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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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気づいたら、
お店の近くの桜が咲いておりました。
すぐに暑さがやってくるのでしょうね。

さて、先週の「トコロカフェ」さんhttp://tocoro-cafe.com/
お菓子販売には沢山の方々においでいただきまして
有難うございました。

当方の予測の甘さから、予想外の混雑が起きてしまい
対応しきれぬ場面もありましたこと、大変失礼いたしました。
珈琲ご利用のお客様には非常にお待たせしてしまいまして
申し訳ございませんでした。
ここにお詫びいたします。

しかしながら、
トコロカフェさんのお菓子がそれほどに多くの舌を虜にし、
供給が追い付かぬほど求める方が大勢いらっしゃるということは、
非常に素晴らしいことだと思います。

このたび状況が変わったことを痛感いたしましたので、
カフェ空間でのトコロカフェお菓子のご案内は
残念ながら今回で最後とさせていただくこととなりました。

出張イベントで彼らとご一緒させていただく機会は
4月後半から5月頭にかけてございますので、
今後はイベント用珈琲とともにお楽しみください。

実店舗に重点をおくため
当店が積極的に長期出張珈琲イベントを行いますのも
今年が最後と心づもりしておりますので、
次回の数少ない機会を逃さずお楽しみいただければ幸いです。

お隣り「加藤けんぴ店」さんhttp://www.kato-kenpi.com/
も今回のイベントご紹介と、それに合わせ
楽しい新作おにぎり企画を練ってくださり有難うございました。
加藤けんぴ店さんがありましたことで、金・土曜日と
お待たせしてしまうお客様の行き所も出来
非常に助かりました。有難うございます。


本日からまた日常。

通常営業に戻ります。

しばらく無かったメニューラインナップ、

「チーズケーキプレーン・チーズケーキチョコ・杏仁カップケーキ」

をこれから引き取りに参りますので
売り切れ御免ではありますが、お楽しみください。

4月中旬からは、「bard songs ねじまきの森」でご好評いただきました
セトキョウコ氏http://kyococco.blog110.fc2.com/作成

「いちじくのチーズケーキ」

も期間限定で復活お目見え予定ですのでお楽しみに。

それでは今後とも何卒宜しくお願いいたします。










PR

 



お伝えしておりましたとおり

今週末の
3月25日(金)~27日(日)は
「トコロカフェ」さんが当店に出張焼き菓子販売にいらっしゃいます。

よってこの期間につきましては
通常当店で提供しておりますチーズケーキ、羊羹、生チョコレートの類は
一切の用意がございませんのでご注意ください。

期間中は、飲食無し焼き菓子のご購入のみでのご利用も可能です。

ご購入いただきましたお菓子はドリンクとともに
当店内でお召し上がりいただけます。
店内のみでご提供なさるお菓子もあるそうです。

当店はドリンクのみでの営業となります。
普段と変わらないメニュー内容となります。
無くなり次第終了となりますが焙煎残りが出ましたら、
トコロブレンドウィンターのドリップも考えております。

なお、珈琲豆トコロブレンドウィンターは終売となります。

珈琲豆と焼き菓子はトコロカフェさん扱いとなりますので、
お手数ですが、ドリンク以外の
焼き菓子・トコロカフェ販売物・珈琲豆は
トコロカフェさんでのお会計をお願いいたします。

焼き菓子など内容詳細は、
「トコロカフェ」さんのHPhttp://tocoro-cafe.com/nikki.html
ご確認ください。

イベント明けの
3月28日(月)は臨時休業とさせていただきます。






当店のお隣り「加藤けんぴ店」さんhttp://www.kato-kenpi.com/
25日(金)26日(土)は営業がございます。*日月定休

この日は画像にありますトロトロまるまんま玉葱が入った
特製春おでんの販売があるそうです。

繊細な味付けで、贅沢に出汁がひいてありますので飽きが来なく
素材の旨みを感じる食べ応え。
崩れぬようしっかりキャベツに巻かれた鶏肉もホロホロです。

さらに味を引き立てる、もう一振りの工夫もご用意してらっしゃるようで
楽しみですね。

嬉しいことにこのイベントに合わせ、新作のおにぎりも登場予定だとか。

最近ではおにぎりも芋けんぴも瞬殺で売り切れるほどの大ブレイクぶり。
先日行われた外イベントでも、一番の大行列が出来ておりました。
もはや押しも押されもせぬ大人気店ですので
営業時間や、販売状況などは、
加藤さんのブログや、連動しておりますツイッターの
ご確認を忘れずにチェックくださいますよう
お願いいたします。


春の行楽に、焼き菓子とおにぎりを。
























それだけに。


朝のキンと張りつめた空気が、だいぶゆるんで参りました。
それだけに花粉もだいぶ飛びますのが辛いところではありますが
それだけに、もう春ということでしょう。

さて、おおまかに今後の予定を記して参りますので
ご確認のうえ、お出かけのご参考に加えていただけますと有難く存じます。


3月25日(金)ねじまき雲(陽)にて「トコロカフェ」さんhttp://tocoro-cafe.com/のお菓子販売
3月26日(土)同上
3月27日(日)同上
3月28日(月)臨時休業とさせていただきます。

4月18日(月)葉山「昵懇」さんhttp://jiccon.com/へ出張珈琲
4月19日(火)臨時休業とさせていただきます。

4月27日(水)準備休業とさせていただきます。
4月29日(金)あきる野「真木テキスタイルスタジオ」
http://www.itoito.jp/
さんへ出張珈琲

4月30日(土)同上
5月1日(日)同上
5月2日(月)同上
5月3日(火)同上
5月4日(水)同上
5月5日(木)同上
5月6日(金)臨時休業とさせていただきます。

6月3日(金)臨時休業とさせていただきます。
6月4日(土)飛騨高山「SOY」さんhttp://www.hidatakayama-soy.com/へ出張珈琲
6月5日(日)同上
6月6日(月)臨時休業とさせていただきます。



