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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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どーもー!

毎度おなじみ珈琲界のカンフーパンダことネジでございますけどもネッ。
いやー雪降りましたねっ東京!!

この時期に降るのは54年ぶりってんですからま~ビックリパンダリ!
昭和37年の11月ってゆったらあなた、何と言っても
キューバ危機終了ですよね~。
あれから54年ぶりでキューバとアメリカも国交回復なんですからまーそら
雪も降りますわっ。

皆さん転んだりしませんでしたか?気を付けて下さいね~。
私なんか転んでも
「アチョー!!カンフー・・・」なんつって誤魔化せますからねっ便利~。
「アッ白いパンツが真っ黒!」
っていやいや元々パ・ン・ダ!
んなわけあるかいっ!!

どうも・失礼しました~(笑)。


冗談は置いておきまして、

始まりましたね。加藤けんぴ店http://www.kato-kenpi.com/一周年記念イベント

「一周年だヨ!全員集合」


上の画像は、当店で食べることのできます
トコロカフェさんhttp://tocoro-cafe.com/作成の

「濃厚チーズケーキ・・・¥500」

土台には玄米とインドのスパイスのジャキアが使われておりまして
濃厚なチーズに玄米のコクとジャキアのザクプチ感がプラスされて
楽しい一品となっております!!!
パンダな二層が目にも鮮やか、毎度流石の安定感です。





そしてついに!前ブログに書きました
ねじまき雲特製のスイートポテト!!か~んせ~い!!!

もっちりねっちりの生地には秘密が練り込まれておりますので
入ってないのにキャラメル感を感じるように仕組んでございます。
盛りつけにはホイップクリームを添えシナモンを振り
ポテトには粉糖で化粧を施しました。
オールマイティーに珈琲に合う一品です。

なんとイベント期間中は特別にビックリ価格

「スイートポテト・・・¥400」

でのご提供となっております。
作る度にレベルアップして美味しくなっておりますよ~。

チーズケーキもスイートポテトも売り切れ次第終了となっております。




そして真打ち登場!!

今回から参加の「いずん堂」さんhttp://izundou.exblog.jp/のスープです。

初日はおにぎりと合うおかずと共に
パッケージの一つ一つにまで神経を行き届かせた春菊のスープ。

自家製ネギ油が効いて、食感と香りを残すため
後入れされた生春菊とのマッチングが最高です!!

「おそれいります」
の文字が加藤けんぴ店さんの天然木のベンチと相まって
一服の静寂を醸し出します。

明日はどんなメニューでお越しになるのか楽しみですね~。

売り切れ必死!
イベントが始まったらまずはいずん堂さんの
おかずとスープをセットでゲットだぜっ!!





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上の画像。沢庵ではございません。
試作にちょっとスモールサイズで作ったあるものです。

今回はお恥ずかしながら
私のプライベートスイートメモリーを暴露いたします。

相方のエスプレッソ担当くるぶしとの初デートは巣鴨でした。
うら若き二人はフィルムカメラをぶら下げて「おばあちゃんの銀座」を街歩き。
はじめて一緒に食べたスイーツが、商店街で店頭売りしていた
スイートポテトでした。
甘く香り高く艶めく黄色い幸せを握りしめ
熱く漫画話しに花を咲かせたものです。・・・漫画て(苦笑)。

我々の思い出スイーツは、スイートポテト。

北海道には「わかさいも」という、いもとついているのに芋を使っていない
支離滅裂な和風スイートポテト風なお菓子もありまして、
子供のころよく食べておりました。
ニッキを効かせたよく似たお菓子もあるのですが、これも大好きでした。

という訳でして、
いつかシナモンを効かせた
オリジナルスイートポテトを作りたいと思っていたのですが
いかんせんお菓子作りが得意ではないもので
尻ごみしていたのです。

いつか・・・いつかと思ううちに時は過ぎ・・・


さて、
お隣の加藤けんぴ店さんのイベント「一周年だヨ!全員集合」
(イベント詳細は前記ブログをご参照ください。
当店は3日間変則時間営業となります)


いよいよ明後日金曜日から開催となります。

当店はあまり大勢様には対応できないスタイルのお店ですので
今回からは通常営業のみで、高みの見物を決め込むつもりでございましたが
そうは問屋がおろしてくれないようで、ガッツリ参加とあいなりました。

そんなこんなで特別なものは、とんと考えておりませんでしたので
当店ではトコロブレンドオータムのドリンク提供と
トコロカフェ濃厚チーズケーキのご提供をすることとなりましたが・・・

どちらもトコロカフェさんのかいっ!!

ということで、アレをやるなら今しかないと思ったのです。

ねじまき雲の、オリジナルスイートポテト。

頭の中のレシピを現実に起こしますと、これがなんと

う、旨い!!!!!

あまりの旨さに加藤さんに試作を食べてもらいました。
そして有難いことにその流れで、貴重な加藤けんぴ店さんの
さつま芋を分けていただくことになったのです。

という訳でして、加藤さんのお心づかいにより
紅あずまを用いたスイートポテトを
数量限定で作れることとなりました。
店内飲食のみでございます。

これで晴れて当店もコラボ感が出たような気がいたします。

あとは私の「お菓子作るの嫌い病」が発症しないことを祈ります。


そうそう、今回初参加の小平の和カフェ。
当店の珈琲豆の卸し先様でもあります

「いずん堂」さんhttp://izundou.com/

悩みに悩みぬいた3日間の特別メニューも
先ほどこっそり盗み聞いて参りましたが
いやはやこれがどうして。
ワールドワイド級に手の込んだグローカル激旨メニューになりそうなのです。
お天気さえ良ければおにぎり片手に武蔵国分寺公園まで
お散歩してスープとおかずを頬張れば
紅葉と共に気分も高揚することでしょう。

是非、この機会にお買い求めくださいませ。





 

白いお米を「△」に~

そこに「■」いノリでフタをして~

いっぱい作ると

あっと言う間に

加藤けんぴのオニギリだ~。

ザ▲ノリフターズ。

ついに伝説の5人が全員そろいます。

「加藤けんぴ店」http://www.kato-kenpi.com/の、
加藤ぴ を筆頭に
ことりや長介「訪問介護ことり」http://kotori-kaigo.blogspot.jp/
トコ村けん「トコロカフェ」http://tocoro-cafe.com/
いず本考事「いずん堂」http://izundou.exblog.jp/
そしてわたくし、ねじま木ブー

一周年だヨ!全員集合~!!
ノ・ノ・ノリフタ大爆笑~♫

ホントはトコロカフェ上村さんのほうが、いかりやっぽいですし、
ことりさん主宰のほうが志村っぽいのですが、
名前の語呂合わせの関係で逆になっちゃいましたね。

冗談はさておき、
次いってみよ~!!

