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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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ある世界の物語
「パララン山脈の向こう」http://blog.goo.ne.jp/orionring52より


「サーマの話だと 寒い新月の夜に 誰にも気付かれないように
ひっそりと焚き火をしなくてはいけないらしい。

温かい明かりにいろんな虫みたいなのが集まって来るけど
皆んな燃えてしまうんだ。

その中に何故か燃えないで火を食べているやつがいる。
捕まえてみると 火をお腹に溜め込んで満面の笑み。

どうやって捕まえたか?

それはまた今度。」

パラランの語り部いっけい氏によって
また幾つかの寓話が更新されました。

火を食べる虫とはどんな虫なのでしょうね。

さて、いっけい氏の語りと並行し当店で行われております特設展示
「パララン山脈の向こう」では
標本箱に収められ虫ピンで留められた二点の作品がございます。



 
唐草のようなアーチが印象的なこちらは
10金で仕上げられた造作が白金のような輝きを放ち
白と紅の混ざり具合が神秘的なボルダーオパールの周りには
三石のダイヤモンドが配されゴージャスな雰囲気を醸し出しております。


 
もう一点は、
奥行のある赤い眼のようなボルダーオパールを引き立たせるように、
手がこんだ繊細な装飾で覆われた10金と
尾の部分に高度な技術で点留めされたダイヤモンドが魔力を感じさせる逸品。


二点とも火を宿したような情熱的輝きが
フォーマルシーンのドレスアップの紅一点として
どんな色のドレスの胸元をも魅力的に引き締めてくれることでしょう。

ともに¥65000


*真鍮バージョンは、
フローライトやハーキマーダイヤモンドを用いた作品は
売り切れ。

残すは以下のラピスラズリの指輪¥6000一点のみとなってしまいました。

宇宙の紺碧にミルキーウェイを閉じ込めた景色の美しい石に
角のような渦が巻いたリングが日常を別世界へといざなってくれます。
サイズが合います方には大変お買い得となっておりますのでお早めに。




ご購入いただきました皆様どうも有難うございました。

今現在当店にて扱いのありますものは計三点となりました。

次回納品予定は、特設展示が終わった後の11月末~年内を予定しております。
常設として切り替え年内継続販売の予定です。

納品がありましたら当ブログでお知らせいたします。

どれも石、造作とも一点もののハンドメイドとなっております。
良き出逢いがありますことを。



明日26日水曜日の営業は諸事情につきございません。
申し訳ございませんがご了承ください。









PR

 



今週末10月23日(日)と24日(月)に行います

加藤けんぴ店さんhttp://www.kato-kenpi.com/と合同企画の

「炊きたて握りたておにぎりを食べる会」は

ご予約も終わりましてお蔭さまをもちまして両日開催決定となりました。

ご予約くださった方々、どうも有難うございます。
当日何卒宜しくお願いいたします。

さて、予約窓口としておりました加藤さんのほうで
ご予約時にお客様側のメール受信不具合があり、
ご連絡がとりにくくなっていらっしゃる方がおいでのようです。

以下加藤けんぴ店さんブログより一部抜粋いたしました。
お心当たりのございます方がいらっしゃいましたら
お手数ではございますが、今一度口頭かお電話などにより
ご確認くださいますと幸いです。

 「すでに申し込みされた方には全員に一度返信メールを差し上げましたが、携帯メールの方にはメールフィルターにかかって届いてないようです。

お手数ですが、受信リスト設定で「info@kato-kenpi.com」から届くメールを受信できるよう設定お願い致します。
もしくはパソコンのメールがあれば、そちらの方がいいかもしれません。」

「「炊きたて握りたておにぎりを食べる会」に、メールで申し込んでいただいた方全員に申し込み完了のメールを送りました。

申し込んだのに届いてない!という方は、ひとつ前の記事にあるようにメールフィルターの設定をして再度送っていただくか、お店にお電話ください。

連絡が取れた時点で申し込み完了となりますのでお気をつけ下さい。

よろしくお願いいたします。」

それでも加藤さんに連絡がつきません場合、代理として
当店にご相談ください。

会を行います関係で当日は

10月23日(日)

通常営業は15:00~となります。


10月24日(月)


通常営業は18:30までとなります

ご注意くださいますようお願いいたします。







本日より「パララン山脈の向こう」特設展示が始まっております。
ペンダントヘッドが多い品ぞろえですので
男女を問いません。

革紐のご用意がございますので、ご購入の方には無料でお付けいたします。

薄緑色のフローライトは不思議な美しさで美味しそうにさえ見えてきます。
鋳造された真鍮の造形は、穴が空くまで見つめるに堪える世界感です。

希少な水晶、ダイヤの輝きをもつストーンを配したものは
魔法が使えるようになるかのような錯覚さえ起こしてしまいそうです。





今回は通常販売の珈琲豆「つむじ」に替わりまして
イベント豆売り定番バージョンの包装にて
「パラサンブレンド」を販売いたしております。

ペルーとエチオピアの中煎りをブレンドし
厚みのある甘みとほのかな酸味、香り立つパララン山脈の風を
イメージした珈琲豆となっております。

袋裏には「パララン山脈の向こう」http://blog.goo.ne.jp/orionring52
の一節に出て参ります登場人物、サーマと青い鳥をイメージし描かれた
シールが貼られております。
パラサンブログで、どこかに記されているこの物語を探してみてくださいね。


豆をご購入頂けました方のみ、ドリンクメニューにおきましても
パラサンブレンドをお飲みいただくことが可能です。



*前ブログ「炊きたて握りたてのおにぎりを食べる会」のためhttp://nejimakigumo.blog.shinobi.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E7%82%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%81%8E%E3%82%8A%E3%81%AE%E4%BC%9A
23・24日は営業時間が変わりますので前ブログをご確認ください。
おにぎりの会はまだ両日ともお席に空きがございます。
両日とも開催決定となりました。有難うございます。


10月18日(火)は都合により臨時休業とさせていただきます。
ご了承のほどお願いいたします。














 