*長期出張珈琲、遠方への出張珈琲がございます。
青字赤字は実店舗を閉めることになりますが
ご了承ください。

*各詳細はおって追記いたしますが
予定の変更なども予測されますので、
お手数ではありますが、お越しの際はブログのチェックを
お願いいたします。



昨年で自店での手の込んだ飲食イベントは終了させ、
今年で長期間出張で店を空けることは
ひと段落させようと考えておりますので、
これほどの動きは最期と心づもりしております。

それだけに、普段のねじまき雲には無い
出張先での創意、ハレの明るみを味わっていただけますと幸いです。


限りあるものや、加えられたものを。

それだけ

に終始せず。

それだけしかない

と思わず。

それだけに

楽しもう、知ることができたと、

感じられる日々で

ありたいものです。









 


今年も甘い春の季節。

季節限定、個数限定の

「苺のシロアン羊羹」の季節がやってきました。

今年の苺は「あまおう」

倍以上仕入は高くなりましたものの、
そこは自滅的性質のねじまき雲。

何故かお値段据え置きの¥500ぽっきり。

賞味期限が短いので、これで出ないと
我々の心もぽっきり。

一回に数個しか作れませんので売り切れ次第終了です。

お味は、流石にあまおう。

適度な酸味と甘みは、高級なショートケーキを
頬張ったような気分。

残念ながらこの苺のシロアン羊羹。
苦い珈琲には、すこぶる合いません。

ラテやオレ。酸味のある珈琲とお楽しみいただけますと
幸いです。


*お財布と季節と相談しながら比較的早め、気まぐれに終わる
期間限定品ですので、終了時期は未定です。















 




「あまり目立ちたがらないアーティストがほしかったみたいで・・・」

昨日、会話の中で彼はそんなことを言っていた。
そういう自覚もあるということなのだろう。

だが、決して彼は目立っていないわけではない。
表面上の見てくれで、目立っていないだけだ。

こつこつこつこつ、積み重ねてきたものが内側から輝くから
人の心に、見た目以上の何かを刻むのだろう。


田中彰「樹について」

三菱一号館美術館 歴史資料室 入場無料http://mimt.jp/museum/history/

2016年 3月4日~5月22日



田中彰氏は武蔵野美術大学をお出になられ
ご活躍なさっていおられるアーティストです。

お聞き覚えの方もいらっしゃる名かもしれません。

当店にて昨年おこなわれましたイベント「スープの時間」に
出汁レシピの版画制作でご参加くださったのが
タナショーこと田中彰氏です。

田中さんはもともと「スープの時間」を共同開催した
「いずん堂」さんhttp://izundou.exblog.jp/の常連客でした。

学生時代から、大学からほど近い「いずん堂」さんでカフェタイムを過ごし、
オーナー門野夫妻と親交を深め
プライベート、作品制作の両面において、
栄養を得ていたようです。

そして彼は
「アートアワードトーキョー丸の内2015」において
三菱地所賞を受賞。
その他数々の賞を得、この度の展示へと歩を進めたのです。




 


告知誌面の紹介に彼の言葉が載っている。

「樹の表面は世界に触れているが樹の内側が本当はどうなっているのか、
切り開いてみるまで知ることはできない。断面を切ったらそこには、
樹の周りで起きた出来事の記憶や情景が描かれているかもしれない」


田中彰氏は「いずん堂」さんとの親交は厚いが、
当店が彼に何か特別良く尽くしたわけではない。
それなのに彼は、事あるごとに、無い時間を縫って
当店にも遠方から足を運んでくれている。
昨日も、限界でボロボロの身体を引きずって。

綺麗に着飾った上辺だけの言葉や、大げさなパフォーマンス
過剰な自意識は彼にはない。

表に出ない地味でも誠実な積み重ねは、
見ている人は見ているものだ。

年輪を積み重ねた人が作ったものは、
表にも、内側にも、現れるスゴミがある。

この展示は期間が長いので、私にも見れるチャンスがありそうだ。

私も、足を運ぼうと思う。

樹について、学ばせていただきに行こう。


*現在「いずん堂」さんでは、田中彰氏を祝して
氏の作品販売を少量おこなっておられるそうです。
詳しくは「いずん堂」さんのブログをご覧ください。







 
ハードディスクの集積の底から
懐かしいイラストが出てきました。

2009年に当店で開催したエキシビジョン
「キノコノココロ」展のものです。

こちらをデザインなさったのは
「ミッドナイトマッシュランプ」展の
キノコランプ作家、高野幸雄氏。





2008年開催の、ねじまき雲初キノコイベント
「ネジマキノコ」展に続く第二回目が
「キノコノココロ」展でした。

このテイストのイラスト、
どこかで見覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。

じつは現在、当店の看板として使用させていただいている紋章は、
第一回目の「ネジマキノコ」展のものを
流用した高野氏作成のイラストなのです。





この画像は高野氏ブログのプロフィールに使用されているものです。
当店の窓辺で撮影されています。

キノコランプNo.5

高野氏が2007年頃、5番目にお作りになったキノコランプだそうです。
パブリックな場にあるものとしては最古の部類ではないでしょうか?
現在もねじまき雲(陰)で見ることが出来ます。

あらためて、ねじまき雲は常に真夜中のキノコたちと共に
歩みを進めているようなものだなぁと思うのです。


 

今年出展されたNo.255

いよいよ300番台の大台に迫ろうというところです。

昨年産みだされた新手法
人気の「ビン型」と、人気の「ドロッとした」を
かけ合わせた最強の新作「ドロッとしたビン型」

同じことを続けるということは、
同じで在り続ける難しさと闘いながら、
少しでもクオリティーを高め
常に新境地を切り拓いていくということでもありますね。


 
蜘蛛の巣のように天に張り巡らされた無数の黒い糸。
今展の目玉、星空発生装置「スター・クラスターシステム」


 
真夜中ともなれば、
垂れた糸の先には銀河の露が爛漫と瞬くのです。



天に蜘蛛の星。地に幽玄の灯。
あの、蛍の宙に止まったようなピカピカとした星団は消え、

 
白や、赤や、黄色に、ぼぅと浮き上がる妖精のランプも
まるできれいさっぱり無くなってしまいました。
あれだけ鳴いていたフクロウのホゥホゥとしたのさえも
もう、どこかへ行ってしまったのです。


 
嵐は去りました。
高野氏の魔法は解かれたのです。

2016年のキノコランプ展は
高野氏の長年の研究成果を凝縮した
嵐の魔法「テンペスト」のような5日間でした。


・・・でも本当に、魔法は解かれたのでしょうか?

