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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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海女が獲れたての牡蠣を、男に渡す。

男がその牡蠣を、食べる。


それだけ。


それだけなのに。それだけなのに!大人って!




幼いころ、「タンポポ」という邦画を見て、

私は大好きな牡蠣と生卵がしばらく食べられなくなった。

この邦画。
平たく言うと、ラーメン屋建て直し映画。
食道楽にはたまらない映画だったろうと、大人になった今は思うのだが。

子供ながらにその圧倒的映像に、目を背けたくも釘付けになった記憶がある。


生卵を口移しし合う男女。

旨そうに黄金のベールをハラリと纏うオムライス。

夜中の厨房に忍び込むホームレス。

飛んで顔にピタッと張り付くナルト・・・

みたいなシーンもあったような。


この映画にはラーメン以外に、
食材や料理に関する支離滅裂な短編が、
小噺みたいに織り込まれていたように記憶している。

その一編に、件の牡蠣のシーンがある。


まだ幼さの残る海女が、真っ白な服を着たアイシャドウやくざ(たしか役所広司)に
獲れたての牡蠣を渡す。
男が食べ損ない牡蠣の殻で口を切ってしまい、その血を海女が接吻のように舐めとるような
お話しだった。

もう20年くらい前の話しなので、うろ覚えではあるものの
このシーンは当時の私には理解の出来えないセンセーショナルなものだった。
非常に短いシーンながらも、その中に内包された長い意味あいのような、
言い知れぬ食とエロスのようなものを
幼いながら感じとっていたのだろう。

生牡蠣にレモンとケチャップをかけて食べるのが好きだった私は
それからしばらく牡蠣を食べることが出来なくなったのは、言うまでもない。
きっとそういう経験をした、当時子供だった人は多いのではないだろうか?



しかし、20年もの間記憶に鮮明な映像が残るとは、
改めてこの文章を書き記していて驚きである。


また大人になった視点で、もう一度この映画をじっくり見てみたくなった。

映画ってホント、いいもんですね。



と、まぁなんと長い前ふりですが(苦笑)、、、、


今月の「ネジ・テンポ・ボーラ」

ピザと珈琲の会は、

10・10(水)20:00~24:00 LO23:30

です。


*ねじまき雲昼の部(予約制)は17:00まで



お題は秋の味覚    牡蠣 。



大人な夜は、
ふっくらと焼けたピザ。
つややかにオリーブオイルをまとった海のミルクではじまり、
夜を閉じ込めた
珈琲でしめる。


その後、潰れかけのラーメン屋でしめるも、良し。かもしれませんね(笑)。


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私はよく、同業者から差し入れをいただくのです。

いろいろな理由で私の腹にたどり着く

お裾分けたち。

そのどれもが、いつまでも深く記憶に残り続けるのです。

それだけの力が、その人たちの手を経ると、乗り移るのでしょう。





昨今どこへ行っても、田舎でも都心でも

同じ店、同じ選択が出来る時代となりました。

着るも、食べるも、買うも、巨大な複合コンビニエンスな世の中です。


それは、とても安心できることですし、
あれこれ考えずとも、大きなニーズに、大きな基準のもとに成り立っている世界ですので
ある意味、間違いがないのです。

ただ、裏を返すと、どこにも行く必要すらないほど
同じものに溢れ、味気ないものとも言えるのではないでしょうか?

最近ではそのような動きに、個性やナチュラル思考が加わり、
個人店のような企業の出店。
あるいは認知度の高い優秀な個人店を一堂に会した集客性の高いイベントなども
盛んにおこなわれているような気がします。

多くの目が個に向くというのはとてもいい機会のように思えます。
しかしそのため無理が生じたり、せっかくのものが、喜んでいただる状況になかったり
そのためにクオリティを変更せざるをえなかったり。

そんなお話しを聞くたびに、なにか残念な気持ちになってしまうのです。



特に認知度が高くなくとも、多くへの供給はできなくとも、
いつも同じ食材がなくとも、いつも同じ選択ができなくとも、
特に多くの人の賛同を得られなくとも、
そして、多少個性が強すぎて、面倒臭くとも。。。

私のまわりには、ズバ抜けて
特別な、そこへ行く意味のある、そこへまた行きたくなる
作り手が、います。
残念ながら、当店を含め、あまりおおっぴらに表へは出たがらぬ
確固たる控えめ達ばかりです。


だからこそ自分の好きを発見できたり、そのつながりの綱をわたってゆくことで
オンリーワンな美味しさや、
楽しさが人生に装備されていくのではないでしょうか?