前記のブログでも触れました「加藤けんぴ店」さんが
一周年を迎えましたので、今回は加藤さん企画で一年前の企画が
更にグレードアップして帰って参ります。

『一周年だヨ!全員集合』

11月25(金)26(土)27(日)

加藤けんぴ店さんの中でトコロカフェさんがお菓子とジェラート、珈琲豆を販売。
いずん堂さんは外で激旨の特別なスープとおかずを。
ことりさんはバードハウスとバードフィーダーのワークショップを。
当店はトコロブレンドオータムのドリンクメニュー追加と
トコロカフェさんのチーズケーキを。
(芋けんぴとトコロカフェ焼き菓子のみ持込み飲食OKです)
加藤けんぴ店さんは特別なおにぎりや芋けんぴやトコロカフェさんとのコラボも。

加藤けんぴ店&トコロカフェ12:00~20:00(27日は~19:00)
いずん堂12:00~19:00
ねじまき雲13:00~21:00LO20:30
(27日は~20:00LO19:30)
ことりさんは日、時間限定になりますので、逐一ことりさんの
文才豊かなブログでの内容詳細発表をチェックくださいませ。




昨夜は、トコロカフェさんと加藤けんぴ店さんが
作戦会議をしておりました。
まるで映画のワンシーンみたいですね~。
加藤さん、腕組み姿も絵になりますなぁ。
一周年の成長と重みを感じます。
チャンプを狙う、悩める名う手のボクサーと、
名トレーナー、エディ・タウンゼントという雰囲気です。

私も試作の芋けんぴを頂いてしまいましたが、

ヤバイです!イイんです!!ノックアウトです!!!
こうご期待。



 
画像は揚げる前の芋けんぴです。
鮮やかですね~。手作業とは思えぬ綺麗な仕込みです。

ねじまき雲の予定としましては
特別なことはあまりせず美味しいものに囲まれて、
皆様に負けないよう食べまくります!!!

私に食べ尽くされない前に、
当店にてトコロカフェさんの濃厚チーズケーキをご注文ください!!!

・・・だめだこりゃ


詳しくは「加藤けんぴ店」さんブログや
各店の情報を隅々ご確認のうえ、お越し下さい。

*当日は混雑が予想されますので
公共交通機関を使ってのお越しをオススメいたします。
開催建物の前は椅子や出店者ブースが並びますので
お車は国分寺街道沿いの有料パーキングをご使用のほど
宜しくお願いいたします。






いくらを作った。

久しぶりに。

去年までの過去数年を除いて、
シーズンになると毎年いくらを作っていた。

一子相伝、伝家のというほどではないが、父から教わり
家を出てからは作り続けている。

秋口になるとそわそわして、魚売り場をまだかまだかと覗きながら
生すじこの登場を待ちわびる。
よく付属のタレも付いていたりするのだが、どうにも受けつけない。

こどもの頃、上京したその日に都心の高級寿司店のいくらを吐き出して
父を冷や冷やさせた思い出がある。
私には、ドロッと甘く生臭い塩ッ気が、
いくらの姿をした別人に感じたのだろう。
「コッチのいくらはコウなんだ」
という父の小声が耳に残った。

慣れ親しんだ北の味付けが、一番しっくり身体に馴染む。





今年の出来はまずまずだ。
小ぶりだが、プリッとして醤油の旨みといくら本来の甘味を湛えたルビーが
ハラッと歯切れよく口中で弾けると、鼻腔いっぱいに幸せの海を運ぶ。

いくらは買うより自分で仕込むほうが
安くて美味しく贅沢できるのだ。
食べに食べると、イクラなんでも贅沢をし過ぎたなぁと罰当たりな
ダジャレを言いたくなる。
来年は、お隣り「加藤けんぴ店」さんhttp://www.kato-kenpi.com/
「炊きたて握りたておにぎりを食べる会」で
皆様にお裾分けするのもいいかもしれないが、素人仕込みの生もの。
何かあっても責任は取れないので誓約書を書いていただかないと・・・。


大阪人のたこ焼き。
広島人のお好み焼き。
秋田人のきりたんぽ。

「魔女は血で飛ぶ」なんて台詞のアニメがあったが、
それぞれ地域の血が作る、絶対譲れない領域がある。

故郷を離れて何十年経とうとも
ソウルフードというものは、
生まれた「地」の記憶を宿した
大切にしたいファクター。






















「あぁぁ・・・」となったり
「ほぉ~・・・」となったり
「ふぅむ・・・」となったり


するのです。

毎回毎回。

そこに記された心を読むと。



どんな着飾った素敵な文章よりも、
ロマンチックな小説の一節よりも、
如何にも有難そうな啓発本よりも、

私にとっては輝いて見える
その人が感じた「真」。

当店と同じ建物には訪問介護「ことり」さんがあります。

そちらを運営されているご夫婦が日々の思ったことを
綴っていらっしゃるブログが、
とてもとても
いいのです。

「ことりの日々」http://kotori-kaigo.blogspot.jp/

そこには生があり死があり老いがあり喜びがあり日々があります。





ことりさんご夫婦は
国分寺の街のあれこれも楽しんで、
その喜びを皆とシェアするような活動もしておられます。
最近は、介護の仕事が終わった後
事務所の灯りが遅くまで点いていることが多くなりました。