搬出を終えた窓辺を、つと見やれば


んっ??




おすし!!!

お茶目なモヒカンの魔法使いは、
完全に魔法と解くなんてヤボなことは
しなかったようです。




しばらく魔法は
融けそうにありません。



高野幸雄個展「Midnight mushrumps」
は3月1日をもちまして、閉幕となりました。

ご来場くださった皆々様方、
どうも有難うございました。

そして高野氏、
一年をかけた超大作を
有難うございました。


and you, whose pastime is to make Midnight-mushrumps,

そして、真夜中のきのこ作りを楽しみ、

that reioyce to heare the solemne curfewe,

荘厳な夕暮れの鐘を聞いて喜ぶ者たちよ。



*明日からしばらくの間、
ねじまき雲(陰)にあるキノコランプ
ならびに、当方所蔵のキノコランプ数点を
ねじまき雲(陽)にて公開いたします。

キノコランプの撮影は可能です。

残りのタケをお楽しみください。








 



高野幸雄http://mushooming.exblog.jp/個展「Midnight mushrumps」
(作家全日在廊予定)

2016年
2月26日(金)~3月1日(火)
14:00~22:00 LO21:30

搬出等に伴いまして

3月2日(水)臨時休業


いよいよ最終日を迎えましたキノコランプ展。

昨日は人の波もだいぶ落ち着いて展覧会らしい一日。
ゆっくりと作品を楽しむ余裕が生まれました。

今展で、お気づきの方もいらっしゃったかもしれませんが、
外が青暗く夜のとばりを下ろそうとする時、



それまで聞こえていた小鳥たちのさえずりは鳴りを潜め
フクロウと虫の音がそれにとって変わります。
そうして一層キノコの怪しい光と星空とが輝きを増す時間が
やってくるのです。



毎回のように作家高野氏は空間をトータルで仕上げて来てくれます。
今回はコンセプトに合わせキノコランプの他に星空を。
そして夕方5時、光が夜のそれに切り替わる時刻
音も切り替えているのです。
音源を多数設置し別々の音を効果的に流しています。

シェイクスピア「テンペスト」の一節、
真夜中のキノコ作りを楽しむ妖精たちが動き出す
夕暮れの鐘が鳴るタイミングを表わしています。

視覚、聴覚、時間、文学、そして当店は味覚、嗅覚、触感ならぬ食感を。

5感、6感をフルに使って楽しめる千秋楽でありますように。




「昵懇」さんhttp://jiccon.com/
フランス仕込の美味しい焼き菓子もまだ少量ご用意がございます。

特製のきのこキッシュも、ワインと合わせてお楽しみください。



明るい時に味わえる味わいのディティールと、



暗闇の味わいを。


 

キノコランプはお蔭さまをもちまして
総て完売(sold out)致しました。
誠に有難うございました。
ランプの観覧、撮影は可能ですので
楽しんで頂けましたら幸いです。

静かに落ち着いて珈琲を嗜みたい方々には
ご迷惑をおかけしてしまいますが、
音楽も大きめで、お酒もお出ししております。
故に店内の会話などもかなり大きくなっております。

珈琲をメインにご来店をお考えの方は
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
あるいは、展示期間をお避けいただき
通常営業をお楽しみいただくことをオススメいたします。

何卒ご理解のほど宜しくお願いいたします。




 




高野幸雄http://mushooming.exblog.jp/個展「Midnight mushrumps」
(作家全日在廊予定)

2016年
2月26日(金)~3月1日(火)
14:00~22:00 LO21:30

搬出等に伴いまして

3月2日(水)臨時休業



只今開催されておりますキノコランプ展。

3日連続で開店前には行列ができ
3日目は入店できない方々が大勢出てしまうという
異例の事態になってしまいました。
お入りになれなかった方々には、大変申し訳ございませんでした。
また、大混雑と、大変飲食の提供が遅れましたこと
重ねてお詫び申し上げます。

なお、2日目にはお蔭さまで
早々キノコランプは総て完売(sold out)致しました。
誠に有難うございました。
しかしながら展示期間中はキノコランプの観覧、撮影は可能ですので
どうぞキノコガリならぬキノコドリを楽しんで頂けましたら幸いです。


 

展示の性質上、期間中は芸術が爆発しております関係で
音楽も大きめで、お酒もお出ししております。
故に店内の会話などもかなり大きくなっております。
地中から湧き出すようなキノコ熱。
ザ・コクブンジアンダーグラウンド・マッシュルーム酒場。
のような雰囲気です。



 


静かに落ち着いて珈琲を嗜みたい方々には
ご迷惑をおかけしてしまいますことを
ここに陳謝いたします。申し訳ございません。

珈琲をメインにご来店をお考えの方は
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
あるいは、展示期間をお避けいただき
通常営業をお楽しみいただくことをオススメいたします。

何卒宜しくお願いいたします。

下の画像は、今展のため作成いたしました
オリジナルドリンク

「きなごまラテ」

 


キナコの語感がキノコにどことなく似ていることで、
キナコをキノコの胞子に見立て
ごまでコクと香りをプラスした和の創作ラテです。
なんとなく見た目が茸のように不思議な竜舌蘭からとれる
有機アガベシロップで甘みを添加しております。

こちらを飲んでも変な幻覚が見えることはございませんが
光るキノコを見ながら楽しい気分になっていただけたらと思います。


 




 


 高野幸雄http://mushooming.exblog.jp/個展「Midnight mushrumps」
(作家全日在廊予定)

