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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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「あっはっは。津波なんかあったらここなんてイチコロよぉ〜!」

きらきらと笑い飛ばして彼女は言った。

結構シャレにならないことも、さらっと笑い飛ばしてしまえるのは
万が一そうなっても、悔いのないほど大好きな場所を見つけられたからなのかも
しれないな、と私は思った。

太陽に白く反射するリネン地のシャツに、
ピタッと青いジーンズをロールアップして、
ジャックラッセルテリアという真っ白な猟犬を連れ、
しゃんと背筋を伸ばして歩く彼女は、

どこにいても肝の坐った生き方をしている。




オシャレなレンガ色のスターバックスがデンとあって、
潮の香りのするうねうねとした葉山のバス通りから一本山側に入ると、
もうそこは東京の下町のようにひっそり密集した家々が立ち並ぶ
どこか懐かしい路地になっている。

ふと電柱を見ると、白と青の爽やかな四角いプレートに

「津波注意 ここの地盤は 海抜5.8m」

と、緊張感のないロジカルな文字が
間の抜けたTシャツのロゴのように並んでいる。

その電柱を角に曲がり、
更に吸い込まれそうに狭い路地を50歩(たしかにそれは50歩なのだそうだ。を)奥にゆくと
瞳孔が開きそうにポッカリとすべてが黒い
強固にこじんまりとした日本家屋が見えて来る。

そこが「食」を中心に据えた環を作り出す彼女、大西麻子氏の新しい城。
「昵懇」http://jiccon.com/about.htmlだ。

黒いお店の前に立つ大西さんは、まるでくっきりとした白い穴のように見えた。
白い意志の塊は黒い城のお腹の中で、魔法使いみたいに
ほっぺたの落ちそうな料理をむくむくと産み出してゆくのだろう。



4月22日の火曜日に、そこで私は珈琲を淹れさせてもらう。



某日、
新宿で湘南新宿ラインの乗り換えに目の前で失敗した私は
東京駅から総武線快速・横須賀線に乗って
それでも打ち合わせ予定時刻よりだいぶ早く逗子に到着することができた。

昔に一度逗子に来た時に、葉山までの道すがらに海岸があるのを
記憶していたからだ。



ビーチコーミングを、しようと思ったのです。




「昵懇」からも徒歩5分ほどで、砂浜に出る。

逗子からそこまでの道すがら、温かい風と照り返しで少し汗ばむ海岸線で
小2時間ほど拾い物をした。

写真が戦利品の数々。

あまり大物はないけど、波に洗われた物体の、成れの果て的得体の知れない無用なものを
沢山拾った。


いろいろ考えながら拾うと、そういうゴミみたいなものも宝物に等しく思えるから不思議だ。

たぶん、私や私の店なんかもそういうものの寄せ集めで出来ているのかもしれないな、と思う。
どうしようもないものを拾いながら、ひとつづつストーリーをこめて、色をつけて、慈しむ。
いつの間にか、なくてはならない大切でかけがえのない唯一無二のものになっている。

そういうものなのかもしれない。

案外レアな大物は落ちていなかった。

そいうえば、"あの人"もたしかこの辺に住んでいて
ビーチコーミングをするって言ってたっけ。
と、取材でお世話になった人の笑顔がふっと浮かんで、
いいものは全部そいつに拾われてしまった後かもしれないな、
チキショウ!と勝手にその人のせいにしたりする。

たしか手紙の入った瓶を拾ったと聞いた気がする。
そんないいものはそうそう落っこちていない。

いわゆる"持ってる"タイプの人はどういうわけか、そういうものを運命的に
たぐり寄せる力があるようだ。
大西さんが黒い城を手に入れたのも"持ってる"人だからだと私は思っている。

"持ってる"彼は、今頃どうしているだろうか?
掴もうとする夢に向かって進んでいるのだろうか?
まだツキは"持ってる"だろうか。

などと考えながら、パステルブルーのガラス瓶のカケラを拾う。


すると、去年フランスに旅立っていった大学生のお客さんの顔が
突然ふっと浮かんだ。
初めて来てくれた時はまだ高校生だったっけ?

自分の学科とぜんぜん関係ない教授にくっついてフランスにちょこっと行くというので

「フランスにも不味いチョコってあるのかな?お土産に不味いチョコ、買ってきてよ。」
と冗談で頼むと

本当に買ってきてくれた。しかも美味しいやつ。
ニワトリと、色とりどりの卵がいくつかと、藁の地面が全部チョコレートでできているやつ。
壊れてしまうといけないと、機内持ち込みで大事に抱えながら
日本に帰って来たという。

彼はその後大学を一時休学し、フランスに長期滞在することに決め、また旅立っていった。
今は店の冷蔵庫に、チョコの藁だけが入っている。
フランス語を「星の王子様」を訳しながら覚えていた
王子様みたいな甘い横顔が脳裏に浮かぶ。

海の向こうで、自分の星は見つけられたかい?