天気もいいし風も気持ちがいい。

あの小高い丘をこえれば 昼夜人の小屋がたっている河原が見えるはずだ。

昼夜人の事を思うといつだって気持ちがザワザワするのは仕方が無いことだ。
子供の頃 初めて昼夜人を見た時の事は忘れられない。

痩せた体の真ん中から左側の体毛が全部無いうえに
刺青で埋め尽くされている。

右側半分は白っぽい土で泥化粧。

河原の石が何個も積んである横で
左足は膝から曲げその代わりに
左手に持っている背丈よりも長い棒を河原に突き

右足で微動だもせずに立っていた。


~「パララン山脈の向こう」の一節より~



「パララン山脈の向こう」http://blog.goo.ne.jp/orionring52
という物語があります。
いえ、世界感と言ったほうが良いかもしれません。
物語はその一部に過ぎないのです。

断片的に紡ぎ出されるストーリーには魅力的なキャラクターが沢山と、
不思議な出来事が語られています。

このストーリーを産みだしたのは、

作家 いわたいっけい氏。

そしてその世界感を基にさらにいっけい氏が抽出し鋳造したのが











これ等の作品群。

ジュエリーというわけでなく、アクセサリーというほど軽くはありません。
ユニセックスのお品が多く、年齢も問いません。
フリーサイズも多く展開していく予定です。
真鍮やピンクゴールドのような10金を使用することで
日常使いにもドレッシーでフォーマルな装いにもフィット致します。

10月14日(金)から始まる特設展示は、
ねじまき雲を使用した、パラランを世に問うお披露目会のようなものです。
DMなどでコマーシャルする個展の作り込みとは趣を異とし
当店の通常営業(パラランオリジナル豆は販売予定)の中に、
パラランの世界が現出します。

ゆえに期間を定めず、少しずつ変化していくかもしれません。
どうぞフィッティングしてその手の中に
幻想夢幻世界をお楽しみください。

今後のいっけい氏の展開に乞うご期待。



*前ブログ「炊きたて握りたてのおにぎりを食べる会」のためhttp://nejimakigumo.blog.shinobi.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E7%82%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%81%8E%E3%82%8A%E3%81%AE%E4%BC%9A
23・24日は営業時間が変わりますので前ブログをご確認ください。
おにぎりの会はまだ両日ともお席に空きがございます。
両日とも開催決定となりました。有難うございます。














 




旅には、装身具がひつようだ








いかなる時

いかなる領域

いかなる境遇においても

その石は、あなたの旅の力となるでしょう・・・。




2016 10・14~



「パララン山脈の向こう」




ねじまき雲(陽)にて特設展示がはじまります。


 
 
それは身に付ける風景。

アナザーワールド「パララン山脈の向こう」http://blog.goo.ne.jp/orionring52
ストーリーを背景に産み出された一つ一つの作品は、
日常を非日常へといざなってくれることでしょう。



*前ブログ「炊きたて握りたてのおにぎりを食べる会」のためhttp://nejimakigumo.blog.shinobi.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E7%82%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%81%8E%E3%82%8A%E3%81%AE%E4%BC%9A
23・24日は営業時間が変わりますので前ブログをご確認ください。
おにぎりの会はまだ両日ともお席に空きがございます。


展示準備につき10月12日(水)の営業はございません。
ご了承のほどお願いいたします。。





おにぎり。





新米になったそうです。


 

炊き立ての新米が
旨くないわけないじゃない。

その場目の前で握ってもらえたら、
涙が出ないわけないじゃない。

そこがもし珈琲店なら、
珈琲も出さないわけがないじゃない。

やっぱり私も食べたいわけじゃない。

珈琲店で炊きたておにぎりを。

というわけで

やって頂きましょう。


「炊きたて握りたてのおにぎりを食べる会」


お隣りの「加藤けんぴ店」さんhttp://www.kato-kenpi.com/

「何にも勝る。炊きたては別次元」

という熱い言葉に
私の心もピンと炊きあがってしまいました。

お隣り同士だからこそ実現した
冷めない距離のイベントです。

ねじまき雲で、加藤けんぴ店さんの加藤さんが
炊きたて新米のおひつを持込み、
その場でおにぎりを握ってくださる贅沢な2日間。

・大きめおにぎり(白米のみ)

・大きめおにぎり(具入り*選択制

素材の良さを噛みしめられるようにひとつは海苔だけ巻いて素のまま。
もうひとつは具を

油揚げおかか
昆布

梅干し
たらこ

から一品予約時に選べるようになっております。
メールにてお決めになった具材をお知らせください。

・お味噌汁

・芋けんぴ数種類

・食後の珈琲(おにぎりに合うようお茶のような珈琲)



完全予約制 ¥1500

両日とも5名以上で開催となります。
定員に満たない場合は恐縮ですが
19日(水)にその日の中止ご報告をいたします。

18日(火)予約〆切りです。

10月23日(日)12:00~14:00

定員先着5~10名

通常営業は15:00~となります。


10月24日(月)19:00~21:00

定員先着5~10名

通常営業は18:30までとなります。


ご参加希望の方は

info@kato-kenpi.com か 「加藤けんぴ店」店頭で



〇お名前・メールアドレス・電話番号

〇ご希望の日にち

〇人数(一件につき2名まで)

〇ご希望の具材一品

油揚げおかか、昆布、鮭、梅干し、たらこ

から一品選択

をお教えください。

 

最後に、加藤氏の熱の籠った炊きたての一言を。


「蒸気を吸ってほしい」


もぉ~、変態レベルのお米愛じゃないの。

是非、ご参加お待ちしております。













先日お招きいただいた「ハウスのハウス展」
山梨県北杜市への輪行出張焙煎が終了いたしました。

天候の悪いなか沢山の方に珈琲を楽しんでいただき
有難うございました。


山深い川の傍にたたずむ
シンプルかつ機能的にリフォームされたアトリエとギャラリーショップ。
庭にせりだした広いウッドデッキ。
松の大木に揺れるブランコ。
それにマスミツさんが全精力をかたむけて作り込んだ
母屋のセトさんの仕事場。キッチン。
そしてご自身の作品制作そっちのけで最優先し作成いただいた力作の、
ロケットの頭みたいな手回し焙煎機。

いやぁ~行けなかった方は見たいよね、見たいな~そりゃ。素敵なんだもん。

でもね。

重い一眼レフをパニアバックに放り込んでいったわりに
一枚も写真を撮ってな~いっ!!!!

