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COFFEE & GALLERY SALON " you " COFFEE ROASTER " in " 自家焙煎珈琲店 国分寺(陽)&青梅(陰) Since 2006
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おやっ?貝かな?と思ったら
巨大アフリカマイマイでした。

本島北部には踏み潰すくらい沢山の
コイツがはびこっています。

病気を媒介するそうで、怖ろしいですネ。
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シーサー

沖縄にはユニークなシーサーが
いっぱい。
守り神の顔はひとつじゃないんですネ。



11月某日、沖縄本島北部のAM8:00

この日は朝、「島ぞうり」さんの珈琲農園に
連れて行っていただきました。

かなり急斜面の細いドロドロ山道を
車で上るとマンゴーやドラゴンフルーツの畑の
上に珈琲農園がありました。

ヒロコーヒーファームさんと違い
遮光ネットや添え木が無い分
密植型の植樹で台風対策を図っているご様子。

実が黄色のものを中心に栽培なさっているようで
植える位置によって生育にバラつきが見られます。
しかし、環境がいいのか木自体はとても元気そうに
枝葉を伸ばしています。

収穫は12~3月、2月が最盛で
一番寒い時期だそうです。

農園は、ほぼ自然の状態で十分育つそうで
大きなクモなど虫たちもいっぱいいました。

収穫カゴを持って収穫を手伝わせていただくことも
出来、感無量。

背丈より高いくらいに密集し、湿り気を帯びたコーヒーノキに
体を擦り付けながら実をもぎ、カゴへいれる作業。

ちょっと実をパクつかせてもらいましたが
赤い実より黄色の実のほうが甘い気がしました。


珈琲農園はご主人が管理し、現在の農園の隣の土地にも
新しい珈琲畑を作っているとのこと。

その夜
「この山の珈琲農園が完成したら、上に小屋を作ってサ
星空を見上げながら若者達と珈琲を飲むのが夢なんだ。」
と嬉しそうに齢60を超えたおじさんは目を細めていました。
赤ら顔のその手には、やっぱり

オリオンビール。


11月某日沖縄本島北部


泊まりは「島ぞうり」さんへ。


こちらの宿は壁面に可愛いイラストが各棟に描いてあり
なんともアーティスティック。

やはりこちらの内装も
ご主人が手作りされていて
素敵な感じに仕上がっています。

沖縄の人って
なんでも手作りしちゃうんですネ。

ご主人は、絵に描いたように沖縄の食卓っぽく
オリオンビールを片手に

「お金がないことはイイことサ。
なんでも自分で考え作るからぬくもりがでるヨ。」

と、楽しそうにお話してくれました。

なんとこちらでは珈琲農園もあり、
旅の事情を話すと特別にコーヒーをご馳走していただきました。

珈琲は奥様が土鍋で焙煎。
もちろん独学。

「あまり今年のは出来が良くないのヨ。」
と言いながら出てきた珈琲は

非常に甘く、浅煎りのブルーマウンテンに似た
柔かい良酸を湛えた、まろやかな味わい。

「こ、これで出来が悪いんですかぁ・・・・」
出来がイイ時はどんだけ美味いんだろう?と
少し脅威を感じてしまう。

おそらく豆が良質なこともさることながら
奥様の独学焙煎の感性が功を奏しているのでしょう。

蓋付きの土鍋で焙煎することで
遠赤外線効果を発揮しているようで、
焙煎手順をお聞きすると
全てが的を得ているものでした。

知識やウンチクも時には大切ですが、
やはり一から作物を育てて、
愛情をもって調理すると
プロも素人も関係なく
感性で美味しいものが出来ちゃうんですネ。

「珈琲も畑も民宿も大変だけど
好きだから出来るのヨ。」
と、微笑みながらおっしゃる奥様の珈琲には、
肩の力が抜けながらも、説得力のある
甘い後味が、ずっと心地よく口の中に残っておりました。

