忍者ブログ
COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
[51]  [52]  [53]  [54]  [55]  [56]  [57


ヒロさんの発酵槽

もちろん自作ですネ。
PR


ヒロさんのパーチメント除去機

これも自作だそうです。


ヒロさんのパーチメント

収穫後の乾燥中。


ヒロさんのアイスコーヒー

11月といえども暑い沖縄に最適。


ヒロさんのコーヒー

緑の見えるコテージのようなテラスで。



時間をさか戻り

去年の11・6から沖縄紀行を

記します。



旅の大きな目的

それは

珈琲の栽培を日本でやっている方の
お話しを聞く ということ。



ヒロコーヒーファームさんへ。


沖縄本島北部の山奥で


15年も前から農園を続けている
集大成を拝見させていただきました。

一日に数本しかないバスに乗り継いで
くねった山道の頂上あたりで降りると
何も無い道沿いにポッカリ
手書きで「HIRO COFFEE FARM」
とアメリカンな看板が姿を現します。

ココが日本だということを思わず忘れるたたずまい。

60歳を超えているけど
とってもダンディで、見た目ブラジリアンの親切なオーナーさんに
いろいろ質問をしてきました。

こちらでは
コーヒーゼリー、コーヒー、アイスコーヒー
ココアを飲みました。

しかし何より驚いたのはコーヒーの葉のお茶が
飲めたこと。

サスガ珈琲農園!
新鮮な柔かい葉がいっぱいあるからこそ
成せる技。
味はとってもクリアで爽やかなハーブティーのよう。

それに加え
ストロングコーヒーをご馳走になり
コーヒーの木までプレゼントしていただきました。

客席の脇においてあった雑誌を
開くと、青梅で仲良くさせていただいている
銅版作家さんの取材が大きく載っていて
笑ってしまう。
こんな沖縄の山ん中で青梅の人の顔を見るなんて(苦笑)。

農園では使っている皮むき機、発酵槽、カフェ、遠赤焙煎機まで
なんとすべて自作!! 頭が下がります。

珈琲豆の収穫は12~3月。
手づみで行うそうです。

6年ものから結実し収穫に耐えうる実が出来ます。

はじめて珈琲の実を食べさせていただきました。

ほんのり甘く青臭いけど、味わいはさくらんぼのソレにとても近い。
コーヒーチェリーと呼ばれるのも納得です。


山の斜面に作られた農園も見せてもらいました。

雨が降っていたせいもあり農園に入ると
地面からもぁっと、肥えた土の香りが鼻腔をくすぐる。

間隔を開けて植樹された木は、台風に備え添え木され
遮光カーテンが農園を覆っていました。

手厚いですネ。

蚊も多いですネ。


珈琲の木の実は、まだほとんどが青いものでしたが
中には色づいているものもチラホラあるようです。

赤い実もあれば黄色い実もあるので
アマレーロと混種で栽培してるのかな?


最後には

「なんでも気長にやりなさい。」

と、有り難いお言葉をいただきました。

帰りはバスがあまりにも無いため
ご親切にも娘さんに、宿まで車で
送っていただいてしまいました。


どこまでも優しい人たち。



気負いなく、しかし芯をもって 大地に根をはっている。

そんな、木のような人に出会えた一日でした。


ぜんぜん、親しくも無いですし

雲の上の方だから

まともに口を聞いたことすらも

ないのですが


私が、衝撃をうけた焙煎職人

吉祥寺「もか」の標交紀氏が

昨年末、永眠されました。


まったくただのイチ客としてしか
接する機会は無かったのですが

標氏の珈琲豆に出会わなかったら
焙煎の重要性の一端を知ることは
無かったでしょう。

それくらいあの方の焙煎する豆は
私にとって不思議に満ちていました。


ホント師弟でもなんでもないんですけどネ、

全身全霊、珈琲に尽くされた標氏に

この場を借りて

「有難うございました。」

と、言いたかったのです。




筆不精なものでなんと一年もブログを放置
してしまいました(苦笑)。


想いのたけや、書きたいことは
たくさんあるのに

いざ、筆をとると、
喉に物がつかえたみたいに
書けなくなることって

ありませんか?

