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COFFEE ROASTER " in "
自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰)
Since 2006
今回は、前回につづき、
解体したネジのチャリンコを、チャリーモが改造し
完璧に仕上げたレース用自転車「レッドバード号」。
転倒しつつもあきらめず、優勝めざし
自転車レースに復帰するアルク、の図。
さて、
ねじまき企画「エコ・サイクル」ですが、
3月中旬を予定しております。
青梅の「ねじまき雲」を自転車で出発し、奥多摩方面へ。
沢井の「東京ペレット」さんまでの道のりです。
参加者は、8名までの予約制。
大勢過ぎると、邪魔だし危険ですからネ。
参加資格は、身の安全に自己責任を持てる人で
そこそこの持久力と自転車をもってる人。
自転車であればママチャリでも小径チャリでも構いません。
ゆっくりポタポタ行くので、女性でも安心してください。
初春の風を感じながら、カーボンニュートラルを知るべく
東京ペレットさんの工場を見学させていただき
コーヒーを飲みます。
工場見学だけしたい方は、別途ご連絡いただければ
沢井で現地集合にします。
キリン君という機材で、ペレットバーベキューをしようかと
企画中ですので
食材も持ってきてもらうかもです。
雨天中止ですが、電車で沢井まで行き
東京ペレットさんを見学させてもらいます。
詳細、日時、参加費はおってお知らせいたします。
前回からのつづき
さて、エスプレッソよろしく微粉ゆえ、どうしたものかと
思案しましたが、プレスじゃ粉っぽいのでペーパードリップしてみました。
粉はまったく湯を受けつけません。
製造してから時間が経っているのでしょう。
残念ながら、お味も香りも、お酢のような劣化した強い酸の質ですが
飲めないほどではありません。
かすかに、エチオピアにみられるハーブのような特徴的酸味や
近年のブラジルの一部にあるような、厚みのあるユニークな甘い酸を
感じなくもない・・・・パッケージに表記が全然無いので
何の豆なのかはわからないですが、ようは美味しければ良いのです。
冷めると幾分、甘みへ落ち着くようです。
こんなに時間が経っていなければ
もしかしたら、とっても美味しいかもしれないな、
と予感させてくれるものでした。
トコロ変われば、好む飲食文化も違うことを
おみやげタチが教えてくれました。
世界の動向に振り回されず、
茶の湯、懐石料理を代表とする
日本人ならではの味覚を追い求めると、
コーヒーはどうなっていくのでしょうネ?
器のデザインはどうなるのでしょうネ?
深く 艶っぽい ぽってりとした小さな漆器の中へ、
ネルドリップで淹れた、人肌の
コクをたたえた 極上の苦甘いデミタスに
和三盆を添えて。
な~んて、究極かもしれません!!
そんなコーヒーを創れる人が、センセーショナルに現れると、
コーヒーの地位は飛躍的にあがるかもしれませんね。
妄想は、いつか誰かが形にしてくれるといいなぁ。
よく海外に行くお客さんが
フィンランドみやげに
世界一まずいと評判の
サルミアッキというお菓子を
持ってきてくれました。
いろんなタイプを
ご馳走してくれましたが
どれもパッケージのデザインが
かわいいんですよネ。
真っ黒いグミのような飴で、子供たちに大人気!だそうです。
味は、うがい薬にケシゴム混ぜた感じ・・・・わかりませんよね(笑)。
平たく言うと、苦いんですね。
しょっぱいのもあれば、アブサンっぽいのやメントールが利いてるのもあります。
どうやら甘草系のものが主成分らしいです。
写真は一番ましで、素直に科学的に甘い、スティックタイプの飴ちゃんです。
真っ黒の筒の中にストロベリー色の甘いのがつまっていました。
フィンランドの子供の味覚ってどうなってんのかしら?