と思っていると、


ニワトリの骨みたいなものを、拾いました。




・・・とまぁ、私の"持ってる"度は所詮こんなものだと解ったのだが、

それでも、これからも拾い続けていこうと思う。


物語を抱きながら、


波にもまれて、まるくなって、きらきらとひかるカケラにまた

会えるように。



とりあえず「海抜5.8m」


どんな波が来ても、黒光りする船で乗り越えて宝探しをする

海賊のような珈琲を淹れようと閃いた

一日。




4・22 もし晴れて津波が来そうになかったら

皆様も是非、浜辺で自分探しのビーチコーミングを

楽しんでください。

その宝物を、チキショウ!と言うであろう私に見せびらかしに「昵懇」へ。





詳細はまた後日。






















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当店は、展示毎にメニューを変えている。


漂雲詩片では、画像の新ドリッパーを用いている。


造形の美しい金属部分は、
知人のハニービーンズさんhttp://www.honeybeans-sugamo.com/考案で、
「試してほしい。」と託されたものだ。
コーノのペーパー用に町工場に頼み込み、開発したものだそうだ。

託されたのが丁度、水墨画展の時期と重なり、
「さて、今回の展示はどうやるか?」と頭を捻っていたところ
このドリッパーが傍らにあった。

「これだ!」とピンときた。

ドリッパーとポットは筆、珈琲は墨、器は画面に見立てられなくもない。
それなら、筆を作るにこの金物はうってつけだ。

はじめてこのドリッパーを見た瞬間から、私の脳裏にはネルが浮かんでいた。
ペーパー用ながら、それが良い体裁の型をしていると思えた。
しかしそれにしては、持ち手となる柄が短い。

筆なら持ち手は長いほうがいい。

それに毛先をネルとするなら、起毛している点、
珈琲エキスを自在に含むという点で筆先と共通している。

水墨画は一本の墨の濃淡で、世界を顕し、色彩をも表現する。

珈琲も一つのブレンドで、漆黒から淡白までを、
「苦み」という共通項に潜む「何か」を
それぞれの段階で表現する合致を、水墨に見い出すことはできないだろうか?


ネルはペーパーを型紙にし、相方に縫ってもらった。
柄を探し、金物店や古道具屋を巡り、流木も試したが
どうもしっくりこない。

家にあった細枝は削るとすぐにポキリと折れた。

今回の展示のDMには桜の水墨画が描かれている。

当店よりほど近い橋の脇にも桜の木が生えている。
去年、その枝が橋にかかり邪魔だからと数本が切り落とされていた。
それを思い出した。

橋の下まで行くと、思ったとおり手頃な枝が、皮をすっかり風化させ落ちていた。
切られた断面が乾燥で自然と割けて、「オレを使え。」と言っているようだった。

雄々しい鹿の角のような枝を持ち帰り、洗い乾かし、湾曲した根元を切り落とし
割けた断面にドリッパーを差し込んだ。
面白いように金属柄は吸い込まれ、留め具があるかの如く、カチリと止まった。
そこをビスで固定し切り落とした先端側には麻ひもで掛けひもを作った。


水墨の桜を見ながら、桜の枝で珈琲を点てる。


止まっていた桜の時が今、漂雲詩片で流れはじめた。そんな気がした。


「そうか・・・!」と思った。

器は画面じゃなかった。

器は硯だった。

ポットは筆ではなく、濃淡を操る水滴。

その桜の記憶を飲んだお客様の心にこそ、絵は描かれる。

画面は常に、人の心。

ふふふ。

だから皆、笑顔の頬が桜色に染まっていくんだ。

いまだ芽吹かぬ外の桜。

漂雲詩片を内に抱きし、ねじまき雲の液体は、



桜が満開だ。




「漂雲詩片」

明日まで。







 






「漂雲詩片」



3月7日(金)~18日(火)


通常時間営業
15日のみ17:30から営業


ワークショップ「知っているようで知らない水墨画」
3月15日(土) 14:00~17:00

参加費:¥2500 持ち物:不要

題材:魚(ハタハタの干物)


お申し込み:ねじまき雲までお電話ください。
tel 0428-85-9228
定員なり次第受付終了



奥多摩で水墨画・日本画業に打ち込まれていらっしゃる
海野次郎氏が、ねじまき雲を舞台に、画「詩片」を展開。

その詩片を、ねじまき雲店主が空間に散りばめ、
雲の間(あわい)を埋め漂う詩の断片を
配します。


ワークショップでは、海野氏が本格的水墨画の基礎を
同じ題材をもとに回数を経ながらレクチャーくださいます。

なかなかない機会ですので、物を見、筆を繰ることを通し、
ご一緒に己の奥底を探ってみましょう。

同時間帯は店主も一緒に水墨画ワークショップに参加するため
15日の開店は17:30からとなります。
ご注意ください。

ワークショップ当日の道具一式は先生のほうで
ご準備くださいますので手ぶらでどうぞ。

ご参加希望の方はねじまき雲までお電話ください。
予約定員なり次第締め切らせていただきます。



*展示期間中は漂雲詩片特別メニューにてのご飲食となります。









企画展



「漂雲詩片」



たゆたう 雲の 間に 間に 詩 。



雲 詩う 海ノ野原 ト 空ノ色 。



とうとう れんめん 水 墨々  。




海野次郎 + ねじまき雲  「漂雲詩片」


日本画と水墨画と珈琲と


2014年 3月7日(金)〜18日(火)



