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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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4月は少しお休みを多くいただきます。

以下に今のところの予定を記します。


4月14日(火)

4月27日(月)

4月28日(火)

4月29日(水)


追加の予定もございますので、決まり次第こちらで
ご報告いたします。

申し訳ございません。
何卒宜しくお願いいたします。






















 
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笠倉出版社「東京カフェstandard」

というご本にご掲載いただきました。


「いま外せない街の特別な空間へ 東京プレシャス・カフェ10」

という特集ページ。カフェ10選に入れてくださいました。

晴れた笑顔の多い店構えの中、
当店だけ薄暗い微笑といったところでしょうか。
完全に浮きまくっております。


それほど長い文字数の紹介文ではないのですが、
記者の方の言葉選びには、
意外と私のお伝えしたいことや、
感覚が集約されたものとなっておりまして
驚きました。


オープンで誰をも受け入れる明るい空間傾向にあるカフェ、珈琲店の昨今。
閉じて内向きに、心が外へと開くウチのような空間は
あまり受けないかもしれませんね。

本文中「俗世から乖離した感性」とあります。
それってもはや、standardじゃない・・・・(笑)。

世はサードウェーヴなる波が全盛にも関わらず、
それでもなお、
何にも属さぬウェーヴゼロな当店を
選んでいただけたことに有難く思います。

波なきまま、来年開業10年を迎えます。
それは数少なくとも、
数ではない、お客様の強い支えがあったればこそのものです。

珈琲店としての背を見せてくださった、
あるいは見せ続けてくださる
日本独自の珈琲文化を支えた、
偉大な諸先輩方の精神が息づいているうちに
触れ合えたからです。

そういったものにとても有難く思う昨今です。

そうそう、後半のページ。
85ページあたりでしょうか。
薄暗い中に灯の点る微笑がある若き珈琲店が掲載されております。
こういう精神の感ずるお店とご一緒にご本に載せていただけるのは
嬉しく思います。
こういう素晴らしい背中がありますと、
心が、
もう少し頑張ろうか
と思ってくれます。



珈琲店に行きがてら、書店等にてご購入くださいますと
幸いです。





 

去る三月発売、大誠社「珈琲時間」
5月号の特集「珈琲道具を愛する人々」に
tocorocafehttp://tocoro-cafe.com/index.htmlの上村氏が登場しております。

なぜ他カフェの登場記事を私がご紹介するのかと申しますと、
トコロカフェは、ご存じの通り移転休業中。
そこで、撮影場所として当店をお貸しすることとなったのです。
「珈琲時間」は去年ねじまき雲としても掲載していただいたことも
ありますご縁浅からぬご本。

今回はトコロカフェ分室棚の撮影のほか
ラテ職人と言われた上村氏のラテに至る想いなども
記されております。

取材当日、当店に偶然にも居合わせたトコロカフェ常連であり
芋けんぴ作家として活動している加藤さんhttp://flipflop-to.blogspot.jp/
撮影のお手伝いをしていただいてしまいました。
ありがとうございました。

その偶然生まれた三人のスリーショットもおさめられております。

更なる偶然、同じ特集のトップバッターは
大変お世話になっているご近所さん
料理家セトキョウコさんhttp://kyococco.blog110.fc2.com/です。
セトさんのご主人は、当店で回っているモビールを
作成している造形作家マスミツケンタロウ氏。
ハウス展で珈琲を淹れに行ったこともあるご自宅が
写っております。
本文中に「ん?もしかして当店のことかしら??」という
記述があったりもします。
お子さま連れには厳しいお店ですいません(笑)。


是非書店等でご購入いただけましたら、幸いです。


*トコロカフェは三軒茶屋でのカフェ営業を終了しております。
詳しい今後の動きなどはトコロカフェHPをご確認ください。









 

 



トコロブレンドスプリング発売記念企画
「ねじまき雲りトコロにより春」



昨日無事終了いたしました。
トコロブレンドスプリングも、イベントにと
用意させていただいた数量は完売いたしました。
(4月にまた焙煎の予定です)
春の行事の多い中、お越しいただき有難うございました。
そしてお待たせしてしまった方々やお入りになれなかった方々
再度お越し下さった方々には申し訳ございませんでした。


