作ってくれた『きこり風』という名のパスタ。
伐採作業の合間に父さんが獲った森のキノコのある日には、
必ず僕の大好きなボスカイオーラだった。

雨はもう小降りになっていた。

「行こう」

「うん」

ノックもせずに僕は真鍮の冷たい取っ手に指を触れていた。
すると取っ手の方から僕の手に吸い付いて
ドアはカチャリと滑らかに外へと開いた。

中は案外薄暗くて、目が慣れるのにしばらく時間がかかった。
部屋の輪郭が白く浮き上がってくると、
それは部屋の様相を呈していないことに気づかざるをえなかった。

「森だ・・・」

森に囲まれた家の中にあったのは、森だった。

森と言っても外のそれとは植生が微妙に異なり、
ある種管理された絶妙な秩序を感じさせるものだった。
気温も温か過ぎぬくらいに苔むして温かく、
調整された潤沢な湿度が煙状の微細な霧を床(あるいはこの場合
地面と言ったほうが的を得ている)に発生させていた。

「このお家、木が生えてるわ」

幾分細いけどミズナラの老木や、立ち枯れた松もある。
生えているとは言い難い。むしろわざわざ立てて置いてあるというのが
妥当だろう。竹だけはどうやら本当に生えているらしかったけど
天井に届く前にどれも切り揃えられていた。

「随分とわざとらしい森だな。それにこんなの家じゃない」


「へぇ~勝手に入って来て随分な言われようだな」

!!!!!

僕は声のした方へ咄嗟に身構え顔を向けた。
「誰だっ!!」

「ははは。
だ・か・ら・こんな夜更けに勝手に人ん家入って来て「誰だ」はないだろ。
君らのほうが、いったい誰なんだい?」

窓の蒼白い明りを背に立つ黒い切り絵じみた男の存在は、
グラディエーターに出てくるトサカ兜を付けたローマ兵に見えた。
僕は不覚にも圧倒されて彼のトサカに見とれてしまった。

「ん?そんなにモヒカンが珍しいのかい?」
男はクックックと声の擦れたニワトリみたいに短く笑った。

「ごめんなさい。私たち道に迷ってしまったの。
おまけにすごい雨まで降ってきちゃって。私は呉 照子。
あれはお兄ちゃん」
照子はドアの近くで僕の影に隠れながら僕の背を指さした。

「ふ~ん。クレ テルコか。君は?」

「呉・・・縁星瑠」

「いい名じゃないか。エンゼルとクレーテル。君らは何処から来たんだい?」

「星の子太陽の子広場よ。そこからだいぶ歩いたわ」

「へぇ~、聞いたことないなそんな広場。
でも、星の子縁星瑠と、太陽の子照子がやって来た広場としては
上出来だ。僕のことはそうだな・・・マッシュとでも呼んでくれ」

「マッシュ?マッシュポテトが好きなの?私はフライドポテトの方が好きよ」

「マッシュ・ルームのほうさ」
マッシュと言う男が顎鬚を突き出した先には、白く光るキノコが生えていた。

「グリーンペペを研究しているんだよ。ここで地球が回り切るまで永遠にね」

それは嘘だ。
何故ならその白光りしているヤツ(だいたいキノコは緑色に光るんだ)は
白ワインで煮込みはしても本来光りはしない。
それはヤコウタケでもシイノトモシビタケでもなく、
ウチのボスカイオーラに泳いでいたノボリリュウタケなのだから!

僕のいぶかしげな視線を感じてかマッシュは話題をはぐらかした。
「そうだ、お腹減ったろう。ちょうど今キノコのパンが焼けたところだ。
どうだい?君らも一緒に」

「ボスカイオーラじゃないのか?」

「残念ながらね。ボスカイオーラは俺の中ですっかり風化してしまったよ。
エンゼル、君はいくつだい?」

「13」

「そうか。俺はもうすぐ41になる。親子くらい離れてるな。
俺はもう28年もここで研究しているよ」
言い終わるか終わらぬうちに、悲しそうなよれよれの白衣を翻して
奥の部屋へ僕らを促すようにマッシュは歩き出した。