小生、己にプレッシャーをかけるのが得意なもので・・・・。
ついつい、書けなくなる、が溜まって物事が滞るのです。

この一年たくさんの

よいことも

よくないことも

ありました。

人間、そうそう順風満帆にはいかないもんですネ。



日本で開かれた世界バリスタチャンピオンシップを観にいったり

六ヶ所村の映画上映会を知り合いと
企画して200人を超える人たちに
観に来てもらったり

お店のサッシのドアと窓を
わざわざ地元の古い材に代えてみたり

ひと月お休みをいただいて沖縄と那須にコーヒーの旅に出たり


望ましくない事情でお店が3ヶ月くらい開店休業状態におちいったり


暖かい常連さんたちに支えられて復活を遂げたりと


そのほかにも

志しを共とするお店と知り合えたり

素晴らしい出版物に掲載していただいたり

多くの新たな出逢いにめぐまれました。



どれもが刺激的で、初めてのことだらけで
辛いこともあったけど楽しいことも多い一年でした。

新しく何かを一から始めることは
それだけで大航海なのです。


これからも

予定どおり、とはいかない道のりでしょうけど

だからこそ、やりがいもあるってもんです。

どこで何をしていようとも

珈琲と共にあれ。


写真は今年も咲いた「ホテイソウ」


6月のある日曜日

阿里山CAFEへ。


知らずにココの商品を買っていたり
お客さん達にも、「絶対行ったほうがいいですよ~」っと
オススメされたりしてたけど
けっこう遠くて行けなかった

「アリサンカフェ」へ常連さんに連れてってもらいました。

埼玉の巾着田って田舎にあるんですけどネ。

かわいいペンションみたいなお店には
オーガニックの野菜や輸入缶詰なんかが
売られてたり
もちろんカフェすることもできるんですけど

この日はイベントで
出店が出てて試食会みたいな感じでした。

ベジタリアンのお店だから
みんな菜食モノばかりでしたけど
意外と肉無しカレーや、
大豆の肉もどきをはさんだ
オニギリなんかが美味しいので
ビツクリ。

川沿いのお庭には手作りの木のブランコベンチなんかが
あったりして
いい風が抜けるんです。
抜群の環境
ウラヤマシイー!!

ゆる~くライブなんかもしてました。

なにより驚いたのは
湧いて出たような人の多さ。
いくらイベントといってもこの不便な田舎。

なのに同じような系統の人ばかりが
ウジャウジャいるんです。
まぁ、私もその中の一人ではありますが(笑)。

しかも日本人でもそうは行かないような田舎に
なんという白人の多さ!!

ベジの世界的総本山なのでしょうか?
ココがどこなのか一瞬わからなくなります。
この集客力は、またまた羨ましいですねぇ~。

なんて田舎モンみたいにキョロキョロしてたら
ウチに来てくれたお客さんにも遭遇しました(笑)。
同じ感性を持った人は行く所もかぶるものです。

あんまりオニギリが美味しかったので
少し野菜料理にも
興味が湧き

ベジの料理本を買いました。

そっと挟んであったパンフレットを
お家で見たら

サイババが載ってました。

サスガに爆笑しました。
(崇めてる方ゴメンナサイ)

久しぶりにボンバーヘッドを見ました。

サイババってベジタリアンの神なんですかね?


世界平和と環境系には宗教がつきものですが

とりあえず無宗教の私は

身体に悪そうな
コレステロールを
よく採りますし、

スーパーのレジ袋も時々もらいます。

基本ペーパードリップコーヒーなので
紙捨てます。


だから


ときどき


美味しく、楽しく、健康で

ちょっぴり贅沢(高い安いでは無く)なものが

味わえれば


それで幸せ。

それが幸せ。



何事も

無理のない

自分らしい


エコライフを。


写真はペーパードリップ中の
新ブレンド、「アズーロ」。

ジャカランダ、インタグを
軸にしたブレンドです。

36gで100cc。

ペーパードリップ。

決してエコぢゃ無い
有機栽培豆ブレンドコーヒー(笑)


リトルコトルコ

リトル?トルコ?