詳細は後日。




展示準備として


* 3月3日(月)4日(火)と臨時休業いたします。











キノコランプ展「バーバ・ヤガーの森」
大盛況のうち終了いたしました。


ランプも最終日を待たずして全て完売。


沢山の菌類好きの方にお越しいただけまして
有り難うございました。


展示中は、ラテもこのとおり、キノコでした。
キノコパンやキノコクッキー作りにも楽しんで取り組んでくださった
立川シンボパンさん、有り難うございました。

これでようやく国分寺ねじまき雲(陽)も
ただの珈琲屋ではない、ねじまき雲らしくなってきました。


今回は明るくオープンな前回の展示と180度変わり、
窓もコンパネで打って潰し、光を暗幕で極力遮断。
木を持ち込んでいただいて長さを調節しながら
怪しげな夜の森を店内に再現し、最高のキノコランプ展になったと思います。

 
外からはシャッターも閉まっているので、まるで差し押さえられた店。
やっているかどうかさえ分からず、一層場所も分かりにくくなってしまい
迷子を沢山出してしまいました。
珈琲を楽しみにお越し下さった方には、怪しすぎて入れなかった方も
いらっしゃる始末。
申し訳ありませんでした。


しかしながら、珈琲店としては大失格の店構えながら、大変楽しい。
この不可解などうしようもなさがねじまき雲。
単純にくくれないものほど、胸が騒ぐ。
変態珈琲屋でごめんなさい。


そして、どうなるかどうか分からない楽しいドキドキ感を
プレゼントしてくださった、

ザ・ネジマキスト

グレイト☆マッシュルーミング高野幸雄氏に

最高の感謝を!




















キノコランプ展「バーバ・ヤガーの森」

あと残すところ本日を入れて二日です。

本日まで画像のように店内を暗くし、

最大限にランプとしての魅力をお届けして参りましたが、

じつは、このキノコランプ。

光っているところだけ以外にも楽しめる顔があります。








この画像は、上のランプと同じものです。

ご覧の通り、明るい場所で見ると、またひと味違う表情になります。

色も光源での発色が消える分、色味が変わり落ち着いた雰囲気できのこ然とします。

傘の作り込みのディティールがよくわかり

キノコマニアならずとも

その美しさと愛らしさ、流木とのバランスの妙に心奪われます。








さて、こちら。

一見おもちゃのような色と造形ですが、

実際にこのモデルとなった実物のキノコを見た事がある私など、

思わずうなってしまう出来映えの、

たまご茸の幼菌です。

升型タイプのキノコランプは

土台が自然を忠実に模したジオラマ仕立てになっており

キノコの生える環境までもを捉えた作りになっております。

そしてなんと、この升型タイプのキノコランプの土には

当店、ねじまき雲の珈琲粉が使われております。

使用して捨てる珈琲粉の再利用として提案し

採用していただきました。


残念ながら枡形のものは、今回すべて売れてしまいましたが

是非この機会にキノコランプ写真だけでも

撮影にお越しくださればと思います。



高野 幸雄http://www.geocities.jp/youkeepon/個展 「バーバ・ヤガーの森」

〜2月25日(火)まで

14:00〜22:00

飲食LO21:30























高野 幸雄 個展 「バーバ・ヤガーの森」


昨日から始まりました「バーバ・ヤガーの森」展、


ご好評につき、
キノコランプは予想以上の早さでsoldが続出しております。
ここにきて改めてキノコの破壊力に驚くばかりです。

キノコランプがどうしても欲しい方はsold-outにならぬ内に、
キノコ狩りにいらしていただければと思います。


さて、展示会の名前「バーバ・ヤガーの森」


バーバ・ヤガーとは、ロシア地方に伝わるスラヴ民話に登場する妖婆。

きのこの生えるようなジメジメとした森に住み人間を食らう魔女で、痩せこけ足は骨だけ。
細長い臼に乗り地面スレスレを滑空し、
馬術のように杵で臼を叩き操り、森に付いた臼跡をほうきで消して
移動します。

バーバ・ヤガーはクルクル回る巨大な雌鶏脚の上に建つ家に住み、
食らった人間の頭蓋骨を光らせ庭に沢山立てています。

大変凶悪ですが、清い魂をもった者を救ったり、
礼儀正しい主人公には助言を与えたりします。

節度ある行動と、礼節を忘れぬ清い心をもったものには神として現れる
神話の教訓の流れを汲んでいるようです。



展示期間中は、画像のようなバーバ・ヤガーの住まう森を再現しており
そこかしこに怪しく光るキノコが生えております。

ですので、店内は他の明かりを極力遮断し、
大変暗く、シャッターも日中は閉まったままになっておりますが、

勇気と節度をもった清い心の皆さんならば、
その扉を押し開け森に足を踏み入れたとしても、
バーバ・ヤガーに取って食われることはないでしょう。




*店内が暗いためメニューなどが読みづらくなっておりますが、
明るめのところでお読みください。
なお、PC,タブレット端末など強い光の出るもののご使用はご遠慮ください。