ねじまき雲より望む、橋のたもとの桜。
イベント一日目に咲きはじめ、三日目に満開となりました。

雲りならぬ、ところにより雨の日もございましたが、店内には
皆さまの晴れた笑顔がいつも満開でした。


トコロカフェというお店が
閉店一年後の今日もこうして愛され続けている。
これは凄いことだと思います。

トコロカフェのお二人と皆様の絆が、
散ることない花を
咲かせ続けている。

尊いことです。


そのような現場に関わらせていただき、有難うございました。



さて、本日から通常営業に戻りますが

春の名残りとして、
店内のレイアウトはイベント時のまま
音楽もトコロカフェのまま
本日一日だけ、その余韻のまま営業いたします。

イベント後の定休日前、一日だけの営業のため
スイーツもねじまき雲オリジナルのものは
一切ご用意はございませんが、

どうやら、ヒトヒラフタヒラ
トコロカフェのお二人が花びらを残して下さったような?

数に限りはございますが、

本日も、トコロにより・・・。












モクレンの花が満開です。

サクラは少し咲きました。

ついに明日、28日(日)~30日(月)の三日間

トコロブレンドスプリング・デモンストレーションイベント


「ねじまき雲りトコロにより春」


始まります。


今回はトコロカフェのお二人が出張くださります。

これによりお出し出来るお菓子の種類が充実。
これまでにない豪華な内容になっております。

イベントの趣旨として

基本的にオーダーは

ドリンク × お菓子

を必ずご注文いただくこととなります。
お子さまを含め例外はございませんので
ご注意ください。

追加注文からはドリンクのみ、お菓子のみのオーダーが
可能となります。





トコロブレンドスプリングはトコロカフェさんとの共同豆売り企画です。

春バージョンは
飲みやすく少しほろ苦味を甘みの中に纏わせてありますので、
こちらを私がデモンストレーションとしてお淹れいたします。

ねじまき雲としての淹れ方ではなく
トコロカフェプロデュースで
サラッと飲みやすく
よりご家庭で淹れるのに近い粉量と湯量にてのご提供です。



ドリンクメニューの珈琲は

トコロブレンドスプリングのみ。

・ノーマル

・ビター

・カフェオレ

・豆乳オレ

・アイス珈琲

がメニューとなります。




その他は珈琲の飲めない方向けに

リンゴジュースのみのご用意となります。


そしてスィーツは



イートイン用

・トリプル抹茶チーズケーキ(大納言)
・プリンみたいなチーズケーキ(土台部分:キャラメルオレンジ)
・桜パウンドケーキ 蓬アイスのせ 
・黒糖パウンドケーキ ミルクアイスのせ 
・塩ミルクバニラパウンドケーキ ミルクアイスのせ 
・春ノ三色アイス(桜/蓬/ミルク)
・和ノ三色アイス(きな粉/蓬/ミルク)

*追加オーダーのみ
・スコーン2個のみ 
・スコーン2個+ミルクアイス添え


テイクアウト用

・トコロブレンドコーヒー「SPRING2015」150g
・パウンドケーキ各種
・スコーン各種

をトコロカフェさんがご用意くださいます。
いずれも限定数ですので無くなり次第終了。
あるいはランダムに入れ替わりがございます。


詳細と決め事はトコロカフェさんHP内日記の
イベント記事を必ずご参照ください。http://tocoro-cafe.com/nikki.html



小さいお店ですので大人数でのお越しは
ご遠慮ください。

混み合いましたら、より多くの皆様にお楽しみいただけますよう
お席の譲り合いをお願いいたします。

ねじまき雲の通常メニューのご用意はありません。
申し訳ございませんが、イベントの特別メニューを
お楽しみください。



では、少々複雑な部分もございますが、

トコロカフェオーナーの上村氏が分かりやすく
エスコートくださいますので、
楽しい一日になりますよう、皆様ご協力のほど
お願いいたします。














野川沿いの桜の蕾が

薄紅色をギュッと縮めて

今にも春のアロマを解き放ちそうです。


トコロどころに春の足音が聞こえます。


3月28日(土)~30日(月)