リト ルコ

リトルコ。



じゅもんのよーな、そのおみせ

じゅーじょーってゆー

じゅーたくと、しょーてんの

はざまに

はさまってんだよ~♪


5がつのある晴れた日

最近イカシテル店がブイブイ乱立中の

ヒガシトーキョーにある

こぢんまりとステキなギャラリーへ

行ってきました。


ある日、突然カワイイ声のオーナーさんから
オデンワいただいたから、

私も突然行ってみました。
別に声がカワイカッタからぢゃないですヨッ。


シタマチのせまいショーテンガイを
懐かしさを嗅ぎわけながら
ずぃと進めば

確実に異質な感じで、でも主張せず



そこにある。



って感じのフシギなお店「リトルコ」さんに辿りつきます。

ベニア打ちっぱなしって新しい考えネッ。
ギャラリーなのに白壁じゃないあたりが
とっても個性的。
作家でもあるオーナーさんの個性的な髪型と
個性的なメガネとがベストマッチング。
BGMもクラムボンだったりなんかして
好感がもてます。

おいしいアイスコーヒーをいただき

ベビーカー押す、きんじょのおくさまや
はしりまわる、がきんちょや
腰のまがった、ちっちゃかわいいシワシワばーちゃんを
開け放たれたドア越しの風景に

しばしオハナシ。

下町のコテコテの商店街とかってまったくミスマッチな
場所を選んで
共存しながらオモシロイことを開拓していこうと
ゆー、とっても共感できる考えをお持ちのオーナーさん。
いいセンスです。

でも、ココは絶対すごくハヤります!根拠はまったく無いけど。


そんな気がします。


ふたりで、似た者同士「ガンバローネ!!」

みたいな話しで一体感。

ゆうきとげんきとのんきをもらった私は


きぼうをムネに


夕陽をうけてキラキラ光る商店の

赤や青の屋根を見上げて

テクテク歩いて帰ったのでした。

あっ!!お店の名前の由来、聞くの忘れたなぁ、ま、いっか♪

とムネの奥、ヒトリゴトをかましながら。


ナカマが増えた、そんな気分。


リトルコ。



近頃、ヒガシ東京が熱い。



ウチはゆるい田舎で

ユルイ珈琲屋をしているのです。

自称「ユルイズム」。



でも、もっとユルユルの珈琲屋に、最近癒されにいくのが

お気に入り。

巣鴨のすぐそば、千石の駅を降りて徒歩3秒のビルの一階

そこが私の癒されどころ


「八百コーヒー店」さん



ドアを開けて
店内にイッポ踏み込めばユルイ時間が流れ出します。

若いオーナーさんお二人もゆるい笑顔で、心の壁がない感じです。

強制的ではない雰囲気で
集うお客さんも思い思いの時間を過ごしています。

通り沿いの全面ガラスからは
心地よい陽射しが暖かく店内を包み込みます。

他のどこにもない個性的なユルさを醸し出した
手作り感いっぱいのインテリア。

席数は多くはないけど、
お客さんが「どの席に座ろうかな?」と楽しくなるような
イスたち。

そして、珈琲店だけあって
珈琲もおいしいのです。

「中川ワニ珈琲」さんはじめ個性的な焙煎屋さんの
コーヒーをその時々でチョイスしているあたりも
サスガです。

サイフォンだてですが
抽出が巧く、サイフォンにありがちなエグミを拾わず
くぐもった風のないクリアな味わいも
サスガです。

何より、割れた通り沿いのガラスを

カラフルマスキングテープでバッテンに

補修してあるところが

サスガです。


この下町に、この異空間。


ゆるいけど、決してだらしなくは無い。


一本スジを通して、考え抜かれた上での遊び感

必要以上にお客に干渉しない「ご勝手にどーぞ」スタイル


このユルサこそが心地よい



ユルイズム。


顔バレしていないので最高にボケッと過ごせる私自身も


ユルイズム。




しかし、いいなぁ~、東東京は最近大注目エリアだから
面白いお店が集い始めている。
八百コーヒーさんも大ブレイク必至だし。
下町が好きで物件を探したこともあったけど結局田舎を選んだウチ。
西東京に幸あれ!!・・・ってここは西多摩か。

写真は全然関係ないウチのカウンターです。
八百さんではありませんヨッ♪


5月2・3日、青梅大祭。

そりゃあもう、4月から5月にかけて

ありえない位お休みしてお祭りの準備やら
参加やらさせていただきました。

なんてったってこの町は一年がこの祭りのため
に動いている町なのです。

商売としてはまったくの激的マイナスでしたが(苦笑)

この町が好きで、この町で商売させていただき、この町で生きる、
と決めたからには、苦手でも地域の一大行事に参加して地元住民と交流を深め
文化を知る、とゆー方が私自身にとってプラスだろうと判断したからなのです。

お客様から後日「行ったけどお休みだった」と随分苦情をいただき
誠にスミマセンでしたっ!!!

