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自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
上の画像は青梅店の一角です。
この古材は、10年前はじめてお店をつくる時
古民家解体移築をされていた御仁から賜ったものです。
柳なにがし氏ゆかりの建物の一部だったそうで
有難く使わせていただいております。
民藝とも下手物ともつかぬ、
私の蒐集した護美(ゴミ)の数々に囲ませてしまい
大変申し訳なくも思いますが・・・。
じつは前のブログ記事の黒みりんのメレンゲの乗った木の器を
お彫りになったのも、古材をくださったご主人です。
この材を下さった方は私の母の知人で
奥様が酵素玄米を軸とした家庭懐石「こがわ」というお店を
東京で営まれておりました。
当店も2011年に出張珈琲をさせていただきましたが、
数年前飛騨高山の古民家にご家族で移住され、
さらには2015年、息子さんが中心となり
築100年を超える古民家を再生させた
Guest house & Cafe「SOY」http://www.hidatakayama-soy.com/
をオープンさせたのです。
日本古来からの穀物、大豆のように発酵し多種多様な変化をもたらす
交流の拠点となる存在でありたい。
そういう願いを込めた「SOY」さんには
もうすでに諸外国から沢山のお客様が訪れ、
地元の方々にも愛される場所に育っているようです。
「SOY」さんのHPトップページの絵は
私の知人でもある
素描家「しゅんしゅん」さんhttp://www.shunshunten.com/
が手がけておられます。
有難いことに、ご縁浅からぬ当店の珈琲豆も
卸させていただいておりますが、
当店より先に移転準備中の「トコロカフェ」さんhttp://tocoro-cafe.com/に
SOYさんへ出張カフェいただきました。
トコロカフェの上村氏はしゅんしゅんさんを見出した方でもあり
当店との縁でこがわさんにもお越し下さった関係で
先じてご出張いただきました。
まさに一粒一粒の豆が数珠つなぎのように糸ひき
結ばれているようですね。
さて、、、いよいよ真打ち登場(苦笑)
というわけではございませんが
当店もSOYさんにお呼びいただき、
私の母であり、古布を用いた布絵作家でもある「長沼和美」ともども
出張展示&出張珈琲をさせていただける運びとなりました。
SOYさんお世話になります。嬉しい機会を有難うございます。
出張珈琲「珈琲タイム」
6月4日(土)10:30~18:00
6月5日(日)10:30~16:00
*布絵展は6月4日~29日まで
出張珈琲にともないまして
6月1日(水)~6日(月)のねじまき雲実店舗営業は
お休みとなりますのでご注意ください。
岐阜の皆様、珈琲のご提供にはお時間がかかってしまいますが
お近くにおいでの際にはゆったりとお立ち寄りいただけますよう
どうぞ宜しくお願いいたします。
ご宿泊、カフェ利用など詳しい内容は
「SOY」さんのHPを熟読のうえ
お問い合わせくださいますようお願いいたします。
かの思想家、柳宗悦は
他力の力をも受け取ることによって、はじめて生まれ出る美しさ
美の他力道が民藝品にはあると考えておられたそうです。
美の本性に触れるには、何より「直観」の力が不可欠で
それは、人が本来持っている美を感受する本能的な力であり、
知識や先入観ではなく、囚われのない自由な心と眼によって
純に対象物を観ることである。と仰っておられたそうです。
直感で生きたい場所で生き、他力と練られ昇華していく「SOY」さんと
そして私たちもまた然り。
豆のひと粒、虚心の手仕事で
飛騨高山「SOY」さんにてお待ちいたします。
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