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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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最近雪のことでしかブログを更新していない気がいたしますが、

また今週末も明日から大雪の恐れありとのことで、

様子を見つつ明日14日(金)は休業もしくは早仕舞いの可能性が

ございます。

予想どおりの大雪でありましたら、今回は早い段階で休業する構えです。

15日も積もりや電車のダイヤ、路面状況によっては

営業時間の変更や休業を考えております。



なにとぞご無理なきようお願いいたします。




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今朝、青梅に焙煎に参りますと、

お店の前の道路が、凍結のため一部通行どめになっておりました。


さきほどは国分寺でも雪がちらついておりましたが、

明日も場合によっては一時雪または雨が降るかもしれないということで、

原付での遠乗りは危険と判断し

明日2月12日(水)は

青梅、夜の部の営業を繰り上げ


19:00〜22:00 LO21:00といたします。


お間違いなきよう

よろしくお願いいたします。





昨日に引き続き時間を短縮し営業とさせていただきます。

確認してわかったのですが、

ブログ障害で、昨日アップした記事が、アップされているのにも関わらず
正常にサイトに反映されていなかったことが判明いたしました。

非常にご迷惑おかけいたしました。
大変申し訳ございません。


本日も大雪の影響で電車各線に遅れや運休が出ております。


当店は開店時間をずらし


16:00オープンと致します。



夜は更なる路面凍結などが予想されます。


雪もまだ多く、ご無理は怪我や事故などに繋がる可能性がございますので
充分ご注意ください。












本日は大雪のためJR各線もダイヤが乱れ、

大変お足下が危険な状況となります。

遠方の方は外出をお控えください。

これから雪のピークを迎え、夜は路面が凍結する恐れがありますので

当店は時間を短縮し、



14:00〜17:30 LO17:00

として営業させていただきます。





明日も状況を見て、開店時間を遅らせる等の営業を検討しておりますので
明日ブログをご確認頂ければと思います。




当店の扉の前は多少の雪が積もり、坂になっておりますので
何卒ご注意ください。



なにぶん東京の交通網は雪に弱く、雪に慣れぬ方も多いと思いますので
ご無理してお越しになりませんよう
お願いいたします。





明日2月8日と明後日9日は、東京多摩地方大雪予報につき

雪の状況を見て、お店にわざわざお越しくださることが危険と判断致しました場合、

休業あるいは、早仕舞いとさせていただく予定でございます。

明日12:30の段階で、もう一度ブログをアップし

とりあえずの決定を下します。


大雪となりましたら、皆様も極力遠出なさらず

ご自宅にて珈琲をお楽しみくださいますよう、お願いいたします。














国分寺のお店も昨日から年明け営業に入りました。



正月は6日まで、ネ神社バージョンにて営業いたします。


偶然厨房の造作が神社の鳥居のようであったことで
去年からはじめたこのバチ当たりな、エセ神社。


めでたいと言う事で神様もお許しくださるでしょう。


お店の前の国分寺街道をまっすぐ府中に抜ければ
そこには、1900年の歴史をもち
武蔵国の護り神を御祀りした、厳かで壮大なる

「大國魂神社」がございます。

本物の神社でお参りしたお帰りの際にでも

ネ神社で「カフェ詣で」なぞ、いかがでしょうか。















2014年となりました。


昨年におきましては大変お世話になりました。
有り難うございました。


本年もどうぞ宜しくお願いいたします。



1月1日、青梅の営業を終え、寒中の元旦にかかわりませず