それがマッシュ博士と僕ら兄妹との出逢いだった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


高野幸雄氏http://mushooming.exblog.jp/ 個展 


「深林室(シンリンシツ)」


2月24日(金)~2月28日(火)

*2月22日(水)3月1日(水)は
準備と搬出休業させていただきます。

場所 ねじまき雲(陽)にて


キノコランプ作家、高野幸雄氏が作成10周年を迎えられました。

今回は、10周年を祝し、立川の

「シンボパン」さんhttp://www.shinbopan.com/

キノコクッキーやキノコパンなどで参戦くださいます。


見て美味しい、食べて美味しい キノコの展示です。


*キノコランプは売約済みのものも基本最終日まで展示となります。
キノコランプの撮影は可能です。

*展示期間中は混雑が予想され、またイベント性質上雰囲気も変わり
静かに珈琲を愉しむに不向きな騒がしさにもなりますが、
この期間でしか味わえないアトラクション的雰囲気を
お楽しみくださいますよう、お願いいたします。

























*まずは2月の臨時休業のお知らせです。

2月8日(水)
2月17日(金)
2月22日(水)

は諸事情につき臨時休業とさせていただきます。
何卒宜しくお願いいたします。




バレンタインデーまであと少しです。

日頃の感謝を。あるいは告白に。

女性からでも男性からでも。

甘いものと珈琲は誰からでも贈られて嬉しいものです。

今の時代ならどちらからでも、どんな間柄でも。
垣根は無くていいかもしれません。

イベントデーは気持ちを伝えやすくする後押しみたいなものです。
そういう日は便利におおいに活用いたしましょう。

そんな日に、
特別なシフォンケーキと珈琲豆のセットはいかがでしょう?


クリスマスの豆通販でお世話になったシフォンケーキ屋さん
「ちゃんちき堂」さんがまたお声をかけてくださり

限定数で、

特製濃厚マンデリンシフォンとマンデリン・ビンタンリマ深煎り豆100g
のセットをネット注文販売させていだだくこととなりました。

当店で微細粉砕したマンデリン入りのとろけるシフォンには
相性抜群の有機オレンジピールが入っているそうですよ。

珈琲豆袋も、特別に私がイラストを描きましたオリジナルシールが
貼ってございます。裏には簡単な淹れ方説明付き。

詳しくはちゃんちき堂さんHPで。
http://www.chanchikido.jp/



まだ少数ご注文可能のようですのでお早めに。

ご注文はこちらの通販ページから。

http://chanchikido.easy-myshop.jp/c-item-detail?ic=A000000026













 

「えっ!!?なんだいこりゃ。
パンクの「ク」が抜けてるよっ」

看板だけを見ればそう思うでしょう。

修理とパンの文字が、一緒に同居する斬新さ。






そうです。

ガラスケースの奥には、



 
パンなんです。紛れもなく。




食パンです。
やはりパン屋さんです。





が、内装は、飛びきりセンスのはじける異空間。

POPなミュージックビデオに耐えうる世界感。
もちろん食通の舌にも耐えうるDEEPな調理パン。

そのパンを、極旨スープなどと一緒に
この空間でお召し上がりになることも出来るのです。
食後には、ねじまき雲の珈琲などはいかがでしょう。
(時々こちらに珈琲豆を卸させていただいております。)

もともとこのお店はオーナーのお父様が自転車屋さんを営んでおられたのです。
なので、看板には自転車マークと修理の文字があったというわけです。
地下にはどうやらその名残りがあるようなので
いつか覗かせていただきたいものです。





素材の香りをチーズで閉じ込め、スパイスとしゃっきりとした食感の
舞い踊るハーモニー。
きのこのフォカッチャが大変美味しいのです。

こちらのオーナーは塩っ気の扱いが絶妙です。
野菜の食感と香りを残す炒め止めの妙も、名人芸ときております。
きのこだけでなく、玉葱のシャクッときてジューシーな
野菜のフォカッチャも捨てがたい。
なるほど塩ッ気とオイルの効いたシンプルなプレーンもまた捨てがたい。
いやいやどうして、甘いのだってドーナッツがこれまた病み付きな。
シナモンのパンの、シナモンと砂糖の塩梅ときたら、これはもぅ・・・
といくら食べてもキリが無いのです。

