COFFEE & GALLERY SALON " you "
COFFEE ROASTER " in "
自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
大変申し訳ありませんが
身内に不幸のあったため
3・4から数日休業いたします。
再開はおってご報告いたします。
ご迷惑おかけし申し訳御座いません。
*北海道におりますので、ライブの件で情報を得るご予定になっていた方には
申し訳ありませんが、当店メール nejimakigumo@yahoo.co.jp まで
お手数ですがメッセージをいただければと思います。お手数おかけいたします。
下の記事で紹介しました3・21のライブですが
本日をもって定員に達しましたので、締め切らせていただきます。
ありがとうございます。
「七色カレーって知ってるかい?」
と聞くと、
たきぎ小屋のオカメインコは、頬を真っ赤にして答えます。
「当然当然!森の奥にいる、七色の枯葉を羽にしたインコのことサ。」
「七色カレーはどんなだい?」
と訊ねると、
森の軍隊アリたちは、いっせいに足をタラッタ答えます。
「そいつは、まつば山の千年杉のことであります。とびきりのイモ虫がいっぱいおるのであります。」
「七色カレーはどこにある?」
と叫んでも、
木の皮を食べるのに夢中のイモ虫たちは、まったく答えてくれませんので、
仕方なく、海岸へ出ますと、
ネジマキの島に打ち寄せる波は、ザブンザブザァ答えます。
「七色カレーをお探しかい?ライラックのしげみの、七色の香りのことに
ちがいない。。。。ちがわない。。。。ちがえない。。。。」
「七色カレーとは、いったいぜんたい何でしょう?」
と頼み込みますと、
ライラックのしげみに棲むムカデの靴職人は、100足の靴をムンギュリコ履きながら
めんどくさ気に答えます。
「ほっかりワクワクするところ。」
「エッ!?」
怒って頭をオレンジ色にしたムカデは
「ほっかりワクワクするところ!!」
シャラリクリンと背を丸めて、今度は青くなって動きません。
ふとその時、ライラックの香りに混じって、ほんわか香ばしい匂いがしてきましたので
その方へ行きますと、
一面のコーヒーばたけでありました。
「ほっかりするところだぁ・・・・。」
とつぶやきますと、
一陣の風が巻きおこり、うっそうとしたコーヒーの葉の緑を掻き分けましたので、
チラと、ポッカリとした赤いエントツからワクワクと白い雲が湧きあがるのが見えたのです。
ワクワクとするそのたてものに近づくと、世にも楽しげなウタがヌーヌク溢れ出しているではありませんか。
しずむ陽のヒカリをうけて、
七色に輝く 銅風見ニワトリの看板には
こうありました。
『アメタ食堂』 と 。
さて、だいぶ長い前おきでしたが(笑)、
3・21(日)17:00~
ライブ「アメタ食堂」開店です。
ライブユニット「アメタ食堂」が、「ねじまき雲」で一日がかりでナナイロカレーを
仕込んでくれて、そいつをパクつきながらライブを聴こうという企画があります。
もちろんコーヒーと、さらにワンスイーツがついて、
なおかつ、チケット予約者ひとりひとりに曲を書いてくれるサービスも付いて
なんと、、、、おどろきの¥3000です。毎度ボランティアが過ぎるお店です。
15名定員ですが、現在すでにチケット残り2枚です。早いもの勝ちですので
ご興味あるかたは当店にお早めにお越しください。*店頭販売のみです。
少し前、常連さんが
「ウチにフォー食べに来ない?ベトナム行ったことはないんだけど
本場の味(笑)。」
と言うので、来るもの拒まず腹におさめる私は、フォーをご馳走になりに行ったのでした。
色鮮やかにして、さっぱりとして香り豊か。
出汁もしっかり出てて絶品!ベトナム料理屋さん開けます。
しかし、わざわざ米つぶを麺にしてまで食おうだんて、アジア人って米好きなんだなぁと思います。
これは、トロッとした食感のヘルシー焼き春巻き。
生春巻きの皮は、焼くとお煎餅みたいに香ばしい。
ごはん時の話題は、
「パクチーはカメムシの臭いがする。」
カメムシカメムシ言われながらも、あまりの美味さにおかわりを頂く。
はぁ~、幸せいっぱい腹いっぺんぽい。
後日、電話が。
「ネジさん、お腹大丈夫?なんか僕ら、くだっちゃってて・・・・心配になっちゃったもんだから。」
「エッ?私はまったく平気ですよっ?」
原因は不明ですが・・・・・
思うに、
カメムシの 祟りだと
思うのです(怖)。
今月 2/12発売のオズマガジン カフェ大特集です。
なんとぉっ!!