ときに、ない野菜があることで今の季節を知り、
均質ではない不確かさや遊びが、実は長く物を活かす工夫だったりを学ぶ。


そういう場が、大きな力ではなく、小さく点と点でつながる星座のように
散りばめられ、大きな夜空を形成してゆく。

小さなお店たちは、毎日がイベントです。
毎日同じように見える昨日とは違う素材と向き合い、それぞれの方法で人と向き合います。


おおっぴらには言えないけれども、知ってもらいたい人には
知ってもらいたい。

運よくか、運悪くか、当店にたどり着いてしまったお客様には、
きっとそういうお店達をご紹介するでしょう。

あるいは尋ねられれば、そっとお教えするでしょう。


国分寺のお店の近くにも、そんなお店があるのです。

点には点の、ルールがあるのです。
そのルールをお守りいただけるように、お伝えいたします。

是非お心に留め置きながら、時代の奥に一閃と輝く星々を、
その輝きを消してしまうことなく
お楽しみいただければと思います。


しかし、なにかと「バランスが大事。」とも申します。
何かに傾倒しすぎず、
大きなものから小さなものまで、TPOで楽しんで
自分に合った暮らしぶりを、自分で探し心がける毎日でありましょう。



では、今日も、きっと、そっと、お店を開けて


美味しい時間を、お裾分けいたします。







ガリガリ君を食べながら


夏の終わりを味わいつつ


日差しの近い山なんぞ、歩いてみたいものです。


それにしてはもう寒いかな?





かねてからお知らせしておりましたとおり
9・25(火)26(水)の両日を臨時休業とさせていただきます。
山でリフレッシュしつつ新しいことでも考えてきます。
だいたい「ねじまき雲」の新メニューや新たな動きは、山や旅の後生まれています。
テントの中ででも何か面白いことが思いつくとよいのですけど、さてどうかしら?




25.26。営業しておりませんので、なにとぞお間違いなきよう、よろしくお願いいたします。










北十字のま白な海岸で


ジョバンニとカムパネルラが拾ったクルミの化石も


幾重もの歴史の折り重なりを湛えたまま、なんとも寂しげな憂いをふくんで


瞬くのだろうか。



星のちいさいのやおおきいのの、

永遠とも思える闇の中で光る輝きのなかに

ちいさな僕らは溶けてしまいそうで怖くて、なんだか溶けてしまいたくもあるのです。



秋思寂光。






まるで宮沢賢治の世界に迷い込んでしまったような作品を作られる

金井一郎氏。


「ねじまき雲」にも、いくつか金井さんの作品があります。

植物の傘のランプだったり、小さな電灯だったり。

お店の一部として世界感を醸し出してくれています。



そんな金井さんの個展が銀座「兜屋画廊」さんhttp://www.gallery-kabutoya.com/
で9・30まで開かれています。


金井さんは精力的に毎回毎回進化しながら作品を産みだし続けておられます。
今回はいつにも増して鬼気迫る生命感をもって、
霊的な浮遊感を伴いながら圧倒される作品群です。

まるでその光のなかに吸い込まれて作品の一部として佇んでしまいそうな。。。

金井さんその人自身は非常に穏やかで壁のない仏様のようなかたですが、
この暑い夏、クーラーもつけず、ひねもす作品作りに没頭なさっていたと聞くと
なんだか自分ももっと生命の灯を燃やさねば!
と言い知れぬチカラももらえるものです。



当店にお越しになるお客様が、よく「これ欲しい!買えますか?」と
お聞きくださるのですが、
金井さんは決まった時期に決まった場所でしかあまり作品をお売りにならないお方なので
是非この機会に、銀座まで足をお運びになってはいかがでしょうか?