いやぁ、それにしても、きのこのシーズンでもないのに
やたらときのこが美味しく感じられる今日この頃でございます。

きのこキノコ。

きのこと申しますれば、当店に限りましては
丁度良いキノコの季節になって参りました。

キノコと一口に申しましても、
食べられるものばかりではございません。
眺めて美味しい
キラリと光るキノコもあったりするわけです。

来月末24日あたりからは、
眺めて美味しいと、食べて美味しいの
二重のキノコの喜びが
当店にやってくる予定でございます。

どうか今しばらくお待ちください。


「シンボパン」さんhttp://www.shinbopan.com/










 

あまりこちらのブログでご紹介できておりませんが、
いくつかの書籍にて当店のことを扱っていただいております。
有難いことでございます。

一昨年くらいから、ご掲載くださった書籍諸々のご紹介を
出来ずにおりました。

いろいろとタイミングが掴めなかったり、
なんだかんだとございましたものですから。

せっかく機会をくださった編集・ライター方々、
大変失礼をいたしております。

書籍に限らず数件ネット媒体での取材も受けさせていただきました。
個人のブログや当店に思い入れご厚意あってのネット媒体でしたら
概ね大歓迎で載せていただいておりますが、
ご縁もなく、簡易なネット・SNS等の取材ご依頼におかれましては
大変恐縮ながら、特殊なお店の性質上お断りをさせていただいております。
マスに乗れぬ門戸の狭きお店で申し訳ございません。

地域誌、東京新聞、お世話になっております川口葉子さま関連など。
「日常を旅する」などのローカルな誌上にも取り上げていただけましたことは
嬉しいことでございます。







現在発売中「OZmagazine」2月号。http://www.ozmall.co.jp/ozmagazine/
テーマは「ひとり東京さんぽ」

こちらに青梅店の様子を
掲載いただいております。
大変ていねいな取材と撮影には学ぶところが多く、背筋ののびる思いでございます。

巻頭、オズマガジン編集長の一年の決意表明めいたお題にも

「日常をていねいに」とあります。

スタッフの一人一人にまでその姿勢は行き届いているようです。
もうひとつ、私が常日頃口癖のように言う言葉に、

「丁寧にということくらいしかできません」

というのがあるのですが、
編集長の紡いだお言葉の中にも

「いつも通りていねいに、ということくらいでしょうか」

という一文がありまして、思わずうんうんと頷いてしまいました。
いつもハッとさせてくださる、いい文章です。

いい文章と言いましたら、巻末近くに特集を組んでくださった
当店の記事。
活版でこそ無いものの、紙の上の字が活きています。
その中で当店を活かしてくださっているのが伝わって参ります。
これを活字と言うのでしょうね。

まるで老舗のような重厚な佇まいでもって写してくださった村上さま
ていねいに当店の日常を記してくださった須藤さま
有難うございました。

どうぞ皆様も、書店コンビニなどでご購入のうえご覧ください。


そして、日常つながりでご紹介。

先に述べました書籍「日常を旅する」http://nichitabi.net/

エリアマガジン「ののわ」をもとに
2015年末、武蔵野地域の魅力を練り上げ一冊にまとめ上げ
出版されました。

こちらの編集・ライターさんは
取材の枠を越え日常で、または取材の合間にも
地域を歩きなれた靴で、まさに足しげく当店に顔を出してくださいました。

お店とは場であり点です。
なかなかそこを動くことはかなわないのですが、
こうして文字で繋ぎ、取材限りではなし足で通いしてくださることで、
場と人と土地とが線と面となり「日常」というものが出来上がるのだなぁと
そのひょっこりとした笑顔を拝顔する度
有難く、嬉しく思いました。