ねじまき雲(陽)にも春が咲きます。


トコロブレンドスプリング2015販売記念企画を開催いたします。




トコロカフェさんがねじまき雲(陽)に
お越しくださり春にちなんだテーマを含め
さまざまな美味しいお菓子をご提供
くださいます。

それに合わせ私が初売りトコロブレンドスプリング2015を
ドリップさせていただきます。


デモンストレーションですので
珈琲はトコロブレンドスプリングのドリップのみとなります。

またトコロカフェさんがお二人で出張くださいますので
珈琲とお菓子のセットのみでのご提供となります。
たとえお子さま連れでありましても
お子さまは一名様とカウントさせていただきますので
ご了承ください。

通常営業とは違う形態でのイベントとなりますので
当方ブログ、トコロカフェHPhttp://tocoro-cafe.com/index.html
双方公式サイトをよくご確認の上お越しいただければと思います。


お菓子などの詳細はまた近々発表させていただきますので
どうぞ宜しくお願いいたします。




3月28日(土)~30日(月)
14:00~22:00 LO21:30

3月27日(金)は準備休業となりますのでご注意ください。










3月4月は少しお休みが多くなります。

ご了承ください。

以下に3月の臨時休業日を記します。


3月4日(水)

3月10日(火)

3月11日(水)


以上がとりあえずの臨時休業日でございますが、

追加の場合は、またこちらに記しますので

ご確認のほど

宜しくお願いいたします。











中学生の時に買った懐中時計が
修繕してもうんともすんとも言いませんので、
分解して中の機械を取り出しまして~



 



古いアクセサリーを分解して
革ひもと、このような金具を用意しまして~







金属用ボンドでくっつけます。









古道具屋で買った、片方だけだったカフスボタンの軸を
金ノコでギーコギーコと切り落として、ヤスって
中を抜いた空っぽの時計に入れますと~







ホイッ!!

天使の入ったの

かんせ~い!







  ホレッ!!

もひとつ、中のヤツで

かんせ~い!







ついでにっ!!

去年のオトナコドモ展で購入した上泉さん製作の馬の瀬戸物も
革紐を買って金具を自作すると、

かんせ~い!

でもリサイクル品利用せず、一から自分で作ると結構な割高に(泣)。







それでも負けじと、茸光古学展用に!!

台座を金ノコとヤスリで加工して、
樹脂粘土でキノコを作って彩色してニスをかけて
たまご茸と、ムラサキフウセンタケの

かんせ~い!

土が付着している風な部分は珈琲の粉の再利用です。

キノコランプ作家、高野さんの造形力の凄さが
身をもって体験できた良い機会にもなりました。



ループタイ。



おじいちゃんのするアレですね。

現存だと80~90歳くらいの方は、時々まだしてたりします。
しかし今が旬の60~70代の新おじいちゃん世代は
していませんね。

逆にお洒落な若者たちが、Tシャツにだらっと垂らして
ネイティブアクセ風に今物のタイを着こなしてたりしますが、
古いタイをビシッと着ている人はまず見ません。

これはひょっとすると、絶滅危惧種なのでは???
と思いたち、そこかしこで見つけると捕獲保護し
お店で身につけておりましたが
どうせなら自分で作ってみよう!!と
作ってみました。

案外と楽しいものです。


昔々、銀細工職人ヴィクター・シーダースタッフという人がおりました。
彼は乗馬してる時に、帽子の装飾が吹っ飛んで紛失するのが嫌で
その装飾部分をはずして首にかけ馬に乗っていると、

「アレッ?これもしかしてカッコイイかも?いけるんじゃない??」

と思い立ち、金具をつけて「ポーラー・タイ」として
商標登録したのが正式な始まりの
由緒正しき男のアクセだそうです。


カウボーイな紳士なら、これからは断然コレですね。

ループタイ。

・・・恐ろしくダサいのがほとんどなので
まず流行らないと思いますけど(苦笑)。
街で見つけて保護する絶滅阻止遊びはマニアックに楽しめます。


珈琲以外に手を動かすのも、たまにはいいなぁと
改めて思ったループタイ作りでした。






これが、










こう。






 



よく見ると、セミがいます。
オオセミタケです。

魂の打ち上げ花火みたいに膨らんだ風船が、
夜にはぼうっと光ります。











キノコクリームパン。

べつにキノコクリームが入っているわけではありません。
甘いカスタードクリームが入っています。

世の中のクリームパンは全部こういう形にするべきだというくらいに
見事なキノコっぷりでした。









こちらはキノコクリームの、タルティーヌ。
ビールにとても合いました。


どちらも会期中、立川のシンボパンさんhttp://www.shinbopan.com/に依頼して
作っていただいたキノコランプ展特製オリジナルパン。

お忙しい中有難うございました。
配達してくださったお父様も有難うございます!