夕食は

おじいちゃんと息子さんが釣ってくれた
地元の魚を揚げたもの

モズク汁

酢の物

パパイヤの煮付け

ウムニー(芋を蒸して砂糖とバターで味付けした甘いお菓子)

泡盛


明日は珈琲農園に連れて行っていただけることになりました。


ヒロさんの発酵槽

もちろん自作ですネ。


ヒロさんのパーチメント除去機

これも自作だそうです。


ヒロさんのパーチメント

収穫後の乾燥中。


ヒロさんのアイスコーヒー

11月といえども暑い沖縄に最適。


ヒロさんのコーヒー

緑の見えるコテージのようなテラスで。



時間をさか戻り

去年の11・6から沖縄紀行を

記します。



旅の大きな目的

それは

珈琲の栽培を日本でやっている方の
お話しを聞く ということ。



ヒロコーヒーファームさんへ。


沖縄本島北部の山奥で


15年も前から農園を続けている
集大成を拝見させていただきました。

一日に数本しかないバスに乗り継いで
くねった山道の頂上あたりで降りると
何も無い道沿いにポッカリ
手書きで「HIRO COFFEE FARM」
とアメリカンな看板が姿を現します。

ココが日本だということを思わず忘れるたたずまい。

60歳を超えているけど
とってもダンディで、見た目ブラジリアンの親切なオーナーさんに
いろいろ質問をしてきました。

こちらでは
コーヒーゼリー、コーヒー、アイスコーヒー
ココアを飲みました。

しかし何より驚いたのはコーヒーの葉のお茶が
飲めたこと。

サスガ珈琲農園!
新鮮な柔かい葉がいっぱいあるからこそ
成せる技。
味はとってもクリアで爽やかなハーブティーのよう。

それに加え
ストロングコーヒーをご馳走になり
コーヒーの木までプレゼントしていただきました。

客席の脇においてあった雑誌を
開くと、青梅で仲良くさせていただいている
銅版作家さんの取材が大きく載っていて
笑ってしまう。
こんな沖縄の山ん中で青梅の人の顔を見るなんて(苦笑)。

農園では使っている皮むき機、発酵槽、カフェ、遠赤焙煎機まで
なんとすべて自作!! 頭が下がります。

珈琲豆の収穫は12~3月。
手づみで行うそうです。

6年ものから結実し収穫に耐えうる実が出来ます。

はじめて珈琲の実を食べさせていただきました。

ほんのり甘く青臭いけど、味わいはさくらんぼのソレにとても近い。
コーヒーチェリーと呼ばれるのも納得です。


山の斜面に作られた農園も見せてもらいました。

雨が降っていたせいもあり農園に入ると
地面からもぁっと、肥えた土の香りが鼻腔をくすぐる。

間隔を開けて植樹された木は、台風に備え添え木され
遮光カーテンが農園を覆っていました。

手厚いですネ。

蚊も多いですネ。


珈琲の木の実は、まだほとんどが青いものでしたが
中には色づいているものもチラホラあるようです。

赤い実もあれば黄色い実もあるので
アマレーロと混種で栽培してるのかな?


最後には

「なんでも気長にやりなさい。」

と、有り難いお言葉をいただきました。

帰りはバスがあまりにも無いため
ご親切にも娘さんに、宿まで車で
送っていただいてしまいました。


どこまでも優しい人たち。



気負いなく、しかし芯をもって 大地に根をはっている。

そんな、木のような人に出会えた一日でした。


5月2・3日、青梅大祭。

そりゃあもう、4月から5月にかけて

ありえない位お休みしてお祭りの準備やら
参加やらさせていただきました。

なんてったってこの町は一年がこの祭りのため
に動いている町なのです。

商売としてはまったくの激的マイナスでしたが(苦笑)

この町が好きで、この町で商売させていただき、この町で生きる、
と決めたからには、苦手でも地域の一大行事に参加して地元住民と交流を深め
文化を知る、とゆー方が私自身にとってプラスだろうと判断したからなのです。

お客様から後日「行ったけどお休みだった」と随分苦情をいただき
誠にスミマセンでしたっ!!!