11月19日(土)20日(日)開催される国分寺のイベント
「ぶんぶんウォーク」http://bunbunwalk.com/の会議をなさっているようです。

日々お忙しいのに偉いなぁ、と思うのですが
それら総てを、忙しいのではなく、
楽しいからやられているというのが
これまた頭が下がるところです。

事務所にはぶんぶんウォークや、今月末に当店も絡ませていただくイベントに備え
彼らのもう一つの活動である「空の家」http://www.soranoie.org/
のバードハウス創りの材料が沢山積まれておりました。


 
スタッフも募集していたりします。
私も珈琲業で忙しくなければ彼らと働きたいくらいなのですが・・・。
おっと、いけませんね。さっそく忙しさを理由にしては(笑)。

まぁ、とにかく彼らのブログを遡って目を通してみてください。

お二人の文才が、しみじみといいんだな~。

なんだかわからないけど有名な本とか
流行りの小説やエッセーにも
ひけはとらないと思うのです。

意外と隣人にこそ、
耳を傾けるべき生きた言葉と気づきは
あるのではないでしょうか。








10月15日土曜日、AM6:50

休日の朝も早よから多摩川の河川敷にはぞくぞくと人が集まり始めていました。
昔から「関戸橋フリーマーケット」なる自転車関連のフリマが存在しているとは
聞き及んでいたのですが、
なにぶん最近まで自転車にそこまでの興味が無かったので
スルーしておりました。

ただし、そのイベントは主催者も居なく脈々と自然発生的に年二回の
決まった日に朝早くから行われ昼頃には自然消滅し
凄い人出があるということでしたので
どちらかと言うとその「熱」のようなものや、
それが形成するナチュラルなイベントの性質にずっと興味があったのです。

現実世界において、スポンサーがつかずCMをうたず
指令系統が縦ではなく、共有意識のある点が、
口コミで横に拡がっていく「熱」は
良くも悪くもピュアなのではないでしょうか。

丁度国分寺のお店から会場の関戸橋までは
自転車で30分かかるかかからないか。
開催日の3日前にこのフリマがあることを偶然知ったので
これは行かねばと。

お店の看板代わり、つんつんツノダの買い出し用小径車に乗って
キコキコ行って参りました。







 
売る側が買う側でもあり、買う側が売る側でもあって
わらわらと時間が経つごとにシートを広げる人が増えていきます。
どちらも楽しそうです。

お店を仲間に任せてウキウキ買いに出ていた方が戻って来ると
仲間が得意そうに、

「○○さん居ない間にこんなに売ったよ~」と言うと
「お~っ有難う。ん?あのパーツ売れたの?いくらで売ったの?」
「あぁ、あれ?200円」
「え~っ!!
あれけっこうレアもんだから1000円くらいで売れたんだよ~
・・・ま、いっかハハハ」
「あ、あぁそうなの?・・・ごめんごめんハハハ」

なんて会話が聞こえてきて、失敗も和気あいあいで適当なのが
ほっこりしますね。
きっとそんな話しもイベント後の酒の肴になるのでしょう。

まだそれほど自転車に詳しいわけではないのですが、
その様を見ているだけで楽しい気持ちになってきますね。
私がこれまで見てきたイベントのような
飲食のブースも無ければ、音楽すら流れていないのに
自転車という共通のワードのみで老若男女幅広い世代が皆
地味に幸せそうなのです。

出品しながら勝手に自分のための珈琲を淹れ始める人もいました。
自由です。
なんとなくその雰囲気には、日本というより海外っぽさが漂いますね。
どこから聞きつけたのか、まさに海外の方の集団も買い付けに来ておりました。




マニアックなものからファミリー向けやジャンク品まで、
幅広い出店で見応えがありましたが、興味のない人にとっては
まるで必要のないものばかりです。そこがいいのですよね。

私はと言いますと、
長年風雨に晒したおかげで裂けていたツノダの自転車のグリップと
まったく同じデザインのものがあり
話していると¥100でいいと言うので購入。
また裂けるかもしれないので予備にレトロなデザインが可愛いグリップの
デッドストックをこれまた¥100で購入。
古い懐中電灯も通勤車の予備用に買いました。
フリマはこういう駆け引きが面白いのとお安いのが有り難いですね。





一時間半ほど経つと、入口から河川敷の広場に向かって大きな円を描いていた
出店のレジャーシートは内側に向かって渦を描きはじめました。
昔からそういう決まりなのか、それとも自然とそうなるのか。

熱が集うと渦となる!と妙に独り感心して光景に見入ってしまいました。

草むらに自転車を横たえて何をするでもなく
寝転がってぼ~っとしている人たちも出てきました。

実はその昔、フリマが大きくなり過ぎマナーを欠き始めた頃があり
地域住民から苦情が出て廃止の危機にたたされたことがあったそうです。

有志が存続をかけ主催者をたて、今はほど近い京王閣競輪場で
場外開催日に合わせて年二回フリーマーケットが行われて
人が分散されているようです。そちらは屋根もあるので雨天でも平気そうですね。

熱が高まるのはいいのですが、熱暴走してしまうと責任の所在のないものの場合
収拾がつかなくなってしまいます。
そういう危険を孕む限り、自由度のあるものは
より一人一人の公共マナーの意識の高さと、
お互いに「注意し合える垣根の無い目」が育たないといけませんね。


停まっている自転車も
ミニベロからロード、MTBやママチャリと様々で楽しいですね。
高価なヴィンテージランドナーもフロントバックを付けたまま
無造作に停められていたりします。

盗難を心配してボロい自転車で来たのがバカバカしくなってきました。
私も通勤車で来れば良かったな~と思いながら颯爽と帰路につくと、
ゴツンゴツン・・・?
んッ!??
前輪のチューブが空気が抜けてペシャンコではありませんか!!
さらに、無理くり適当な金具でくくり付けていた前カゴが脱落!
そりゃあ数年放置状態だったからこうもなるわな・・・。

あぁ!これからお店開けなきゃいけないのに!!
やっぱり私はタダでは終われないのね~!!!