前日の予報に反し電車を降りたら雨は降るは時間はまったく無いしで、
撮影の余裕はミジンコほどもなかったのでございました。
私の心はコナミジンコ。

前日から朝方4時まで踊り仕込んだ
魂の水出し珈琲4リットルを満載した坂登り輪行の様子も
いろいろと汗と涙の結晶であった、
ぶっとおし5時間耐久粉まみれ焙煎の様子も無し!
北杜市に立川から移住されたゼルコバさんの焼きたて激美味パンは、
お姿すら拝んでおりません!
残念!!





今回は最初で最後の出張焙煎だけあって豆の袋も凝りに凝って
荷札に活版印字とゴム版を使い分け手押し。
黒い袋に白い油性ペンで手書きで一個一個
「On the river」としたため
現地で煎りあがった豆を封入し金のシールで留めました。

が、完成品の画像はありまて~ん!

ですので、なんとか帰り支度の合間に購入できた

セトキョウコ氏http://kyococco.blog110.fc2.com/の新ブランド

「菜と果」

ストックフードの素敵画像をお楽しみください。


 
ジャ~ン!!

たぶんジャム的なやつ。
プラムとバニラビーンズですって。美味しそうですね~。
まだ食べておりませんが、パッケージからして美味しさがにじみ出しております。
セトさんのお作りになるものは、素材の味を活かしつつ
ご自身の優しさと個性を封入し、脳内にパチパチ線香花火が散るような
喜びをもたらしてくださいます。
ストックフードだから長持ち。


 
キュビ~ン!

梅干し。
ではありません。
ドライトマトのストックフード。
横のバジルでお分かりかと思いますが
ストックする間もなく私のお腹にストックされました。


 
じゅ~ッ!!


 
もり~んッ!

でっきあ~がりっ!!

セトさんの、ドライトマトはオイルと塩とレモンが効いていますので
余計なものは要りませ~ん♪


トントン、ニンニクみじん切り♬
ピリッ!と唐辛子少々と、ぱらっとパラパラ塩少々♪
それに愛情少々と、エリンギ二本くわえましょ。
ちょっと奮発、大多摩ハムの♫ベーコン一発
ドライトマトをオイルとともに炒めれば
あとはパスタを絡めましょ~!
おっと忘れた胡椒も少々。僕の頭は少々故障。
レモン爽やか、シチリア風味のいたりあ~ん♪
真夏に観る、怖い映画はバタリア~ン♪
お日様カンカン、菜と果はカンタン♫
おぅ、あ、イェ~。

セトさんトマト、垂涎のマト。
キッシュに入れてもいいかもね~
アスパラ相性いいかもね~♫
ケークサレでもオサレだね~
ソーセージ埋めたらいいかもね~♫

ドライトマト・インザサマー
ドライトマト・ゴチソウさま~
菜と果のトマト・オンザリバー!

か~んせーいっ!!

あ。バジル忘れた。


なんと・・・歌を唄っている間に出来てしまいます。
ストックフード恐るべし。


「菜と果」が欲しい人はハウスのハウス展へGO!!
ハウス展は明日30日火曜日までですので、ハウスは家♪イエだけに、
セトキョウコさんのブログを常にチェックだイエ~!!



・・・全体的に、ブログが取り乱して失礼いたしました。



無事出張も終わり、土砂降りの帰り道は自転車では帰らず、
はるばる青梅からお越しくださっていた
キノコランプ作家http://mushooming.exblog.jp/高野氏ファミリーの車で
さらにはるばる国分寺まで送っていただきました。
高野氏、いつもありがとうございます。
疲れで放心していましたが、高野氏の軽妙なトークで
ちょっと復活いたしました。優しさに感謝!

そしてなにより、マスミツさんはじめマスミツ家の皆様、
セトさん、ワクさん、お呼びくださり
有難うございました!!


House. HP http://house-jp.org/ 








今年でしばらくお休みする遠方出張。

最後のトリを飾らせていただくイベントがこちら。


「ハウスのハウス展」

househttp://house-jp.org/

造形作家マスミツケンタロウ氏と料理家セトキョウコ氏の
新アトリエお披露目

山梨県北杜市のオープンアトリエにお招きいただけることとなりました。
お二人には国分寺にいらっしゃる時から長年に渡りお世話になっております。

記念すべき今回は、最初で最後の

出張焙煎 & 輪行出張(予定)。

当店の参加は8月27日(土)のみ。

11:00~ですが私は到着しセッティングをしてからになりますので
少々遅れる可能性がございます。
目標は12:00焙煎開始です。

このイベントに伴いまして

当日の当店実店舗の営業はございません。

8月26日(金)前日は準備休業とさせていただきます。

なお、8月17日(水)も諸事情につき営業はございません。






マスミツさんが手回し焙煎機が欲しいと仰るので

「それなら作ったらいいですよ」

と当店にお越しいただき焙煎機をバラしてお見せしました。

かねてから私の頭の中にある理想の手回し焙煎機の材質や構造を
お伝えすると、その一部を採用くださり本当にそれを
形にするべく試行錯誤。

マスミツさんのテイストが満載の手回し焙煎機が
もう完成間近なのです。

このタイミングでオリジナル焙煎機が完成して使える状態になっていましたら
ぶっつけ本番ではありますが、それを使わせていただいて
焙煎いたします。

無理な場合は当店の手回しも持参しますので
そちらでの焙煎となります。

100gの豆20袋あまりを煎りたて販売する予定です。

焙煎しながらの出張珈琲になりますので、
当日までに数量限定で水出し珈琲を仕込んで参りますので
アイス珈琲のみのご提供となります。

焙煎と珈琲が終了次第自転車で帰る予定です。

タイミングによってはお待たせしてしまいますが、
今後絶対にやらないであろう他所人前での手回し焙煎をお楽しみになりながら
時には注ぐのをご協力頂き(笑)お待ちくださいませ。