でも、人生の中でこんな経験、したくても出来ることじゃないですから
参加しなきゃ損でしょっ?

私の属する上町は、ヤマトタケルのミコトが人形として祀られています。
昔は小屋ほどもある山車の上に乗せていたそうですが
電線などが出来たため人形場に安置されるようになったそうです。
人形は旧青梅宿5町内だけにあり、それぞれが人形場に安置されています。

上町の半纏には背中に大きく「武尊」と入っていてブソンって何だろ?
と思っていたらタケルのミコトということらしいのです。
なんかそう聞くと背中が誇らしく感じられました。

昔、木場から伝わったという「木遣り」という
材木を運ぶ時の唄が、何故か節目節目に歌われて祭りは進行します。
唄の練習にも出ましたが、いまだにサッパリ意味がわかりません。

上町の山車は3輪で、古いタイプのものらしいです。
他の森下町なんかの山車は立派な4輪で
車体の上半分だけがベアリングでクルッと回転し方向転換できるという
優れものです。「神田江戸400年」とかいうお祭りにも出張したことのある
由緒正しき山車だそうです。
とにかく上町の山車は方向転換のたびに人力で押したり引いたりするので
舵きり役の人は神経を使うし、押す人は非常に疲れます。

上町は人が少ないので、山車に乗って仮面をつけて踊ったりタイコを叩いたりする
囃子連という人たちを他の町、畑中というところから呼んでいます。

声が枯れるほどの意気込みで気合の入ったお囃子の若い衆を見ていると
なおのこと、この町の文化がお祭りで成り立っているんだなぁ~と
強く認識しました。
「あぁ、なんと自分のお店がこの町の文化にそぐわないことか」と
妙に自信をなくす私なのでした(苦笑)。

祭りのクライマックスはなんとウチのまん前。
各町の山車が集結し祭囃子でケンカが始まります。
相手の町のお囃子のリズムにつられた方が負けとなり
次の山車と入れ替わるシステムですが
今はタイムスケジュールがきっちり組まれ形式化されているようです。

山車に付きながら自分の家を見ると
観光客に無残に踏み荒らされゴミが投げ捨てられた庭と
室外機に登るカメラ野郎の姿が・・・・(泣)。
踏んだり蹴ったりとはこのことなりネ。
来年は山車じゃなく家に付いて居た方がイイナと決心するのでした。

最後に私の町は青梅坂という坂を
山車を押して上がります。

非常に重い、そして苦しく危険であります。
何か意図があるのだろうと思い
精一杯の力で山車を押します。
「まだまだっ!!」という掛け声で
動かなくなる限界まで山車を上げます。

つ・辛い!!

「よぉし!!」という声で
やっと山車を降ろし拍手と達成感の笑みを浮かべる人たち。

「これは何の意味があるのですか?ハァハァ」と
ヘトヘトで聞いてみると
「全然っ。ないよっ。」

「・・・・へっ?・・・・」

・・・・祭りはよくわかりません。
が、そういうものなんでしょうねぇ祭とは。

なんとなくあとで他の人にも聞いてみると
昔は上がってた別の坂を上がらなくなったためと
一応上町の上の方まで山車を押すという意味と
あとは、ただの限界に挑戦ということらしいのですが
定かではありません。

非常に貴重な経験と土地の文化を学んだ2日間でしたが

私がその後2日間は筋肉痛になったことは
言うまでもありません(笑)。

写真はまったく祭りとは関係ない焙煎の様子。
随分お店を開けたため、凄い量の煎り直しを
したのでした。


4月末

染色家と動物写真家の常連さんを連れて

お世話になっている東青梅のパン屋「グート」さんの
お父さんのご紹介で

青梅を流れる霞川の調査を行っている
団体のイベント

「霞川くらしの楽校-野草てんぷらの会-」へ参加させていただきました。

と言うのも、「ねじまき雲」で近々野山歩きを企画しているので
中心となってくれる常連さんとモデルケースを見させていただきに行ったのでした。

まぁ

「山があるんだから美味しい恩恵にあずからない手はない。でも何が食べれるものか
何が生えてるのかわからない・・・・」

と単に食い意地の張った貧乏人が考える程度のものが発端ではあったのですが
常連さんのおかげで、染めたり、地元の動物を観察したり、と
大きく活動の幅が広がりそうなのです。