たくさんの方々にご来店いただき

誠に嬉しく思います。どうも有り難うございました。


明日3日は国分寺の初日となります。


昨年でチーズケーキは売り切れておりますので欠品です。

代わりまして、昨年末お知らせいたしましたとおり
「黒みりんのメレンゲ」のご用意が少量ございます。

3日には、メレンゲと同じくセトキョウコ氏に作成依頼いたしました

「限定ロールケーキ」が納品予定でございます。

こちらも少量ですので、無くなり次第終了となります。
ご了承のほど、お願いいたします。


*年始は仕入れ先休業のため、珈琲などの欠品も多数予測されます。
合わせてご了承ください。




写真は、大晦日にお越し下さったお料理家Sご夫婦がお差し入れくださった

お節のお重です。

おめでたい盛り合わせですので、お願いし新年のご挨拶用画像に使わせて頂きました。

Sご夫婦は、どんなに多忙であっても穏やかに力強くいつもお見守りくださる
大切な方々です。

2012年お店造りで疲労困憊して憔悴しきっていた時にも
心身が持ち直す温かいお弁当を差し入れくださいました。

いつかきちんとご紹介できる日が来ればと思っております。

沢山の支えで2014年を迎えられましたこと、感謝いたします。


お節の旨煮。レンコンには穴が開いていることから

「先を見通せるように」との願いが込められております。


皆様の未来も、明るいものでありますように。















2013年も本日を残すのみとなりました。


ねじまき雲は普段と変わらず営業となりますが、


皆様がたには、本年も大変お世話になりました。


いつも、かけがえの無い、ご縁と学びと心の通い合いで

生かしていただけておりますことを、


感謝しております。



来年もどうか宜しくお願い申し上げます。






店主





写真は、昨日国分寺に届けられました南天です。

当店の器をお作りいただいております

上泉秀人氏自ら毎年届けてくださいます。


西欧での花言葉は


「私の愛は増すばかり」



南天にかけ、厄よけ「難を転じて福と成す」などとも申します。



皆々様にも、年末年始

ご多幸の、ありますよう。





*年末年始の営業日程は前ブログ記事ご参照のほど
お願いいたします。














赤→お休み

青→変更時間帯営業あるいはイベント出店

2013年


12月30日(月)通常営業(国分寺店:以下★)

12月31日(火)通常営業★


2014年

1月1日(水)元旦特別時間営業(青梅店)詳細は以下

1月2日(木)定休日

1月3日(金)通常営業★

1月4日(土)通常営業★

1月5日(日)通常営業★

1月6日(月)通常営業★

1月7日(火)イベント打ち合わせにつき臨時休業

1月8日(水)通常営業(青梅店)

1月9日(木)イベント準備(定休日)

1月10日(金)〜12日(日)真木テキスタイルスタジオ「ハギレ市」出張珈琲(詳細後日)

1月13日(月)通常営業仕込みのため臨時休業

1月14日(火)通常営業★





年内、通常営業いたします。

年始も基本的に通常営業となりますが、

イベントが入りましたり、打ち合わせ休業がございますので

ご注意くださいますようお願いいたします。




年始1月1日におきましては

青梅にて焙煎がございます関係で、通常昼の部と夜の部は中止させていただきます。

代わりまして、


15:00〜19:00 LO18:00


と短い時間ではございますが、


いつもとは違うメニューでの営業をいたします。


◎すべて手回し焙煎で仕上げました深煎り珈琲のネルドリップのみのご提供となります。

◎少量の焙煎となりますので、無くなり次第終了とさせていただきます。

◎スイーツのお差し入れは可でございます。

◎ご予約なしで入れます。


・ブレンド


お薄 ・・・¥600 150ml お湯で割りました薄めのお味です。

なか味 ・・・¥700 100ml 飲み易い濃さです。

こい味 ・・・¥800 50ml 濃いめのデミタスです。



・ストレート(シングルオリジン)