でも、人生の中でこんな経験、したくても出来ることじゃないですから
参加しなきゃ損でしょっ?

私の属する上町は、ヤマトタケルのミコトが人形として祀られています。
昔は小屋ほどもある山車の上に乗せていたそうですが
電線などが出来たため人形場に安置されるようになったそうです。
人形は旧青梅宿5町内だけにあり、それぞれが人形場に安置されています。

上町の半纏には背中に大きく「武尊」と入っていてブソンって何だろ?
と思っていたらタケルのミコトということらしいのです。
なんかそう聞くと背中が誇らしく感じられました。

昔、木場から伝わったという「木遣り」という
材木を運ぶ時の唄が、何故か節目節目に歌われて祭りは進行します。
唄の練習にも出ましたが、いまだにサッパリ意味がわかりません。

上町の山車は3輪で、古いタイプのものらしいです。
他の森下町なんかの山車は立派な4輪で
車体の上半分だけがベアリングでクルッと回転し方向転換できるという
優れものです。「神田江戸400年」とかいうお祭りにも出張したことのある
由緒正しき山車だそうです。
とにかく上町の山車は方向転換のたびに人力で押したり引いたりするので
舵きり役の人は神経を使うし、押す人は非常に疲れます。

上町は人が少ないので、山車に乗って仮面をつけて踊ったりタイコを叩いたりする
囃子連という人たちを他の町、畑中というところから呼んでいます。

声が枯れるほどの意気込みで気合の入ったお囃子の若い衆を見ていると
なおのこと、この町の文化がお祭りで成り立っているんだなぁ~と
強く認識しました。
「あぁ、なんと自分のお店がこの町の文化にそぐわないことか」と
妙に自信をなくす私なのでした(苦笑)。

祭りのクライマックスはなんとウチのまん前。
各町の山車が集結し祭囃子でケンカが始まります。
相手の町のお囃子のリズムにつられた方が負けとなり
次の山車と入れ替わるシステムですが
今はタイムスケジュールがきっちり組まれ形式化されているようです。

山車に付きながら自分の家を見ると
観光客に無残に踏み荒らされゴミが投げ捨てられた庭と
室外機に登るカメラ野郎の姿が・・・・(泣)。
踏んだり蹴ったりとはこのことなりネ。
来年は山車じゃなく家に付いて居た方がイイナと決心するのでした。

最後に私の町は青梅坂という坂を
山車を押して上がります。

非常に重い、そして苦しく危険であります。
何か意図があるのだろうと思い
精一杯の力で山車を押します。
「まだまだっ!!」という掛け声で
動かなくなる限界まで山車を上げます。

つ・辛い!!

「よぉし!!」という声で
やっと山車を降ろし拍手と達成感の笑みを浮かべる人たち。

「これは何の意味があるのですか?ハァハァ」と
ヘトヘトで聞いてみると
「全然っ。ないよっ。」

「・・・・へっ?・・・・」

・・・・祭りはよくわかりません。
が、そういうものなんでしょうねぇ祭とは。

なんとなくあとで他の人にも聞いてみると
昔は上がってた別の坂を上がらなくなったためと
一応上町の上の方まで山車を押すという意味と
あとは、ただの限界に挑戦ということらしいのですが
定かではありません。