野草てんぷらの会はなんと小学生が30人ほども参加していました。
企画者サイドも驚くほどの人数です。

地元の小学校と連携した、こういった野山散策は
子供たちにとって、とても大きな授業の場だと思います。

こんな豊かな食育ができる青梅はやはりステキです。

荒川の支流霞川をたどりながら塩船観音の付近の雑木林へ。
道々で野草を摘んで市民センターでてんぷらをしました。

採れた野草は、

雪ノ下、ぜんまい、たんぽぽ、ニラ、ヨモギなどなど。

とにかく野草はてんぷらが一番なようで
グートさんのパンに乗せて食べてもとても美味しいのです。

しかし意外と採れる種類が少なかったのは少し残念でした。
お店でやる時は、もっとリサーチが必要かもしれませんねぇ。

とにかく子供たちは山の幸に大満足のご様子で
素直な笑顔はキラキラしていました。
雪ノ下が人気だったようですねぇ。


日々、青さを増し、深緑に向かう永山丘陵を望む毎朝。

その、空気と、水と、木と、太陽が

サンサンと輝きつづけますように。


写真は青梅の沢によく生えてるクレソン。
炒めて食べるとなかなかです。



アースデーにてのヒトコマ。


アースデー日記その弐


おもしろい出逢いがありました。


ウォーク9のブースの設営の時
やたらと私の着ているオールドパタゴニアに
食いついてくる方がいたので
なんだろっ?と思ったら昔パタゴニアに勤めていた人で
しかも青梅の近くに住んでて
もうすぐ今の会社が河辺に移転する人だったのです。

世間って狭い・・・・まさか原宿でこんなローカルな方に
お会いできるとは。

しかもしばらくして来た同僚さんは
「ねじまき雲」のことを知っていたのです!
なんとも嬉しいですなぁ~。

その会社もどうやらエコな燃料や森や環境について取り組んでいる
会社のようなのです。
出逢いとはどんどん世界を広げてくれるものですねぇ。

こんなふーに、いろんな人と出会えました。


ウォーク9の主催者、正木高志さん。

なんだか、ふらぁ~っと、漂うような人だけど
しっかりオーラが出てるんですよね。
求心力のある人って違いますね~。
ケッコウご本人は思い詰めた感のない
テキトーな方なのがまたいい。


「暗い話題ばっかりだとサ、嫌んなっちゃうからネ。
楽しくいこうヨ。歌でも歌いながらサ。
でも、みんながサ、
ひとりひとりが自分にできることをやれば
世界は、必ず、変えられるんだよネ。」