最後に、

書き手であり歩き手であった

萩原百合さん、

いつも本当に
有難うございました。


良い旅を





いたしましょう。












2017年、明けました。本年も宜しくお願いいたします。

ねじまき雲は年末年始も毎年変わらず通常通りの営業でございます。
今年は正月飾りなどはしないということになりましたので
特別な内装にはなっておりません。普段通りです。

しかしその代わり、新年最初のお菓子として、
昨年末青梅で大変ご好評いただきましたスコーンを
三が日にお出し出来る運びとなりました。

当店のエスプレッソ担当くるぶしの作なのですが、
どんなに美味しく焼けようが、元来自分のためにしか焼き菓子を焼かず、
他人様にお出しするレベルではないので恥ずかしいと言うところを
後生だからと願い倒して承諾を得ていた次第だったのですが、
これがなんと、大好評。

「持ち帰れないのですか?」
とか
「もう一皿頼んでもいいでしょうか?」

「こんな美味しいのにもう出さないなんて罪」
など。
仕舞いには
「私はイギリスにいたことがあってスコーンを食べ歩きましたが、
間違いなく今までで5本の指に入る美味しさです!
当時近くにこんなスコーンを出すティールームがあったら
毎日通ったのに!!なんでもう焼かないの~!!!」
とまで。
お世辞かそうでないかは定かではありませんが
数々の嬉しいお声を頂きました。

そのお声を漏らさず当人に伝えしましたところ、
どうやらやる気になってくれたようなのです。

しかも、今回は更にグレードアップ。

プレーンタイプは贅沢にも発酵バターのみを使用し制作するほど
熱を入れてくれています。

内容としましては

ねじまき雲特製スコーン二種盛りです。

全粒粉を使用し発酵バターで焼き上げたコクのあるもっちりさくさくプレーンと
きなこと大納言を練り込んだしっとりほくほく香り豊かな和スコーン。

そのまま頬張るも良し。ホイップクリームをスクープして食べるも良し。
珈琲には最適なお供です。

*テイクアウトはございません。

業務用オーブンなど無いため数量もあまり作れず
期間も1月1日~3日と限定的となってしまっておりますが、
この機会にお試しください。

どこかにいいオーブンが落ちてたら貰いに行きますので教えてください(笑)。



 




イベント「ここにいるしあわせ」

無事終了いたしました。

まるで走馬燈のように、
懐かしい方々にも、国分寺でお世話になっております方々にも
ご挨拶できました。
皆さまからご愛顧いただいたこの10年間を噛みしめながら
ねじまき雲のホームでご一緒にしあわせな時を迎えられましたこと、
感謝しております。

そして出張料理くださった昵懇さんと、テディベア製作20周年の外間さん。
胸をお貸し下さり本当に有難うございました。

さて、本日からは通常営業に戻りますが、
一応年末年始の予定をここに記しておきます。
ご確認のほど宜しくお願いいたします。



12月30日(金)通常営業いたします。
12月31日(土)通常営業いたします。

2017年

1月1日(日)通常営業いたします。
1月2日(月)通常営業いたします。
1月3日(火)通常営業いたします。
1月4日(水)青梅店は焙煎のみで、臨時休業です。
1月5日(木)定休日
1月6日(金)通常営業いたします。
1月7日(土)通常営業いたします。

1月11日(水)青梅店は焙煎のみで、臨時休業です。



基本的に国分寺店は通常営業でございますが、
青梅店は焙煎のみで、営業開始は18日(水)の予定です。

その他休業がございます場合はこちらに追記いたします。

なお、年末年始は業者がお正月休みのため
在庫限りの営業となります。
諸々欠品する場合がございます。
ご了承ください。

スイーツは少量レアチーズケーキなどをご用意する予定でございます。
いずれも無くなり次第終了となります。
合わせてご了承のほどお願いいたします。


本年も大変お世話になりました。
カタチでは計れぬ、しあわせのかたちを
何時も共有してくださいますこと
有難うございます。


では、皆様

よいおとしを。








テディベア展示「ここにいるしあわせ」

昨日から、ねじまき雲(陰)青梅にてはじまっております。


12月21日(水)~28日(水)