画廊のすぐ近くでは、大変美味しいオールドコーヒーが飲めるお店もあったりします。



珈琲を飲みながら


秋の物思いにふけりながら、


淡いランプを懐くのも


また一光。









道具も、 マシンも、 人も、 

ときどき


メンテナンスが 必要だ。






というわけで、再来週の25(火)26(水)は

大変申し訳ありませんが、人間的休養をとらせていただくことに
しようと思っております。


また近々になりましたら、お知らせいたしますので
宜しく御願いいたします。







さあ、さあ、やけた 

やけた やけた おまたせだ。

 ヒジ ヒザ ヒジ 意地 

すりむいたっても  へっちゃらサ。


コールドじゃないよ、ホットだよ。

食べたが勝ちだよ ホームラン。

 ヒジ 生地 ピザ いざ 

のびのび ちーず 。





さて、9・12(水)20:00~24:00

今日は毎月恒例のピザの日です。


今回のメインは、激旨スモークサーモンと、カボチャのピザ の予定。

この時間帯はご予約なしでもOKですので

どうぞお気軽にお越しください。



なにぶんアットホームな雰囲気ですので、

秋の夜長のついでに、けっこうお待たせのドタバタ劇場ですが、

どうかイライラせず、毎度ナガナガお付き合いくださいましたら、幸いです。








悠久の時を経てなお


いにしえから脈々と受け継がれる


ものがある。


山々が育む水。


その水で育まれる野菜だったり。水牛のチーズだったり。小麦だったり。



あるいは、それらを丁寧に錬成した家庭の味、だったり。



いつの時代も、丁寧に受け継がれてきたものは

身体が欲し、消え去ることなく記憶されていく。

そういう記憶を消し去らぬよう、汚してはならぬ「受け継ぐべき」が



あると、おもうのです。




さて、早いもので9月もあっという間に第2週目です。

朝晩はだいぶ秋めいて来ましたが
まだ昼日中は暑いですね〜。

月一恒例のピザ曜日。
新鮮食材の天然酵母ピザカフェ「イル テンポ ボーラ」さん出張企画
「ネジ テンポ ボーラ」も
うかうかしてたら明日になってしまいました。
すっかり宣伝が遅れましてすいません・・・(汗)。