あの、オシャレ誌さまに
当店、「心地よい暮らしが見える居心地いいカフェ5軒」
として、取材していただきました。バンザ~イ!!
・・・・毎度カフェくくりの「ねじまき雲」でございます。
一応、コーヒー店なんですけどネ、あっ、コーヒーサロンかな?
銅版作家、持田史人さんと共同開発したネルドリッパーを使って
抽出している私も写ってます。キャ~ッ、恥ずかしい。
イルテンポボーラさんのジンジャーケーキや
外間宏政さんのテディベアも載ってます♪
さらに、
仲良くさせていただいている
十条の「リトルコ」さんや、国分寺「カフェスロー」さん、
高円寺「百音」さんや、西荻の「ホロン」さん
山梨の「くじらぐも」さんなど、お知り合いも載ってて喜んじゃいました。
逗子の「coya」さんや代々木八幡の「shima」さんをはじめ
有名カリスマカフェさんもご一緒で、なんだか嬉しいデスネェ。
知らなかったステキカフェも盛沢山で、読み応え満載の内容となっております。
是非是非、永久保存版としてご覧あれ。
まだまだ、オズマガジンから目が離せませんヨ~ッ。
また、青梅の良いトコがネ、
近々 特集されちゃうかも しれません。 コウゴキタイ。。
スターツ出版さま、ならびにライターさん方々、
丁寧で心のこもった記事を、見開きいっぱいに詰め込んでいただき
大変感謝しております(嬉泣)。
有難うございました!!
英雄は はじめから 英雄だった わけじゃない。
傷を知る者だけが 傷を救うことが できるのだと 思う。
いつもより ちょっぴり 見る高さを 変えてみよう。
地平の ひろがりは その先の世界を 抱かせてくれるから。
悪だくみを かんがえる時は
悪い顔に なるもんだ。
いよいよ雪も降って、冬って感じですねぇ。
さすがにもう 川へ行っても山に行っても、木の実や拾い物がありません。
材料不足で、いよいよ人形作りも出来なくなってきました。
ちなみにね、あまりに反響があるので書いときますが
これらの人形は、作家ものではなく 私のヒマつぶしの産物です。
お客さんが長話しのときは、案外コレを作って気を紛らわしているという失礼な奴です(苦笑)。
最後っ屁よろしく、余った粉々のパーツで最後の力作をつくってみました。
いつも植物まかせで適当なのですが、今回は足も作ってみました。 ファー付きのハイヒールです。
クローブやハッカクなんかを使ってみました。
この人形は流木の足ですが、大概ひろった錆び針金を切って、本体にブッ刺してます。
盾と杖を持って羽も生えています。
はじめて腕も指も複数パーツで作ってみました。
顔も、まあまあ真面目に作ってみました。
髪は毎回、筆をバラした獣毛か綿花を利用します。
この子は黒毛と茶毛2種を使ったツーブロックな感じになっています。解んないけど手間かかってます。
耳はあじさいの枯れたのを使ってみました。色が残っててキレイでしょ?
彩色を施さなくても、いかに草花が鮮やかな色々で満たされているか驚かされます。
自然の産み出す造形や色彩には敵いませんなぁ。色塗らないから楽ですけどネ。
顔だけは人工物を使います。ホームセンターで売ってた軽い造形用粘土です。
お金のかからないプラモデルみたいな感じで楽しめます。
また今年の秋には、ブラブラ歩けば自然の贈り物が手に入ることでしょう。
皆様も是非大人のドライフラワーモデリング、チャレンジしてみてくださいね~。
先日のブログ告知ライブイベント詳細です。
日時 1・17(日)
出演 春名尚子 http://
田中秀治 http://
スペシャルゲスト
料金 ¥3000(ワンドリンク&ワンスイーツ付き)
通常営業後、一時閉店 16:00
開場 17:00
開始時刻 17:30予定
終了 20:30予定
お菓子作家さんは「つむぎ」草野史郎さん メニューはガトーショコラです。
料金は当日徴収となりますが、現段階でけっこう予約が入っておりますので
立ち見ありのミニお祭りのようなイベントになりそうです。
参加希望者はお電話くださいませ。
せまい店内なので、演者も観客すべての人の距離が近い空間です。
はじめての人もそうでない人も、同じ意識の下につながれるような
そんな一日。
フラッと立ち寄るよな、ゆる~い気分で参加してみてください。
ユルフェスです。
そういえば、昔住んでいた家の近くの公園で、ハラッパ祭りというゆる~いお祭りがありました。
ラヴアンドピースなイベントでしたが、まだやってるのかしらん?