ムーミンもサルミアッキが好きなのかなぁ。
2月15日、急遽11:30~15:00
貸切となりましたので
お越しのご予定の方がいらっしゃいましたら
ご注意ください。
申し訳ございません。
貸切となりましたので
お越しのご予定の方がいらっしゃいましたら
ご注意ください。
申し訳ございません。
明日いよいよ「コーヒーとチョコレートのイベント」です。
ひとつ、ケーキが追加になりましたので
当日のコーヒーとあわせてお知らせ。
(A)サイフォン=春香(haruka)×金柑とチョコのテリーヌ
―酸味がすっきり系の、サイフォンコーヒー
―粉を使わず低温でしっとり焼いたテリーヌ
(B)エスプレッソ=漆光(sikkou)×苺のショコラティラミス
―特製コンデンスミルク&手動で淹れる苦いエスプレッソ
―コンポートと生、イチゴ2種使いのチョコティラミス
(C)水出し=清水(shouzu)×チョコバナナシフォン
―無ろ過天然水出し生は、苦甘。少量をアイスで
―チョコといったらバナナ。ジューシーなシフォンケーキ
(D)ペーパー=煎り味(iriaji)×ジンジャーナッツブラウニー
― 中庸なドリップに、煎りゴマを浮かべた香りのよい1杯
―生姜をたっぷり加えた、スパイシーな大人ブラウニー
(別々のオーダーも出来ますが、上記が一番おすすめの組み合わせです)
いろいろ試行錯誤した中で生まれたメニューです。どうぞどうぞ、お楽しみに!
当日は、皮小物も販売します。kasin tehtyのものです。
http://www.ne.jp/asahi/kasin-tehty/home/index.html
お菓子も、テイクアウト用にラッピングしてご用意します。プレゼントとしてもどうぞ
ねじまき雲に器を常設してくれていた
pitchさんhttp://milkpitcher.petit.cc/が
急遽、青梅からお引越しをされることになりました。
急なことだったので、DMなどはありませんが
明日から、pitchさんご夫妻が
土器みたいな小箱と鉢
「まんまるまる展」
を当店で開催されます。
2月2日(月)~2月8日(日)
詳細はpitchさんのHP参照のこと。
是非、足をお運びいただければと思います。
最近、青梅から去る面白い同世代や、若者が多いナァ~。
寂しいけれど、旅立ちは、去るものにとっても
残るものにとっても、新たな出会いと夢に満ちたものだと
いいですネ。
前回のお話しより、少し時間をさか戻る。
フーミンのバイク、チョッパーじいさんを
修理するために立ち寄った、子供ばかりの街で、
出会う少年「アルク」。
さらわれた母「ルナ」を助けるため
自転車レースに参加し、その優勝賞金で
飛び魚飛行艇「ボラボラ」のエンジンを完成させようと
奔走するアルク。
手をかすグスタコ一味。
そして、倉庫に隠れてボラボラを造る
ルナの恋人、凄腕エンジニアの「シュウ」と、自転車造りの天才「チャリモ」。
「よしっ!!チョッパーのエンジンを治してくれるなら、ボラボラの装甲はオレの
銅板でなんとかしよう!」と意気込むフーミン。
密かに、アルクに想いを寄せるみゆきは、造りかけのボラボラにソッと命を宿す。
飼い猫の「マツケン」は、グスタコをエサと間違え、つけ狙う。
アイは少しでも金を稼ぐため、クマの着ぐるみを着せたネジを連れ出し、今日も街はずれで
こっそりクレープを売りさばくのであった。
「まったく!男どもは、夢ばっかり追うんだから!お財布事情ってもんをもっと考えなさいよネ。」
と、カリカリしながらも、男どもの夢に付き合うのもまんざらでは無い様子のアイなのであった。
暑さでうすれゆく意識の中、ぼやく男が、ただ一人いた。
「着ぐるみって、何?僕の自転車をバラしてレース用にするって・・・・何?」
涙と汗と鼻水が入り混じる中身を、まったく想像させない
満面の笑みのネジグマの着ぐるみ。
と、またひとしきり空想をしたところで、
3月あたり、「ねじまき雲」自転車企画を考えております。
詳細は次号を待たれよ。
「カフェをする上で、一番大切にしていることは何ですか?」
先日、ステキなお客様から、こんなご質問をいただいたのです。
恥ずかしながら、即答することができませんでした。
ぜんぶ大切なことばっかりなんだよなぁ~・・・・と緊張して考え込んでしまいました。
で、出た言葉が
「特に、こだわっているものはないんですよね~、缶コーヒーもインスタントコーヒーも
好きですし。コーヒーの楽しい世界が広がればいいかなって、ハハハッ。」
最低ダ、答えになってないですし。
考えてみると、真剣に、カフェで「一番」大切なことを考えたことがなかったのです。
のちのち、冷静になって考えてみると
やはり、
インテリアも大切だし
飲み物のクオリティーも大切だし、
キレイなことも大切だし、
コーヒーの楽しさを発掘することも大切だし、
いい空間と時間を、皆が楽しくすごせることも、
時には、カフェのルールを守るために怒ることも、
お店を続けることも大切。
ぜんぶ大切なことばかり。
でも、それらは、ココに足を運んで、
飲んでくれる人がいればこそ、成り立たつことに気づきました。
何故、カフェのスタイルなのか?