モカ ・・・¥900 30ml デミタス

エクアドル ・・・¥900 30ml デミタス

エルサルバドル ・・・¥900 30ml デミタス


ミルク珈琲 ・・・¥1000 200ml


ウイスキー(竹鶴) ・・・¥700 30ml ¥1000 60ml 



*ストレートに関しましてコロンビアやブラジルに変更など
当日変更がある可能性がございます。
ご了承のほどお願いいたします。











珈琲に合わせ特別に

オリジナルでスイーツをお作りいただいておりますカフェ・ソメイエさんから

本年最後のチーズケーキが本日納品されました。

無くなり次第終了いたします。




年末年始はどちらもお休みに入ってしまいますので

場合によっては珈琲豆を含め欠品が多くなりますので

ご了承ください。




しかしながら、今年真木テキスタイルスタジオ出張珈琲の時に

黒みりんのメレンゲで大好評頂きました

セトキョウコ氏http://kyococco.blog110.fc2.com/

当店にお菓子を卸してくださることになり、

第一回目として、黒みりんのメレンゲを本日納品くださいましたので、

こちらも少量のご用意ではございますが、

明日から、お店でご購入いただけます。



セト氏には、

年始スイーツもオリジナルレシピで

良き一品を作成依頼いたしましたので

こちらも少量ではございますが

年初めの珈琲と合わせてご注文いただければと思います。






*本年度は

31日までの営業となります。














お菓子な時間。


良いタイトルだな、と思います。


こんな可笑しな珈琲屋をいつも取りあげてくださいます。



12月12日発売中の最新号に

お家スイーツと楽しむ、オリジナルドリンクレシピを提供させて頂きました。


お題は、コンビニスイーツなどお持ち帰りスイーツと合う

お家でも作れる、ちょっと一ひねり効いた素敵なオリジナル珈琲。


・・・む、難しい。



流石に何度も載せてもらってるとなると、

求められるレベルが高くなってきますね(苦笑)。



しかし!この企画。きっとストイックなようで、コーヒー味ならなんでも好き

インスタントコーヒーも缶コーヒーも楽しく飲んじゃう枠のない私だからこそ

持ちかけてくださったのでしょう。


むむむ。ならばこそ、やる価値がある。

それが誰かの楽しい珈琲タイムに一役かえるならば。

我が新たなる珈琲研鑽につながるならば。

それがし以外に振ってほしくない仕事である。


という訳でお受けしたものの、いきなり


「一般のご家庭では無いような、シェイカーなどは使わないでくださいね。」


と先手封じ。



むむむ!流石、オズ氏。読んでおったか!たしかに・・・。


む、難しい!!

しかし、しかし「やるな」と言われると尚更やりたくなる

変態珈琲屋としては、燃えるじゃあないか!


ふふふ、面白い。



そんなこんなで、頑張りました。

短い創作期間でしたが、自分の店以上に頭を捻りました。

出来る限り、スーパーやコンビニで手に入るそんなに高くない材料を使い

少しの手間で、リッチなカフェタイムを楽しめるレシピ3種です。



自分なりのアレンジを加えても良し。

珈琲を自由に楽しんでください。



誌面も私だけでなく有名店のオリジナルドリンクレシピも掲載され

大変リッチな仕上がりになっています。



編集の方から先日こんなメールが届きました。

「誌面が刷り上がって世に出るまであと3日です。

今回の愛しさはひとしおです。

本当にありがとうございました。」



たとえ次々と作り続けられる月刊紙であっても、


作り手が愛おしく思える。


そういう本にご協力できることは、幸せだと思うのです。

そうなるエッセンスを、私が少しでも加えることができたなら。



こちらこそ、ありがとうございました。



















現在発売中の成美堂出版「TOKYO CAFE BOOK 2014」に

ねじまき雲を載せて頂けました。


東京のカフェニューウェーブとして
まるで海外のカフェような新しい珈琲屋さんたちの中にまぜてくださっております。

もう8年目の当店としては有り難いことです。


最近載せてくださる媒体の皆さんに言えることですが、
当店に関しましてアーティスティックな大変良い写真を撮ってくださいます。

各カメラマンの方々に感謝です。

空気感と言いますか、ニュアンスのようなものを汲んでくださっているのを感じます。

(丁度取材中いらっしゃり、ご協力いただいた開店当時からの常連客、Kさん親子
いい写真です。有り難うございました。)