15:00~23:30 LO23:00

*24日は完全予約制イベント。満席にて受付終了。
*25日は「昵懇」さんhttp://jiccon.com/による
スイーツプレート限定数のご提供があります関係で


14:00~19:00 LO18:30

*期間中ねじまき雲(陽)国分寺はお休みとなります。


上の画像は21日~23日までと26日~28日に
特別にご用意しております

初お目見えの

ねじまき雲特製スコーン二種盛りです。

全粒粉を使用したコクのあるもっちりさくさくプレーンと
きなこと大納言を練り込んだしっとりほくほくスコーン。

そのまま頬張るも良し。ホイップクリームをスクープして食べるも良し。
珈琲には最適なお供です。
売り切れ次第終了となります。



 
しあわせの壁面。




しあわせの窓辺。




しあわせの眼差し。





ここにいるしあわせ。









 

イベント「ここにいるしあわせ」

前回ご紹介いたしました通り、
テディベア作家外間宏政氏http://tdpb-hokama-h.com/
制作20周年記念といたしまして

10周年の青梅のねじまき雲を8日間開け昔の時間帯で営業を行います。
それにともないましてその期間国分寺店はお休みとなります。


 
12月16日(金)臨時休業いたします。

12月20日(火)準備休業いたします。

12月21日(水)展示につき(陰)を開店、(陽)は休業いたします

12月28日(水)~展示最終日となります。

12月30日(金)国分寺店営業再開予定。


12月21~23日 26~28日
営業時間15:00~23:30 LO23:00


24日(土)クリスマスイヴ特別企画といたしまして、
完全ご予約制のイベントとなります。通常営業はございません。

葉山の旅する料理人「昵懇」http://jiccon.com/大西麻子氏をお招きし、
二部制でスペシャルな小皿10品料理とクリスマスブレンド珈琲を。
*自然派ワインも別注文でのご用意がございます。

昼の部12:30~15:00

夜の部18:00~20:30

定員なり次第ご予約終了となります。

お蔭さまで二部とも予約満席となりました。
ありがとうございました。

ご予約は当店営業時間内にお電話にて受付いたします。
お名前
人数
昼の部と夜の部のどちらか
当日連絡可能な携帯電話番号、メールをお教えください。

25日(日)クリスマス特別企画といたしまして、
昵懇さんによる数量限定で
ねじまき雲の珈琲を使用したスイーツプレートとクリスマスブレンド珈琲
のご提供がございます。予約不可、数量限定につき無くなり次第終了となります。

特別営業につき14:00~19:00 LO18:30

となります。

・・・と言う訳でして、皆様お気づきでしょうか?

国分寺店はもう今年1週間ちょっとしか営業日がございません。
もう少しで閉めて、気づけば年末です!
国分寺のお客様方、早々すいません!!
今年もお世話になりました!!!!!!

残り少なではございますが、宜しくお願いいたします。


 

よく、〇周年記念イベント企画にお声かけ頂き、
出張珈琲をしてきた。
よそ様の何周年記念は快くお祝いできるのだが、
自分で自分を祝う気になれず、
今までそういうものをしないで来た。

本当はそういうイベントは自分のためではなく
お店を支えて下さった方々に
感謝の意を込め特別に行うものだということも知っている。

それでも、毎日が特別で精一杯のねじまき雲である。
さらに特別ということは何もない。
常に首の皮一枚の傷だらけの日々。
本当に申し訳ありませんでしたと頭を下げはしても、
祝うほどの成果をあげてはいない。
明日無くなっても世の中に蚊ほどの影響も無い
取るに足らぬ店である。

しかし。とも思う。
2016年6月で開業10年を迎えた。
10年ともなれば、何かしないとネ。

自分じゃ何もできやしないから、他人の20周年に
乗っかってしまおうというのである。
20年と聞くと、10年などたった半分である。
つくづく情けなくもしかしながら、
ヒトツの「場」が、変わらずこうして在り続けられたということは、
有難いことでございます。