 

参加者は当店の他に


演奏家 青木隼人さんhttp://grainfield.net/aoki/

家具工房 アトリエヨクトさんhttp://www.a-yocto.jp/

パン工房 ゼルコバさんhttp://zelkowa.cocolog-nifty.com/

青木隼人さんの演奏会お申込み方法は、houseさんHPと
青木さんHPをご参照の上、お申込みください。

雨や猛暑などの対策を充分に講じ、
安全に楽しく山梨の大自然の中のアレコレを
満喫しにいらしてください。








お知らせしておりましたとおり

いよいよ明日7月21日(木)は


青梅、柚木のbakery & cafe  「noco」さんhttp://noco.wpblog.jp/
出張珈琲いたします。

「noco」さんでは現在
企画展「多肉道具店」が開催中ですので
そちらに合わせた内容となります。


時間は11:00~17:00


普段nocoさんに卸させていただいております
中煎りのお豆に新たに深煎りを加えた

ねじまき×ノコ
「NEJIMAKInocoBLEND」

を使い抽出いたします。
少量とはなりますが豆の販売もございます。

偶然ねじまキノコのようになっておりますが
茸は入っておりません。

JR青梅線「二俣尾」駅から歩いてほど近くにも関わらず
奥多摩寄りの雄大な自然に囲まれたnocoさんの周りでは
梅雨時のキノコ観察も出来てしまうかもしれませんね。


楽しいパンと珈琲を

アートと道具+植物な空間で。


どうぞよろしくお願いいたします。













「多肉道具店」in「noco」http://noco.wpblog.jp/

当店での展示期間は終えた企画展「多肉道具店」ですが、
一昨日の木曜日から

青梅、柚木のbakery & cafe「noco」さんで
巡回展が始まっております。



 
私のアイデアを再現くださった多肉パンも
再度販売下さってます。




「monomononomori」さんの作品も
ディティールに改良が加えられ進化しております。
育て易く持ち運び易いサボテンやエアプランツが植えられ、
より気軽に手にできるようになったものも。


 
広々とした空間で多肉たちはのびのびして見えました。
古道具「マルポー」さんもここぞとばかり
狭さゆえ当店では出せなかった秘蔵の大物多肉や什器、古道具を
格安価格で大放出しております。
まだまだ隠し持ってそうな予感で楽しみですね。





普段のnocoさんのパンも沢山ございます。
材料の半分量というふんだんに酵母を使った
ハード系のパンも美味しいですよ。
ワインが血ならパンは肉というのが
なるほど納得の食べ応えです。
もう他にはなにも要らない位の満足感。

私が納品に行くと必ずと言っていいほど買う食パンも美味しいですが、
もう一品必ずといっていいほど購入する季節野菜のピザパンも絶品です。
本当は誰にも教えたくないけど、オススメです。



~7月24日(日)

11:00~17:00 火・水定休

21日(木)はねじまき雲がnocoさんに出張珈琲いたします。
少量ですが、多肉道具店オリジナル焙煎豆の販売もございます。

企画展in「noco」詳細はnocoさんのHPhttp://noco.wpblog.jp/をご確認の上、
お越し下さい。


















企画展「多肉道具店」

昨日をもちまして延長期間を終え
ねじまき雲の多肉道具店が終了いたしました。

沢山の方にご来店いただき有難うございました。
お蔭さまで多数の多肉や道具たちが旅立って行きました。
楽しんでいただけましたでしょうか?

クーラーがまったく効かず30度越えの日には
蒸し風呂のような店内で大変失礼いたしました。
来週には業者が入る予定ですが・・・いつ直るかは不明です。
しばらくご迷惑おかけいたします。

さて、当店での展示は終わりましたが
まだ「多肉道具店」は終わっておりません。

今回多肉パンを作ってくださった

青梅の奥地、多摩川よりほど近い柚木のパン屋さん

ベーカリー&カフェ「ノコ」さんで再び
場所を変え、手を変え品を変え、多肉道具店が始まります。


巡回展「多肉道具店」in「noco」http://noco.wpblog.jp/

7月14日(木)~24(日)

*営業時間、定休日などは「noco」さんのHPをご確認のうえ
お越し下さい。

7月21日(木)は私がノコさんで出張珈琲をさせていただけることに
なりましたので、是非この機会に
優しいパンと愉快な珈琲をお楽しみください。


多肉パン「noco」http://noco.wpblog.jp/

古道具「マルポー」https://ja-jp.facebook.com/furudougu.marupo

流木アート「monomononomori」https://m.facebook.com/monomononomori-1700824156858666/


















 


クーラーが全く効きませんので、店内が猛烈に暑いです。

本来ならばサマータイムに入っているのですが、
企画店「多肉道具店」を延長しておりますので
14時から開店しております。
(今年のサマータイムは全日17時からの予定にいたします)
しかし本日は猛暑日。
大変危険ですので、日が落ちてからのご来店を強くオススメいたします。

「多肉道具店」延長期間

7月1日(金)~
7月5日(火)終了
7月6日(水)は搬出日につき青梅営業はございません。
7月8日(金)は臨時休業となります。
7月9日(土)~サマータイム期間が暑い内の二か月あまり続きます。


さて、昨日参加者マルポーさんから追加搬入がございました。




目玉はこのクリップライト。
台などは私が組み合わせましたが、この燭台との相性がドンピシャリ。




もちろん点きます。
燭台の塗装、手前の作品の金属の影をファンタジックに照らし出してくれます。




「ピンのピントはピンボケ」
といった風の作品も撮れてしまうこちらの道具もかっこいい造形です。




monomononomoriさんの作品も少し追加。
アース系のお家にはピッタリですが
和室の掛け花代わりにも洒落ていると思いますよ。




マルポーさんの道具とmonomononomoriさんの作品の
コラボコーディネートもしてみました。
セットでいかがでしょう。

マルポーさんの追加搬入は会期中これで終了ですが
他にも選りすぐりの品々をお持ちいただけました。
どれも信じられない驚きプライス。
都心の古道具屋に比べて三倍は安いのではないでしょうか?
もはや古道具界の価格破壊王です。
「皆さんが喜んでくれれば」という
マルポーさんの心意気にはいつも頭が下がります。




nocoさんのパンも少量ですが販売がございます。
新作パンも二つお目見え。
(nocoさんのパンの追加搬入はございません)