2016年
2月26日(金)~3月1日(火)
14:00~22:00 LO21:30

搬出等に伴いまして

3月2日(水)臨時休業



ついに昨日幕を開けましたキノコランプ展。


満員御礼。
予想を遥かに上回る人出でございました。
ご来店くださった皆々様、
平日にも関わりませずどうも有難うございました。

また狭い店内ゆえ、窮屈なご飲食でご迷惑おかけいたしました。
譲り合いの精神をお持ちくださり、誠に有難うございました。
重ねて御礼申し上げます。


さて、そのような訳でございまして、

当方で、ご用意いたしました
「昵懇」さんhttp://jiccon.com/オーダー分の焼き菓子は
キミクッキー数個を除きすべて完売。
きのこキッシュも完売となりました。
次回納品は、
明日28日(日)明後日29日(月)
となりますので、しばしお待ちくださいませ。

よって、本日27日(土)は
当店作成の

オレンジリキュールを効かせ、特製ココアパウダーをたっぷり使った
生チョコレート。

有機豆乳、有機メープルシロップ、有機バニラビーンズ使用の
レアチーズケーキ。

の2種をご用意いたしましたので、
宜しくお願いいたします。

こちらも無くなり次第終了でございますのでご了承ください。


キノコランプも相当数の買い手がついておりますが、
展示期間終了までは全数会場にございますので
ランプの写真撮影は可能です。

暗くはなりますが、ミッドナイトですと、
今展の世界観を充分に味わっていただけますので
お楽しみいただけましたら幸いです。





*ご購入の作品は、例外を除き後日作家からお引き渡し、発送となります。
(海外発送はしておりません)
当店は現金のみでの対応となっております。
クレジットカードなどはご使用いただけませんのでご了承ください。


we aren't very good at English, so we would like to ask for interpretation.

We are sorry.
No international orders available.

Thank you for your understanding.






























 

 

赦す。ということ・・・





高野幸雄個展「Midnight mushrumps」

2016年
2月26日(金)~3月1日(火)
14:00~22:00 LO21:30


展示準備等に伴い

2月24日(水)臨時休業

3月2日(水)臨時休業




and you, whose pastime is to make Midnight-mushrumps,

そして、真夜中のきのこ作りを楽しみ、

that reioyce to heare the solemne curfewe,

荘厳な夕暮れの鐘を聞いて喜ぶ者たちよ、



キノコランプ展のDMに刻まれた台詞は、
シェイクスピア晩年の作「テンペスト」のひと幕。


今展のタイトルを決めるため高野氏が自らひねり出した言葉は

「ミッドナイトマッシュルーム」でした。

それを氏が検索しヒットしたのが





こちらのレコードだったそうです。


英国プログレバンド「グリフォン」1974年作2ndアルバム

その名も「ミッドナイトマッシュランプス」

当時グリフォンが「テンペスト」の劇伴を演出家に依頼され
作曲した音楽が収録されています。

こうして高野氏は自らの着想から時代を遡り
1974年のグリフォンに出逢い、ついには400年の時を越え
1611年のシェイクスピアに行き着いたのです。

シェイクスピアの時代、未だ「茸」の英語綴りは安定しておらず
「マッシュルーム」ではなく「マッシュランプ」と綴られていたようです。
不思議と、400年前には高野氏が表現するキノコランプそのものこそが
「茸」という字として綴られていたのです。
妖精の作りだすフェアリーランプと思われていたのかもしれませんね。


「テンペスト」はシェイクスピア没年より5年前にしたためられた
遺作と言われています。

ミラノ公爵の座を、実弟の陰謀により奪われた男が幼き娘とともに
孤島に流れ堕ちるところから物語は始まります。
魔法使いとなった男。成長した娘。
偶然孤島近くを通りかかる船には、かの弟とその息子。
復讐を決意した魔法使いは嵐を起こし、船を島に漂着させるのです。

復讐劇。それが「テンペスト」です。

しかし最後に男がとった行動は、
復讐の追求を辞め、「赦し解放する」という行為でした。
しかも、罪を悔いるものも、悔いていないものも
すべてを赦すのです。
魔法の源である杖を折り、使役し束縛していた妖精をも
解き放ちます。
そのフィナーレ間際、男の口から出る言葉こそが、

 
「~そして、真夜中のきのこ作りを楽しみ、
荘厳な夕暮れの鐘を聞いて喜ぶ者たちよ、

 お前達の、か弱い力を借り真昼の太陽を暗くし、
荒れ狂う風を呼び出し~ (中略)
 ~すべて私の魔法の力だ。
だがその魔法を今日限りで捨てよう!」

最後には自分の力も捨て、何者でもなくなった男は
観客に向かい問いかけるのです。

「あなたがたに私をゆだねる。
この私の戒めを拍手をもって解き放ち
自由にしてほしい」と。


すべての束縛を解放せねば、
己を真に自由にすることなど、出来はしない。

赦すということとは、
悔い改めさせることのみに非ず。

男は言います。

「潮が満ちてきた。
潮が満ちるとき、今はまだ泥に汚れた身も
洗い流してくれるだろう」
 
妬み 恨み 復讐 束縛 愛 解放がもたらす真の解放

高野氏のお蔭で、思いがけず400年前を生きた一人の劇作家の
孤島の精神に
触れることが出来ました。

テンペストはカテゴリーとしては喜劇です。

2016年のある金曜日から始まらんとする
ねじまきのテンペスト(あらし)は
果たして皆様にとって、喜劇でありますように。






今年は、毎年展示用にオリジナルパンとお菓子を頼んでおりました
「シンボパン」さんhttp://www.shinbopan.com/shop/shop.html
お休みのため、
代役として、高野氏も面識があり当店も大変お世話になっております
「昵懇」さんhttp://jiccon.com/
フィナンシェと、展示オリジナルで数量限定のキノコキッシュを
お作りいただけることになりました。