本年度のキノコランプ展「茸光古学」も
キノコランプ完売にて、盛況のうち終了いたしました。
お越し下さった皆様ありがとうございました。

今回は作者、高野氏http://mushooming.exblog.jp/
DMと似たような雰囲気作りにと、
おじいさまがお使いだったレコード機材を持ち込んでの開催でした。
普段のねじまき雲とは違った、レトロでジャジーな空間を
お楽しみいただけたかと思います。

じつはDMに使われていたお部屋は、高野氏のご友人であり
青梅でアジア多国籍料理店「コマゲン」http://gara-gara.wix.com/oume-komagen
を開いていらっしゃる細田さんのご実家。

亡くなられたお父様の書斎であった場所をお借りし
茸光古学者、高野教授の研究室に見立てて撮影されております。

お父様は生前山岳写真家だったそうで
ご愛用だった貴重なカメラで撮影されているDMでした。
どうりで描写が良いわけです。

ご協力ありがとうございました。

コマゲンさんは、私もお腹が空くとお世話になっている
とても美味しくスパイシーで楽しいお店ですので、
青梅にお越しの際にはお立ち寄りいただければと思います。



魂の昇華したオオセミタケのように、
この世にいらっしゃらない方々の色とりどりの魂の光をも形にして
支えられていたキノコランプ展でした。


夜に揺らめくキノコの光は、可視化された魂の輝きでした。

茸光古学、奥が深いですね。






 


これが、


 

こう。



 

これが、




こう。










こんなのも、あります。






 
 


シンボパンさんhttp://www.shinbopan.com/

にお願いして作っていただいておりますキノコランプイベント特製
オリジナルキノコパンも、日替わりで2~5種類ございます。
すべて、一個¥300
本日も入荷予定です。*売り切れ次第終了









シンボパンさんのご縁で出逢った

鈴木ファームさんの絞りたてりんごジュースも
試験導入の小ビンバージョンを、キノコランプイベント特価¥500で。

長野県の奥地で、りんご農家をはじめた
強者な若者、鈴木さん。

化学肥料を一切使わず出来る限り減農薬を心掛け、丁寧に育てられたりんごを
色どめの酸化防止剤を使わず、自然のままに封入。

色や形の見てくれの良さではなく、
味への情熱を感じます。

とても自然の甘さを感じます。







しかも鈴木さんは、当店の白あん羊羹用にと、
御好意でりんごのコンポートを沢山送ってくださいました。

ですので、
こちらも通常価格通りで急遽特別バージョンの白あん羊羹を
ご提供できることとなりました。





 


初日のバタバタと、惰性からくる当方の不手際から、
ご購入者さまの住所が特定できないトラブルも発生し、
お客様にもご心配をおかけしてしまう
気を引き締めねばならない点の多い日々でございましたが、
作者、高野さんのご尽力で、どうにか解決となりました。
皆様大変申し訳ございませんでした。


高野さんhttp://mushooming.exblog.jp/のキノコランプは

3日目にしてすべて完売となりました。
ありがとうございました。

写真を撮ることは可能ですので
残念ながらご購入出来なかった方も
キノコの森で
キノコパンや美味しいジュースや羊羹を食しながら
写真でキノコ狩りにいらっしゃっていただければ幸いです。


*会期中、開店直後からカフェ時間帯の17時ごろまでは
非常に混み合い、ご飲食が出来ない場合もございます。
夕食時間帯から夜は比較的お席に空きが出来ますし
キノコランプの光も本領を発揮いたしますので、お越しの際のご参考まで。












