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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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「マザーウォーター」という映画がある。

マザーウォーターとはウイスキーの仕込み水のことであり、
水の存在を日常に息づかせる京都を舞台にした映画だ。


ウイスキーバー、喫茶店、豆腐屋、銭湯、そこに交差する人々を
淡々と、しかし温かい視点で綴った物語である。

飲食業を営む人なら一度は見て損は無い。

それくらいスッとして穏やかな線の通った映画だ。

ここに昔ながらのお豆腐屋さんとして登場する役者に市川実日子さんがいる。


映画「めがね」などでも
繋がりを繋ぐような凛として存在感のある演技が魅力的で
どことなく現代的な空気をまとっている。
どっしりと、でもはっきりとしないものへふわりと問題を投げかける媒介のような
役どころが観る側の視点と重なるものがある、いい意味で親近感のある役者さんだ。


そんな好きな女優さんでもある市川さんが雑誌「エココロ」の
連載企画、「珈琲時間」のページの取材で
「ねじまき雲」にお越しくださいました。

暑さも手伝い、ド緊張で脇汗出まくりましたが、
スタッフの皆様のよどみ無いプロの動きや
編集さんの進行の組み立て、
市川さんのもつ屈託のない晴れ晴れと、それでいて凛としたオーラが、
場の空気をほぐし、まるで映画の一幕のように
流れるような仕事やお話しを引き出してくださったように思います。

さて、7月20日絶賛発売中「エココロ」(CAMPING LIFE 軽やかな生活)

は今号からリニューアルされ一回り小さくしかし内容が濃く、
暮らしのエッセンスが水のように溢れ出すほど詰まった内容です。
編集の方々の意気込みの伝わる、シンプルな表紙も好感がもてます。
このようなステキの一言で言い表せない誌上に取り上げていただけるのは
光栄の極みです。

「珈琲時間」の項では、毎回、珈琲に特別な想いを抱く市川さんが珈琲のプロをめぐり
焙煎や、豆、抽出などを通して珈琲を学び、体験していくという内容。
当店では色々なドリッパーや抽出法の違いによる楽しみ方を味わっていただきました。

市川さんご本人は、役どころよりも、様々なことに興味深々で、笑いの絶えない少年のような快活さと、
ズバ抜けた鋭い感覚感性の持ち主で、感覚的に珈琲を淹れている私には
とてもお話しし易い方でした。

いずれにせよ、はっきりとしないどっしりとしたものを解きほぐし、繋げる特殊な能力や
オーラのようなものを感じずにはいられないひと時でした。

はやくも次の号の珈琲時間が楽しみな内容です。


他のページも、

澄んだ水のように日常を仕込んで

深みを増していけるような


そんな味わい深い内容です。


ココロニ ミズヲ 。



是非お買い求めくださいネ。



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