9・12(水) 20:00 〜 24:00ころ LO23:30



水牛のチーズではないにせよ(笑)受け継がれてほしい味の詰まった
ピザ。



今回は、激旨スモークサーモンとカボチャのピザ。
デザートピザは、アプリコットとジンジャーのピザ、の予定。

予定はあくまで予定なので、食材次第で変更になる場合もありますが、
ご了承ください。



しっかりと、


胃に舌に その喜びを  記憶させにいらしてくださいませ。




*ねじまき雲のご予約制昼の部は 17:00までとさせていただきます。







ねじまき雲では

当店の珈琲をお飲みいただき、お気に召していただけた方に

在庫からお分けするかたちで

珈琲豆の販売がございます。



在庫優先ですので、お分けすることができないこともございます。

ご了承のほど。



◎基本的に、ブレンド豆の販売はございません。


◎単品ストレート(シングルオリジン)のみでの販売です。



お値段は、


◎100g ¥700〜  がベースとなっております。



当店の焙煎度合いや志向をご理解いただけましたら、


◎オーダー焙煎も承っております。


◎生豆500g¥3500〜


のオーダーで、煎りあがりが400g前後になりますが、

焙煎度合いをお好みに合わせることができます。

お電話やメール、店頭でのご注文になりますが、

一度当店の珈琲をお飲みいただいた方に限ります。




★卸しについて



当店の珈琲をお飲みいただいたお店に限り、

卸売り価格にて、卸し売りのご相談にのっております。


一緒に味作りをするかたちで、お店にあった珈琲の提案、焙煎、

器具、抽出方法などのアドバイスいたしております。


東京近郊圏内でしたら、

トラブルがあれば、ご相談にも伺えます。


珈琲に限らず、人 対 人 のお付き合いと、上下のない横の繋がりでの


対応をさせていただいております。



理念にそぐわなければ、失礼ながらお断りすることもございますが、


それでもねじまき雲に。と思われましたら、

どうぞお声掛けください。










半熟タマゴみたいな、


中まで火が通ってないようなヤツは  嫌いだ。

オレは ハードボイルド  だからな。


だから珈琲も、


芯まで火の通った、


ガツンと   苦めで濃い目なヤツが    いいんだ。



オレの  生き様  みたいに  ナ 。






さて、国分寺店(陽)には、時間がかかってしまう理由で
ネルドリップのデミタスがありません。

その代わりと言ってはなんですが、

あらかじめ数時間かけて作ってある
ねじまき雲最強の香りと濃度をもつ水出し珈琲があります。

しかし、これも味の変質を防ぎ最高の状態で味わっていただくため
常温かアイスコーヒーでしか
お出ししておりません。変態ですから。


しかし、そこは変態珈琲店。
ネルドリップをメニュー化する前の旧ねじまき雲メニューには
ペーパードリップでネルドリップのような味のデミタスを再現する
「密鉢(みつばち)」というメニューがありました。



そこで、どうしてもデミタスがお飲みになりたいお客様には
国分寺店(陽)におきまして

・メキシコ マヤビニック

・パプアニューギニア ゴロカ

・ブレンド つむじ 

の三種につきましては


ガツンと濃い目の苦めのデミタスをお作りいたします。


「濃い目で。」と言っていただければ
プラス¥100で50ccペーパードリップデミタスをおつくりいたします。
・・・そこそこお時間がかかってしまいます(苦笑)。


「蜜鉢」には、底にあらかじめお砂糖をたっぷり沈めてご提供しておりました。

苦めの濃い目の珈琲には、意外と甘さも 合うのです。

苦いだけじゃなく、珈琲の苦味の底にある豊かさや優しさを引き出してくれる
お砂糖は、魔法のチカラをもっていたりします。

是非半分くらいデミタスをお飲みになったら
「濃い目」のもう半分にお砂糖を入れて飲んでみてください。






苦いだけじゃさ、苦いだけじゃ、タダ固いだけじゃ、、、人生なんて




味気ない タマゴの殻  みたいなもんサ。





固ゆでタマゴも、それだけじゃ喉がつまっちまうだろ?



だから甘くてウェットな


マヨネーズが   最高に   合うんじゃねぇかなぁ。



ユーモアと、哀愁と、優しさのない人生なんざ
  


独りよがりってもんだゼ。



だからハードボイルドなオレは、



ちょっぴり甘い、センチメンタルな苦い珈琲が




好き なのさ   。












皆様、お盆は休めましたでしょうか?

まぁ、案外運転や付き合いで、ゆっくりはできないものですよねっ。


さて、


旅行にいくわけでも、お盆休みでもなく、


所用につき、来週臨時休業いたします。


8・28(火)29(水)にお休みをいただきます。



9月にはどこかで、本当の休息をとろうと考えております。


またそのときお知らせいたします。



ではでは、

まだ夏休みの方は、英気を養える休息でありますように。




イタリアではラテに、ちょんと浸してパクリと食べる
エスプレッソ系ドリンク最強のお供。


ビスコッティー。



ついに「ねじまき雲」オリジナルバージョンが完成です。

・・・・何ヶ月制作にかけたことでしょう。

私のわがままをお聞き届けくださった「もぐもぐ」さん、有難う御座いました。


当店で置くのは二種類。


・チョコを生地に練りこみ、更にこれでもかとゴロゴロチョコを贅沢に放り込み
ピリッと塩気を効かせた

チョコのビスコッティー ¥250

・ヘーゼルナッツをゴロゴロと入れ込んで、生地の風味を生かした
こちらも贅沢仕様の

ヘーゼルナッツのビスコッティー ¥350



珈琲とビスコッティー


間違い、ありません。


当然お持ち帰りいただいて、単品でも噛み砕ける固さなので


美味しさ


間違い、ありません。


休業前の当店でも、ビスコッティー作家として
ビスコッティーを焼いてくださっていた、モリヤさん。

このたび、西八王子に「もぐもぐ」さんhttp://yaplog.jp/tis-tas/という
月イチ販売のかわいいお店も構えられました。

そこでは、ビスコッティーだけでなく、ロールケーキなどの
美味しいお菓子なども購入できます。


詳しくは、当店のビスコッティー棚のかわいいツバメ?のイラストのショップカードを
ご覧ください。

どうやらツバメプンというツバメのようなペンギンのような謎のキャラクターだそうで、
今回当店のビスコッティーのパッケージデザインからなにからアイデアを
お出しくださった、福田さんhttp://www.artistic-planet.jp/member.html作だそうです。



