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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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前日記にて告知いたしました「かうひい堂」さんとのコラボ豆


「ねじまき堂」

あっという間に完売となりました。


皆様どうもありがとうございました。


お買い上げくださった方々、いろいろとお楽しみください。




☆ ここでひとつ、ブレンドアドバイス。




私は、今回のコラボ豆


メキシコ3:イエメン1

の割合でブレンドし

多少荒めに挽いて抽出すると美味しかったです。


苦味の中に高級感漂うモカの上品な香りがプラスされ
いっそう飲みごたえのある苦めの珈琲となります。


こうすると、

高級なモカを単品でも楽しめるg数が確保できますし、
メキシコの足りない風味部分もカバーしてくれます。

モカとの相性を考え、なにせメキシコは深く煎りこみましたので
そのままペーパードリップしますと、えぐみ走り、ボディーも薄いはずです。

ねじまき雲のメキシコ マヤビニックも
かうひい堂さんのイエメン アニシも

少しボディーが薄く、渋めの傾向にありますが、

ふたつが合わさる事で、足りない厚みを補完し合い、
なおかつお互いに無い風味特性が
ひとつのカップに結実することとなります。

イエメンのもつハーブティーのような香りは
甘めの落ち着いたフローラルな香りに変化し
メキシコのエッジの効いた味わいが丸くなり
適度なコクをもった苦味へと変わります。
全体的な印象はメキシコのそれですが、
アフターテイストと言われる後味、
飲んだ後、ホッとため息をついた時に残る印象は
イエメンの華やかさとなります。


もうひとつ、

◎ワンポイントとしては挽き度合いと器具との相性です。

豆の個性と、自分の好みに折り合いをつけます。



私は普段飲みする珈琲は、「こっくり苦め」が好みなのですが、

今回の場合ペーパードリップで中細挽きでじっくり淹れますと、
えぐみと渋みが、より強調されてしまいます。


ですので、いつもより使う豆は多めにし、かわりに挽き度合いを荒めにし
抽出過多になりすぎぬよう意識し
蒸らしをしっかりいれたら、あとはサラッとめに抽出します。

こうすることで、
薄めではあるが、奥行きがあって苦味走らない

「ふんわり苦め」のエキスに仕上がります。


テコでも好みを曲げず、なんでも細く挽いてじっくり淹れて
鬼のように濃い珈琲を味わえば珈琲通というわけでも無いのです。
それでは通用しない場合もあるわけです。

お豆さんとも器具とも体調とも相談し合いながら
折り合いをつけていく。
あるいは、飲んでもらいたい人の好みを考えながら
想いと個性とは
折り込みながら。


まぁ柄にも無く、味うんぬんをぐちゃぐちゃと書きましたが、
ようは、

珈琲を、ブレンドを


「楽しんでください」


という一言に尽きます。


一応のマニュアルや目安はあっても、決まりがないのが珈琲の醍醐味でもあります。
旨い不味いはあくまでも主観です。

やってはいけないのは、

気持ち悪くなるような変質した珈琲を飲むこと。
欠点のあるダメージ味のあるものを飲むこと。
メキシコをブルマンと偽って飲ませること(嘘をつくこと)。
豆を焦がすこと(焦げた珈琲はそれはそれで旨い!という場合はいいけど)。
それらに導くような豆の管理をすること。

ことくらいなものではないでしょうか(笑)。
他にも何かあったかしら?

これこそが「正しい」というよりも
千も万も正しさがあったほうが、面白いではありませんか。


失敗しながら、間違いながら、迷いながら
どうぞ楽しんで、あなただけのオリジナルブレンドを開発して
おくつろぎくださいね。


ちなみに「かうひい堂」内田牧さんは今回のイベントについては

大量出しのネルドリップでした。

実はミルに関しましては、
珈琲御三家と称されるがひとり、個人自家焙煎珈琲店の祖
「カフェ・ド・ランブル」関口氏考案の
グリッドミルhttp://www.h6.dion.ne.jp/~lambre/Lambre_gridmill.html
プロトタイプをランブルさんからお借りし持ち込み
お挽きくださっていたのです。

微粉が少なく、最適な荒さで挽けるネルドリップ専用のミルを使った珈琲は
まろやかですっきり。
まさに珈琲マニア垂涎の、コラボ尽くしの一杯。

プロのお仕事、しかと拝見、勉強させていただきました。

ごちそうさまでした。


先日、いま一度老舗のスピリッツを味わうためランブルさんにお邪魔し、
オリジナルミルであるリードミルで挽いた
オールド珈琲を感謝の気持ちいっぱいで
いただいて参りました。


自分の中の珈琲熱と、型にはまらず産み出す「旨味」をいうものを
再確認できた想いでした。


やはり


珈琲は


面白い。



ブレンドアドバイザー ネジの一口メモでした。




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1977/03/05
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