*展示期間中は飲食は通常とは違う特別メニューです。

*大変混雑する時間帯がございます。飲食が難しい場合、展示だけでもご覧下さい。

*お買い上げ頂いた商品は展示終了まで取り置きとなります。
後ほど引き取り、もしくはお届けとなりますのでご了承ください。







キノコランプ展「バーバ・ヤガーの森」


ついに明日からです。


これから作者、グレートマッシュルーミング高野氏による搬入。

私もただ今、ねじまき雲を魔女の森に仕立て上げる準備中です。



さて、魔女の森にエッセンスを添えてくれる

昨日ご紹介しましたシンボパンさん。

実はパンだけではなく、特別オリジナルキノコクッキーも

作成を依頼してあります。

画像は、試作してくださったキノコクッキー。


楽しくなってしまう出来映えです。

これでもキノコマニアは踊り出したくなる申し分なさですが、

本番は更にポップに楽しくなる予定です。


昨日お電話で本番作成中に打ち合わせすると、

沢山作っているうちに、幻覚症状が起こってクラクラしだしたとか。

「キノコが私に見えてきたんです。」

とリアルな中毒症状をお話しくださって

笑っておりました。

沢山作り過ぎたからか、笑い茸が混ざっているのかは定かではありません(笑)。

ひとつひとつ違う手間のかかった、お味も美味しい

キノコクッキー。

沢山作っていただいてはおりますが、


無くなり次第終了。追加発注をかけます。


キノコ狩りは、お早めに〜。













2月21日(金)〜25日(火)

展示中通常時間営業


高野幸雄 個展 「バーバ・ヤガーの森」


開催。





ねじまき雲といえば、きのこ。


きのこといえば、ねじまき雲。



この珈琲店とは思えぬ印象を

2008年、第一回キノコ展、ネジマキノコ展により

発信するに至った、

ねじまき雲きのこブームの火付け役こそ、ねじまき雲の常連客であり

キノコランプ作家、

グレイト☆マッシュルーミングhttp://www.geocities.jp/youkeepon/こと

高野幸雄氏その人である。



その後、氏は国内外問わず高い評価を得、


青山スパイラルSICF11th、オーディエンス賞受賞。

NYアートフェア選考展において三位入賞。

ファウンテンアートフェア2014出展決定。


など目覚ましい活躍をみせている。



この度、新生ねじまき雲、ねじまき雲(陽)でもついに

キノコファンの皆さんに待ちに待ち望まれる

高野氏の洗礼を受けることとなった。


いよいよもって、ねじまき雲らしくなってしまうのである(笑)。


楽しみだ。



年末年始にかけ

青梅からリアカー引き売りシフォンケーキ販売というゲリラパフォーマンスを皮切りに

青梅の常連客による秘密結社的ヒグラシドリ展を敢行。

そこに続く、

わけのわからない西多摩アート胞子をまき散らしつつ

国分寺のオシャレアートシーンを震撼とさせて

逆行サブカル化してしまおうという

生きるを楽しむ、ねじまき連続侵攻企画


キノコランプ展

「バーバ・ヤガーの森」


開催!!!



詳細は近日発表。











「18××年 *月*日


ついに私は一枚の葉を透過させる実験に成功した!

更なる研究の余地はあるものの
この「石花植物・ガラス化蒸散器システム」の発明によって
発生したアントシアニンガスと、蒸留されたガラス質の植物液を
胞子の乳化作用により再構成し、一枚の葉に結晶することに成功したのだ!!


これは画期的かつ歴史的偉業である。

しかしながら、我が国の革命はついに激化し
続けてきた研究費用は底をついてしまった。

あぁ!近年普及しつつある蒸気機関を用いれば
おそらくは飛躍的な透過葉技術の向上がみられるであろう。
戦火が及ぶ前に、この研究室も閉鎖せねばなるまい。

外が騒がしい!なんとしたことか。ここもついに憲兵に嗅ぎ付けられてしまったようだ!

もはやここまでか!!!

この手記だけでもなんとしても後世に残さねばなら・・・」



ここで博士の日記は途切れている。

その後戦火を逃れ、奇跡的に伝承された透過葉技術は海を渡り
世紀を越えてこの日本の地で、架空工房ヒグラシドリに受け継がれたと言われている。

写真は博士が開発し、ただ一基現存する世界初の透過葉装置
「ベイビーズブレス」であるとされる。


・・・という嘘んこストーリーまで作れてしまうような道具が
ヒグラシドリ展では売られておりました(笑)。


写真の器具は、昨日売れ残った古道具を購入し組み合わせて
透過葉やドライフラワーを入れこみ作成した作品です。

皆さんもご購入くださった道具やパーツで
何か面白いものは作れたでしょうか?