とにかく、かわいいとおいしいの詰まったお二人の作品を

食べにいらしてくださいね。









私の知り合いの古道具屋さんはまっとうな人が多い。

だからいつも古道具屋は私にとって学びの場であり、歴史を知り、物の背景を知る

探求とアイデアと、イメージを膨らます宝庫なのだ。

しかし、古道具屋というと、どうも胡散臭くて、雑多で、人間臭いドラマがあるような

世間からはひとつズレたところに存在する、しょうもないものの吹き溜まりのような、

そんな気がしてならないのは

私だけだろうか?

そう、このイラストのように。


でも、こんな絵に描いたような古道具屋に、まだ私は会ったことがない。





さて、ねじまき雲は、そんな、古道具屋さんで集めたものや、私の感性で拾った

「護美」たちでできている。あ、ゴミです、ゴミ(笑)。


一見しょうもないようなものでも、見立てようでは、命を吹き込まれ、

独自の世界感をもってそこに甦ることがあったりします。


そう、ねじまき雲は、そんな愛すべきものたちで構成された

世間の時間軸とは、ひとつズレたところに存在する


刻の珈琲店。



国分寺店(陽)では、昨日から私が見立て組み合わされた物たち

小ビンにドライフラワー。あるいは、棒秤にアルミ器に草。

廃材と小ビン。小皿に実。などの小さきものたち。

あるいは、結構いい年代物の逸品。例えば喫煙具などなど。

を販売しております。


いずれも私が長年所蔵していたものたち。

時々、ねじまき雲では、私の中だけで「ねじまき珍品堂のネジの市」と称して

これまでもこっそり値段をつけてお店に置いてたりしたことはありましたが、

なんせ私の中だけでしたので、あまり売れたりしませんでした。
まぁ、あまり売る気がなかったってのもありますね(苦笑)。。

きちんと並べて、物に呼吸をさせて、こうして宣伝して放出するのは、今回が初めてです。


昨日さっそく目玉の子たちが貰われていきました。有難う御座いました。


またどの子か目玉の人を連れていかねばなるまいなぁ~。

という言い方をすると、なんだか人買いみたいで、ロクでもない感じですね(苦笑)。

いえいえ、それだけ愛おしく接しているということなのです。


どうか連れてかえって、しょうもなく可笑しな気分で、お話しの種に愛でてください。

お家の一角だけでも、時を止めて、刻の流れを変えてみませんか?



物語りのはじまる



ねじまき雲のように。。。








書中御見舞い申し上げます。




なんだかんだ暑いです。



今日は迎え火。どこかしこでお盆様をお迎えする薫りが
郷愁を誘う夕刻でしょうね。


この季節は、ヨウジやマッチの足のついた
キュウリの馬と、ナスの牛が庭先に転がっている風景も
見られて、日本の夏の風情を感じてしまいます。


さて、世の中どのお店もお盆で静まり返っておりまして
当店にも「お盆は営業してますか?」とのお問い合わせがあります。

当店は罰当たりにも信心深くないので
定休以外休まず営業いたしております。

まぁ、体調不良やなんらかで、突然お休みすることはあるかもしれません。
その際は出来うる限りブログやHPでお知らせいたしますゆえ
ご了承ください。


暑い夏、節電の夏。節電し過ぎて暑さゆえに自分が体調を崩したり
天に召されては洒落になりませんので、
どうか日中は涼を求めて、カフェや図書館などに集えば、
一箇所で電気の使用は済みます。
ゆえに、ご先祖さまにご了解を得て
お出かけくださいませ。