みたいに自由に生きながらも
押さえるとこは押さえたお話しは
自然体で自然と交わり人と交わってきた正木さん
ならではのものでした。

だから意図しないでも
周りに人が集まってくるんでしょうね~。

同じブースにいた「9LOVE(クラブ)」の藤井さん。

アーティストであり平和を愛する彼も
やはり9条関連のイベントをしているのです。

アートの視点で
かっこよく、面白く、楽しみながら輪を広げる。
そんなことを話す彼のニヒルな笑顔は
とっても輝いていました。

そしてメンバーたちも光っていました。
彼らのステージを観て、訳もなくグッと
熱いものが込み上げてきました。

楽しんで自分達の思うことを形にして
日々を生きるとゆーことは

世間からみれば、理想を語る甘ちゃんで、
なんの保障もなく危うい存在にしか見えないかもしれませんが

それが、生きる本質で、

それだけで

素晴らしいことなんです。

是非、9LOVEの方々はこれからもそう有り続けてほしいものです。

そのほか
田中優さんの衝撃的なエネルギー消費のお話しや

海外で植林を終えて駆けつけた
「チーム55」のテンツクマンさんと
「ウィンドファーム」の中村隆市さんの
とにかくガムシャラに熱い木を植えるお話し

中村さんとは握手させていただきましたが
厚いんですよねぇ手が。

この岩のようにしっかりとした指で
大地を、森を、何十年も支えてきたんでしょうね~。
やっぱり想うことを成してきた人たちは
経験がにじみ出るんですよね、

手や、顔や、足あとに。

でもネ、ちっぽけな私にできることは

珈琲を煎ることなんです。
珈琲を淹れることなんです。

それが楽しくて

それが私の生きるとゆーことなんです。

メガマックも食べるし、珈琲煎ってガスはバンバン使うし
こんな私は、まったくもって真の環境系ではないのですが

この出逢えた人たちのよーに

自分のやってきたことが
手に現れるくらい

珈琲を

愛していきたいものです。



4月某日

二日つづけてアースデー(代々木公園)へ行ってきました。

お店を休んで、勝手にボランティア。

最近勝手にお店休むから常連さんにも見放されてんだろーなぁ~・・・・
ゴメンナサイ。

でも、
まぁ、
いっか。


我が進む上に我が道は出来る。
他人に媚びるなかれ。共に歩んでくれる人こそ
我が宝。

なんてエゴですね(汗)やっぱりお客様は神様なんですよね。
でも休まなきゃいけないときは休みますけどねっ。

アースデーは「ウォークナイン(Walk9)」のブースをお手伝いに行ってきました。
ウォーク9とは松江の出雲神社を出発し
夏至に青森の六ヶ所村に、不特定多数の人たちが
木を植えながら歩いて到着するという
壮大なプロジェクトです。

平和と六ヶ所村核再処理工場の停止を訴える9条イベントなのです。

私自身、青梅9条の会のメンバーなので
9条つながりで知り合った方のお手伝いにアースデーへ行ってきたのでした。

加藤登紀子さんがブースに来てくれたり
(亡くなった祖母にそっくりなんですよね~、なんか切なくなりました)
吉本多香美さんとお話しできたり
(なんかイメージとまったく違ってソウルフルでワイルドで
すっごく大きなパワーを感じさせてくれる方でした)
とまぁ、柄にも無くミーハーな体験も出来て面白かったかな。

しかし、山の青梅から、わざわざ排ガスまみれの都心の公園で
長蛇の列にならんでオーガニックの食べ物を買ったり
コンクリートジャングルに森や環境のお話しを
聞きに行ってるのは何やら滑稽だなぁと
感じました。
ブースにいる人は山の人たちでも
お客さんは案外お近くの方々が多いのです。

こーゆーイベントこそ奥多摩とかでやってほしいもんです。
でも、人集まりませんねキット。

意外とこういう具合に、実益や集客を考えると
自然に囲まれたところで
町や村作りや、なんらかの危機と直面して暮らしている人相手や
その周辺の地元住民を目覚めさせたり
都心の人に住んでもらったりのイベントではなく
山や平和は好きだけど
実は自然に根ざしていない都心のロハス志向の方相手の
商売イベントになってしまうところがあるのでしょうねぇ。

元来はスポンサーなんか付けず
自然発生的にボランティアな人たちが魂のこもったハートで
寄り集まって「皆でやろーゼッ!!」って行われるべきものが
「アースデー」のような気がしますが
それじゃキレイ事なだけで大きく広がりませんもんネ(苦笑)。

なかなか広げなければいけない巨大なコトを運営するということは
大変だなぁと感じました。
この「アースデー」は無くしてはならないイベントです。

・・・・でも、普段あんまり人ゴミのない所にいるので
同じ系統の人たちであっても
こんなに集まってると目がチカチカして
人疲れしてしまいました。

やっぱり、青梅、いいなぁ~と再確認いたしました。


私がずっと青梅で来て欲しかった方々が

来てくれました。

8席しかない珈琲屋に

昨日は一気に16人のお客さま。


この地でお店を出すときに思ったこと。

それは、若い女性や、小さなお子さんを持つ世代が
プライベートをくつろげるお店が無いということ。

だからウチはそういう方々の憩いの場所になれればいいなぁ~と
思っていたのです。

でも実際、そういう方々はあまり来てくれませんでした。
やはりこの地ではウチは異色すぎるからなのか・・・・。
それともそういう世代が住んでないのか、興味がないのか
他にお気に入りの場所があるのか、なんなのか。