喜んでくださったら幸いです。


もう、今日でスッカラカンと、架空工房は煙のように消え失せて

静かな蒼き海のごとき、いつものねじまき雲に戻りました。



また来年、ヒグラシの鳴く冬にお会いできればイイですね〜。

お越し下さった皆様、ありがとうございました。









何かしようと思うと、いつも雨だ。


その日も雨だった。ひどい雷の鳴る嵐の日だった。

どんよりとして、客足も鈍い。いや、もともと客の多い店ではないのだけど。

雨は大学の頃から嫌いだった。
暗いし、だいいち天然パーマが湿気を吸って髪がチリチリになる。女の子には会いたくない。

だからよく雨の日は通学途中に挫折した。
誰も自分を知らない街におりて、一段と暗い映画館に行った。
久しぶりのジブリ映画を独りで見に行ったこともある。

前情報を調べなかったので「耳をすませば」が少女コミック原作とは知らなかった。
女子とカップルに囲まれて、男独りパンフレットを読みふけった。
まだ見ぬ武蔵野の街を舞台に起こる、少女の不思議な出来事に胸トキメかせながら。

話しがそれた。


実は今、雨の日はそれほど嫌いではない。
いつも混むカフェや、お気に入りの雑貨屋が空いているからだ。
雨の音を聴きながら、しっとり珈琲や酒を利くのも良い。

国分寺の店の開店日も嵐だった。

嵐の日には何か起こる。

その日、雨の降りしきる中、重い扉を開け入ってきたワタナベナオコ氏も、
雨が嫌いではないようだ。
何かに行き詰まった雨の日は、ねじまき雲に行けばいいことを知っている。
お店が空いていて、
なおかつマスターが、妄想狂からくる突発的アイデア放出型変人だということを知っている。

彼女は青梅だけで営業している時からのお客さんで、
その頃は作家活動はしていなかった。

国分寺店を再開してから来てくれたその女性は、
なんとも不思議な物を創る作家になっていた。
パイオニアだけに悩みを共有する同業もいないのだ。

彼女はある意味、森の記憶をガラスに定着させる仕事をしている。

その日、彼女はギボウシの葉を特殊な技法で透過させたランプを、
ねじまき雲に寄贈しに来てくれた。

はじめて見る透過葉のランプは、雨で沈む空を、森の時間で優しく照らし始めたように思えた。










そうしてランプを見た瞬間、私の中には別の時間軸が流れ始めていた。


「あぁ、音が聞こえる・・・自分の中にも這う、葉脈の鳴く声が。」


彼女は普段、zum Beispielという名で活動している。

ズム バイ・・・

ツム ビーシュ・・・

何度聞いても覚えられない。

「例えば~」という訳が当てはまるドイツ語だが、
極力何も意味を持たせたくなかったからこの名前にしたそうだ。

そんな葉脈女と変態マスターが、ココ、ねじまき雲で展示をしたいとお互いに思うまで、
そう時間はかからなかった。


私には、総てのものには理由があって存在するように思えてならない。
もともと意味などないのだけれど、存在するうちに生きてきた証が刻みこまれ、
その人、その物、その葉だけの物語が育つのだ。

だからこそ思い入れが生まれ、愛着が育まれ、時には憎しみの脈筋も育つだろう。
この世に同じものは二つとしてない。

ワタナベナオコ氏も、ソロではなく誰かと一緒に活動するならば、
意味を持たないzum Beispielとは別に、意味が欲しいと考えていたようだ。
少しダサイようでステキな名前がいいと言う。
ストーリーが欲しいと言う。
難しい注文だ。

だけど、動き出す、時計の歯車が一致した。


さて、私がランプを見た瞬間、もうひとつ浮かんだ顔があった。

温和な髭面で槇原敬之のように笑うマルポー、笹本邦好さんの顔だ。
古道具屋マルポーに関しては前ブログに書いた。

笹本氏にも不思議な能力がある。
物と物とを引き合わせ、考えもつかない組み合わせで新たな価値観を産み出せる、
見立てアーティストだ。

そのセンスと、この透過葉があれば…。

早速ワタナベナオコ氏にマルポーさんのことを伝えると、なんと2人はすでに知り合いであった。


話しが早い。


こうして、透過葉職人と古道具屋と珈琲屋は、
それぞれ本業とは少し離れた次元に成立する、
架空の工房を立ち上げることとなった。


見える人にしか見えない、
あちらこちらに工具の散乱した道具屋のような工房には、
見えるようになった人にしか見えない葉脈が、
色々な時を歩んだ道具や部品に生えている。
それを見えやすくするように、
特殊な術で切り取ってガラスに挟み、
永遠に光るランプや作品を創る工房。

その工房に居る一羽のキジバトには
蝉の心が宿っていて、
一層深い意識で「透視る(みる)」ことの出来る者には、
その鳩の羽は、
美しく透けるヒグラシのそれに写るのである。
鳩と決めつけるのは人の心。
純粋に視れば、
それは鳥ですらないかもしれない。