当店も展示用に「天空」の名を冠した珈琲豆を取り寄せてございます。
甘き夜の香り、酸味瞬く空のような珈琲を焙煎できたならと
思っております。


只今

時空を越えて

星空の舞台を

整えている最中にございます。

どなたさまも

開演の鐘まで

しばらくのお待ちを

お願い申し上げます。





高野幸雄氏ブログ「グレイト☆ダイアリー」http://mushooming.exblog.jp/

 

妖精の棲まう孤島には、そこかしこ

誘惑の菌糸が張り巡らされているのです。

上陸した者すべてを狂乱に導くような、光輝く魔法とともに。


「Midnight mushrumps」

2月26日(金)~3月1日(火)まで
行われますキノコランプ展

作家 高野幸雄氏「Great Mushrooming」http://mushooming.exblog.jp/
アトリエへ今展の作成についてお伺いするためお邪魔して参りました。




キノコランプの傘はガラスではなく透明樹脂に色彩を練り込み
作成されています。
繊細な指先で成形作業を行う高野氏。


 
完成しました!!キノ・・いや、おすしです。照りといい筋といいその質感は
まるで本物のような出来栄えです!
とても美味しそうなマグロです。
いいよね~おすし。
だいぶ食べてないなぁ・・・へっ?おすし??

いえいえ、実はこの可愛らしい小さなお姫様は
アトリエに遊びに来ていた高野氏の娘さんなのです。
おすしソックリのお菓子作りに勤しんでいらっしゃいました。

現代お菓子の完成度の高さには
それを見守る大人たちのほうが狂喜しておりました。




この日は先月まで当店で行っていた展示
「bird songs ねじまきの森」の作家
マスミツケンタロウ氏http://house-jp.org/(画面左)も
山梨から遊びに来てくださり
青梅ツアー。
マスミツ氏の回転する鳥の森から
高野氏の光るキノコの森にバトンを繋ぐという
景色になりました。

お世話になっている銅版造形作家
持田史人氏http://www.chanchikido.jp/fumine/(画面右)のアトリエに
お邪魔した後、皆で高野氏のアトリエに押しかけさせていただきました。
高野氏、快くお迎えくださり有難うございました。

肝心の高野氏(画面中央)は天井から垂れ下がった黒い線に見きれて
顔がよくわからないという仕打ち。申し訳ありません。
本当は撮影のため、気合いの入ったレインボーモヒカンを
ゼブラのたてがみようにピンとそびえさせて下さっていたのですけど、
そちらは当店の展示でご本人とご対面するまでのお楽しみです。




高野氏の前に垂れていた線に近づくと、先が発光しています。
今展の舞台でキーとなる仕掛けです。
こちらもどうなるかは展示が始まってのお楽しみです。


 
ピンクやチョコレート、クリーム色。
まるでお菓子のようなこちらが製作途中のキノコの傘です。


 
傘裏のヒダのディティールにも手を抜かず
様々なパターンの型で対応なさっていました。

魔法の杖でも欲しいところでしょうが、
前例のない発想でオンリーワンの仕事をするということは
いちからすべてを研究し手探りで産みだすということです。
外からは見えないLED部分の配線や塗装ひとつとっても
繰り返し試行錯誤されクオリティをあげているそうです。

値段とスタンスはおいそれと変えられないが
追求と挑戦の手は緩められない、ストイックなほどの人の好さっぷり。
なんともシンパシーを感じてしまいます。


 
こちらは乾燥中のResin clay Mushrump partsたち。
おすしのお菓子に勝るとも劣らぬ美味しそうないでたちです。
こうした何重もの工程を経てやっとひとつのキノコ部分が出来上がるのです。




高い着地点を求めているのは土台部分も同様です。
納得のいくものが無いのなら、出来合いのものを使用せずに作る。
この土台も何枚もの切りだした素材を組み合わせた
手の込んだ作りです。
これが完成すると、昨年の展示で注目度の高かった




このようなビン入り標本タイプのキノコランプが仕上がります。
昨年は一点しかありませんでしたが、製作現場を見る限り
今年は数点お作りいただけそうです。


 
夕暮れの鐘が鳴りだす頃、アトリエ二階のロフトでは
高野夫人が美味しい鍋まで振るまってくださり
宴が始まりました。
生きることの詰まった、なんと豊かな場所でしょう。

新しい世界は、
束縛から解放された垣根のないステージに集う人間たちが
フェアリーリングの円になって共鳴しながら産みだされていくのでしょう。

宴が終わり私たちは嵐のように去りましたが、
真夜中のキノコ作りを楽しむのはこれからです。

姫と魔法使いは、アトリエに棲まう妖精たちとともに
夜な夜なこうして光るキノコを作っているのです。


キノコランプ展

「Midnight mushrumps」

ねじまき雲(陽)


2月26日(金)~3月1日(火)
14:00~22:00 LO21:30


展示準備等に伴い

2月21日(日)臨時休業

2月24日(水)臨時休業

3月2日(水)臨時休業

となります。


何卒宜しくお願いいたします。












 

暖冬暖冬と気を緩めていたら、断続的大寒波が半端ない。
家の窓からは隙間風が入りすこぶる寒い。
今まではエアパッキンを貼って凌いでいたが
風でカサカサ音がするたび「昭和枯れすすき」が頭で流れるのである。
数年発起し昨年末、内窓を取りつけ「脱・枯れすすき」工事を行った。


 

親切な古道具屋さんが分けて下さった古い窓枠の割れたガラス箇所に
別のガラスを移植していく。
便利なもので、擦りガラスシートというものがホームセンターに売っているので
透明なガラスにはそれを貼ると、すべて不透明な窓にできる。





仮り組した材をはめてみる。
隙間から光が漏れているのでこれを埋めねばならない。
がしかし、ここまで一日の突貫工事だったので
無理が祟って腰をひどく痛めるアクシデントが発生。
何事も無理はいけないのである。
そうして更に年末にはバイクが壊れ途方に暮れるのであった。





いろいろあってテンションも落ち、年をまたいでしまったがめげず作業を再開。
網付き換気口も取付け、夏場の換気もできるようにする。





マスキングをしてペンキを塗る。


 

枠はオイルステンで家の色に合わせると、同化して違和感がなくなる。





隙間埋め材で極力隙間を埋め、完成。
この二重窓の優秀なのは
カーテンレールの隙間と、下に敷いたコンパネに留めることで
建物に穴をあけていない点である。
賃貸でも、これなら傷を付けずにリフォーム可能だ。

隙間風も入らず窓からの冷気がかなり防げた。
オンボロロ~ではあるが、これでようやく「昭和かれすすき」から
「石狩挽歌」くらいの力強さは得れたのではなかろうか。

これでどんな寒波もへっちゃらだいっ!!