行きはよいよい、帰りは重い。
2時間近くかけて帰るハメになってしまいました。
皆さんも、安全のため自転車整備は定期的にキチンと行いましょう。

定休日に分解掃除とサビ取りとサビ止め
ワックスがけに各部グリスアップをして
今はすっかり快適に乗れるように復活いたしました。





 


特設展示「パララン山脈の向こう」BY Ikkei Iwata

はご好評をもちまして本日で一応の区切りとなりますが、
常設として移行し継続。販売や様々な展開をして参ります予定です。

お蔭さまで現在ペンダントヘッド一点を残すのみとなりました。

どうも有難うございました。

次回納品予定は、11月末~年内を予定しております。

石はその時によってアメジストでしたりフローライトだったりと
何が来るかは分かりませんが、
納品次第ブログにて画像をUPさせていただきますので
宜しくお願いいたします。



 
アナザーワールドストーリー「パララン山脈の向こう」http://blog.goo.ne.jp/orionring52





















ある世界の物語
「パララン山脈の向こう」http://blog.goo.ne.jp/orionring52より


「サーマの話だと 寒い新月の夜に 誰にも気付かれないように
ひっそりと焚き火をしなくてはいけないらしい。

温かい明かりにいろんな虫みたいなのが集まって来るけど
皆んな燃えてしまうんだ。

その中に何故か燃えないで火を食べているやつがいる。
捕まえてみると 火をお腹に溜め込んで満面の笑み。

どうやって捕まえたか?

それはまた今度。」

パラランの語り部いっけい氏によって
また幾つかの寓話が更新されました。

火を食べる虫とはどんな虫なのでしょうね。

さて、いっけい氏の語りと並行し当店で行われております特設展示
「パララン山脈の向こう」では
標本箱に収められ虫ピンで留められた二点の作品がございます。



 
唐草のようなアーチが印象的なこちらは
10金で仕上げられた造作が白金のような輝きを放ち
白と紅の混ざり具合が神秘的なボルダーオパールの周りには
三石のダイヤモンドが配されゴージャスな雰囲気を醸し出しております。


 
もう一点は、
奥行のある赤い眼のようなボルダーオパールを引き立たせるように、
手がこんだ繊細な装飾で覆われた10金と
尾の部分に高度な技術で点留めされたダイヤモンドが魔力を感じさせる逸品。


二点とも火を宿したような情熱的輝きが
フォーマルシーンのドレスアップの紅一点として
どんな色のドレスの胸元をも魅力的に引き締めてくれることでしょう。

ともに¥65000


*真鍮バージョンは、
フローライトやハーキマーダイヤモンドを用いた作品は
売り切れ。

残すは以下のラピスラズリの指輪¥6000一点のみとなってしまいました。

宇宙の紺碧にミルキーウェイを閉じ込めた景色の美しい石に
角のような渦が巻いたリングが日常を別世界へといざなってくれます。
サイズが合います方には大変お買い得となっておりますのでお早めに。




ご購入いただきました皆様どうも有難うございました。

今現在当店にて扱いのありますものは計三点となりました。

次回納品予定は、特設展示が終わった後の11月末~年内を予定しております。
常設として切り替え年内継続販売の予定です。

納品がありましたら当ブログでお知らせいたします。

どれも石、造作とも一点もののハンドメイドとなっております。
良き出逢いがありますことを。



明日26日水曜日の営業は諸事情につきございません。
申し訳ございませんがご了承ください。









 



今週末10月23日(日)と24日(月)に行います

加藤けんぴ店さんhttp://www.kato-kenpi.com/と合同企画の

「炊きたて握りたておにぎりを食べる会」は

ご予約も終わりましてお蔭さまをもちまして両日開催決定となりました。

ご予約くださった方々、どうも有難うございます。
当日何卒宜しくお願いいたします。

さて、予約窓口としておりました加藤さんのほうで
ご予約時にお客様側のメール受信不具合があり、
ご連絡がとりにくくなっていらっしゃる方がおいでのようです。

以下加藤けんぴ店さんブログより一部抜粋いたしました。
お心当たりのございます方がいらっしゃいましたら
お手数ではございますが、今一度口頭かお電話などにより
ご確認くださいますと幸いです。

 「すでに申し込みされた方には全員に一度返信メールを差し上げましたが、携帯メールの方にはメールフィルターにかかって届いてないようです。

お手数ですが、受信リスト設定で「info@kato-kenpi.com」から届くメールを受信できるよう設定お願い致します。
もしくはパソコンのメールがあれば、そちらの方がいいかもしれません。」

「「炊きたて握りたておにぎりを食べる会」に、メールで申し込んでいただいた方全員に申し込み完了のメールを送りました。

申し込んだのに届いてない!という方は、ひとつ前の記事にあるようにメールフィルターの設定をして再度送っていただくか、お店にお電話ください。

連絡が取れた時点で申し込み完了となりますのでお気をつけ下さい。

よろしくお願いいたします。」

それでも加藤さんに連絡がつきません場合、代理として
当店にご相談ください。

会を行います関係で当日は

10月23日(日)

通常営業は15:00~となります。


10月24日(月)


通常営業は18:30までとなります

ご注意くださいますようお願いいたします。







本日より「パララン山脈の向こう」特設展示が始まっております。
ペンダントヘッドが多い品ぞろえですので
男女を問いません。

革紐のご用意がございますので、ご購入の方には無料でお付けいたします。

薄緑色のフローライトは不思議な美しさで美味しそうにさえ見えてきます。
鋳造された真鍮の造形は、穴が空くまで見つめるに堪える世界感です。

希少な水晶、ダイヤの輝きをもつストーンを配したものは
魔法が使えるようになるかのような錯覚さえ起こしてしまいそうです。





今回は通常販売の珈琲豆「つむじ」に替わりまして
イベント豆売り定番バージョンの包装にて
「パラサンブレンド」を販売いたしております。

ペルーとエチオピアの中煎りをブレンドし
厚みのある甘みとほのかな酸味、香り立つパララン山脈の風を
イメージした珈琲豆となっております。

袋裏には「パララン山脈の向こう」http://blog.goo.ne.jp/orionring52
の一節に出て参ります登場人物、サーマと青い鳥をイメージし描かれた
シールが貼られております。
パラサンブログで、どこかに記されているこの物語を探してみてくださいね。