また、当店は本中、二カ所に掲載くださり、
内、特集の川口葉子氏ナビゲート「東京カフェスイーツ」では、
変だけど最近なぜか人気の羊羹を取りあげてくださっております。

私のオカシナな感性がこういうカタチで表に出ますと
なんだか恥ずかしいようで、やはり嬉しいものです。

更に嬉しいことに、同志「トコロカフェ」さんもジェラートで。
トコロカフェさんのおかげで、私も少し親交のある「歩粉」さんhttp://www.hocoweb.com/
載っています。
気絶しそうなくらいスコーンが美味しいんですよ。

トコロカフェさんhttp://tocoro-cafe.com/では
12月14日から心の友、しゅんしゅん氏http://www.shunshunten.com/
素描展が始まります。

私が出張珈琲で、しゅんしゅんさんの素描家としての門出をお祝いしてから早2年。
もう巨匠の域の彼の凱旋帰国のような展示です。

今回出張珈琲はありませんが、トコロブレンドウィンターは展示中の
販売が間に合いそうです。

皆さん是非、クリスマスカードに、新年のご挨拶に、
しゅんしゅんさんのポストカードと、トコロブレンドウィンターを。




ねじまき雲


一応、何屋と問われれば、珈琲屋です。

しかし、この御本の文中に



「ルールに縛られず、自由にコーヒーを探求する」



とスイーツページにご紹介いただいております。

お店を始めたころは、なかなか伝わらなかったことが

ようやく、少しだけ伝わりはじめた気がいたします。



皆様のお陰で続けられていることを、

そうして得れた数々の出会いを、

こうして、ねじまき雲という枠に収まらないカテゴリーのニュアンスを

伝えることを辞めないでいてくださる方々のいることに、



ありがとう。を。













お伝えしてありましたとおり


本日9月24日(火)は臨時休業いたします。



翌9月25日(水)は、青梅夜の部、営業時間変更で


先週と同じく


20:00〜23:00 LO 22:00となりますので

お間違いなく。



よろしくお願いいたします。












秋は女性にとってオシャレが楽しくなる季節だ。






昨日の日記で、南瓜の話しをした。



南瓜と言えば、女性が好きなものの代名詞のひとつ。



芋栗南瓜(いもくりなんきん)なんて言う。

芋蛸南瓜(いもたこなんきん)なんてのも聞く。



だれがどうしてこう言い出したかは知らない。

芋栗南瓜。私は格別好きなわけではない。男子だからだろうか?