とくに緑色の「宝輝玉」ベーグルは
中にチョコが入っていますので、
焼いてお召し上がりになると
外はパリっとして、もっちりとした生地の中から
トロリとチョコが溶け出します。
三つの食感に合わせて、香ばしいお茶のアロマが
気持ちもリラックスさせてくれる
幸せが詰まったパンです。


 
いろんな意味で
スーパーあつい店内ですが、
どうか熱中症にはお気を付けください。










「先生、この額の絵はなんですか?」

「うむ、よく気がついたね。
これは『多肉イオン電流の伝達における
カルシウムイオンチャンネル開閉を表す
多肉脳シナプス図』なのだよ」

「え!?多肉植物にも脳があるのですか?」

「あぁ、最近の研究ですべての植物には
すべからく脳があるということが証明されたのだよ。
考えてもみたまえ。
だいたい脳もないのに花を咲かせたり日当たりを考えて伸びることなんか
できると思うかね?
人間が勝手に「脳は無い」と今まで決めつけていただけなのさ。
思えば生き物なのだから、脳があるなんて至極当然のことだよ」

「なるほど。僕ら人間の分かってることなんて植物に比べれば
クロロフィルの一構造にも満たないのですね」

「おいおい、それはクロロフィルに失礼というものだよ君、ハハハ」


という幻想世界の会話が聞こえてきそうな企画展
「多肉道具店」も本日29日水曜日で前半を終了いたします。

本来水曜日は青梅の営業日でございますが、
国分寺にて企画展特別営業となっております。
「noco」さんのパンも少量ではございますが
ご用意があります。

本日が終わりますと「noco」さんの
パンの次回入荷予定日は
7月2日(土)となっております。
延長期間中も少量ですが、多肉パンを焼いてくださいます。


7月1日(金)から延長期間である後半がはじまりまして
7月5日(火)で終了となります。
7月6日(水)は搬出日につき青梅営業はございません。
7月8日(金)は臨時休業となります。
7月9日(土)~サマータイム期間が暑い内の二か月あまり続きます。


上の回路図は、「マルポー」さんが昨日追加搬入くださいました
何かの電気回路図です。
透明のフィルムのようなものなのですが、
こうして額装いたしますと、いかにも意味あり気に思えるから
不思議です。もちろん¥3500にて激安販売しております。

下の回路図も中々近未来的で、これまたカッコヨイのです。


 







ご好評いただいております

企画展「多肉道具店」


お家とのマッチングを考えたり、物量に圧倒されたり
決めかねてしまう方も多数いらっしゃるようです。

期日内ではご紹介しきれないものもございますし、
時々追加搬入もございます。

ですので、会期延長と相成りました。

新期間は


6月24日(金)~6月29日(水)と

7月1日(金)休業予定を返上いたしまして

7月1日(金)~7月5日(火)までといたします。

7月8日(金)は仕込み休業とさせていただきます。


これによりサマータイム期間が7月9日(土)からに
ずれ込みますことをご了承ください。

サマータイムを楽しみにお待ちの方々には
申し訳ございませんがもう少々お待ちください。

昨日ブログでご紹介いたしました多肉パンもご好評につき
普段の営業でお忙しいnocoさんにお願いしましたところ
快くご快諾くださり、延長期間中も少量ですが
入荷できる運びとなりました。
この機会に是非青梅奥地の優しいパンをお召し上がりください。



 

企画展「多肉道具店」も3日目。

今回は多肉パンをご紹介。

多肉パンは多肉見立てのパンです。
焼いて下さっているのは、

bakery & cafe 「noco」さんhttp://noco.wpblog.jp/

青梅は二俣尾、山裾の木々に囲まれた豊かな環境のパン屋さんでは
当店焙煎のエチオピアも味わうことができます。
そのnocoさんに無理を言って多肉見立てのパンを
形にしていただきました。

上の画像は「スタンダード」
石臼挽きの全粒粉+ライ麦生地のどっしりとした香り、
酵母と無花果の甘味と酸味の合わさったハード系の一品です。


 
こちらはnocoベーグルの企画展オリジナルバージョン「羽尾」
とろりと溶けたチーズの羽が香ばしく焼かれてアクセントに。
個人的にはイチオシの旨さです。
多肉植物、カランコエのブラックジャックという品種に羽部分が似ています。




これは、エピ。入っているのはベーコンではありません。
エビです。エピだけにエビ・・・。
そんなくだらない私のオヤジギャグにもこうして最高のお味で
応えてくださるnocoさん。有難うございます!!
バジルとトマトとエビが食欲をそそります。
見た目が多肉植物そのもの。その名も「セダム」


 
上の画像は、「カクタス」
フォカッチャ生地に数種のペッパー、かぼちゃの種が
サボテンのエッジのようなスパイス感を添えています。
刺激的なお味はビールとの相性も最高です。




多肉見立てではないのですが、山型食パンもいくつかご用意がございます。
毎日の食卓の定番です。

我が家もnocoさんに珈琲豆の納品に行った際には必ずと言っていいほど
購入させていただいているお品です。
軽くトーストしてバター。
シンプルな一枚と苦い珈琲と音楽さえあれば
抜群の朝時間が始まるのです。オリーブオイルに浸して食べるのも合いますよ。

いずれのパンもお買い上げくださったらお家で焼いて食べるのが
ベストです。




売り切れ御免の品々。期間中のみのご提供となりますが
どうぞ宜しくお願いいたします。




 