皆さま
青梅のこの場を、変わらず10年見守ってくださり
有難うございました。

お蔭さまで、
壁もすっかり焙煎煙で黄ばみ貫禄が付いて参りました。
この地で焙煎をさせ続けてくださり
本当に有難うございました。

10年の歳月を共に過ごして下さった
20年テディベアを作り続けていらっしゃる外間氏が
ねじまき雲の隙間を、しあわせで埋めて下さいます。

感謝。

 


卸し先さまの「ちゃんちき堂」さん。

ファンも沢山いらっしゃって、もうご存知のかたも多いかと思いますが、
青梅でリアカーを引きながらふんわりシフォンを売り歩いておられます。
そのほかにも秘密の工場でも販売があったりします。

通常のシフォンケーキのラインナップには
当店のマンデリンを入れ込んで焼き上げてくださった
マンデリンシフォンがあるのですが、

クリスマスにはいつもの二倍量のマンデリン粉を
当店にて微細粉砕した特別なシフォンを焼いていただいております。
最早シフォンと言うのがはばかられるほどの
しっとりとろける口どけにガッツリとした珈琲香。
ケーキを作る過程でも、あまりの珈琲量に生地の形成が困難なほどだそうです。

今年はちゃんちき堂さんにお声かけいただき
更に、シフォンに練り込んでおります珈琲豆

「マンデリン ビンタンリマ100g」を

特別に描き下ろしたイラストを貼ったクリスマスパッケージに入れ
クリススマスシフォンケーキとセットで
数量限定豆売り通販をさせていただくことになりました。

セット価格は税込¥3800です。

普段ケーキをお召し上がりの方も、
それに使われている珈琲をお飲みいただいて
一緒に味わう機会はそうは無かったかと思います。
当店でも豆売りでは積極的にお売りする豆ではなく希少な機会ですが、
クリスマス限定シフォンとの組み合わせを楽しめる
なんと素敵な企画。

詳しくは「ちゃんちき堂」さんHPhttp://www.chanchikido.jp/

通販ページhttp://chanchikido.easy-myshop.jp/をご参照くださいね。


なかなか私がこういうことをするのは稀なのですが、
信頼関係を築ける方と、意味のある内容ですので
これは嬉しいことです。
ちゃんちき堂さん有難うございます。
いや~久々にほっこりしたイラストを描かせていただいて
難しくも楽しかったです。お楽しみに~





 


魂の色は皆ちがう。


魂のカタチも大きさも


ただヒトツだけの、その人だけの輝き。


ヒトカケの

ティアドロップのような魂魄は

波に洗われ、浜辺に届く。

そこを人は

魂の砂浜と呼んだ。

手放した

あなたの魂は

どれですか?



「パララン山脈の向こうに」

お待たせいたしました。
前回ご好評ですぐに売り切れましたパラサンペンダントヘッドが
追加納品されました。

今回もすべてパラサンならではの一点もの。
石の形に合わせ造形された爪や蔦をイメージさせる留め金部分も
ファンタジックで見ていて飽きません。

前回品と同じく天然のカットが美しいフローライトをはじめ
紫色が角度によって濃さが変わって見えるアメジスト。
太陽のような明るさを内に秘めたシトリントパーズ。
総てパワーストーンとしても人気のある面々ですね。

いずれも一点もののうえ
アメジストとシトリントパーズに関しましては
貴重なストックの放出だそうですので、今後同じものは
手に入らないそうです。
画像ではお伝えし切れぬ輝きを是非手に取ってご覧になりに
いらっしゃってください。

*今年、国分寺店の営業は残すところあと僅かです。
全10点あまりのため売り切れの場合もございますが、
ものとは出逢いでございますので、ご了承ください。



水曜日の夜。

週に一度、二時間だけ灯りの点る珈琲店がある。

青梅という片田舎の街の、T字の交差点のまさに角に
確かにその店はある。
確かにと言うのは、確かにあるのに見えない人には
全く見えない番地だからだ。

配達の人が新しく代わると決まって
「あの~、今近くにいるんですけど、どちらでしょう?」
と店の真ん前から電話をかけて寄こすのだ。
それくらい見えない。
でも一度見えてしまえば、もう迷いようがないほど
それは確かに存在する。