ミミをスマセバ、あなたにも聴こえるかもしれない。

ヒグラシの声が。


これが、企画展、架空工房ヒグラシドリのコンセプトであり、全容である。

分かりにくいことこの上なしのストーリーである(笑)。

これからも架空工房ヒグラシドリは
活動の形態を変えながら、コラボ作品をおいおい作ってゆく予定だ。


とりあえず、
企画展ヒグラシドリは今日でおしまい。


ヒグラシドリとして飾っていたランプたちは、
zum Beispielhttp://zbwas.jugem.jp/?cid=2さんで展示後も購入することが出来ます。











では、本日で見えなくなってしまう

ヒグラシドリのネジ。

武蔵野の街で、皆様をお待ち致しております。

















2012年1月。



そこはまだ、ただのガランドウの箱だった。

ねじまき雲(陽)誕生以前のことである。


お店を移転再開させるため、一時休業。
また一から総てやり直しだった。

何もない。

しかし、ねじまき雲を始めたことで、人の縁が出来ていた。

ある常連さんからは椅子を貰い
ある同業者からは棚を貰い
ある古道具屋さんからはエッセンスを調達して貰った。

この話しは長い。だからはしょる。

私の珈琲屋稼業物語は
また何か別の機会があれば、書きたいと思う。


ようは、その古道具屋こそが、表題の「マルポー」http://marupo967.blog27.fc2.com/

である。

変な名前である。ちょっとフランスの探偵風でもある。

ねじまき雲が青梅のみで営業しているころ開業した笹本氏の古道具屋「マルポー」は
瞬く間に当店の常連さん達の心を鷲掴みにしていった。


ジュエルリングをご存知だろうか?


私が幼いころ流行った飴で、どでかいダイヤモンドカットの飴ちゃんが指輪についていて
それを指にはめてペロペロするのである。

私がある日彼のお店を訪ねた時、そこそこチマタの評価が高い黒琺瑯のヤカンのトップが
まさしくその飴ちゃんのような、安っちいプラスチックの宝石になっているのを見つけた。

普通やらない。笑うしかない。斬新なそのアンバランスが、かえって絶妙に全体とマッチして、
二マリと笑えるのである。

彼の「直し」である。


彼は普通の古道具屋ではない。

もはや一人のアーティストである。

仕入れも、他の業者なら手を出さないであろう
得体の知れないものや、決して古くないリサイクル品。果ては海外のお土産品まで
扱っている。

しかしそのどれもが、グッとくる何か共通する芯がある。

仕事を聞かれれば「古道具屋」と答えるかもしれない。

しかし枠に収まらず、彼独自のセンスという枠で生きている。


見ているほうも、古い新しい、高い安いは、もうどうでもよくなる。

彼のセンスを買いに行くのである。

それを楽しめるか否か。だけである。


私も問われれば「珈琲屋」と答えるが、おそらく普通の珈琲屋ではないのだろう。
何か同じ匂いのするマルポーさんがとても好きになった。


そのマルポーさんの仕入れがあったお陰で、ねじまき雲(陽)は
他に類を見ない、どこか別の次元に存在する空間に仕上げることが出来た気がする。


今回のヒグラシドリ展。




架空の工房をでっちあげ、さも実在するかのように「ヒグラシドリ」のタグまでこしらえ
工房で作品創りに使う道具や何か訳のわからないパーツをも
皆様に売ってしまおうという試みである。