あ、それと前回日記で書いた「霜柱」。運がよければ二杯分とれるみたいです。
いずれにしても、超限定数にかわりありませんけどね(苦笑)。









凍えるように寒い日の朝、

土を踏みしめると

クッキーを踏み潰したようにザクザクと音をたてて


押しあがった地面が崩れていく。




地中の水分が温度変化で土から吸い上げられ、

0度以下の地表で細かい氷の柱となって

土の粒子をともない現出する


「霜柱」





暑い夏。


皆さんカキ氷などで、涼を求められるかたが多いようですね。

当店にはカキ氷はありませんが、

エスプレッソ担当、くるぶしが、

それに代わる

特別なコールドドリンクを生み出しました。


くるぶし作

フローズンエスプレッソラテ


「霜柱」



オペレーションと、作れる範囲と時間が限定されてしまうため、

なんと・・・一回に作れる量は

一杯分。


なので、毎回一杯限定で売り切れという、これまたねじまき雲らしいというか、
毎度儲けを考えられないというか・・・。
バカをやって散るなら散るで、これまた本望と申しますか・・・。


メニューには載らぬ裏メニューゆえ、
このブログを見た方だけが、頼むことができるドリンクです。



暑さで溶けて散ってしまう華のように


夏に咲く霜柱。



毎回お一人様のみですが、ご堪能あれ。¥700




ちなみに近年霜柱は、ヒートアイランド現象でその発生地域が減っているそうな。

我々の次の世代にも、残せる神秘で

あってほしいものです。







はじめてのキスの味はレモンの味がした。

なぁんてホントでしょうか?(笑)

ホントかウソかはレモンを食べてみてください。


ひと夏の思い出に   レモンゼリーに恋してみては、  いかがですか?


チャイプリンに続き、寒天シリーズ第2弾。


こちらは固めに仕上げて食感も涼やかにしてございます。

また有機レモンも、輪切りをそのまま、サクッと食感を残すように煮てあります。



爽やかな酸味と、レモン本来の甘みを感じてみてください。



ただ。。。珈琲屋にあるまじきといえばあるまじき。

このゼリー。すこぶる珈琲のエグミを強調するので
特に苦めの珈琲との相性が最悪です。(苦笑)

オススメはラム酒。

それか百歩ゆずって酸味の珈琲かミルクと合わさった珈琲メニューです。
ジンジャーエールも、いいかもしれません。




ヒグラシ ゆかたに なつ れもん 


   ほてった オクチに  なつはなび 








チャイプリン??


いや・・・珈琲ゼリーじゃないんすか?そもそもお菓子作らないって言ってたじゃないすか?





と言われそうですが。


豆乳黒蜜チャイプリンを、少量ご用意しております。




お菓子作りは嫌いです。でもね、でも、暑いじゃないですか。

ツルッと入るものじゃないと、皆食べる気がしませんよね。

だから、ない知恵と感を振り絞り、ユルイ感じのスパイシープリンで
夏バテ気味の御身体を癒してくださいませ。
歯が無くても食べれる緩さです。

あまり量は作りませんのであったらラッキーです。



豆乳黒蜜チャイプリン ¥350
入っているもの
(寒天・有機豆乳・有機黒蜜・有機シナモン・ちょっとした勇気・スパイス類)





あ、ちなみに、珈琲ゼリーは何度かチャレンジしているんですが、納得いくものが
作れないので未だメニュー化されていません。
出来たら多分、超高額になるので誰も食べないでしょうなぁ・・・(遠い目)。









「ここはどこだろう?ムーミン谷からだいぶ離れてしまったなぁ。」

と、声が聞こえてきそうな、この子は




R1004105.JPG













ナズビ。



自然ってどうしてこうもイタズラなんでしょうね?(笑)




さてさて、あっという間にトラットリア企画「ネジ テンポ ボーラ」
明日です。

上のナスビのナーミンはボーラおばさんからいただきました。

とっても瑞々しいジューシーな茄子です。


前回ブログでお伝えしたカモネギピザに
加わることになったそうです。

カモナスネギピザ ですねっ。

あ、このナーミンは使いませんのでアシカラズ。




R1004098.JPG



















詳細は前回ブログ日記にて。

 