豆をご購入頂けました方のみ、ドリンクメニューにおきましても
パラサンブレンドをお飲みいただくことが可能です。



*前ブログ「炊きたて握りたてのおにぎりを食べる会」のためhttp://nejimakigumo.blog.shinobi.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E7%82%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%81%8E%E3%82%8A%E3%81%AE%E4%BC%9A
23・24日は営業時間が変わりますので前ブログをご確認ください。
おにぎりの会はまだ両日ともお席に空きがございます。
両日とも開催決定となりました。有難うございます。


10月18日(火)は都合により臨時休業とさせていただきます。
ご了承のほどお願いいたします。














 


天気もいいし風も気持ちがいい。

あの小高い丘をこえれば 昼夜人の小屋がたっている河原が見えるはずだ。

昼夜人の事を思うといつだって気持ちがザワザワするのは仕方が無いことだ。
子供の頃 初めて昼夜人を見た時の事は忘れられない。

痩せた体の真ん中から左側の体毛が全部無いうえに
刺青で埋め尽くされている。

右側半分は白っぽい土で泥化粧。

河原の石が何個も積んである横で
左足は膝から曲げその代わりに
左手に持っている背丈よりも長い棒を河原に突き

右足で微動だもせずに立っていた。


~「パララン山脈の向こう」の一節より~



「パララン山脈の向こう」http://blog.goo.ne.jp/orionring52
という物語があります。
いえ、世界感と言ったほうが良いかもしれません。
物語はその一部に過ぎないのです。

断片的に紡ぎ出されるストーリーには魅力的なキャラクターが沢山と、
不思議な出来事が語られています。

このストーリーを産みだしたのは、

作家 いわたいっけい氏。

そしてその世界感を基にさらにいっけい氏が抽出し鋳造したのが











これ等の作品群。

ジュエリーというわけでなく、アクセサリーというほど軽くはありません。
ユニセックスのお品が多く、年齢も問いません。
フリーサイズも多く展開していく予定です。
真鍮やピンクゴールドのような10金を使用することで
日常使いにもドレッシーでフォーマルな装いにもフィット致します。

10月14日(金)から始まる特設展示は、
ねじまき雲を使用した、パラランを世に問うお披露目会のようなものです。
DMなどでコマーシャルする個展の作り込みとは趣を異とし
当店の通常営業(パラランオリジナル豆は販売予定)の中に、
パラランの世界が現出します。

ゆえに期間を定めず、少しずつ変化していくかもしれません。
どうぞフィッティングしてその手の中に
幻想夢幻世界をお楽しみください。

今後のいっけい氏の展開に乞うご期待。



*前ブログ「炊きたて握りたてのおにぎりを食べる会」のためhttp://nejimakigumo.blog.shinobi.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E7%82%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%81%8E%E3%82%8A%E3%81%AE%E4%BC%9A
23・24日は営業時間が変わりますので前ブログをご確認ください。
おにぎりの会はまだ両日ともお席に空きがございます。
両日とも開催決定となりました。有難うございます。














 




旅には、装身具がひつようだ








いかなる時

いかなる領域

いかなる境遇においても

その石は、あなたの旅の力となるでしょう・・・。




2016 10・14~



「パララン山脈の向こう」




ねじまき雲(陽)にて特設展示がはじまります。


 
 
それは身に付ける風景。

アナザーワールド「パララン山脈の向こう」http://blog.goo.ne.jp/orionring52
ストーリーを背景に産み出された一つ一つの作品は、
日常を非日常へといざなってくれることでしょう。



*前ブログ「炊きたて握りたてのおにぎりを食べる会」のためhttp://nejimakigumo.blog.shinobi.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E7%82%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%81%8E%E3%82%8A%E3%81%AE%E4%BC%9A
23・24日は営業時間が変わりますので前ブログをご確認ください。
おにぎりの会はまだ両日ともお席に空きがございます。


展示準備につき10月12日(水)の営業はございません。
ご了承のほどお願いいたします。。





おにぎり。





新米になったそうです。


 

炊き立ての新米が
旨くないわけないじゃない。

その場目の前で握ってもらえたら、
涙が出ないわけないじゃない。

そこがもし珈琲店なら、
珈琲も出さないわけがないじゃない。

やっぱり私も食べたいわけじゃない。

珈琲店で炊きたておにぎりを。

というわけで

やって頂きましょう。


「炊きたて握りたてのおにぎりを食べる会」


お隣りの「加藤けんぴ店」さんhttp://www.kato-kenpi.com/

「何にも勝る。炊きたては別次元」

という熱い言葉に
私の心もピンと炊きあがってしまいました。

お隣り同士だからこそ実現した
冷めない距離のイベントです。

ねじまき雲で、加藤けんぴ店さんの加藤さんが
炊きたて新米のおひつを持込み、
その場でおにぎりを握ってくださる贅沢な2日間。

・大きめおにぎり(白米のみ)

・大きめおにぎり(具入り*選択制

素材の良さを噛みしめられるようにひとつは海苔だけ巻いて素のまま。
もうひとつは具を

油揚げおかか
昆布

梅干し
たらこ

から一品予約時に選べるようになっております。
メールにてお決めになった具材をお知らせください。

・お味噌汁

・芋けんぴ数種類

・食後の珈琲(おにぎりに合うようお茶のような珈琲)



完全予約制 ¥1500

両日とも5名以上で開催となります。
定員に満たない場合は恐縮ですが
19日(水)にその日の中止ご報告をいたします。

18日(火)予約〆切りです。

10月23日(日)12:00~14:00

定員先着5~10名

通常営業は15:00~となります。


10月24日(月)19:00~21:00

定員先着5~10名

通常営業は18:30までとなります。


ご参加希望の方は

info@kato-kenpi.com か 「加藤けんぴ店」店頭で



〇お名前・メールアドレス・電話番号

〇ご希望の日にち

〇人数(一件につき2名まで)

〇ご希望の具材一品

油揚げおかか、昆布、鮭、梅干し、たらこ

から一品選択

をお教えください。

 