企画展「多肉道具店」もいよいよ本日からです。



6月24日(金)~6月29日(水)

30日(木)が搬出日となります関係で
7月1日(金)は臨時休業とさせていただきます。


ねじまき雲(陽)にて


出店者:

bakery & cafe 「noco」http://noco.wpblog.jp/

古道具「マルポー」https://ja-jp.facebook.com/furudougu.marupo

流木アート「monomononomori」https://m.facebook.com/monomononomori-1700824156858666/


*会期中通常メニューはございません。
イベントオリジナルメニューとなりますのでご了承ください。


 
昨日搬入が終わり、異世界感溢れる店内となっております。
植物自体には詳しくないので、
あくまで全体の造形として見ていただき、
ご購入後はご自身で調べて育成するなり、植え換えるなり
お好きに楽しんで頂けますと幸いです。

ガーデニングに使えそうなキットもいくつか販売があります。


 
流木アートも白壁に映える存在感です。




多肉見立ての多肉パンも私のアイデアを多数盛り込んでくださり
作ってくださいました。
どんなお味か楽しみですね。




そうそう、今回の展示はあまりお菓子は作りません。
ですので当店お隣りの

「加藤けんぴ店」さんhttp://www.kato-kenpi.com/の新作

「米けんぴ」は、当店への持込み飲食可といたします。

米けんぴは芋がシーズンオフになり作れなくなる芋けんぴの代わりに
私が考案したものを
なんと加藤さんが形にしてくださいました。

雷おこしのようでもあるし、かりん糖のようでもあるし
それでいてどこにもない新食感のお菓子です。

お味も何種類かございますので、珈琲やお酒とも合わせられますね。




加藤けんぴ店でイートインできる冷茶も




注文してから焼いてくれる焼きたて卵焼きの別次元のおいしさも




この夏オススメ、暑さ和らぐおにぎりの冷茶漬けも
食べなきゃ損な逸品揃いです。

加藤けんぴ店で、この三種の神味を味わった後、米けんぴをお買い上げいただき
当店の珈琲とともに食しながら多肉植物店を味わい、
更に多肉パンを買って帰りお家で楽しむという
フルコースなんか最高じゃないでしょうか?(笑)





会期中、商品の入れ替えなどもございますので、
何回かお越しになっても新しい出逢いのある展示になるかもしれませんね。


ではでは、宜しくお願いいたします。




 


夕暮れの薄暗い厨房には
なんとも甘酸っぱいような腹の空く匂いが立ち込めている。
目深に帽子を被ったオヤジが
今夜出す酒の肴を仕込んでいるからだ。

ふいに店のドアが開くと
中肉中背で四十がらみの男が、季節外れの真っ黒なコートを羽織って
陰鬱につっ立っている。

「ヘイらっしゃい!」

「魚にしてくれ」

店のカウンターにつくなり男は言った。

「魚いっちょぉ!」

厨房のオヤジは
大きな寸胴に手際よくレードルでスープを加えると
どんどこ沸かし始めた。

ぐらぐら煮立ったところで、
オヤジが男のつんつん頭をむんずと掴み
鍋の中へ、ぼちゃりと身体ごと圧し込んだ。

「今夜はこれから雨が降るもんだから、ここいらは川になりやす。
魚になるにゃぁ丁度いい日和でさぁ」

「へぇ、そうかい」
男は鍋の中で大仰に腕組みをしてカラカラ笑った。

みるみるうちに、男は肌色にぬろぬろ融けだして
死んだ魚みたいにトロンとした目玉だけが、ぷかぷか浮いたり沈んだりしながら
泡の飛沫の合間を転げている。

追い鰹をパッと散らし、すぐに落とし蓋をする。
とろ火のまま半時もしたら、ぱかぱかと蓋が踊り始めた。

外にはもうシタシタ雨音が聞こえはじめている。

火を止め更に半時すると、店のなかにまでタプリと
コンクリ色の雨水が流れこんできた。

「もう頃合いだな」

オヤジが寸胴の中身をステンレスの排水溝にざばぁと流し込むと
つんつんとした背びれをぴかぴか水面に立てながら
もうすっかり男は溶岩色のオニオコゼになって、
店の外へと滑り出していくのであった。

「毎度!」

こうなってくると、果たして男は
はじめから人間だったのかどうだったのか。
それすらも怪しいのである。
オヤジはぼぉっと見送りながら

「最初はたしか・・・エアプランツだったな。
まぁ、今となってはどうでもいいことか。
それにしたって、客じゃねぇ客ばっかりの店ってのも
困りもんだよな」

と独りごちると
また淡々とグリーンネックレスを酢で締め始めた。


(完)



企画展「多肉道具店」



6月24日(金)~6月29日(水)

30日(木)が搬出日となります関係で
7月1日(金)は臨時休業とさせていただきます。


ねじまき雲(陽)にて


出店者:

bakery & cafe 「noco」http://noco.wpblog.jp/

古道具「マルポー」https://ja-jp.facebook.com/furudougu.marupo

流木アート「monomononomori」https://m.facebook.com/monomononomori-1700824156858666/



多肉植物やエアプランツの造形に+αを。
ユーモラスな異世界感を、+古道具、+アート、+パンで
表現していただきます。

古道具は多肉植物を植えたものだけでなく
その周辺の雰囲気出しガーデニング材料などもご用意いただける予定です。

期間中は特別メニューとなりますので、
通常メニューはございません。
ご了承ください。

注)オニオコゼのスープとグリーンネックレスの酢漬けはございませんので
  あしからず。








 


氷星の欠片と化石草で作られた「記憶オルゴール」



 


バジリスクの肝入り、火の玉アロエ酵母の「噴火パン」



 


大海賊マルポーロの秘宝「銀クジラが吹いた潮の結晶」



 



ねじまき雲の「夏の塔」



これはすべて


まったくもって


幻想世界。




企画展「多肉道具店」



6月24日(金)~6月29日(水)