やってみると、作品の他に置かれた古道具や、パーツや、訳の分からないものたちが
空間に一体感と楽しさを産み出してくれた。

もうお分かりだろう。

工房、ヒグラシドリ工員(クルー)の一人は、「マルポー」の笹本氏である。





キリンの革型抜き。栓抜き。円のケガキ。


今週に一度追加搬入してもらったヒグラシアイテム。

相変わらずステキセンスだ。

それを私の見立てで、ディスプレイしてゆく。


売り切れご免。


かつてガランドウだった箱は

2014年の2月5日まで、

おもちゃ箱のように賑やかになる。



架空工房「ヒグラシドリ」
ねじまき雲(陽)にて絶賛展示中。


あ、ちなみに「マルポー」

店主、笹本邦好さんのお名前の「邦」が「ポウ」とも読むから
それを◯で囲って屋号にして

「マルポー」だそうだ。


やっぱり、愉快だネ(笑)。














前ブログ記事にてご紹介いたしました、ねじまき雲(陽)における初展示


「ヒグラシドリ」



期間中、葉山にある「昵懇」さんhttp://jiccon.com/にお願いし

数量限定ではございますが、数種フィナンシェをお作りいただけることとなりました。

昵懇(じっこん)と読みます。


こちらのお店をご紹介するのは初めてでございますが、

こちらは、当店を長年心身ともに支えてくださった経堂のカフェ「cura」さんの

第2章として移転、開店したお店です。


よって、フィナンシェは、本場フランス仕込みの

旧クーラさんの懐かしき本格フィナンシェ。


売り切れ次第終了。追加発注となります。



展示中は店内インテリアは大きく変更され、机の上には


●木の柄のドライバー

●味のある金槌

●刷毛

●ガラス小物

●何かの破片

●誰かの彫刻

●ランプ

●ステンドグラス

●古い文房具

●珈琲の器具



などが作り上げられた架空の工房のごとく所狭しと並びます。

もちろんそれ等、架空工房「ヒグラシドリ」の道具や作品たちは

お買い上げ頂く事ができます。


それゆえ場合によっては、店内立食となります。


飲食はエスプレッソ担当「くるぶし」の作る


◎エスプレッソのお湯割り

◎エスプレッソオレ

◎オリジナルドリンク2種ほど

◎ジュース

◎昵懇のフィナンシェ

etc


という期間限定メニューとなります。

ドリップ担当「ネジ」は梱包、接客、お会計係りとして、ドリップはお休みとなります。



*展示準備期間として、ねじまき雲は


1月20日(月)〜22日(水)お休みとなります。



国分寺「ねじまき雲(陽)」の初展示。



架空工房「ヒグラシドリ」



1月24日(金)〜2月5日(水) 通常時間どおり営業

29(水)30(木)は定休につきお休み









展示準備期間として、ねじまき雲は


1月20日(月)〜22日(水)お休みとなります。



国分寺「ねじまき雲(陽)」の初展示。



架空工房「ヒグラシドリ」



1月24日(金)〜2月5日(水) 通常時間どおり営業

*29(水)30(木)は定休につきお休み





期間中、ねじまき雲を、架空の工房「ヒグラシドリ」に見立て

物作り工房のような道具と、産み出された作品が

展示販売されます。



ヒグラシドリとは、

見える人にしか見えない世界観を、

明かりや、陽の光を通す事で見えるようにした

世界にひとつだけのランプ、あるいはステンドグラスを含んだ日用品を

産み出す工房です。

日を暮らすなかに埋没しない、見つめていたくなる

あなただけの大切なヒトシナが見つかりますように。


今展示では、ねじまき雲に工房を表現するにあたり、

ヒグラシドリが日用品や作品を産み出す過程で使うような

古文房具、古い大工道具など、味のある職人道具を中心に

古道具の販売もございます。(ちょうど画像写真の机の上のような物たちです)


物作りをされている方、わけのわからない物がお好きな方には

気にいってもらえるかもしれません。



*展示期間中飲食は、特別メニューでのご提供となり

簡易的なものとなりますことを、ご了承ください。




詳細は展示期間中を含め、徐々にご紹介してまいります。






なにとぞよろしく お願いいいたします。


















「ハギレ市」



あきる野、「真木テキスタイルスタジオ」http://www.itoito.jp/にて、


1月10日(金)〜12日(日)

12:00〜17:00 LO16:00 の日程で

母屋囲炉裏端、出張珈琲がございます。



ハギレ市自体は16日(木)まで開催しております。




イベント出店につきまして、

ねじまき雲(陽)は7日イベント打ち合わせにて臨時休業

13日(月)営業再開準備仕込みにて臨時休業鵜

7・10・11・12・13日と長くお休みとなりますのでご注意ください。

8日ねじまき雲(陰)の営業はございます。

9日は木曜日定休日です。



ハギレ市は毎年開催されております、真木テキスタイルスタジオさんによる
端切れ布と、反物の、お買い得大放出市だそうです。
服やストールの入った福袋もあるようです。
普段、手が出ない私にも、買えるものがあるかも?