でも蛸は好きだ。男子だけど。





ねじまき雲で作っている、こしあん羊羹には南瓜の種が乗っている。


こしあん羊羹は定番なので通年見た目は変わらないが、

人知れずマイナーチェンジを繰り返し、

高級感あるチョコの風味と歯ごたえを追求している。


シンプルなものほどバランスが難しいものだ。



黒があるなら白もでしょ。ってなわけで、しろあん羊羹もある。


こちらは、季節ごと、アイデアが浮かぶごとに趣向をこらし中身を変えている。


柚子を練り込んだ、柚子羊羹

イチゴをごろっと入れた春限定の 練乳イチゴ羊羹

西京白みそを練り込んだ、白みそ羊羹



黒がプレタポルテ的こしあん羊羹なら、しろあんはオートクチュールな攻撃的白。


この、ねじまき雲の羊羹のことは、カフェライターの巨匠でありエッセイストの

川口葉子氏の新刊

「京都 カフェと洋館アパートメントの銀色物語」http://homepage3.nifty.com/cafemania/にも

一部紹介されている。

挿絵は、ねじまき雲ともゆかりの深い素描家

しゅんしゅん氏http://www.shunshunten.com/が手がけた、ヴィンテージ感たっぷりながら

エッジィな一冊だ。


洋館だけに羊羹・・・なのかどうかは定かではないが。




そして昨日から、



季節限定、秋の新作羊羹がねじまき雲にお目見えした。


贅沢だ。


マロンペーストを練り込んだ淡いピンクパープルな白あんのインナーに、

さらに食感をプラス。ボリュームのあるシルキーなクリームの

トップには、燦然と渋みを効かした有機甘栗が輝いている。



ねじまき雲しろあんコレクション史上、もっともブラックコーヒーに合う

ラグジュアリーで、かつプリミティブな感性を刺激する

密やかな甘みのスタイルに仕上がっている。





・・・たぶんファッション通信風に言うと、こうなるのであろう。






さて、とにもかくにも秋なので

モンブラン風ねじまき羊羹、作ってみました。




栗より蛸より、きっと秋のオリーブ少女は



芋服南瓜(いもふくなんきん)。



が、お好き?