と思った矢先、先日の重い大雪で、ついに青梅の屋根が壊れ

雨漏り

あーあ~ああああ~♫ ああ~あああああ~
んんんん~んんんん~ ん、んん~ん ん~んんん~♪
ハらららら~ららら~ららら~ら ららーらら~♬
んんんん~

これはもうボクがどうにかできるレベルではないわけで・・・。
この東京砂漠、自営で生きていくっていうのは大変なわけで・・・。

今、頭の中は「昭和枯れすすき」から、
途方もなく静かに「北の国から」が流れているのでありました。

年が暮れても明けても、試練のなかった年はないなぁ~。
珈琲屋をやめない限り、楽はないのか。

今日も夕方から日本列島は大荒れの予報である。
特に西日本の方は要注意だそうなのだが、
そんな中、当店常連さんであるテディベア作家

外間宏政氏http://tdpb-hokama-h.com/

が、なんと山口県は俵山にある

「ロバの本屋」さんhttp://www.roba-books.com/

に出張展示しているのである。

展示の減るこの季節にあえて山口の山奥に出向き、吹雪の展示とは。
震えるほどの面白さである。
お金と暇があれば駆けつけたい気持ちをぐっと堪えて、
今回は当店、豆のみ展示用に送らせていただきました。





気合いを入れて古いDMや新聞やお菓子のパッケージを
切り抜いて地道にのりでペタペタコラージュ。
窓工事でひっかけて殺生してしまったミントもついでにコラージュ。

BLEND「R&B(ロバ・アンド・ベア)」

ロバの本屋さんに卸しているマンデリン深煎り50%と
外間さんのお好きなブレンドに使用しているメキシコの深煎り50%を
ミックスした特別仕立て。
こっくり苦めで雪見珈琲にはぴったり。
思わず窓辺の雪景色を見ながら

「ほ、ほたるぅ・・・」

と呟いてしまうことでしょう。

この「冬ごもりの手仕事」展
外間さんとねじまき雲のほかに

当店もお世話になっている
「昵懇」さんhttp://jiccon.com/
からはジャムや焼き菓子が。

「Picnika」さんhttp://picnika.net/
からは東欧の古道具と手仕事が。

それぞれ集っております。


ちなみに先ほどアップされたロバの本屋さんのブログは


「雪、降り出しました。

冬タイヤじゃない方は無理して来ない方がいいです。」


・・・今日は、遭難を避けるため行くのはやめたほうが賢明でしょう。
晴れた日には是非、足をお運びいただきたい展示です。

送った豆、なんとか売れますように!!
詳細は「ロバの本屋」さんのブログをご参照のほど
http://www.roba-books.com/category/05memo

それより当面は自分とこの屋根の心配をせねば・・・。

いや!へこむのは、屋根だけで充分だ!
人生は、リズム・アンド・ブルース!!
前を向いて、心はアップテンポに変えてゆけばいい。


「A CHANGE IS GONNA COME」

BY サム・クック

いつか必ず変化は訪れる。


*本日は東京も雪の予報が出ております。
無理な外出はお避けくださいますようお願いいたします。
どうか温かくしてお過ごしください。




 

森と





影。





線と


 


面で





回りはじめる。




 
自分だけの心地好さ


 

自分からでた言葉で


 

回れ。


 
 
まっさらになるぼぉっとを

今日はもてたろうか





平面ではない奥行きを

今日は届けられたろうか





日々は、年々廻っていくから

少し羽を休めたら

今日より明日は


 

高く高く

翔ぼう。




本日bird songsの搬出も終わり、
月を追う鳥が一匹だけ回るいつもの空間になりました。
なんだか寂しいような、しっくりくるような
不思議な心持です。
長期間の展示、お付き合いくださり有難うございました。

明日1月22日から通常営業に戻ります。

2月にはまた当店にて展示がございますので、
あとひと月ほどの通常営業となります。
束の間の日常ではございますが、
宜しくお願いいたします。

 







昨年一応終了してはいるものの、搬出の関係で一部継続しております

「bird songs ねじまきの森」

でございますが、いよいよ引き取りで旅立つ鳥も増え
雰囲気が日常へとだんだん戻りつつあります。

突然ではなく徐々にフィナーレへ向かい消えゆく展示というのも
いいものだなと思う日々です。

搬出日も決まり、本展の完璧な終了が

1月18日(月)と決定いたしました。

1月19日(火)は通常営業立て直しのため臨時休業となります。

1月20日(水)は搬出のため臨時休業となります。

お菓子も、セトキョウコ氏作成のものは切れましたので
当店作成のものに変わっておりますが、
そろそろ皆様のドリップ再開願望も高まっているようですので、
12日(火)から本展オリジナルの豆を使用した
ドリップメニューを解禁いたします。

完全な通常営業は22日(金)からとなります。

何卒宜しくお願いいたします。

















 





明日6日水曜日青梅営業は夜のみとなります。


本年初ドリップですが、
国分寺にて続いております展示の関係で、

青梅でのドリップは、こちらの展で使用しております
「bird blend」を利用いたしますので
通常のメニューとは変わります。

ご了承のほどお願いいたします。























 



ブィ~ン・ヴー・ビビビ・ビ・プス・プス・プス・ポスン・・・

「へッ?・・・マジッ?ノォ~・・・ガッ〇ム!!ファッ〇ュー!」



12月30日、年納め焙煎を終え
卸し先へご挨拶に行こうとバイクで15分ほど走ったら、

エンジンが止まった。

一昨日、走行中車のエンジンが急に止まってレッカーされた常連客の話しを
聞いたばかりだった。

あれはこの布石かぁ~っ!!