サーチライトの空の下、コーヒーとかお菓子とかカレーとか食べながら
ライブを聴いて夜遅くまで楽しみました。
ああゆうところで飲むコーヒーって、無条件に美味いんだよねっ。
PM5:30
今年さいしょのお店訪問は、昨年仲良しになった
祐天寺、やさしさを煎り込む女性焙煎士 芦川さんのお店 「コーヒー キャラウェイ」
なんと、お慕いしている さすらいの凄腕焙煎士 「かうひい堂」牧さんと待ち合わせ。
ふたりで、芦川さんの努力の賜物に舌鼓。
年始めの美味しいお店コーヒーは、身体に染み渡りますなぁ~。
PM6:30
そのままお店を出て、3人は青森の金魚ねぶた人形がインテリアの沖縄風焼き鳥屋さんへ。
コーヒー好きにはお酒好きも多いのです。
焙煎談義に華が咲き、話しは何故か恋愛関係について、にまで至りました(笑)。
尊敬できる同業者と新年会をもてるだなんて贅沢なことです。
なんとなくネ、 和やかに ゆるやかに かつ にこやかに 時は過ぎたのです・・・・。
ふと、芦川さんが時計に目をやり、「あ~っネジさん、帰れないですよっ。」「12時・・・過ぎです。もう。」
「えっ?またまたぁ、そんなこと言っちゃってぇ~。」私もヘラヘラしながら携帯の時計を確認しようとしましたが
電源がおちて真っ暗。
牧さんと芦川さんの「時間気にしてくださいネ」という忠告をうけてアラームを設定しておいたのですが不発。
私の案外正確な体内時計によると、10時くらい な ハズ!!
牧さんも携帯を確認して、冷静な顔つきで「あぁ、ほんとですね。」「どうしましょうか。」みたいな。
「ほぉ~んとですかぁ?」
『もぉ~!ふたりとも冗談ばっかりぃ♪』と内心まったく信じてなかったのですが
携帯を見せてもらうと。
AM12:17
・・・・『マジッ!?』
あぁ、やっちまった。
たぶんね、お酒で赤らんだ顔が、一瞬青くなっておったことでしょう。
ここは東京の中心 祐天寺。 私のお家は東京の端っこ 青梅。。。歩いちゃ帰れねぇ。
でもね、真夜中のひとり散歩は結構好きなので、楽天的だったのですが
心配してくれた牧さんが、私に朝まで付き合ってくれることとなりました。
『先輩っ、優しいッス。優しすぎます。あなたの大きな器に比べれば、オイラなんてミトコンドリアっす。』
と、心の中で叫んだ
真冬真夜中東急祐天寺駅 AM12:40
その後、渋谷方面にむかい、散歩番組よろしくお寺巡りをしながら
緑色マウンテンパーカーの珈琲屋ふたりは、コンクリートジャングルをうろついたのでした。
道端に放置された、謎のオフィス家具などを楽しみながら、
なんだかんだで
渋谷道玄坂 AM2:30
牧さんオススメの時間つぶしカフェMへ。あぁ、こんなところに小イタリアが。ありがとうM。
私はとっても珈琲が飲みたかったので、あえて不味いと解っているコーヒーを注文。
こんなに身体に染みいる、有り難い不味いコーヒー、はじめてかも。
その後、贅沢にも珈琲のお話しを牧さんにおねだりし、幸せのうちに夜は明けたのでした。
AM7:40 JR青梅駅
一段と息の白む青梅は、斜めに照らされた山々が
黄金色に輝いておりました。
ありがとう2010。 ありがとう芦川さん、ありがとう牧さん ありがとう私の初日の出。
ビバ 朝帰り 。。。。
アリは
来る日も来る日も たべものをあつめ
さむい冬にそなえるため 汗をカキカキ はたらきました。
キリギリスは そんなアリたちを横目に
日がないちにち ギターをヒキヒキ 歌をうたい すごすのでした。
一年じゅう ギターをひきつづけ 歌をうたいましたので
ゆびは豆だらけ 声はガラガラ
雪がシンシンとつもるころには たべるものさえありません。
ギターと歌のおかげで あかるい心もちで おしごとができたアリたちは
キリギリスを 冬のあいだ
あたたかいお家によんで
おれいに ごはんをたらふく おすそわけ。
声が かれれば
キリギリスは はねを広げてじょうずなオドリだってできるのです。
アリの子たちは
キャッキャキャラキャラおおよろこび。
冬は こうして たのしく 春へと むかうのでした。
見方を変えれば ハッピーエンドは 訪れる 。
得意なことや好きなこと みとめあえれば イイヨネ。
ねじまき雲 新春まで しばし 冬眠いたします 。
さて、今年の営業も本日入れてあと2日となりました。
いろんなことがあった一年でした。
明日をも知れず、くじけそうなこともありましたが
来年へ向けての勇気や希望や経験を
多くの常連さん、同業者さん、ライターさん、新しく出逢った方々からいただきました。