「植物の全滅というのは、

ちょっとした範囲の変更から、たちまち一斉に起こり、

その時いかに慌てるも、

容易に回復し得ぬを小生は目の当たりに見て証拠に申すなり」


                         南方熊楠



20世紀初頭、政府主導で伐られ金に換えられゆく

菌類の宝庫である巨木たちを救わんと、お上を糾弾した

日本菌類学の父であり、日本最初のエコロジストと言われる熊楠の声である。



彼はまたこうも言っている。



「肩書きがなくては

己れが何なのかもわからんような

阿呆共の仲間になることはない」


           南方熊楠




一世紀以上先においてもなかなか理解され難い、早過ぎる真理の言葉である。



そうして、いかなる微細な、世の役に立たないような事象を

熱意をもって知ることに努めた彼は、



「世界に不要のものなし」



との名言を遺している。


そんな彼は、周囲から「天狗」「奇人」「変人」と呼ばわれたそうである。

・・・。・・・。

熊楠先生が今生きておられたら、お友達になれたかもしれません。



さて、現代の「奇人?変人?だから何?」(by特攻野郎Aチーム)

なモヒカン茸光古学者、高野幸雄先生http://mushooming.exblog.jp/

によるキノコランプ展も

いよいよ今週金曜日20日からでございます。

当店は小生「不肖変態」を含め、

不要と言えば、不要。な物事ばかりでございますが。

熊楠先生のお言葉をお借りするならば、


「全滅すると世界にとって大きな損失になりうる、肩書きなき変態ワールド」


でございます。






2月20日(金)~2月24日(火)

通常時間帯営業

*17日(火)18日(水)は準備休業 25日(水)は搬出日休業となります。

ご注意ください。

*展示中は大変混雑が予想されます。

満席時は、展示をご覧いただくだけでも大丈夫ですので、

どうぞご入店くださり、ご観覧ください。




世界に


不要のもの


なし。





*画像は昨年のキノコランプ展の様子



 






PM10:00お店を閉める。

シャッターを下ろし、厨房以外の明かりを消す。

シンクを拭き、珈琲フィルターをジップロックに入れる。

掃除をして、ねぐらに帰る。

家に着くと、夜ご飯のしたくをする前に、

必ずラジオをつける。

チャンネルは、3年前からFM81.3MHzに合わせたままだ。

3年前からテレビは無い。



でも今日は、今夜だけは、なにもかもすっ飛ばす。

2月15日の日曜日のPM10:00だけは。



まずラジオをつける。



それからPM10:54まで、

私はニヤニヤしながらミックスナッツやチーズを口に放り込み

ワインを唇に運ぶだろう。

時にはジーンとくるかもしれないな。

今日だけは珈琲を淹れるというのも有りかもしれないな。

でも、家にはネルがないから辞めておこう。

美味しいあのチーズケーキも無いし・・・。

香りはきっと、



ラジオから流れるだろう。




365日、同じ81.3MHz。

たった1日、2月15日の今夜は、いつもと同じでいつもと違う

特別な電波が飛ぶのだろう。




















高野幸雄http://mushooming.exblog.jp/ キノコランプ 個展

ねじまき雲(陽)にて


「茸光古学(キノココウコガク)」


2月20日(金)~2月24日(火)

通常時間帯営業

*17日(火)18日(水)は準備休業 25日(水)は搬出日休業となります。

ご注意ください。

*展示中は大変混雑が予想されます。

満席時は、展示をご覧いただくだけでも大丈夫ですので、

どうぞご入店くださり、ご観覧ください。




キノコランプ作家、高野氏がねじまき雲で

個展を開いてくださいます。

作品数が少量でございますため、

ご購入された場合、展示期間中は全量展示とさせてただき

後日お引き取りないし発送とさせていただきます。ご了承ください。

今回も、昨年に引き続き、

立川の「シンボパン」さんhttp://www.shinbopan.com/

にご協力いただき、

キノコランプ展オリジナル、きのこパンとキノコなお菓子を

お作りいただけることとなりました。

ワインとビールも、とびきり美味しいリンゴジュースもご用意いたしますので、

光るキノコを鑑賞しながら、パンと特別なお飲物もお楽しみください。


画像は昨年展示されておりましたキノコランプでございます。

ヒダの造形も美しく、土台にいたるまで細部まで趣向を凝らした逸品は、

光らずとも造形美を味わえる作りです。

樹脂部分の製作は非常に難しく、

色の配合、微細なホコリも入らぬような気づかい

乾燥時の割れを防ぐための湿度調整などに、お時間と神経を使うようです。

土台は、流木を洗浄、乾燥、冷凍あるいは加熱による滅菌処理、

さらには出来る限り強度を持たせる工夫が施されます。

それでも強度的問題で使えぬものもあるそうで根気を要求される作業です。

あるいは升型の土台を作成し、その箱庭の中に自然環境を緻密に再現した

ジオラマ仕立てのシリーズもございます。

こちらの土部分には当店で廃棄される珈琲粉が

再利用されているものもございます。

今展示のテーマは考古学。

新たな土台タイプがお目見え予定となっております。

どうぞ今回も楽しみにお待ちください。

 