クオリティーだけなら豆売りだけでいいわけですし。
人見知りで口下手だから、対面じゃないほうが楽なはず。
そう、人間観察癖のある私は、
自分が出来るだけ手をかけて作った大好きなものに、
ヒトはどんな反応をしてくれるのか?
その笑顔を、
そのしかめっつらを、
見てみたかったのです。
人が愉しんでくれることで成り立つ世界、
日常の中の、非日常的な小旅行を
提供することが、カフェのスタイルなのであれば、
一番大切な思いは、
「おもてなし」
の心なのかもしれません。
それを気づかせてくれたのも、その場にいたカフェのオーナーさんたちでした。
彼らのカフェには、モノに対してもヒトに対しても、優しい
おもてなしの心が感じられるのでした。
彼らほど、美しくカフェを表現できていないかもしれないけど、
そのヒトカケラでも、自分のお店に似たものがあるのならば、
ついつい忘れてしまいがちな、
「おもてなし」の心を、一番大切なことに
していきたいものです。
ただただ、今、生きていることを
本気で楽しめる大人たちが
こんな世の中だからこそ
必要だと思うのです。
奏でる音や方法は違っても
音をだす喜びを知っているから、
皆、同じ世界を想像できる。
世界はひとつになって広がりを増していく。
1・17
平和に生きれるこの瞬間を
感謝するような音の洪水に、身を浸してきました。
何十もの魂のゆらめきのような、風船インスタレーションに囲まれて
珈琲を淹れる夜。
欲張らず、
自分の価値基準で喜びを創造できるならば、
距離も、損得勘定も
関係ない。
その場のだれもが、世界を分かち合うことが
できるのでしょう。
ブエノスアイレスから、30時間かけて帰ってきたバンドネオン奏者も、
それを聴くために、鹿児島からやってきた人たちも、
遅くまでご自宅の「蔵人」を温めて提供してくれた
歌うたい「しずく」のお二人も。
同じ音を聴き、同じ珈琲を飲み、夜を愉しめる幸せな時間。
今、生きていることに、ありがとう。
=前回からのつづき=
金持ちや政治家を乗せた「くじら艇」が、白い軍団に墜落させられる。
かれらは「白騎士会」なのであった。
白騎士会は、世界の果ての塔を占拠した、
ブブという男の率いる、世界正義統一協会の騎士たちであった。
そうとは知らず、乗客たちを平気で殺す白騎士たちを見過ごせないアイは
独り飛び出していく。
何故か白騎士と争い、瀕死の乗客たちを助けてしまう、
金めあてだったはずのグスタコ一味。
世界正義統一協会と、真っ向からぶつかることになってしまった
勝ち目の無い戦い。
勝ち目が無いとわかっていても、何故か”勝てる”と信じる一行。
正義という名の偽りを相手に、世界をまたにかけた冒険が進んでいく。
~~いろんな冒険の末~~たどりつく世界の果ての塔。~~
~~さらわれる、みゆき~~
塔にまちうけていたのは、塔の番人、ねじまき蜘蛛「ジャニス」。
ブブにあやつられたジャニスがグスタコ一味に襲いかかる。
そのブブの手にはグスタコそっくりの銅板ガエルが!!!
「これはいったい!!?」おどろくフーミン。
「この塔でオレが産まれた時、同時にもう一匹のオレが産まれたんだ・・・・」
グスタコは表情のない銅の顔を、青くしたり赤くしたりで
恐怖と憤りと決意を現わしているかのようだ。
『ひさしぶり、いや、ハジメマシテかな?グ・ス・タ・コ。』
グスタコとは対照的に、笑みさえ浮かべているように見える銅板ガエル。
「・・・・ドジャー・・・・。」
小さく、押しつぶすような金属声でグスタコがつぶやく。
囚われのみゆきはどうなるのか?
ドジャーとグスタコはいったい?
ブブとは何者なのか?
強敵ジャニスに、チョッパーじいさんを失ったボロボロのグスタコ一味は勝てるのか?
はたまた、ネジは珈琲で巨大な敵を相手にどうしようというのか??
それはまた、いつの日か、お話しいたしましょう。
妄想はとりあえず、ここまで。
1月2日は、お正月早々COROMOさんに沢山の方にお越しいただき
有難うございました!!