よりにもよって年の暮れ!
世の中神も仏もあったもんじゃない。
更に、数日前ギックリした腰には白い変身ベルトが巻いてある。
まるで締まらない仮面ライダーだ。
とことん・・・ついてねぇな・・・

エンジンを回そうと試みるが、何度やってもうんともすんとも言わない。
「くそっ、くそっ!う〇こまみれにはなるし、腰は痛いし
盗まれたり、壊されたり、焙煎機も壊れるし・・・」
脂汗とも冷や汗ともつかない液体を垂らし、
あらゆる呪いの言葉をブツブツ吐きながら
真っ青な相棒を引きづり来た道を戻る。

ふと、前にお世話になったバイク屋が近いことに気づき
ほぼ0%の希望ではあるが、一縷の望みを託して引き返す。


あ、まさかの

開いてる・・・ドアが。


その時の私には、大掃除をしていたバイク屋のおじさんの
黒いライダースジャケットが
開け放たれた教会のドアの前に佇む神父様の正装に見えたものです。

オ~ッ!!!神よ!!!!!

30分ほどして、私の相棒は死の淵から生還したのでありました。

「まぁ~しばらくは大丈夫だろうけど、
危ないから来年また持って来て。今日はとりあえずこれで」

「はい・・・」

2015年の締めくくりは、漢字一文字で表すと「壊」だった。



1日、朝6時、息が白い。
まだ薄暗い店を出る。

隣りの店の換気扇からはすでに、みりんと鰹節に抱かれた
人参みたいな光が漏れていた。

頑張ってるなぁ~。

独りじゃないってのはいいもんだな・・・エヘヘッ
凍えた身体が少しほぐれた気持ちがする。
バイクに取りつけた温度計はポイント0を指している。

すべては、0からだ。

エンジンは一発でかかった。

6時50分頃、バックミラーごし灰色の街の稜線は桃色に白んでいる。

ピカピカのでっかい蜜柑がむっくり空に現れると、
7時には前を走るトラックの荷台を
金色に染めていった。

アァ、マブシイナ。

毎日変わらず陽は昇るけど、
日々は谷底だらけだけど
店は変わらず通常営業だけど、
初日の出ってのは、
なんだか目に刺さってひときわ涙が出るもんだ。

30日、もしもバイクに乗らなかったら、
壊れたのは1日のこの瞬間だった。
届ける豆も届けられず、何もない街で途方に暮れていただろう。
今日じゃなくて良かった。
アンラッキーはラッキーだ。

どん底で動けなくなって、うずくまったっていい。
ようは、また立ち上がれるかどうかだ。
少しづつ、伸ばしていけばいい。
壊れたら、また直せばいい。作ればいい。

作という字は、人と、木の枝で加工する様を表す。
行い、起こすという意味もある。

2016年は、「作」の多き年にしたいものだ。

1日朝、
新たな気持で煎った初釜のメキシコは、
一昨日と変わらぬ狼煙を
誰もいない街に上げていった。



皆様

昨年中は大変お世話になりました。

本年も、こんな滑稽な店ですが、

変わらずご愛顧いただけましたら、幸いです。

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。


2016年

1月1日(金)営業(終了後展示の継続)

1月5日(火)営業
1月6日(水)青梅夜営業のみ再開
1月7日(木)定休日

*昨年より引き続き

「マスミツケンタロウ個展 bird songs ねじまきの森」

が続いております。

1日にはセトキョウコ氏の
「いちじくのチーズケーキ」「黒みりんのメレンゲ」
の追加搬入もございました。

展示完全終了日は現在のところ未定ですが、
しばらくは開催いたしておりますので、
昨年見逃したかたは、どうぞお越しください。

展示中はドリップメニューはなく、
エスプレッソマシンでの提供のみとなります。

新年初ドリップは、6日の青梅夜営業となります。










 

 


マスミツケンタロウ個展

「bird songs ねじまきの森」

いよいよ明日29日最終日を迎えます。


ご好評いただいておりました
セトキョウコ氏http://kyococco.blog110.fc2.com/のお菓子も
申し訳ありませんが昨日から完売につき欠品となっております。
イートイン用は当店作成のものに変更となっておりますが

セトさんの柚子生姜シロップはまだ少量取り扱いが
ございますので、どうぞご家庭で楽しんだり
年末年始のご挨拶などのお供としていただければと幸いです。


ねじまき雲は、この展示をもちまして年内の営業を終了し
定休日の30日(水)31日(木)を挟み
年始は1月1日(金)からの営業となります。
国分寺は通常営業通りです。

一応の本展示の修了にともない
お買い上げくださったモビールは数羽飛び立っていきますが
一月初旬ごろの搬出までは、この展が継続となりましたので
展示継続中はセトさんにチーズケーキの追加を
いただけることとなりました。

1月1日には追納の予定です。



2015
12月29日(火)マスミツケンタロウ個展最終日
12月30日(水)国分寺定休日(青梅は焙煎のみ)
12月31日(木)定休日
2016
1月1日(金)営業(終了後展示の継続)

1月5日(火)営業
1月6日(水)青梅夜営業のみ再開
1月7日(木)定休日











開催中のエキシビションも折り返し地点。
昨日マスミツケンタロウ氏が追納品をお持ち下さいましたので
ご紹介いたします。

天を舞う鳥たちに加え、地には動物たちがチラホラ集いはじめました。





一枚の革からこんなに豊かな表情が生まれることに
感嘆のあまり溜め息が出てしまいます。





この木々は、てっぺんにモビールを乗せることが出来ます。
賃貸ですと、なかなかご自宅の壁にネジ釘を打てないという
お声が多くございましたので、
壁付けになっておりますモビールをこの台に替えて
ご購入頂けるよう、マスミツ氏がご配慮くださいました。





森の起伏や流れを醸し出すような岩や石も。
氏の代表作のひとつでもあります、革の石。
私は初めてこの作品を見た時
一瞬、革なのか石なのか何なのか頭が混乱してしまいました。
それほど頭をかき乱してくれる不思議なモノというのも
珍しいかと思います。
お手に取って質感をお楽しみいただければと思います。
勿論ご購入もしていただけます。
ペーパーウェイトなどにいかがでしょう。





こちらは状差し。
葉書きや請求書などをサッといれておくのに最適なアイテムです。
こうして机に置けますし、背面に穴が開いておりますので
画鋲で壁に刺すことも可能です。





人気の金属アクセサリーも追納いただけました。
マフラーやストールを留めたり、
コートの胸にアクセントとして装っていただいたり。
帽子にお付けになるのも、甘すぎない大人の造形ですので
いいかもしれません。
冬コーデのワンポイントに、にび色の輝きを。





男の子心をくすぐるギミックが満載のこちら。
何だかお分かりになりますでしょうか?