The Great Mushrooming Yukio Takano http://mushooming.exblog.jp/

A one‐man exhibition.

nejimakigumo ' YOU 陽 '

2/20Fri ~ 2/24Tue

14:00 ~ 22:00  LO 21:30

 ' Kinoko Koukogaku '

 Doctor Takano had to research the gleam of fungology.

Coming soon・・・

 





達人になるためのご本です。


散歩の。


達人たちが載っています。


喫茶店のマスターが。


そんな達人だらけの尊いご本に、


変態珈琲屋の私が載ってもいいものやら。


載せていただきました。


達人ではなく、変態として。



「散歩の達人」2015年1月21日発売号
大特集「理想の喫茶店」

書店、コンビニなどでご購入ください。


くれぐれも、


「散歩の変態」になりませんよう


道々、ご注意ください。






*掲載写真の店内は、昨年末の展示「オトナコドモ展」の
展示風景でございます。
混沌としたインテリアの感じが、ちょうど喫茶店っぽいですね。

散歩の達人さま、昔から当店を扱ってくださり有難うございました!
川口さま、ことあるごとに取り上げてくださり感謝です!
編集さま・および写真家さま、カッコよく載せてくださり嬉しく思います!





紡ぐものから、織りなす流れへ。





 

透き通る手と、糸と、静寂のさざなみ。





 

 生みだされるのは、美しいユビサキ。




 

優しく光るテキスタイルは、母なるガンガの流れのように。







竹林に護られし

真木テキスタイルスタジオhttp://www.itoito.jp/




「ハギレ市」出張珈琲が終わりました。


画像はカンテクロスを織る
スタッフさんの手元を撮らせていただきました。
まるで魔法のようです。

とても美しく尊い指先です。

道具と人と糸と組織の心が、すべてひとつになる
神聖な総意の瞬間のような気がいたしました。


手仕事は、

人がいる限り、

人でいる限り、

無くならない。

そんな気がいたしました。

私もそんな仕事がしたい。

と思いました。

ろくでなしの私も、

人である限りは。

人でなしにはならないように。


寒い中、お越しくださった皆様、どうも有難うございました。
そしてお店を長く閉めての出張珈琲、申し訳ございませんでした。


明日からまた日常。


ハギレ市というハレの祭りでカレていた私たちねじまき雲の日常にも
どうやら力が戻りました。


不死鳥の如く

エスプレッソマシン復活!!!


ご心配おかけいたしました。

年末に遂にこと切れたパヴォ―ニストラディバリでございましたが
なんと息を吹き返しました。

まだしばらくは
またこのボロボロの原始的手動式マシンにお世話になれそうです。



手と、道具と、エスプレッソの

とろりと優しい川の流れを生み出します。






真木テキスタイルスタジオ「ハギレ市」出張珈琲も

残すところあと2日。http://www.itoito.jp/



ハギレ市、私は真木テキスタイルスタジオ母屋の囲炉裏端で

12:00からラストオーダーの16:30まで珈琲を淹れております。

今回はハギレ市に合わせ「ハギレBLEND」を
作り、そちらを

・ブラック

・カフェオレ

あるいはご自身でお砂糖やスパイスを
入れでいただく

・アレンジオレ

の三種類でご提供。

すべて500円となっております。

アレンジオレにお使いいただける材料には
真木テキスタイルスタジオ内になっておりました柚子を
柚子ピールに仕込みましたものもございます。

国分寺のお店の町内の柚子も混ぜておりますが、
国分寺の柚子は黄色く、お味は少しクミンのようなスパイシーさが
あります。
真木さんの柚子はオレンジで、お味はクセがなく甘めです。