ねじまき雲(陽)にて


出店者:

bakery & cafe 「noco」http://noco.wpblog.jp/

古道具「マルポー」https://ja-jp.facebook.com/furudougu.marupo

流木アート「monomononomori」https://m.facebook.com/monomononomori-1700824156858666/



詳細は後日。

30日(木)が搬出日となります関係で
7月1日(金)は臨時休業とさせていただきます。


展示会が終わりますと、昨年から引き続き
7月から数か月サマータイム期間に入ります。


営業時間を平日に限り

17:00~23:30

ラストオーダー23:00とします。

土日祝日は通常通りの時間

14:00~22:00営業です。


さらに全日珈琲以外のソフトドリンクを廃止
珈琲が飲めないお子さまが飲むものはありません。

珈琲の飲めないお子さまはご入店をご遠慮いただきます。
乳幼児もご遠慮いただきます。

ソフトドリンクに限らず珈琲も軟弱なメニューはすべて廃止します。

その代わり、

特濃水出し珈琲「しずく」が解禁になり、
しずくのコンデンスミルク入りアレンジ珈琲「サマー・オブ・ラヴ」も復活。
メニューには載せませんが「霜柱」も解禁となり
ラム酒のカクテルメニューが復活いたします。


二人以上のご入店(二人まではOK)、三人からのご入店も禁止といたします。


詳細はこちらも後日。










 

岐阜県高山市上切町。

湿気のないカラっとした風が、川面色の暖簾を涼しく揺らしている。


 

沢山の人の手によってリノベーションされた築100年を超す古民家は、
初夏の朝陽を受けて、

古くて新しい。

そんな輝きを纏っていた。


ゲストハウス&カフェ「SOY(ソイ)」http://www.hidatakayama-soy.com/


日本語で「大豆」と言う名を冠した、宿泊と飲食のお店。





先日、そのSOYさんがお呼びくださり、出張珈琲をさせていただいた。

お越しくださった皆様がた、どうも有難うございました。





今回は布絵作家である母も共に出展。
江戸ちりめんや酒袋の端切れを用い、一枚の絵として再生させる母の作品も、
ある意味リノベーションだ。
だからか、この建物にもよくマッチしていたと思う。

わざわざ遠方からお手伝いにお越しくださった生徒さん方も、
有難うございました。いつも母を支えて下さり感謝いたします。

母は私の歳のころからこの仕事を始めたので、かれこれ30年ちかくになる。
私は珈琲屋として独立して10年。まだまだ長い道程である。

(母の布絵展は、SOYさんのご厚意により数か月の延長となりました。
作家は在廊いたしませんが、どうぞご覧なりにいらしてください)





広々とした吹き抜けのカフェスペースには暖炉が設置され、
不揃いの椅子たちが、統一されたセンスでもって空間を柔らかく包んでいる。
母の作品たちも、以前からここにあったかのように溶け込んでいるから不思議だ。





運転手をかって出てくれた父を含めた私たち親子三人は、

「蔵」という名のお部屋に
泊まらせていただいた。
まるで一軒家のように廊下や二階もあるのが驚きだ。
定員は4名。

一泊朝食付き

お1人様  ¥15000
お2人だと ¥28000
3名さまは ¥39000
4名さまは ¥44000

つまりは大勢ほどお得というわけだ。


 

ローテーブルとソファーがふたつ。
モノが書けるように電気スタンド付きのデスクと椅子。

それに贅沢な音響設備からはお気に入りのCDを
流すことだってできる。

まるで文豪の書斎のような二階。
私がもし作家なら、長期滞在間違いなしの環境だ。





専用のお風呂は、真新しいヒノキの香り。





カフェスペースの上の階にも二つのゲストルームがある。

こちらは定員2名のお部屋。
日当たりもよく、小さいながら良い気が廻っている。
私は見た瞬間この部屋が気に入ってしまった。
サイズ感もシンプルな内装も、私の感覚にはぴったりだ。
正直なところ、贅沢な話しではあるが二日目はここで寝てみたかった。

一泊朝食付き

お1人様  ¥8000
お2人だと ¥15000





こちらは少々大きくて定員5名のお部屋。

時代劇に出てきそうな骨董火鉢と、
窓辺には文机。
隣の部屋には和箪笥と畳。

9割が海外の宿泊客とあって、
これは諸国の方々には喜ばれる造りだろう。


一泊朝食付き

お1人様  ¥9000
お2人だと ¥16500
3名さまは ¥23500
4名さまは ¥30000
5名さまは ¥35500


ご紹介した2つのゲストルームは
二階廊下にある洗面、トイレ、シャワールームが
共用となっている。
その代わり共有する空間が多い分、
「蔵」に泊まるより、知らない方とお知り合いになれる機会も増えるだろう。
意気投合すれば、下のカフェスペースで
地酒を酌み交わし、世界を語らうのも面白いかもしれない。

3部屋とも

バスタオル、歯ブラシ、ボディーソープシャンプーコンディショナー
ヘアドライヤー、Wi-Fi完備である。

check in 15:00~
check out ~11:00

駐車場あり・学割あり・小学生以下は宿泊NG

*高山駅からバス15分、バス停より徒歩3分。
東京は国分寺から車だと、中央自動車道を経て約5時間かかりました。





二階部分、梁などの構造はむき出しになり、
昔の大工の仕事を垣間見ることが出来る。





一泊に付く朝食は、これまた豪華だ。
この日の朝食は、SOYオーナー古川家のお母様自家製のベーグル。
塩麹の塩味と白神山地酵母のクセのない発酵が醸し出す優しさが
ピクルスやハムの受け皿としてパーフェクトな芳醇さ。





絶品トマトのふんわりキッシュ。


 

鮮やかなグリーンや紫に彩られた、貴婦人のフリルスカートは
シャッキリとした大量のレタス。
もちろんドレッシングは自家製。

SOYさんは、自然農に取り組む飛騨の農家さんたちとお知り合いなので
いつも旨みの詰まった時期野菜が、食卓にてんこ盛りなのだ。





最近は予約制で

「酵素玄米のランチ」¥1500

を始めたそうだが、これを食べない手はない。

デトックス効果が高く、
身体にダメージを残さずパワーを授ける酵素玄米と
飛騨高山の至高の地野菜が、
お母様の手によって更なる高みへと昇華したランチは、
日本広しと言えども、食べられるのはここだけなのだから。