実はライトホルダーなのです。
展ではこのワンセットで販売しておりますが、
マスミツ氏はホルダーに懐中電灯をセットし
持ち運び出来るようにしてキャンプ気分でお使いになるそうです。
森の中でこんな素敵な作品とともに読書タイムを楽しめたら
最高でしょうね。
電傘もセットできるそうですので
シーンに応じて様々な使い方を発見する楽しみも。
タブレットを挟んで三脚代わりにもできそうですね。





マスミツケンタロウ個展
「bird songs ねじまきの森」~29(火)

2015暮れ。

怒っても、落ち込んでも、哀しんでも

最後までワクワクな

楽しいを楽しむ年でありましょう。






 


12月23日(水)に行われる
レターセットワークショップに関しまして
お知らせです。

マスミツ氏は当日16:00くらいまでは
当店在廊しておりますので、
ワークショップには参加できずとも
展示がご覧になりたい方
マスミツ氏にお会いしたい方がいらっしゃいましたら
どうぞお越しください。
当日は特別営業となりますので、
当店自体もワークショップが終わり次第営業終了となります。

まだお席に余裕はございますが、


第一回 13:00~15:30

第二回 16:30~19:00 受付終了とさせて頂きました。

3,500円(珈琲1ドリンク付き)

ご予約はお電話にて承らせていただきますが
タイミングがつかめないお方が
いらっしゃいましたら、
当店メールまでご連絡ください。

ただし、下記アドレスの受信を有効にしてくださらないと
当店からの予約確定メールが届かない場合がございます。
メールでご予約くださった方には、
予約確定でも満席でも
必ずなんらかの形で
当方から返信するようにいたしておりますので
返信のない場合はお電話にてご連絡くだされば幸いです。

nejimakigumo@yahoo.co.jp





当店にはすでにプレス機が搬入されております。
先日マスミツ氏が、在廊しつつライブプレスを
してくださっておりました。
いくつかのポストカードはねじまき雲で生まれ
並べられております。


 

産みだされた作品も、

製作風景も、

いい絵になりますね。













 

  

マスミツケンタロウ個展

「bird songs ねじまきの森」


青木隼人さんの演奏会を終え
その音により命を吹き込まれた鳥たちは
空間との調和もとれ、だいぶ目にその光景が馴染んでまいりました。

今回はお菓子も特別。
セトキョウコさんhttp://kyococco.blog110.fc2.com/にお願いし
上の画像の黒みりんのメレンゲをテイクアウト用にご用意。
カリッとしっとりコクを閉じ込めた可愛いモンスター、
スライムのような愛くるしさ。


 

底冷えで風邪の予感がしたら、この生姜シロップをひと掬い。
お湯を注いで飲んだなら、美味しくひと冬風邪知らず。
我が家の定番、ゆず生姜茶も。
プレゼントにも最適なパッケージです。


 

本日で終了した前半戦のイートインは絶品のセトさんロールケーキでした。

抹茶粉の上に鎮座する、もっちりふわりとした生地に包み込まれた
ほどよい甘さの黒豆クリームが、凍える心も溶かしてくれます。
食べることができた方はラッキーでしたね。








後半戦も本日からロールケーキに切り替わり

上画像2種。

セトキョウコ氏特製

ガトーショコラと
いちじくのチーズケーキが
お目見えいたします。(状況により見た目が変わりますのでご了承ください)

ガトーショコラは、大人な甘さとねっちりとして濃厚な食感。
試食し珈琲と合わせましたら、鼻から魂が抜け出る美味しさでしたので
是非にと今回ラインナップに加えていただきました。

チーズケーキは、とにかく食べていただきたい一品です。
食べた者にしか分からない、筆舌に尽くしがたいお味、風味、食感。
気づけば皿は空になる。
恐るべしセトキョウコ氏。そんな至極の逸品です。






珈琲も負けてはいられません。
今展に合わせ焙煎ブレンドしました
bird blend を使いましたオリジナルラテ。

クリスマスとお正月の両方を意識した仕様です。

当店特製のココアパウダーを大地に見立て、
雪降る野に映えるクリスマスベリーないしは南天を
ドライストロベリーとミントをあしらって表現しております。





マスミツ氏の作品にも、
お庭で採れた南天の枝を挿した金属の花立てがございます。
クリスマス、お正月のお飾りにお一ついかがでしょう?

bird blendは
森と鳥のイメージで。

マンデリン深煎りのスパイシーかつナッツのような油分と
パナマ・ハートマン中煎りの明るさを合わせ
厚みを持たせてあります。

ハートマンはスミソニアン博物館の研究員が
住み込みで野鳥観察もしているエコツーリズム農園だそうです。

*今展はワークショップなど以外、ドリップメニューはございません。
エスプレッソマシンメニューのみです。





作り手の気が向くと、こんな絵も描いてくれるようですが、
基本はいつものシンプルなカフェラテです。
あたったら嬉しいですが、なにぶん気まぐれですので
出現率は低いようですけどね(笑)。

*スイーツは売り切れ次第欠品となります。
売り切れた場合は当店作成のスタンダード品をご用意しておりますが
何卒ご了承のほど。







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