最後に、加藤氏の熱の籠った炊きたての一言を。


「蒸気を吸ってほしい」


もぉ~、変態レベルのお米愛じゃないの。

是非、ご参加お待ちしております。

















根も葉もない

という言葉がある。

根も葉もなくて花は咲かないので、
「デタラメであり得ない」ということだ。

根掘り葉掘りなんていうのもある。

根は根ざすもの。
葉は光を得るもの。
それぞれ栄養をうる重要な役割がある。

ねじまき雲はデタラメな店だから何があってもおかしくない。
根も葉もないような良い噂も悪い噂だって時には耳にする。

だからといって動じはしない。

何故なら根や葉はなくとも、
何かを決め始めるという種を蒔いたのは
自分なのだから。
受ける刃は根も葉もなくとも、自分を守ろうとする刃では対峙せず
受けながし、それを逆手にとって
誰にも分からないうちに変化させればよい。

災い転じて福と成す。

これすなわち兵法における活人剣の極意「転(まろばし)」に通ず。

負の力も、使いようでプラスに転じることもある。
転は時として他人の目には映らず、言わねばそうとは気づかないこともある。
時間はかかるかもしれないけど自分だけではなく
他のマインドへ変化の兆しを働きかけることだってできる。

サマータイムもその一環だったわけだが
どうやら成功したようだ。
毎回うまくいくとは限らないのだけど。

そうやって受け流しながら、
蒔いた種から自分だけの根と葉を張ってゆけば良い。

花を咲かすという目的地が一つであったとしても
行き方は多様でいい。

力で戦って消耗するより、争わぬ愛をもって
戦わないという戦い方もある。


そうそう、話しは変わるが
日々お客様からいろいろとねじまき雲を形作るような頂きものをする。

可愛らしい飴ちゃんだったり、
コケムシの化石や自転車の振れ取り台。
ピーマンみたいなししとうや、自主制作のカセットテープ。
食べかけの貴重な羊羹だったり、
ホワイトソース里芋のおにぎりや
素敵な壊れた万華鏡のネックレスなどなど。

常に心の片隅に当店のことを置いて想ってくださり
本当に有難うございます。嬉しいなぁ~。

先日ある方から玉葱のようなものを授かった。
光も水も土もなく花をつけるというフランス原産の球根だという。

置いておいてもしばらくは誰も目に留めなかったが
ここ数日突如メキメキと芽を伸ばしいくつもの花をつけた。



 
驚異の生命力と、異形の美。
根も葉もなくても花を咲かす植物があるとは驚きだ。
まさにデタラメ。

しかし二年目からは土に植えねば花は咲かないそうで、
根や葉がなくても花がつけられるのは
見えないところで、この球根になるまで知恵と年月をかけ育てた
農家さんあってのことだ。


10月は結婚式シーズン。
いくつもの幸せの花が咲くことと思います。

皆様おめでとうございます。
仕事柄なかなか友人の結婚パーティーにも出ることが
かないませんが、ごめんなさい。そしておめでとう。

花は咲かせるまでも、咲かせたあとも
育て続けることで、次の花へと実を結びます。

私たちに関わってくださる皆様方が
どうか、末永くお幸せでありますように。

そう祈りながら、今日も一杯の珈琲を
淹れよう。

もちろん自分自身も
幸せであれますように願いをこめて(笑)。

 
早朝の武蔵国分寺公園は、
スターウォーズに出てくる森の月エンドアのように霧蒸している。


まるで目覚まし時計のアラームみたいなカネタタキの電子音に
ツクツクボウシのテクノラップが交差して妙に可笑しい草むらには、
蒸した霧のせいでキンモクセイの香りがいっぱいに匂いたっている。

夏みたいな秋の朝も、たまにはいいかもしれないなと思う。


さて、
サマータイム後3週にわたって続けて参りました解放シリーズ。

いよいよ4週目、フォースにて完結となります。
さて、最後は何を解放するかと申しますと、

珈琲豆です。

いままで当店におきましてはストレートのみ豆の
販売がございました。
しかも基本的には在庫から余裕がある時のみお分けするスタイル。
ブレンド豆を販売しますときは
イベントの時のオリジナル単発もののみ。

ハウスブレンドに力を入れてきたわりには
ブレンド売りには消極的でした。

〇比率の難しさ。

〇一杯あたりの比率の狂いからくる味のブレへの不安。

〇ストレートをご自身で混ぜる楽しみを提案したい。

〇焙煎からカップまで一環し完結した表現を提供したい。

〇簡易になってしまうブレンド売りの体裁の整わなさ。

色々と考えがあってのことでしたが、
特別なこのフォースで、
当店オリジナルのスタンダードブレンド「旋風(つむじ)」を、
この11年目ではじめて販売いたします。

当店の基軸の豆、メキシコ マヤビニック深煎りをベースとした
苦めな珈琲です。

苦味、渋味、甘み、厚みと軽さ、珈琲然とした香りのある
ブレンドです。

豆売りの外装も様々な変遷を辿って、
ここ2年で2種類のオリジナル型を考案し絞り込みました。

前回山梨の出張焙煎で編み出した型が
自分なりに一番腑に落ちるカタチとなりました。

それは、印刷しないスタイルです。
一番手間もかかりますが、
ひとつひとつの文字を組んで手押し。
あるいは手書き。
穴開け作業。
など、すべてをハンドメイドでおこなうことで
一袋一袋表情が変わり内にも外にも気持ちが籠ります。

私の珈琲というモノヅクリは
ほとんど外には見えない手間と閃きの集積で、
それは価格には乗らないプライスレスでした。

外装もそうでありたいと思いました。

システムを売り、生産性を求める現代においては
まったくナンセンスな行為ですが、
実は、そういうことこそ
本当に価値ある息づいているタマシイのような気がいたします。
伝わりにくいかもしれませんが、そういう10年でした。

こんなで今まで生きてこれたことが、最早奇跡です。
本当に有難うございました。

「旋風」限定数にて10月1日(土)より販売です。
*無くなり次第終了です。

10月1日は、珈琲豆の新年度。
この年始めの1日は「コーヒーの日」です。


コーヒーの日は

フォースとともにあらんことを。
























解放サード。

第3段にして、いよいよ真打登場でございます。

この画像を見て、
「あぁついに完成したのか!」
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

あまり知られてはおりませんが、当店は長年
珈琲店史上未だかつてない至極の珈琲ゼリーというものに取り組んでおりました。
完全にオリジナルで、かつ万人の珈琲ゼリー感覚から外れない逸品を。