もうあまりママさん世代のことは気にせず日々を送っていたのですが

昨日、お向かえの市民会館から、ドッと小さなイタズラ天使たちを連れた
ママさんたちが入って来てくれました。

「あの~、16人なんですが大丈夫ですか?子供もいて、うるさくなっちゃうかもしれないですけど・・・・」
ときれいなママさん。

「あのぉウチ時間とってもかかりますよ?それに席も少ないですし・・・・
それでもいいですか???」と私。
(でも、内心はトッテモ嬉しくて是非入ってきて欲しいのです!!)

「それでも構いません。」とママさん。

(やったぁ~!!)と内心。


サスガに一度にこれだけの人数のオーダーをこなすのは
普通のカフェじゃないウチでは相当無理があるのですが
とっても嬉しかったです。

子供は見ているだけで楽しい。
でも作業で手一杯で、見たりオハナシしたりはできなかったから
子供のにぎやかさを耳だけで楽しみました。

今度はいろいろオハナシしてみたいな。

ママさんともイタズラ天使とも。

・・・・とゆーかバタバタしてしまったから
気を遣わせてしまったから

次に来てもらえるかどうかは謎ですが。

良い時間を少しでも味わってもらえていれば

嬉しいナ。


青梅、

少なくとも8人はカフェタイムを楽しみたいと思ってくれる

ママさんがいることが

わかりました。



写真はオリジナルアイリッシュ珈琲「コケストラ」



青梅、だから「梅」。

まちがってないけど、すこし違う。

もともとその名の由来は悲しい平家の、怨みにも似た想いから。
青梅には青いまま落ちる梅があるのです。金剛寺というお寺にある「誓いの梅」。

志しなかばにして果てた将門の想い。

だから、梅がおいしいから名産品になったわけぢゃないんです。

むしろ土壌としては良い梅の実は出来にくいそうです。
青梅の農作物としては生産高5位。

もちろん梅の里「吉野梅郷」はキレイな梅の花が楽しめます。
そうそう、今は紅梅が見ごろです。
例年はもっと開花は遅いのだそうですが
暖かさで少し、早まりそうです。

まだすべての梅の満開は先になりそうですが。

今月末から、梅まつりがはじまります。


ならば、何が美味しい特産物なのでしょうか?

常連さんたちに、聞いた結果



それは「のらぼう」。



「野良坊」とも書くその詳しい由来はわかりません。

ずっと待ち焦がれた「のらぼう」を
やっと先日手にいれました。

生で噛んでみる。

若草の柔らかさからにじみ出る草っぽい苦みと甘さが舌にのる。
きっと生では好き嫌いがありそうです。アクも強そうです。

湯がいてみる。

太い茎も意外と簡単に火がとおる。
スッキリとみずみずしく甘く、少し粘り気を感じるけどクセがまったくなく美味。
一番旨いのはサッと醤油を垂らしてシンプルに。

炒めてみる。

やはり甘く水分がやや多いですが、クセがないのでバターやスパイスと良く合うようです。


日向和田、国産小麦のもっちりパン屋さん「フラワー」のフランスパンと

河辺の「KIVA」で手に入れた有機サラダ菜と有機白かぶ、無農薬トマトに


炒めたのらぼうをのせる。

同じく有機オリーブオイルと有機バジルトマトソースでつくったソースを
合わせ

福生、「大多摩ハム」のベーコンをトッピング。


青梅多摩の特産セットの完成です。


特産品は、おいしく健康。これが一番。


問題は、原価が高い、とゆーことだけですナ。
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