出来るだけ照明を暗くした開店前の空間には、
焼き甘栗のような焙煎香に混じって振り子時計のカチコチした音が響いている。
39型のアラジンブルーフレームの上では、
アンティークケトルの琺瑯がピン、キンと跳ねた声で鳴いている。

夜22時。
着古したLEEのデニムシャツを着た小山のようなマスターが
いそいそと引き戸の掛け金を外した。
日中焙煎しながら聴いていた忌野清志郎のレコードの針を上げ、
絞ったボリュームでスローテンポのインストゥルメンタルCDに切り替えると、
珈琲店の空気が震えだす。

一時間経っても誰も来る気配はない。
窓や扉の擦りガラスにぼんやり映る、赤や青の信号のチカチカに、
時折ヘッドライトの白や黄色が反射して
キラキラと輝いては消えてゆく。

マスターは別段焦るでもなくカウンターの中に沈みこみ
腕組みをして目を閉じたり、レコードプレイヤーの上に積まれた小説を
おもむろに開いたりしている。
時々お客さんが本を置いてゆくのだ。
今夜の本は、ぬか床のお話し。

この店はお客さんが置いてゆくモノゴトの集積で出来ている。
銅でできたカエルの置き物やストーブも、何故か壁に飾られた自転車も。
時には思い出や哀しみも。

時計の針が23時を10分回ろうとする頃、
入口の擦りガラスに映る定まらない大きな影が
キラキラしながらだんだん収束し、
はっきりとした輪郭を伴った一個の黒い塊になった。

「あぁ、Mくんだな」
影を見ただけで、だいたいもうそれが誰だか分かってしまうのだ。
マスターはぬか床の話しをレコードプレイヤーの上に滑らすと
スッと立ち上がり客を迎える姿勢になる。
ガラガラッと扉が開くと、少し寒そうに猫背気味にした
青いダウンジャケットの男性が入って来る。

「こんばんは~」
マスターは警戒心の外れた挨拶をかけながら、
角の二人席の電傘スイッチをパチリと入れた。

「どーも~、あれっ?珍しいっすね。誰もいないんですか?」
男性はキョロキョロしながらも、店の奥のカウンターへ
まるで自分の部屋に入ったかのような自然な物腰で近づいていく。

マスターは冷蔵庫から水差しを取りだすと
「この時間、この街の珈琲店に客が一人でも来るってのが、
そもそも奇跡的に珍しいんですって。Mさんが来てくれるだけ有難いです」
と笑いながら青いグラスに7分目まで水を注いだ。

「ハハッ確かに・・・う~ん」とMくんは少し納得のいかないような苦笑を浮かべ
席に着いた。
Mくんはいつもこの街とこの珈琲店の未来を憂いているのだ。

カウンターにコッと小さな音をたてて青いグラスが置かれると、間髪入れずに
「メキシコを」とMくんが言う。
Mくんは10年近くこの店へ通っている。
当時はまだ20代の青年だった彼も、今では立派に中年に片足を踏み入れている。
それでもMくんとマスターは10年前と何一つ変わらず
未来を憂う若者と、うだつの上がらない珈琲マンといった風に、
ここでの時は止まっている。

厨房奥のコンロのツマミを、ガチンッガチンッと騒々しく捻ると、
外輪と内輪にボボッと点されたオレンジに、
柳宗理のヤカンが銀色を揺らめかす。

珈琲の時間のはじまりだ。

儀式めいて酷く経済破綻した一杯のメキシコが入る頃、
扉のガラスには少し小柄な影が二つ、重なりながら近づいてきた。
マスターもMくんもその影の主を知っていて、
至極当然に顔をそちらに向けている。

ガラガラ。
「こんばんは~」と四人は声を合わせる。

黒ぶち眼鏡をかけたイタリア風のダンディーな紳士が
「寒いね~!」と思いのほかチャーミングに手をスリスリしながら
ストーブに手をかざすと、連れ合いの、これまた眼鏡をかけた
ショートボブの女性も
「ふふっ、寒いですね」と穏やかなフルートみたいな声でささやいた。
彼らもまるで昨日もここにいたみたいに、四人掛けのテーブル席に
ふぅっと収まった。