常連さんの温かさを知った、年はじめとなりました。
アイさん、フーミンさん、ありがとうでした。
そして、珈琲を飲めなかったネジマキストの皆様、本当に申し訳ありませんでした。
今後も、楽しいイベントを、楽しい人たちと
創りあげていきたいものです。
そうそう、フーミンさんがなんと、ねじまき雲のyoutube動画を作ってくださいました。
詳しくはHPにenterしてみてください。
お休みの日
お世話になっているお店を
今年の閉めに、まわりました。
ニシオギの道具屋さんは、
お店を解体しながら、今年最後の営業中。
来年は下北沢に、お家兼お店をニューオープンとのこと。
確固たる地位を確立したお店も、常に攻めの姿勢を
忘れないのですね。
玄米食で、より精悍になった顔の真ん中には
いつもと変わらず、堂々とした優しい瞳が輝いている。
私にも、このくらいの心の余裕が欲しいものです。
下北沢のカフェでは、昨日閉まったはずの道具屋さんのオーナーさんと
バッタリ遭遇。今年は会えないと思っていた人だけに嬉しい出会い。
こちらの道具屋さんも来年、青山に出店が決まったそう。
「ねじまき雲」は彼女に、とってもお世話になっているだけに
嬉しいご報告。
お店の名前はそのままにするそうで、名前の由来に託された彼女の強い思いが
ステキでした。50才になっても書き方を変えて同じ名であり続けると。
髪をベリーショートにした彼女は、可愛い帽子を被って、チョロッと前髪だけ出していました。
美人はなにをやっても、様になりますなぁ~、羨ましい。
そして、このカフェも
今年で閉店。
このカフェは、私がお店を始める前に
軽井沢で出会ったオーナーさんが開いたお店。
もはやカフェ界ではカリスマ的存在のお店も、旅発ち。
同じ地下北沢で来年、新店オープンとのこと。
こちらはお店の名前は変えるそう。
そこにはオーナーさんのコーヒーに対する新たな決意が窺えました。
彼の、コーヒーへの真摯で研究熱心な様が、次のお店計画で
結実していくのでしょう。
想像力豊かな、柔かいご夫妻だからこそ出来るお店の形。また楽しみがひとつ増えました。
お家に帰って、いただいたコーヒー豆を、軽井沢で奥様から買った器で飲み干す。
同年代の頑張ってる人たちが、次々と羽化を繰り返し、どこでも見たことがないような
蝶へと成長を遂げていくような、そんな感じ。
「ねじまき雲」も、来年はそんな感じだと、いいネ。
口には、最高のブラジルコーヒーの甘いアロマが後をひく。
グスタコ一味の旅は
はじまったばかり。
今日も、世界の果ての塔を目指し、道をゆく。
フーミンの乗るチョッパーじいさんには、
銅板でつくられたサイドカーがふたつ。
みゆきは、こんなステキな冒険ははじめて。
ヘルメットも被らず、風を体ぜんぶで感じて走る。
アイは、空をゆっくりと進む今日のエモノを見つける。
「くじら艇ヨ。金持ちがわんさか載ってるはず!
今夜はクレープ売りまくるわよ~っ!!」
ネジはチョッパーじいさんの後ろに自転車をつながれ、
すごい勢いでペダルをこがされている。
「なんで僕だけ~っ!?」
「オマエはちょっと運動でもして痩せろ。」
フーミンのヘルメットにしがみつく
グスタコが言い放つ。
(オレはボスなのに席すらないんだゾ!!)
と心の中でつぶやくグスタコであった。
定員オーバーで、エンジンがバクバクの
チョッパーじいさんも辛そうだ。
『でも、これってホントに道、合ってんのかナァ?・・・・』
グスタコの描いた、ヘタクソな地図だけが頼りの
フーミンにとっては最悪な、世界を救う旅。
てな、空想は置いといて
2009 1・2
「コロモスタイル」さんで「ねじまき雲」がコーヒーを淹れます!!
内容: 11:30~
特製コロモブレンド。ラム酒がネ、入ってます。
入ってない甘いコーヒーもご用意。
調子にのって焙煎もしちゃいます!!たぶん。
1・2限定クレープメニュー!!
・くるみとラムレーズンチョコ
・裏ワザピーナッツ生クリーム
・バターシュガーデラックス
同時開催
「おしどり良品店」さんの展示
「森のいいこと」さんの展示
フーミンの「フマインズバー」へ
20:00~からバトンタッチ!!
バーボンと美味しいおつまみが食べれるので
私は呑んだくれます。
正月早々、お待ち申し上げております。