先月ご好評いただきまして、またやってほしいとのお声をうけ



出来る限りの毎月企画として


「ねじまき雲(陰)」の


ピザとコーヒーの日トラットリア「ネジ テンポ ボーラ」を開催することに
決定いたしました。

毎月旬の新鮮食材を使った天然酵母ピザを「イル テンポ ボーラ」さんが
作ってくださいます。

なにぶんイタリアの片田舎に住む、イイ塩梅の肝っ玉マンマのような方と、
うっかりネジベエのオッチョココンビなので
なにかしらのハプニングはつきものですが・・・・それもまた楽しんでいただけたらと
お客様の善意頼みの一日です(笑)。宜しく御願いいたします。


さて、今回は来週8・8(水)夜20:00~24:00ころまで LO23:30

・上の写真のカモのスモークとえんどう、ミニトマト、しゃきしゃきたまねぎのピザ(場合により一部変更あり)

・デザートピザ(たぶん桃のコンポート)


価格はフルサイズで1000円。ハーフサイズなどのご用意もありますが、
そんじょそこらのピザと違い、スッと身体に溶け込むように
女性でもペロリと入るので、お腹に余裕のあるかたは
是非フルサイズでいかがでしょう?


すべてが手作りのため少しだけお時間がかかります。

お席が青梅は8席しかございませんが、この企画ためにイスを増量してはおります。
しかしながら混雑の場合は
立食になるかもしれませんが、
譲り合ってお願いいたします。

お持ち帰りはございませんのでご了承ください。



短時間のため、売り切れ御免。
お早めに~。


*この日のご予約珈琲昼の部は16時をラストオーダーとし17時までとします。
 夜の部のピザ会は予約なしで大丈夫です。





先週からはじまってはいたのですが、UPが遅くなりましてすいません。

青梅「yard」さんhttp://yardvc.exblog.jp/18268458/で開かれております「可愛いと楽しいⅦ+美味しい」
に珈琲豆を卸させていただいております。

今回はエチオピアイルガチャフェの浅煎りを
オーナーさんが淹れてくださいます。

あまり私自身イベントでは使わないエチオピアの浅煎りのガッツリ酸味系ですが、
ヤードのオーナー北村さんの強いご希望により
普段あまりねじまき雲以外では飲めない酸味が楽しめますよっ。

今回は外間弘政氏のテディベアの展示に加え
経堂「cura」(クーラ)さんのジャムとフィナンシェ販売と
小石川「mignon」(ミニョン)さんのパンの出張販売つき!!!

超豪華5店コラボです。


本日からは豆売り用の豆も置いてくださることになりましたので、
あまり売らない焙煎度合いのお豆を、
是非またとないこの機会にお買い上げくださいませ~。

ちなみにミニョンさんの天然酵母食パンを先週食べたのですが、
酵母のスッパイ嫌味もなく、硬くなく、生地のもっちりどっしりとした折り重なりが
クセになる、噛めば噛むほど味のある超絶旨いパンでした。
きっと天然酵母が苦手、硬いパンは苦手、という方も
大好きになるはず!
売り切れる前に、こちらもお早めに~。






「あちゃ~!」



国分寺の店の隣りの物件がずっと空いていたのですが、

この度餃子屋さんになりました。


まるで香港映画に出てきそうなくらい解りやすい外装です。


しかも何故か看板が当店側についているため、ひっそりとしている当店は
まるで餃子屋の一部のようになってしまっております。



間違って入ってくる方もいれば、逆に当店を目指して来てくださる方には
餃子屋にしか見えないようで、道に迷う方が続出しております。


業者の車や餃子を買いにくる方が当店前にピッタリ車を置いていて
休業中に見えることもあるようなので
極力注意はしますが、もしかしたら隠れてしまっている場合もあります。


いろいろと、あちゃ~・・・ではありますが、

こう考えてみましょう。


『餃子屋の隣りに「ねじまき雲」はある。』  と。


派手な分、解りやすい道標ではありますので、注意深くなくても見つけられるはずです。




なんでも、生きるということは、



前向きに。

前向きに。
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