なのかもしれないけどね。




オシャレも実りも、美味しい季節。













南瓜が旨くなってきた。





秋が深まるにつれ


夜の深度が増してゆく。


まだ暑いけど、もう秋だ。




少なくとも当店の、冷え性エスプレッソ担当くるぶしには


もう立派に秋らしいので




夏の名物「霜柱」はいつの間にか仕込まなくなった。




街にはもう、ジャック・オー・ランタンの顔が溢れている。





南瓜なんて聞くと、


冬至に食べるものだから、




きっとすぐ冬が来るのだろう。




メールの最後には最近いつも


「季節の変わり目。ご自愛のほど。」


と書いている気がする。




いつが季節の変わり目だかも解らなくなってきたけど、



皆様も、寝冷えなどには注意して



   ご自愛のほど。











明日9月18日の青梅店営業は20:00〜23:00 LO22:00
に変更とさせていただきます。

申し訳ありませんがご了承ください。

治ったかに思えた通勤用バイクが治っておらず、
また修理に出してしまいましたので、しばらくは電車通勤にて
ご迷惑おかけしてしまいます。

よろしくお願いいたします。









お伝えしておりましたとおり



本日9月16日(月)は17時開店とさせていただきます。



いずれにせよ、台風が接近し、非常に雨風が強まり

交通機関の乱れ等予想されますので、

くれぐれもご無理などせず、自然の猛威は通り過ぎるのを

待ちましょう。


雨には雨の休日を、お楽しみくださいね。














お伝えしておりましたとおり、


申し訳ありませんが、

本日9月14日(土)は所用につき臨時休業とさせていただきます。

お間違いなきよう、どうぞ宜しくお願いいたします。



















あらかじめ予定のある臨時休業と営業時間変更日をお知らせしておきます。




9・14(土)所用につき臨時休業いたします。


9・16(月)午前中所用につき17時開店となります。


9・24(火)イベント作戦会議につき臨時休業いたします。





いまのところの予定は以上です。


他、営業時間など変更が発生する場合はその都度ブログにて
お知らせいたします。



よろしくお願いいたします。











前日記にて告知いたしました「かうひい堂」さんとのコラボ豆


「ねじまき堂」

あっという間に完売となりました。


皆様どうもありがとうございました。


お買い上げくださった方々、いろいろとお楽しみください。




☆ ここでひとつ、ブレンドアドバイス。




私は、今回のコラボ豆


メキシコ3:イエメン1

の割合でブレンドし

多少荒めに挽いて抽出すると美味しかったです。


苦味の中に高級感漂うモカの上品な香りがプラスされ
いっそう飲みごたえのある苦めの珈琲となります。


こうすると、

高級なモカを単品でも楽しめるg数が確保できますし、
メキシコの足りない風味部分もカバーしてくれます。

モカとの相性を考え、なにせメキシコは深く煎りこみましたので
そのままペーパードリップしますと、えぐみ走り、ボディーも薄いはずです。

ねじまき雲のメキシコ マヤビニックも
かうひい堂さんのイエメン アニシも

少しボディーが薄く、渋めの傾向にありますが、

ふたつが合わさる事で、足りない厚みを補完し合い、
なおかつお互いに無い風味特性が
ひとつのカップに結実することとなります。

イエメンのもつハーブティーのような香りは
甘めの落ち着いたフローラルな香りに変化し
メキシコのエッジの効いた味わいが丸くなり
適度なコクをもった苦味へと変わります。
全体的な印象はメキシコのそれですが、
アフターテイストと言われる後味、
飲んだ後、ホッとため息をついた時に残る印象は
イエメンの華やかさとなります。


もうひとつ、

◎ワンポイントとしては挽き度合いと器具との相性です。

豆の個性と、自分の好みに折り合いをつけます。



私は普段飲みする珈琲は、「こっくり苦め」が好みなのですが、

今回の場合ペーパードリップで中細挽きでじっくり淹れますと、
えぐみと渋みが、より強調されてしまいます。


ですので、いつもより使う豆は多めにし、かわりに挽き度合いを荒めにし
抽出過多になりすぎぬよう意識し
蒸らしをしっかりいれたら、あとはサラッとめに抽出します。

こうすることで、
薄めではあるが、奥行きがあって苦味走らない

「ふんわり苦め」のエキスに仕上がります。


テコでも好みを曲げず、なんでも細く挽いてじっくり淹れて
鬼のように濃い珈琲を味わえば珈琲通というわけでも無いのです。
それでは通用しない場合もあるわけです。

お豆さんとも器具とも体調とも相談し合いながら
折り合いをつけていく。
あるいは、飲んでもらいたい人の好みを考えながら
想いと個性とは
折り込みながら。


まぁ柄にも無く、味うんぬんをぐちゃぐちゃと書きましたが、
ようは、

珈琲を、ブレンドを


「楽しんでください」


という一言に尽きます。


一応のマニュアルや目安はあっても、決まりがないのが珈琲の醍醐味でもあります。
旨い不味いはあくまでも主観です。

やってはいけないのは、

気持ち悪くなるような変質した珈琲を飲むこと。
欠点のあるダメージ味のあるものを飲むこと。
メキシコをブルマンと偽って飲ませること(嘘をつくこと)。
豆を焦がすこと(焦げた珈琲はそれはそれで旨い!という場合はいいけど)。
それらに導くような豆の管理をすること。

ことくらいなものではないでしょうか(笑)。
他にも何かあったかしら?

これこそが「正しい」というよりも
千も万も正しさがあったほうが、面白いではありませんか。


失敗しながら、間違いながら、迷いながら
どうぞ楽しんで、あなただけのオリジナルブレンドを開発して
おくつろぎくださいね。


ちなみに「かうひい堂」内田牧さんは今回のイベントについては

大量出しのネルドリップでした。

実はミルに関しましては、
珈琲御三家と称されるがひとり、個人自家焙煎珈琲店の祖
「カフェ・ド・ランブル」関口氏考案の
グリッドミルhttp://www.h6.dion.ne.jp/~lambre/Lambre_gridmill.html
プロトタイプをランブルさんからお借りし持ち込み
お挽きくださっていたのです。

微粉が少なく、最適な荒さで挽けるネルドリップ専用のミルを使った珈琲は
まろやかですっきり。
まさに珈琲マニア垂涎の、コラボ尽くしの一杯。

プロのお仕事、しかと拝見、勉強させていただきました。

ごちそうさまでした。


先日、いま一度老舗のスピリッツを味わうためランブルさんにお邪魔し、
オリジナルミルであるリードミルで挽いた
オールド珈琲を感謝の気持ちいっぱいで
いただいて参りました。


自分の中の珈琲熱と、型にはまらず産み出す「旨味」をいうものを
再確認できた想いでした。


やはり


珈琲は


面白い。



ブレンドアドバイザー ネジの一口メモでした。




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