おかげさまで、来年の予定表にいくつかの文字を書き込むことが出来ました。
昨年にはなかったことです。
むくむくと、ワクワクと
今を、未来を、
描けることに感謝いたします。
人付き合いが大嫌いで 仲間や友達の意味を解せない ナーバスなぬけさく君ではありますが
そんな店主にも係わらず、「ねじまき雲」に足をお運びいただき、ありがとうございました。
これからも、カタチを定めず
ちぢまったり ひろがったり ながされたり アメをふらせたり
ふえては きえて あらわれる ねじまき の くも
空があるかぎり どこかにうかぶ キママな雲の流れを
勝手ながら、見守っていただければ幸いです。
29日は「ここにいるしあわせ」展と当店の打ち上げを行いますので
20:00くらいから、通常営業ではなく、食べ物飲み物持ち寄りで
打ち上げパーティーを開いております。
そちらをご了解いただければ、珈琲もお出しできます。
お酒、食べ物、珈琲ともに、立食でよろしければお楽しみください。
来年の予定表、 それでも まだ 余白だらけ 。
余白があるから ドキドキが まだ あるんだよネ。
余白分の 不安と期待を もてることを 喜びにかえて 来年へ 。
他人が 小さなイカダと笑っても
大海の志しを積めば 船となる。
たとえ マストを折られても
土に帰り 育てた木々で
また 舟を 造って 漕ぎだそう 。
幾年たっても
消えない心の灯火さえあれば 、
海は 目の前に 広がっているのだから。
考えなしの デクノボウ
もぬけの殻の チカラほど こわいものはない。
老いて なお 航路を示す者あればこそ
海を目指す者がある 。。。。。
先日、幾度か行ったことのある近所の有名珈琲屋に行ったら、
閉店していました。
吉祥寺でも3回くらい、そういうことがありました。
『当たり前だと 思ってたことでも 不意に消えてゆくことがある』
という歌詞の歌がありますが、
当たり前にあり続けることほど難しいことはありません。
しかし先日あるカフェで、吉祥寺で無くなったと思われていた珈琲店の関係者に偶然お会いし、
鎌倉で復活していたことを知りました。
なにかを創め続けることは 船出に例えられることが多いように思います。
船出はいつでも順風満帆ってわけにはいかないですが
いったん陸にあがったとしても
船出をあきらめなかった先人を知ると 勇気づけられます。
さきほどの歌には 『明日へゆけ』 という歌詞も含まれています。
明日への航路はひとつじゃないから
いつでも自分自身が自分らしくいられる道を選べますように。
12月24日(木)~29日(火)
「ここにいるしあわせⅢ」
テディベア 外間宏政氏 個展
が行われます。 クリスマス、年末の 自分へのご褒美に いかがですか?
先日、数年ぶりに姪っ子たちに会いました。
数年前にオシメを換えてあげた子が、こんなに大きくなるなんてなぁ~。
おじさんしみじみしちゃうヨ。
お姉ちゃんの方は、くるぶしにソックリになっててビックリ。片っぽだけ二重なのまでイッショ。
きっとユニークな大人になるハズ。
子供の成長を目の当たりにするたび、年寄りになってく気がします。
私も少しは成長しないとなぁ~。体だけは横に成長してくんですけどネ(苦笑)。
今年も変わらず、テディベアの展示です。
何年経っても変わらない良さってのも あります。
ここにいるしあわせ。
*年末年始、営業が変則的になりますのでHPなどをご確認の上、お越しの前日や当日に
お電話でご確認いただけますと確実です。
旅は 夕焼けに発つのが いい。
夜のうちに森を抜ければ 朝焼けの波に 乗れるのだから。
戦いに疲れたならば 戦わなければ いい。
戦わない という 戦いかたも あるのだから。
子を想うがゆえの
あたたかい冷たさも あると思う。
同じところにぶら下がってばかりも いられない。
かりそめの宿は いつか せまくなる。
わがまま放題やっても憎まれない 脇役は
ときに 主役より 愛される。
まちぼうけ。
飛んでいかないと 会いたい人には いつまでたっても会えず仕舞い。
おせっかいなヤツ。
悟ったよなシッカリ者。
仲間はずれじゃなくて ひとりが好きなだけ。
「みんな 仲良く。」 なんてキレイごと。
右むけ右で 左を向くヤツが居ても 面白いじゃない?
息の白むような ピンとした冬の朝に、
森を 川を さんぽしてみましょう 。
枯れた木ノ実を 手にすれば 彷徨いの森の扉が 開けるはず。
多摩川で拾った木ノ実で作った人形たちを シーファンの土と共に。