非常に貴重な経験と土地の文化を学んだ2日間でしたが

私がその後2日間は筋肉痛になったことは
言うまでもありません(笑)。

写真はまったく祭りとは関係ない焙煎の様子。
随分お店を開けたため、凄い量の煎り直しを
したのでした。


4月末

染色家と動物写真家の常連さんを連れて

お世話になっている東青梅のパン屋「グート」さんの
お父さんのご紹介で

青梅を流れる霞川の調査を行っている
団体のイベント

「霞川くらしの楽校-野草てんぷらの会-」へ参加させていただきました。

と言うのも、「ねじまき雲」で近々野山歩きを企画しているので
中心となってくれる常連さんとモデルケースを見させていただきに行ったのでした。

まぁ

「山があるんだから美味しい恩恵にあずからない手はない。でも何が食べれるものか
何が生えてるのかわからない・・・・」

と単に食い意地の張った貧乏人が考える程度のものが発端ではあったのですが
常連さんのおかげで、染めたり、地元の動物を観察したり、と
大きく活動の幅が広がりそうなのです。

野草てんぷらの会はなんと小学生が30人ほども参加していました。
企画者サイドも驚くほどの人数です。

地元の小学校と連携した、こういった野山散策は
子供たちにとって、とても大きな授業の場だと思います。

こんな豊かな食育ができる青梅はやはりステキです。

荒川の支流霞川をたどりながら塩船観音の付近の雑木林へ。
道々で野草を摘んで市民センターでてんぷらをしました。

採れた野草は、

雪ノ下、ぜんまい、たんぽぽ、ニラ、ヨモギなどなど。

とにかく野草はてんぷらが一番なようで
グートさんのパンに乗せて食べてもとても美味しいのです。

しかし意外と採れる種類が少なかったのは少し残念でした。
お店でやる時は、もっとリサーチが必要かもしれませんねぇ。

とにかく子供たちは山の幸に大満足のご様子で
素直な笑顔はキラキラしていました。
雪ノ下が人気だったようですねぇ。


日々、青さを増し、深緑に向かう永山丘陵を望む毎朝。

その、空気と、水と、木と、太陽が

サンサンと輝きつづけますように。


写真は青梅の沢によく生えてるクレソン。
炒めて食べるとなかなかです。



アースデーにてのヒトコマ。


アースデー日記その弐


おもしろい出逢いがありました。


ウォーク9のブースの設営の時
やたらと私の着ているオールドパタゴニアに
食いついてくる方がいたので
なんだろっ?と思ったら昔パタゴニアに勤めていた人で
しかも青梅の近くに住んでて
もうすぐ今の会社が河辺に移転する人だったのです。

世間って狭い・・・・まさか原宿でこんなローカルな方に
お会いできるとは。

しかもしばらくして来た同僚さんは
「ねじまき雲」のことを知っていたのです!
なんとも嬉しいですなぁ~。

その会社もどうやらエコな燃料や森や環境について取り組んでいる
会社のようなのです。
出逢いとはどんどん世界を広げてくれるものですねぇ。

こんなふーに、いろんな人と出会えました。


ウォーク9の主催者、正木高志さん。

なんだか、ふらぁ~っと、漂うような人だけど
しっかりオーラが出てるんですよね。
求心力のある人って違いますね~。
ケッコウご本人は思い詰めた感のない
テキトーな方なのがまたいい。


「暗い話題ばっかりだとサ、嫌んなっちゃうからネ。
楽しくいこうヨ。歌でも歌いながらサ。
でも、みんながサ、
ひとりひとりが自分にできることをやれば
世界は、必ず、変えられるんだよネ。」