「今日はペルーで」
と女性が厳かに言うと、男性はまだ寒そうに
「ア、アズーロ?」
とフレンチブルドックがご主人の機嫌を伺うような
クリクリした上目遣いの疑問符つきで、いつもの苦めのブレンドを注文した。

女性のSさんは毎日まったく寝る暇もなく激務をこなしているらしいのだが、
そうは見えない落ち着いて凛としたオーラを何時も纏っている。
男性のHさんは作家だ。
一般に言う大人の男という生き物からは、
かけ離れたイメージのものを作っている。
実際にソレを手に取ってみると、実はとても大人な雰囲気で、
老若男女を幸せにする不思議な力を秘めた、甘過ぎない造形物なのだけど。

悲劇的に原価率を無視した贅沢なペルーが入ったころ、
また扉にはぼんやり影が現れた。
まだ影が輪郭を顕す前に皆一目でそれが何者か分かっているようだ。

Hさんが「遠くからでもすぐ分かるネッ」と可笑しそうにクスクスしている。

ガラガラッと扉が開くと、
シマウマのタテガミをショッキングピンクに染めたような頭をした男性が、
メタリックな鋲を沢山打った革ジャンでギシギシ歩きながら
ロボットみたいにポソリとキノコ柄の手提げを入口近くのテーブルに乗せ、
「さっみ~!!」とストーブに当たって立っている。

皆暫くニコニコして彼を見ていると、ちょっと肩をビクッとさせて
「どしたのっ!?」と自分へ注がれた全員の眼差しにドギマギしている。

Hさんが「Tくん今日はまたずいぶん綺麗に立ってるね~。影ですぐ分かった」
と言うと、

「あ、あぁっ今日展示の帰りでっ。そのまま来ちゃったから」と
パンキッシュなモヒカンに似つかわしくない照れ笑いでTさんは答えた。

Tさんもまた作家なのだ。
Tさんはどういう訳か、光るキノコのランプばかりしか作らない。
世の中には珈琲ばかりしか淹れられない男や、
営業ばかりしかしない営業マンなんかザラにいるのだから
キノコランプばかり作ったっていいようなものだけど、
初めて彼に会う人は

「なんでキノコなんですか?」とか
「何故キノコランプしか作らないんですか?」

なんて質問をしてしまうものだから、彼をちょっと困らせてしまうのだ。

一つのことさえ満足に出来ない人や、何がしたいのかさえ分からない人も
多いのだから、ひとつでも追いかけるものがあることは、
それが何であれそれだけで素晴らしいのだ。
もちろん一つも満足に出来ることがなくても、何がしたいのか分からなくたって
それはそれで、何でもやれる素敵な可能性を秘めている。
ようは、否定からは何も生まれないということだ。

気の毒なくらい心血を注いで淹れたアズーロを
マスターがのっそりHさんに持って行くと、
Tさんが

「ネジくん、モカでっ」と声をかけた。

「モカで・・・」
ネジくんと呼ばれた顎ヒゲ帽子の店主は静かに復唱すると厨房の中へ戻って、
また悲痛なほど神経質にエチオピアモカを計りはじめた。

ガラガラッ。
「こんばんは~」

23時半を過ぎるころには、そこらじゅうが

「ここにいるしあわせ」で満席になっていた。

世間とは一寸ズレたような世界で、水曜日のねじは今日も巻かれている。
その店の名は

「ねじまき雲」

という。


 

週に一度だけの唯一無二の2時間が、
10年目にして、
8日間だけ毎日8時間半開くのです。

外間宏政氏テディベア作成20周年記念展

「ここにいるしあわせ」

ねじまき雲開業10周年を記念して開催決定。


*この物語と登場人物はすべてフィクションではありません。
当然この告知もフィクションではありません。

ブログをご覧いただいている貴方も、
物語の続きを紡ぐ登場人物になりに12月末の
テディベア展にお越しになりませんか?







 







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1977/03/05
職業:
自家焙煎珈琲店
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写真・自転車
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