しかしその度に挫折。

手を換え品を変え、8年ほど前のイベントなどでは
発展途上のものを、カフェラテの中に仕込んだこともございました。

昨年は大分突き詰めたものをサマータイムにお出ししておりましたが
それでも完全に納得がいったわけではありませんでした。
何かが・・・何かが違う。。。

素材、分量、珈琲、食感。そしてコストパフォーマンス。

それらがイメージの中でロジカルな枠組みを形成してこそ
現実世界に同様の物体をアウトプットすることが出来るのですが
どうもそれ等が微妙に上手くいかないのです。
どこかに漏れがあるようなのですが、
それが何処なのか長年分からずにおりました。

10年目を迎えた今年こそはと思っていたのですが、
なかなか迷宮に入り込んだ思考には出口がありません。

そして様々なことを封印した今年のサマータイム。
そのことによって、
根本の思考を変えればいいということに気づきました。

珈琲店史上至極のゼリー。ではなく
お菓子史上至福の美味しさ。だったのだと。

珈琲にこだわるあまり、お菓子としての美味しさという着眼点、
根本が抜け落ちていたのです。単純でした。

「真摯に」はいいのです。
しかし、余計な
「こだわり」は要らない。
そのことをついいつも忘れがちになってしまいます。
修行がまだまだ足りませんね。

いかに美味しい珈琲を美味しいまま固めるかではない。
美味しい珈琲ゼリーを作らねばいけなかったのです。


ふ・・・普通~!!!


人間、こだわりすぎると普通のことも見えなくなるものですね。

さて、というわけで苦節10年。
漏れていたものが何か解かれば、
あとは種々転換してイメージを強固なものにするのに
それほどの時間はかかりません。
こういうことは閃いたら瞬発力です。

やっと一つの答えにたどり着くことが出来ました。





水出し珈琲を使い、優しい甘みと、ねじまき雲らしい苦味。
ゼリーはもっちりプリプリと未だかつてない食感。
ホイップクリームの上にはエスプレッソパウダーを振り香りをプラス。
さらに深煎りの珈琲豆を一粒添えました。
クリームとともに噛み砕くと、香ばしいカカオ感のある苦味と相まって
チョコレートのような風味がいたします。

手前のグリッシーニはエスプレッソ担当くるぶし作。激レアです。
実は彼女、クッキーやスコーンなど、とても美味しいお菓子を焼くのですが、
今まで自分のため以外には決して焼き菓子を焼かない主義でした。
何とか頼み込み、不特定多数のお客様のために
はじめて腕を振るうことを了承してもらいました。
大納言を用い彼女のセンスが光る、サクッとして甘みを抑えた焼き菓子は
クリームを掬って食べると至福の美味しさ。
ゼリーと合わせても異なる食感が味わえます。

結果、珈琲ゼリーはすべての素材、配合に妥協なく、
身体にも優しい日本オブ日本の
「ザ・珈琲ゼリー」となりました。

ただし、ちょっとコストパフォーマンスは悪いのですが、
水出し珈琲とエスプレッソ、豆、岩塩、あれやこれやが
ひとつに集約されてのお値段と考えますと・・・正直赤字です(笑)。
まだまだ修行が足りませんな。

今回は数量限定でこのコンプリートバージョンのみのご提供となり
トッピングでフルコンプリートバージョンのコアントロー添えを
ご注文いただけるようにいたしますが、
その内、分離出来る部分は分離してご注文いただけるように考えております。

ちなみに、ご一緒にお飲みになるドリンクは、
アルコール類がオススメですが、
呑めない方は、お好きなドリンクをどうぞ。

*数量限定につきその日のものが無くなり次第終了となります。












トリプルな幸せ





サマータイムでハメていたタガを外し、抑制していたものを解放する
第二弾。

国分寺を開く前にお出ししていたお菓子で、

「ナッツタルトケーキ」というものがございます。

当店の珈琲に合うようプロフェッショナルに頼み
お作り頂いていたオリジナルです。
贅沢にナッツを使い、ゴツッと輝く天井の下にはねっちりとした生地
が詰まり至福の甘さをもたらしてくれます。

いまだそれを忘れ得ぬファンが結構おりまして
事あるごとに「あれはもうやらないのですか?」と
有難いお声を頂戴しておりました。

秋めいて参りましたこのタイミングで、限定復活をいたします。
本日、久々にお作りいただいた大事な一台を引き取って参りましたので
数量わずかではございますがお出しすることが出来ます。
無くなり次第終了ですので、ご了承ください。(完売いたしました


 
もうひとつのオリジナルスイーツ。
通常営業時お出ししておりました焼き菓子の

「杏仁カップケーキ」も

棚に並びます。杏仁豆腐のような味と見た目で作成オーダーをした
出鱈目な注文も、見事カタチにして仕上げてくださった逸品です。
こちらも無くなり次第終了です。




そして当店定番だった

「チーズケーキ」のプレーンとチョコもお目見え。

一皿に二種盛りになっているWチーズですと100円お得なのですが
この度は、出血大サービス!
新旧ケーキ復活記念といたしまして
一皿にチーズケーキプレーンとチョコ、更に
ナッツタルトをお付けしまして
なんとトリプル!!
トリプルケーキセットを
大特価200円引きでのご提供とさせていただきます。
200円引きですよ、旦那様。
数に限りがございますので、

この機会に、これぞトリプルな幸せを
お召し上がりください。
ナッツタルト終了につきトリプルケーキセットも終売となりました

ちなみにご紹介のタルト、チーズケーキ、カップケーキの三点は
いずれもお世話になっております
カフェ・ソメイエさんhttp://blog.cafe-sommeiller.com/
特別に作っていただいでいるものですので
ソメイエさんにも常時おなじものがあるわけではございません。
当店でしか出逢うことの出来ないトリプルラッキーなケーキなのです。