香りづけにお試しください。

母屋で珈琲とともにお召し上がりいただける

「サモサワーラーティモケ」さんによるサモサの販売は
終了しておりますが、

「トコロカフェ」さんのパウンドケーキは少量だけまだ
販売がございます。
どれも美しく美味しい逸品ですので、
ご興味ございます方はお早めに。



ギャラリーとカフェの棟では端切れと福袋が販売されておりますが
私の居る母屋では反物が売られております。

反物は1~3割引きで大変お買い得になっております。

真木さんの手により生み出されデザインされた糸たちは
100%インドの職人たちの手作業により
美しく紬ぎ織られております。

私もこの機会にスタッフの方に見立てていただき
小布つづりの反物を買いました。

こちらをストール代わりに着付けてもらい
身に着けて珈琲を淹れております。

反物であっても必ずしも仕立てをして縫製しなければ
いけないわけではございませんので
私のように縫い物の出来ない不器用男でも

切りっぱなしを首に巻いても良し。
ひざ掛けや、カーテンなどに使っても良いかもしれませんね。


では、本日明日の2日間、
あきる野にてお待ちしております。





1月9日(金)~15日(木)


11:00~17:00


*16日(金)は通常営業復帰のための仕込み休業となりますので
国分寺店は臨時休業とさせていただきます。
ご注意ください。












福袋。




これだけあれば、お多福袋。







真木テキスタイルスタジオさんhttp://www.itoito.jp/にて

「ハギレ市」

会期中、全日程で出張珈琲いたします。




1月9日(金)~15日(木)


11:00~17:00


ねじまき雲は OPEN12:00~LO16:30




つい先日、真木テキスタイルスタジオさんへ
出張珈琲に行った気がいたしますが、
またもやお呼びいただき
馳せ参じます。
もはや真木テキスタイルスタジオ喫茶事業部的心持ちでございます。

ハギレ市は工房で出る端切れを一年集め
それを大放出する市でございます。

糸一本にまで精神の行き届いた真木さんのハギレを
お得な価格で手に出来る年に一度の一大イベントです。

端切れのみならず、反物も1~3割引き。

さらには、中身のわかる大盤振る舞いの福袋まで。

布好きにはたまらない、垂涎のイベントです。



私は、母屋の囲炉裏端のリヤカーで
いつものように珈琲屋台いたします。

珈琲メニューも珈琲豆「ハギレブレンド」も
すべて500円の投げ銭式統一価格。


そして年始は飲食メンバーも盛りだくさん。

ねじまき雲だけではなく


焼き菓子販売にはなんと、
毎度おなじみ盟友、トコロカフェさんhttp://tocoro-cafe.com/index.html

のパウンドとスコーンが。
*内容はトコロカフェさんHP内日記をご参照ください。


そして去年も一緒に出店しておりました激旨インドスナックの
サモサワーラーティモケさんhttp://tidaaaa.exblog.jp/

の△サモサ。
*9日~12日のみの販売です。テイクアウトはありませんので
珈琲とご一緒にお召し上がりくださいね。


他にも真木さんオススメの美味しい焼き菓子が並ぶようですよ。

飲食はいずれも無くなり次第終了です。


*今回は残念ながらカフェでラケッシュさんのカレーはございませんので
ご了承ください。



16日(金)は通常営業復帰のための仕込み休業とさせていただきますので

当店は9日(金)~16(金)まで
自店にての営業はございません。
ご注意ください。

あきる野はとても冷えますので、
どなたさまも温かくしてお越しください。
もしくは寒いようでしたら、
羊年に羊毛のケープやショールをその場で手に入れるというのも
いいかもしれませんね。

では、囲炉裏端でお会いしましょう。














 








お正月もあとわずか。


皆様はいかがお過ごしでしょうか?
節目に英気を養い気持ちを新年に向けシフトしている方。
正月関係なしに働かれていらっしゃる方。
今日から仕事初めの方。
様々な節目の過ごし方がございます。


当店は毎年恒例のネ神社バージョンで営業しておりますが、
それも明日6日まで。

ネ神社といっても信心深くない私共の
罰あたりな遊び心でしていることゆえ
何のご利益もございませんが。

そもそも鳥居としめ縄は厨房に設けられておりますので
参道すらございません。

鳥居もしめ縄も起源は諸説さまざまですが、
日本においては古来より結界や、神域を示すものです。

鳥居が、通る門であり入口。
続く参道は、産道。
奥の空間や社殿は、子宮。
ソコへ御参るというのは、産まれ出でたる処へ還る行為である
という説も何かの書物で読んだ覚えがあります。