みたいに自由に生きながらも
押さえるとこは押さえたお話しは
自然体で自然と交わり人と交わってきた正木さん
ならではのものでした。

だから意図しないでも
周りに人が集まってくるんでしょうね~。

同じブースにいた「9LOVE(クラブ)」の藤井さん。

アーティストであり平和を愛する彼も
やはり9条関連のイベントをしているのです。

アートの視点で
かっこよく、面白く、楽しみながら輪を広げる。
そんなことを話す彼のニヒルな笑顔は
とっても輝いていました。

そしてメンバーたちも光っていました。
彼らのステージを観て、訳もなくグッと
熱いものが込み上げてきました。

楽しんで自分達の思うことを形にして
日々を生きるとゆーことは

世間からみれば、理想を語る甘ちゃんで、
なんの保障もなく危うい存在にしか見えないかもしれませんが

それが、生きる本質で、

それだけで

素晴らしいことなんです。

是非、9LOVEの方々はこれからもそう有り続けてほしいものです。

そのほか
田中優さんの衝撃的なエネルギー消費のお話しや

海外で植林を終えて駆けつけた
「チーム55」のテンツクマンさんと
「ウィンドファーム」の中村隆市さんの
とにかくガムシャラに熱い木を植えるお話し

中村さんとは握手させていただきましたが
厚いんですよねぇ手が。

この岩のようにしっかりとした指で
大地を、森を、何十年も支えてきたんでしょうね~。
やっぱり想うことを成してきた人たちは
経験がにじみ出るんですよね、

手や、顔や、足あとに。

でもネ、ちっぽけな私にできることは

珈琲を煎ることなんです。
珈琲を淹れることなんです。

それが楽しくて

それが私の生きるとゆーことなんです。

メガマックも食べるし、珈琲煎ってガスはバンバン使うし
こんな私は、まったくもって真の環境系ではないのですが

この出逢えた人たちのよーに

自分のやってきたことが
手に現れるくらい

珈琲を

愛していきたいものです。



4月某日

二日つづけてアースデー(代々木公園)へ行ってきました。

お店を休んで、勝手にボランティア。

最近勝手にお店休むから常連さんにも見放されてんだろーなぁ~・・・・
ゴメンナサイ。

でも、
まぁ、
いっか。


我が進む上に我が道は出来る。
他人に媚びるなかれ。共に歩んでくれる人こそ
我が宝。

なんてエゴですね(汗)やっぱりお客様は神様なんですよね。
でも休まなきゃいけないときは休みますけどねっ。

アースデーは「ウォークナイン(Walk9)」のブースをお手伝いに行ってきました。
ウォーク9とは松江の出雲神社を出発し
夏至に青森の六ヶ所村に、不特定多数の人たちが
木を植えながら歩いて到着するという
壮大なプロジェクトです。

平和と六ヶ所村核再処理工場の停止を訴える9条イベントなのです。

私自身、青梅9条の会のメンバーなので
9条つながりで知り合った方のお手伝いにアースデーへ行ってきたのでした。

加藤登紀子さんがブースに来てくれたり
(亡くなった祖母にそっくりなんですよね~、なんか切なくなりました)
吉本多香美さんとお話しできたり
(なんかイメージとまったく違ってソウルフルでワイルドで
すっごく大きなパワーを感じさせてくれる方でした)
とまぁ、柄にも無くミーハーな体験も出来て面白かったかな。

しかし、山の青梅から、わざわざ排ガスまみれの都心の公園で
長蛇の列にならんでオーガニックの食べ物を買ったり
コンクリートジャングルに森や環境のお話しを
聞きに行ってるのは何やら滑稽だなぁと
感じました。
ブースにいる人は山の人たちでも
お客さんは案外お近くの方々が多いのです。

こーゆーイベントこそ奥多摩とかでやってほしいもんです。
でも、人集まりませんねキット。

意外とこういう具合に、実益や集客を考えると
自然に囲まれたところで
町や村作りや、なんらかの危機と直面して暮らしている人相手や
その周辺の地元住民を目覚めさせたり
都心の人に住んでもらったりのイベントではなく
山や平和は好きだけど
実は自然に根ざしていない都心のロハス志向の方相手の
商売イベントになってしまうところがあるのでしょうねぇ。

元来はスポンサーなんか付けず
自然発生的にボランティアな人たちが魂のこもったハートで
寄り集まって「皆でやろーゼッ!!」って行われるべきものが
「アースデー」のような気がしますが
それじゃキレイ事なだけで大きく広がりませんもんネ(苦笑)。

なかなか広げなければいけない巨大なコトを運営するということは
大変だなぁと感じました。
この「アースデー」は無くしてはならないイベントです。

・・・・でも、普段あんまり人ゴミのない所にいるので
同じ系統の人たちであっても
こんなに集まってると目がチカチカして
人疲れしてしまいました。

やっぱり、青梅、いいなぁ~と再確認いたしました。


くりたかよ個展Subtleより


くりたかよ個展Subtleより
<< 前のページ 次のページ >>
c a l e n d a r
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
p r o f i l e
HN:
ネジ
HP:
性別:
非公開
職業:
自家焙煎珈琲店
趣味:
写真・自転車
自己紹介:
ブログ内検索
c o u n t
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]