そして更に、敬老の日限定といたしまして、
リターンズ企画。

なんとあの「しもばしら」が帰ってきますよ、奥様。




サマータイムにお出ししておりました
「しもばしら」ですが、何故か終わってから
日に日にお求めの声が多くなりまして、
珍しくエスプレッソ担当が、ならばと重い腰をあげました。

限定数4~5個ではございます。
もう涼しくなってまいりましたが、
最後の最後、夏を惜しむ気持ちとともに、
いかがでしょうか?
メニューにはございませんので口頭にてお尋ねください。
無くなり次第終了ですが、万が一余れば、次の日までは
お出し出来るかもしれません。

そう。週末は「もみじ市」らしく、当店ではお馴染みの
キノコランプ作家高野氏http://mushooming.exblog.jp/も初出店だそうです。
親交のございます素描家しゅんしゅん氏http://www.shunshunten.com/も出店。

多摩川ついでにケーキをお召し上がり、一息ついてからお帰りになるのも良し。
市で火照った心を次の日しもばしらでクールダウンしにいらっしゃるも良し。


盛り沢山の週末に、盛り沢山の解放セカンドとなりました。


どうぞよろしくお願いいいたします。


















いよいよ通常営業解禁とともに

しろあん羊羹は一番人気の

「栗とクルミのしろあん羊羹」へと変貌。

クルミを軽くローストし、生地に練り込み
ホイップクリームの頂には有機栗が鎮座します。

*時期ものゆえ、予告なく終了いたします。


 
そして二か月の沈黙を破り
溜めた力を解放するエスプレッソ系ドリンク。

秋の新作は

アーモンドプラリネと黒ごまの「ほうじ茶ラテ」

ほうじ茶の香ばしさと、プラリネのカリッとした食感と香ばしさ
それに黒ごまの香ばしさがトリプルで折り重なる一品です。


説明要らず時味の、見るからに滋味溢れだす、地味な二品お試しあれ。














 

 


サマータイム期間が終了し、9月9日(金)からは
通常営業となる。

サマータイム期間中、増えたメニューのひとつにワインがある。
ちょっとした出逢いから、オーストリアワインを扱うことにした。

私は元来フルボディーの、重厚でタンニン感のある
葉巻のようなワインが好みなのだが、
このツァント・ワイナリーのものは地場品種が使われているせいか
あまり飲んだことのない風味だ。
軽いがしっかりとしていて嫌味なクセがない余韻の残らなさが
かえって頭の片隅のトゲに引っかかって、印象として残る面白さがある。

絶滅危惧種のトカゲをブランドロゴとし、
太古からの自然に囲まれた伝統のもの作りと最新のトレーサビリティ技術の融合。
同じく珈琲界の絶滅危惧種である当店に相応しい。

オーストリアではポピュラーな飲み方である
ワインの炭酸割りのスプリッツァをお出ししていたが、
それも通常営業では終了する。
ベースの白「グリュナー・フェルトリーナー」は
在庫が無くなり次第来夏までお休みする。

継続して扱う「ツアント・ピンク」。
綺麗なピンク色の液体にはフローラルでカクテルのような甘みがあって、
まろみを感じる。それ単体でも充分な飲み応えがあり、
ナッツやチョコなど当店のおつまみやお菓子と合わせても
相性がよい。
珈琲の後のデザートドリンク感覚でお飲みいただければと思う。


 
このワイナリーの面白いところは
デザイン性の高さにもある。
ラベルはもちろんボトルキャップにはコルクではなく
オリジナルのガラス栓が使われている。
横にしても振っても漏れない信頼の作りで、
ちゃんとヘッド部分にはブランドロゴのトカゲが
印刷されている。

この栓を見たときにハタと閃いたのだが、




こちらは、通勤に、先日の輪行出張珈琲にと大活躍の
私の日々の足。
ピンと来た人もいるかもしれない。

このドロップハンドルのバーエンドには長らくワインのコルクが
キャップ代わりに突っ込まれていた。コルクや一升瓶の栓がエンドに合うのは
ロード乗りには知れたお洒落だ。

んっ?ならばガラス栓でも入るのでは?と思いやってみた。




見事!柔軟なシリコンゴムががっちり食い込みピッタシカンカン。
かっこいいリザード号の出来上がりである。
ガラスワイン栓のバーエンドキャップをしている人はそうは居るまい。
先日輸入元の社長さんがお見えくださったのでお見せすると
いたく喜んでくださった。良かった良かった。
お忙しいなかお越しくださり有難うございました。


 
珈琲との組み合わせに最適なワインを飲み終えたら、
自転車との組み合わせに最適なエンドキャップで、
ワイン畑へ旅にでるのもいいいかもしれませんよ?

一本飲み干した方にはボトルキャップをプレゼント致します。
タイミング良く栓の在庫があれば飲み干さずともお分けできるかもしれませんが
二個揃えるには時間がかかるかもしれません。

自転車乗りのかたはどうぞお試しあれ。








 


確かに暑かったのですが。
例年よりも暑いと言われておりました今夏も、
振り返ればそれほどでもなかったような気もいたします。

夕暮れ雑木林から聞こえるひぐらしが、
夏の終りの青暗さを運んできます。
こうなって参りますと、
あれだけ暑苦しかったミンミンゼミの鳴き声にでさえ
最後の気力を振り絞っている物悲しさを感じるのですから
不思議です。

上の画像は、ずんだあんを使った羊羹が終わり先週から始まりました


夏限定「塩キャラメルのしろあん羊羹」


金平糖が夜空にあがる花火のよう。
ほのかな塩味と濃厚なキャラメルの甘さを
ホイップクリームが優しく包みこみ
金平糖のガリッとした懐古感が口の中に散って行きます。





こちらは暑い季節のみの、幻の夏メニューとしてお馴染み

存在を知っている人だけがご注文可能な


「しもばしら」


そろそろ夕方には肌寒いくらいですので
まだお試しではない方はお早めに。


さて、というわけでございまして
長らく続きましたサマータイム期間

9月6日(火)でお終いにいたします。

9月9日(金)からは通常営業にてお待ち申し上げます。


夏が終わる前に、


しもばしらと羊羹をお召し上がりになって


ひんやり夏色のため息をつきに


いらしてください。












 

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