皆様が知るわらべ歌「とおりゃんせ」で手をつなぐのも
ある意味、鳥居を作っているのでしょうね。
「天神様の細道じゃ」
古くは古事記、日本書紀まで遡り、天照大御神の日本神話
天岩戸の一節に鳥居やしめ縄は登場します。

と、文化人類学的に読み解くと
なかなか正月飾りやオセチひとつとっても
興味深く奥深いものがございます。

珈琲店にとってキッチンは、結界内であり神聖な箇所。
節目としてそこに鳥居やしめ縄があるというのも
こじつけではありますが、筋は通っているかもしれません。

その中で生み出された珈琲という妙薬が、
抜け難い結界を抜け、お正月に皆様の御口に入るわけです。
そして皆様から頂戴いたします懐から出たものだけが
等価交換として結界内に入ります。お賽銭のようなものですね。

と考えますと、なんだかネ神社も有難いような気になってもくるわけですが、
皆様にご利益があるかどうかは定かではございません。

定かではございませんが、
珈琲を飲んで気持ちを新たにリセットするということは
福を呼び込む善き節目過ごし。

本年が良い年でありますように、珈琲をお点ていたしますね。


当店は新年の通常営業は明日6日(火)まで。

何卒宜しくお願いいたします。

1月7日は、

出張珈琲の仕込み焙煎のため

青梅店営業はございません。

9日(金)~15日(木)までは

あきる野は武蔵五日市の

「真木テキスタイルスタジオ」さんhttp://www.itoito.jp/
で行われます「ハギレ市」に出張珈琲いたしますので
自店舗にての営業はございません。
ご注意ください。

通常営業スタイルで皆様のお目にかかれますのは
17日(土)からとなります。









常連さんからもらったミニ鏡餅に金柑を乗せました。

穀物神である年神さまへのお供え物を頂けるというのは有難いことです。
いつも有難うございます。















謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中も格別のご厚誼を賜りまして、誠に有難うございました。



新春は2日(金)より営業いたします。
本年1月の営業予定は前ブログ記事に記した通りでございます。
何卒ご確認のほど宜しくお願いいたします。


今年も器作家の上泉氏が、画像の南天を届けてくださいました。
国分寺店に活けてございます。


さて、本年最初の営業に関しましてですが、
通常メニューにての営業ながら、仕入先様方がお休みのため
欠品のものが多数ございます。

普段ケーキ作成を依頼しておりますお店もお休みのため
当方作成の羊羹くらいしか年始はお出しすることが出来ません。
ご了承ください。


また、これは重要なお知らせなのですが、

昨年最後のお客様の最後のカフェラテをお作りしている最中に
当店の手動式エスプレッソマシンが事切れました。
おそらくオーバーワークによる寿命だったのでしょう。
非常に不幸と言えば不幸な出来事でございますが、

昨夜、青梅の常連さんが

「良かったね~新年の忙しい時じゃなくて。
きっと、マシンも限界を越えて頑張って、
ごめんなさいもうダメ!って感じだったんじゃない?
『あぁこのお客さんなら許してもらえるだろう』って人のところで
壊れたんだよきっと(笑)。エライね」

というようなことを仰ってくださったのです。

あぁ・・・そうか。そういう考え方もあるなぁと。

難は、転じて福と成せばいいだけだ!!

少し気持ちが楽になりました。
状態は変わりませんが、考え方ひとつで状況は変わるものです。
そう考えると有難いマシンです。

電子部分なので、これまでのように自分で治せる自信はありませんが
愛いヤツゆえ復活を視野に最善は尽くします。
が、年始には間に合いません。

そこで、
エアロプレスという抽出器具と、
エスプレッソ担当が素人時代使っていた
大昔の家庭用エスプレッソマシンのスチーム機能だけを使用し、
本日、当店のクオリティーにできる限り近づけるよう
試作を重ねます。

ご提供は私のスロードリップ以上に遅くなりますので、
最遅のラテを出す、超スローリーなお店となってしまいます。

先に謝っておきます。


ごめんなさい。


ねじまき雲にはいつも、安息な幕開けなどありません。

難が用意されているから、その分、福が数倍嬉しい。

考え方次第で、小さな明日は変えられるものです。

皆様にも善き難がありますよう(笑)。



本年もどうぞ宜しくお願いいたします。






 

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