10日〜12日は13時から、CEO田中ぱるば氏のお話会もございます。
詳しくは真木テキスタイルスタジオHPご参照のほど。




今回の出張珈琲は、大変賑わう市ということで

バザールの露店の体裁趣向を考えております。

チャイ屋さんのようにミルクと合わさった珈琲を、
紙コップに注いでいく手法です。

お好みで、甘さ、シナモンなどのスパイスを加え、マサラコーヒーにするも良し、

ブラックはお申しくだされば、ブラックで。

ですのでメニューは



一杯、¥500



のみ。


お豆も80g 4〜5杯分とれる少量サイズを ¥500



ワンコインの投げ銭式で行ないます。


いずれも売り切れ次第終了とさせていただきます。



いまだかつてない、最大限にくだけた


インド式ねじまき雲。


珈琲のお供には


「Samosa wala Timoke」http://tidaaaa.exblog.jp/のサモサ。

サモサとは、三角形の生地で包んだ具を揚げるインドの揚げ菓子で
中には芋などのスパイスで炒めたものなどが入っています。

ティモケさんのサモサは、とても美味しいのです。
お食事としても、スナック感覚でも、パクッとほおばれば
幸せが広がります。

オススメです。


そして真木さんゆかりの
「八重岳ベーカリー」さんのクッキーも。



どうぞ織物工房の

福初め、お楽しみください。














本日の青梅店は、前記事にて告知いたしましたとおり

外間宏政氏によりますテディベア展につき、

営業時間は


15:00〜22:00


となります。


ラストオーダーや、営業形式詳細については前記事ご参照ください。



通常、青梅店夜の部はとくにスイーツはございませんので

スイーツに関しまして持ち込み可です。



しかしながら、クリスマスの特別な本日に限りまして、数量限定で



しっとりした食感で、ゴロゴロとリンゴの入りました甘いパウンドケーキ


「しっとりんごケーキ」¥400



のご用意がございます。



しっかりと火が入っておりますので果物の酸味も少なく
苦めの珈琲にも合うよう作ってあります。

甘いので、基本的に砂糖を入れないスタイルの青梅店では
カフェオレにもよく合います。


パプアニューギニアの50度ダークラムをごく少量使用しておりますが
非常に少量ゆえアルコールの弱い方でも大丈夫な仕上がりです。



無くなり次第終了とさせていただきます。



サンタはおりませんが、たくさんのクマたちと

お待ちしております。


みなさま

良きクリスマスをお過ごしください。













「ここにいるしあわせ クリスマス展」in ねじまき雲(陰)


12月25日(水)


15:00〜22:00

20:00ごろより、持ち寄り打ち上げパーティーとなりますが
テディベアの展示販売はいたしておりますので、お気軽にお入りください。

珈琲のラストオーダーは19:30を予定しております。

食べ物やお酒がならび、賑わっている状況下をご理解いただけましたなら
上記時間を越え21:00くらいまで場合によりお淹れいたします。





毎年恒例のテディベア作家 外間 宏政 氏http://tdpb-hokama-h.com/
による個展です。


イベントにつき、通常営業形態である

予約制の昼の部はお休みとなりますが、

その分、夜の部のメニューが繰り上がっての営業となります。

別段スイーツはございませんので、スイーツは持ち込み可です。


予約なしでも明るいうちにねじまき雲(陰)に入る事の出来る

クリスマスだけの特別な一日です。





*この日をもってねじまき雲(陰)の今年の営業はラストとなります。

次回1月1日(水)も、今のところ時間変更特別メニューにて営業の予定です。

詳細は年末にアップいたします。




ホットで大人な甘すぎないテディベアで、楽しいクリスマス&年末を。













本日12月4日(水)は、かねてより告知しておりましたとおり

東青梅ギャラリーカフェ「パセアール」さんにて

出張珈琲となります。

それにともないまして、青梅営業はございませんのでご注意ください。


出展しておりますギフトブレンドを使った珈琲のほか

単品2種、カフェオレ、オリジナルドリンクをご用意しております。


出張時間帯は、14:00〜18:00です。


展示詳細は、パセアールさんHPにてhttp://www.pasear.jp/ 











前回の日記で記しました

東青梅ギャラリーカフェ「パセアール」さんhttp://www.pasear.jp/

にて、行なわれております

「贈物展2013」


11月25日(月)〜12月25日(水)


当店は期間中二度の出張珈琲を予定しておりますが、

写真にある豆「Gift Blend」¥700を搬入し

先行して豆売りだけが行なわれております。


三種の豆をブレンドし、飲み易く苦甘い珈琲豆に仕上げてあります。



普段豆を売らない当店が、豆売りで出店するケースはとてもイレギュラーですので

どうぞこの機会にお買い求めください。

*無くなり次第追加搬入いたしますが、

場合により、欠品する場合もございますのでご了承ください。



なお、写真手前に写っております金色の木の葉は

当店が青梅で使用している銅板ネルドリッパーや、国分寺店のドアのネジベルなどで

お世話になっている

青梅の銅板造形作家 持田 史人さん http://www.chanchikido.jp/fumine/

の金属の木の葉です。赤出しという技法で紅葉させた銅板木の葉もありました。

同展示会にて私の豆の近くで販売中です。


一個¥500


素敵でしょ?

是非、豆とともにクリスマスのプレゼントにいかがかしら?










11月22日(金) 焙煎業務にて臨時休業いたします。

11月29日(金) イベント打ち合わせにつき臨時休業いたします。



東青梅ギャラリーカフェ「パセアール」さんhttp://www.pasear.jp/

にて、青梅近郊の物作りをされている方々を主に

「贈物展2013」が開催されます。


11月25日(月)〜12月25日(水)


当店は、豆売り参加として、普段はあまりしない豆売りのみの
期間中常設出展をいたします。

苦めの珈琲豆を予定しております。
クリスマス、年末の贈物に。
あるいはご自分に。ホットな冬をいかがでしょう。



12月4日(水)と11日(水)の両日は

パセアールさんに出張珈琲いたします。

出張時間は、14:00〜18:00です。

これにともないまして、同日の青梅店の営業はありません。

ご注意ください。




詳細は「パセアール」さんHPにてご確認ください。


当店の内容詳細については後日ブログにてUPさせていただきます。






*年末年始にかけ、イベント出店、打ち合わせ等で営業時間の変更や
臨時休業が予想されます。ブログにて随時お知らせしてまいります。
何卒よろしくお願いいたします。

なお、今のところ、当店は冬休み、お正月休みは予定しておりません。



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