画像は、私たち家族のために特別にこしらえて下さった酵素玄米おにぎり。
なんとお味はハーブミックスのふりかけ!
このライブ感は、まさにオンリーワンの食体験。

 


泊まらなくとも、ランチとカフェタイムは
どなたでもご利用可能。

カフェの営業時間は

11:30~18:00

木・金定休



 

カフェの目前に開けたるは、空を映して煌めく田園風景。
一斉に鳴きはじめる蛙の合唱は、日暮れの合図。






















出張珈琲を終え、三種盛りタルトを自分へのご褒美に注文すると、

オーナー古川泰氏が豆乳を使ったSOYオリジナルカプチーノ
「SOYチーノ」をご馳走下さった。


泡のクリーミーさが納得いくまで

何度も何度も繰り返し作り直す。


泰(タイ)さんはまだお若いのだが、
何事にもとても真摯に取り組まれ、なおかつ紳士だ。
お客様への配慮、距離感を心得られているように思える。

ご家族で事業を切り盛りされる大変さもあるだろうが
激動の開業一年間を過ごした彼の言葉からは
深い感謝の念が感じ取れた。

「父の存在は大きいですね」

チームワークの上で彼はそう口にした。

この度も古川さんのお父上には、母の展示設営などをはじめ
細かい部分で知らぬうちにだいぶサポートしていただいていた。

お父様は、
空気に滞りのないよう自然に立ち回ってカラッと吹き抜ける
風のような人だ。

黙々としているときは透明で、頼まれれば嫌な顔ひとつせず、
笑えば涼しい風が吹く。
そういう人だ。

思えば今回は、両家とも父、母、息子の三人が
母の縁で繋がり息子の代へとバトンを繋ぐ
親子共演の場であった。

私の父も、高齢に差し掛かったにもかかわらず
嫌な顔ひとつせず動いてくれた。





父はこの出張珈琲中72歳になった。
おめでとう。そしてありがとう。


今年は6月19日が、父の日。


皆様も父の日のお祝いに、飛騨高山「SOY」で
美味しい時間を過ごしながら
親子の縁を深めてみてはいかがでしょうか?


SOY古川家の皆様。
本当の豊さとは何なのか。家族で存分に享受できた3日間でした。
思い出と体験と笑顔を
ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。





お し ま い






 


上の画像は青梅店の一角です。
この古材は、10年前はじめてお店をつくる時
古民家解体移築をされていた御仁から賜ったものです。

柳なにがし氏ゆかりの建物の一部だったそうで
有難く使わせていただいております。

民藝とも下手物ともつかぬ、
私の蒐集した護美(ゴミ)の数々に囲ませてしまい
大変申し訳なくも思いますが・・・。

じつは前のブログ記事の黒みりんのメレンゲの乗った木の器を
お彫りになったのも、古材をくださったご主人です。

この材を下さった方は私の母の知人で
奥様が酵素玄米を軸とした家庭懐石「こがわ」というお店を
東京で営まれておりました。

当店も2011年に出張珈琲をさせていただきましたが、
数年前飛騨高山の古民家にご家族で移住され、
さらには2015年、息子さんが中心となり
築100年を超える古民家を再生させた


Guest house & Cafe「SOY」http://www.hidatakayama-soy.com/


をオープンさせたのです。

日本古来からの穀物、大豆のように発酵し多種多様な変化をもたらす
交流の拠点となる存在でありたい。

そういう願いを込めた「SOY」さんには
もうすでに諸外国から沢山のお客様が訪れ、
地元の方々にも愛される場所に育っているようです。

「SOY」さんのHPトップページの絵は
私の知人でもある
素描家「しゅんしゅん」さんhttp://www.shunshunten.com/
が手がけておられます。

有難いことに、ご縁浅からぬ当店の珈琲豆も
卸させていただいておりますが、
当店より先に移転準備中の「トコロカフェ」さんhttp://tocoro-cafe.com/
SOYさんへ出張カフェいただきました。

トコロカフェの上村氏はしゅんしゅんさんを見出した方でもあり
当店との縁でこがわさんにもお越し下さった関係で
先じてご出張いただきました。

まさに一粒一粒の豆が数珠つなぎのように糸ひき
結ばれているようですね。

さて、、、いよいよ真打ち登場(苦笑)
というわけではございませんが
当店もSOYさんにお呼びいただき、
私の母であり、古布を用いた布絵作家でもある「長沼和美」ともども
出張展示&出張珈琲をさせていただける運びとなりました。
SOYさんお世話になります。嬉しい機会を有難うございます。


出張珈琲「珈琲タイム」

6月4日(土)10:30~18:00

6月5日(日)10:30~16:00

*布絵展は6月4日~29日まで

出張珈琲にともないまして

6月1日(水)~6日(月)のねじまき雲実店舗営業は
お休みとなりますのでご注意ください。


岐阜の皆様、珈琲のご提供にはお時間がかかってしまいますが
お近くにおいでの際にはゆったりとお立ち寄りいただけますよう
どうぞ宜しくお願いいたします。

ご宿泊、カフェ利用など詳しい内容は
「SOY」さんのHPを熟読のうえ
お問い合わせくださいますようお願いいたします。

かの思想家、柳宗悦は

他力の力をも受け取ることによって、はじめて生まれ出る美しさ
美の他力道が民藝品にはあると考えておられたそうです。

美の本性に触れるには、何より「直観」の力が不可欠で
それは、人が本来持っている美を感受する本能的な力であり、
知識や先入観ではなく、囚われのない自由な心と眼によって
純に対象物を観ることである。と仰っておられたそうです。

直感で生きたい場所で生き、他力と練られ昇華していく「SOY」さんと
そして私たちもまた然り。

豆のひと粒、虚心の手仕事で
飛騨高山「SOY」さんにてお待ちいたします。










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